<栗源小学校ブログ>

将来どんな職業をやりたい?【みんなの夢・チャレンジプラン】

「みんなの夢・チャレンジプラン」は、栗源小学校の全児童137名に聞きました。夢は一つでなくてもよいので、2つ、3つと書いた子もいます。子どもたちなりに自分の将来像を答えることができたことは、大変感心しました。

 目標に近づくために必要なこと・今がんばれることについての質問では、やはり学年が上がるにつれ、よりしっかりした考えをもつことができていました。また、人間性を高めることの大切さに触れる子どももいて、嬉しく思いました。一部紹介します。

「思いやりのある人。礼儀正しい人。」「コミュニケーションの力を高める。気さくな人。」「日頃の態度。メンタル力。」「表現力を高める。」「心の広い人。」「人を助けてあげたりどんなことにも挑戦したりする。」「がまんできる人になる。」「人の気持ちがわかるようになる。」「だれかの役に立つ人。」

 夢をもつことは自分を高めようとする大きな原動力になります。小さなことからでも、少しずつでも前に進む気持ちがあれば、それによって得た力が未来の自分のためになります。子どもたちには、明るい未来に向かって大きな夢と目標をもち続けてほしいと願っています。

鮮明なデータは添付にてご確認できます。夢プラン統計(7月資料)名簿.pdf

読書が大好き!にさせたい【朝の読み聞かせ】

学校では、「朝の読書タイム」があり、子どもたちは普段は自分で本を選び、その時間内は静かに読みますが、本校では、1か月に2回の割合で教師による読み聞かせを行っています。その時は担任ではなく、入れ替えて行うため、子どもたちもいつもと違った雰囲気を楽しんでいます。今回の写真も担任の先生ではない読み聞かせの風景です。

本は知識と想像の宝庫であり、読書をすることは間違いなくよいことだと思っています。特に幼少期の本との出会いは、知識の習得だけでなく感性を磨くチャンスとも言えます。

子どもたちには本との出会いから、たくさんのことを吸収してもらいたい。読書は自分の世界を広げる可能性があることを感じ取ってもらいたい。「読書が大好き!」にさせたい。こうした願いをもちながら、これからも読み聞かせを進めていこうと思います。

   

   

星に願いを【令和7年7月7日七夕】

これだけ「7」が続くと何か特別な気がします。今日は七夕。栗源小学校付近はあいにくの曇り空ですが、夜にはきれいな星空がみられるでしょうか。

七夕と言えば願い事ですが、小学校でも昇降口に近い教室前に笹をかざり、子どもたちが自由に願い事を書けるように短冊を置いておきました。「足が速くなりますように」「○○に行けますように」「◇◇に会えますように」など、いろんな願いがあって微笑ましく、同時に夏休みが近づいてきていることを感じさせます。そんな中に「家族みんなが健康で幸せにくらせますように」「世界平和になりますように」「SDGsがうまくいきますように」などという願い事もありました。自分のことだけでなく他のため誰かのために願い事を書けるなんて、本当に素敵なことだと思いました。みんなの願いが叶うといいですね。

ちなみに、今日の給食デザートは「七夕ゼリー」です。大人もみんなこの日は、これを楽しみにしていたのではないでしょうか。今の子どもたちも一緒です。

   

大変な体験をして便利さを実感【6年家庭科】

6年生が家庭科の学習で洗濯実習を行いました。たらいに水と洗剤で、自分の体操服と靴下を手洗いしていました。「暑いから水が冷たくて気持ちいい。」「汚れがよく落ちてる。」と洗濯をしているときも楽しそうでした。一方で「洗って、すすいで、しぼって、干して…。」大変さも感じ取っていました。

そんなに汚れのない衣服で、しかも少量。この時期は寒くもなく、しかも1回だけ。そんなに大変なことではないのですが。この逆の言葉をあてはめてみたらどうでしょう。すごく汚れた衣服が大量に。しかも今日は凍えるような寒さ。これが毎日続くのか…。昔は当たり前だったかもしれませんが。

子どもたちは、いつも家族が洗ってくれるきれいな衣服で過ごせています。ご家庭でも今はほとんど全自動で、あとは干すだけ。(乾燥まで終わるものも。)いまはさほど苦労のない洗濯事情です。だからこそ、大変さを知り、苦労を味わうことでその便利さ豊かさの実感が強くなるのかなと思います。この学習を終えて、子どもたちはきっといつもいろんなことをしてくれる家族に「いつもありがとう」と言ってくれるだろうと期待しています。

   

知ることで自分を守ろう【4・5・6年情報モラル教室】

昨年度もお世話になった講師の先生をお迎えして、情報モラルについて学びました。今回は「インターネットのトラブルを防ごう」という大テーマで、お話をしていただきました。問いかけがひびき、子どもたちは真剣に考えていました。

ネットにアップした写真を見て、「何が危険かな?」という問いに、子どもたちなりに答えを出していました。たった1枚の写真からさまざまな情報がもれてしまうことを知りました。また、「依存」に関して、意識していないところですでに進行していることに触れ、「依存を防ぐためにはマイルールを自分で決める」ことの大切さを学びました。

現在は、SNSの使用は当たり前になっています。少し前までは、「危険だからやらない」という伝え方でしたが、今はもう通用しません。「危険を知ってそれを回避する」ことを知ることが大事だと、改めて感じました。

まだまだ知識も判断も十分ではない子どもです。学校・保護者をはじめ周りの大人たちが、しっかりと見守っていくことが大切です。「使わせない→どう使うか」のマイルールと家族のルールを確立し、より効果的で自分を高めるようなSNSとの向き合い方ができるようになってほしいです。