<栗源小学校ブログ>

自主自律・一致団結の姿に感動!【栗源中学校運動会】

9月14日(日)栗源中学校の運動会が実施されました。1日順延となっての開催でしたが、生徒の気持ちはしっかりと運動会に向かっていたのをさまざまな面で感じました。

それぞれに創意工夫された競技、中学生ならではの力強さや表現力の豊かさ、そして何よりも3年生を中心とした生徒の自主自律と一致団結の精神に、会場は温かい心と感動に包まれていました。小学校の運動会ももちろん、感動的であったり微笑ましかったりしますが、それとは違った、成長した子どもたちのよさ・素晴らしさ・可能性を見ることができました。

学校行事にはそれぞれに目的があります。運動会は特に、経験や学びを多く得る大きな行事です。教育で大切にしている、体験、他者との関わり、自主性、向上心、全力を出す・・・。大切な要素がたくさん学べる行事です。中学生の姿を見て、感動とともに改めてその行事の意義を考えることができました。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

   

地域の思いに感謝【朝の読み聞かせ】

9月11日(木)地域ボランティアとして、「語るべえ」の5名の方が来校し、5・6年生の朝の読み聞かせをしてくださいました。

本校の読み聞かせは、担任ではなく、ローテーションをして毎回別の職員が行っています。今回は学校の先生ではないので、子どもたちもはじめは緊張感がありましたが、徐々に本の世界に入り込んでいく様子でした。

地域の方との交流は、子どもたちにもよい刺激となり、学校としても大変ありがたいことです。今後ともよろしくお願いします。

(写真①番目は地域ボランティアの方の読み聞かせ 写真②③番目は担任以外が行う様子です。)

   

夏休みの作品から思うこと

学校が始まり一週間が経ちました。9月になっても暑い日が続いていますが、子どもたちは学校生活のリズムを取り戻し元気に過ごせています。

夏休み明けといえば「宿題の提出」があります。がんばって取り組みをしたようです。みなさんが子どもの頃とあまり変わりなく、さまざまな課題がありました。全員共通の夏休みのドリルに加え、いくつかの教科的な課題。そして・・・選択式になりますが、定番の読書感想文・作文、習字、絵画・工作、自由研究などを持ってきました。応募対象の作品は送付します。工作や自由研究などは、廊下の棚上に置き、子どもたちが自由に見られるようにしてあります。たくさんの力作に、今も昔も変わりなく、「がんばったんだなぁ。」と感心しました。

最近では、宿題の代行とかYouTubeで全て説明されているとか、ネットの発達で調べるのも画面越しとか、諸課題はあります。時代とともに入り口も途中経過も変わってきますが、めざすゴールは同じです。その過程の中で、いつもとは違った努力や発想があったに違いありません。こういう部分での子どもたちの出した結果を称賛したいと思います。

   

「はきものをそろえる」

ご存じの方も多いかと思いますが、素敵な詩をひとつ紹介します。

 

はきものをそろえる

はきものをそろえると 心もそろう

心がそろうと  はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと はくときに心がみだれない

だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう

 

長野県にある円福寺というお寺の住職を務められた藤本幸邦さんの「はきものをそろえる」という詩です。

昔から「躾」のひとつとして、玄関でくつをそろえるということは言われてきたことです。でも「くつをそろえる」ということがその行為以外にどんな意味があるのか、子どもの頃はあまり考えないかもしれません。

はきものをそろえると心もそろう。そろえておくと心が乱れない。誰かのものもそっとそろえてあげる。・・・他者への優しさや、さらには世の中のために自分ができることをしようとする志をもつことの大切さを教えてくれているような詩だと思います。大切にしたい文化であり、日本のよさを象徴する道徳心だと思います。

子どもたちには、発達段階に応じて、心(内)と行動(外への表出)のつながりについて、しっかりと積み上げていけるような学校教育をめざしたいと考えています。

写真は、高学年のきれいに整ったくつ箱と、低学年が使用するトイレ(まだまだ修行中?)の様子です。(ちなみに、高学年の男子トイレのスリッパは、見事きれいにそろっていました。低学年も近くの子がすぐに整えてくれました。)

   

学校が始まりました!よりよい時間を重ねていきましょう。

44日間の長い夏休みが終わり、学校が始まりました。暑い暑い夏だった令和7年の夏休みに、子どもたちはそれぞれに思い出をつくることができたようです。

1年生が、夏休みに取り組んだ絵や工作など、学級で発表する時間を取っていました。少し恥ずかしそうでしたが、しっかりと発表できていて微笑ましかったです。思わず駆けよって、近くで見ている場面もありました。

学校生活が始まり、少し生活のリズムが変わってきます。変化に対応するのも勉強です。子どもたちなりに自分でできることをがんばり、早寝早起きをがんばり、勉強をがんばり・・・。充実した楽しい毎日を過ごしてほしいと思っています。

   

夏休みにゆっくり本を読む【香取市図書館のおすすめの本】

7月最終日となりましたが、夏休みはまだ1ヶ月もあります。いかがお過ごしですか。

「毎日出かけるわけでもないし、外は暑いからどうしよう・・・」お仕事で忙しくしている大人をちらちら見ながら、ひまでしょうがない小学生の顔が浮かびます。たっぷりある時間をどう使うか。これを考えるのも勉強ですが、せっかくの夏休み、ただ時間を潰すのではなく、「自分の糧になるような、探究するような、長く続けて実りのあるような」時間の使い方をしてほしいと思います。

香取市図書館より、『図書館員のおすすめの本』の紹介資料がありましたので、ぜひ確認してみてください。本は読み始めると、意外に夢中になれるものです。新しい発見や知識との出会いもあります。人生を変えるかも知れません!興味のある1冊から読書を始めてみませんか?

2025夏 としょかんいんのおすすめのほん 小学1,2年生.pdf

2025夏 図書館員のおすすめの本 小学3,4年生.pdf

2025夏 図書館員のおすすめの本 小学5,6年生.pdf

夏の風物詩「セミの声」

今年は6月から暑い日が続き、どこから夏の始まりなのかわかりにくい感じがありましたが、生き物の力はすごいものです。ちゃんと時期を見計らって地面の中からセミたちが出てくることに、最近感動しています。

夏の初めは「ニイニイゼミ」。ぬけがらはよく見かけますが、小さめのセミです。そして夏休みに入るころ一斉に鳴き出すのが「アブラゼミ」。一番メジャーなセミではないでしょうか。それとほぼ同時期に「ミンミンゼミ」。鳴き声はまさに夏の風物詩です。夏休みも後半に入ると「ツクツクボウシ」と「ヒグラシ」。独特の鳴き声がとても素敵です。

また最近では、関東地方でも「クマゼミ」の声を当たり前に聞くようになりました。セミの生息域も少しずつ変わってきているようです。また、千葉県には他にも固有種がいるらしいです。(茂原市のヒメハルゼミ)

ときどき子どもに、セミの話題を持ちかけたのですが、かなり多くの子どもたちがセミのことをよく知らないのかな?と感じました。時間帯や時期によって現れるセミの種類も異なります。今、外で鳴いているのは何ゼミ?少しでも知っておくと、変わりゆく季節や時間の変化とマッチして楽しいものです。ぜひお子さまと「セミのぬけがら探し」をしながら、聞こえてくるセミの声に耳を傾けてみてはいかがですか?

写真:学研の図鑑「昆虫」より(学校図書館にあります。興味のある人は実際に見てください。)

(7月22日の記事に、左:アブラゼミ、右:ニイニイゼミのぬけがらの写真を掲載しています。)

読書に親しむ、感想文にチャレンジ?!【課題図書 青少年読書感想文コンクール】

夏休みの宿題の定番と言えば「読書感想文」。学校によって課題とするか自由とするかはさまざまですが、子どもの頃、夏休みの宿題で感想文がなかなか書けなくて、頭を抱えた人も多いのではないでしょうか。

もちろん今年もあります。その中で「課題図書」(読書感想文全国コンクール)というものがあり、低中高学年で指定されています。下の写真がそれぞれの4冊です。(「読書感想文全国コンクール」のホームページでは、課題図書を紹介していますので、詳細や見どころを知りたい方はホームページをご確認ください。)小学生の発達段階や現代社会の課題に即している本です。学校では個人面談の期間中、玄関に見本として展示しています。

感想文を書くかどうかは別として、長い夏休み、まとまった時間と余裕ができるこの時期に、じっくりと読書をするにはよい機会です。最近では本もデジタル化されているものもありますが、紙を1枚ずつめくって読み進めていく経験は、子どもの頃にさせておきたいものです。何かと楽しいものばかりに気持ちが向いてしまうのが子どもの特性でもありますので、ここは大人の出番です。ぜひお子さまに読書の経験をさせていただき、たくさんの感動を味わわせてあげてください。

 

一致団結してお子さんの健やかな成長を。【本日より個人面談】

夏休みが始まりましたが、学校では今日から個人面談を行っています。これは7月までのお子さんの学校生活をふりかえり、保護者と情報を共有し、よりよい夏休みを過ごすとともに、9月からのよりよいスタートを切ってほしいという願いがあります。

担任と保護者がじっくり話ができるよい機会でもあります。保護者と学校は確実な信頼関係のもとで教育にあたることが何より大切です。そういった意味でも、学校での様子やこれまでの成果や課題を伝える個人面談はとても重要だと考えています。「へぇ、そうなんですか。」「学校では・・・」「家では・・・」となど、意外な発見もありますが、いずれにしても、教師も親も、子どもの健やかな成長を願っているのは完全一致する真意です。個人面談で子どもの顔を浮かべながら、しっかりと情報交換と思いの共有を図っていきたいと思います。

夏休みに入ります。これまでのご支援ありがとうございました。

明日19日から、子どもたちが楽しみにしている夏休みです。6月から暑い日が続き、今日の全校集会は放送で行いました。放送室は6年生の教室のとなりですが、校長の話に反応する声が聞こえてきて、きちんと聞こうとしている子が多く、感心しました。表彰は特別感を出すために校長室へ呼びました。少し緊張した表情がほほえましい中で、子どもの活躍やがんばりを改めて感じることができました。

4月から今日まで、さまざまな学校教育活動を行う中で、子どもたちのたくさんのよい姿を見ることができました。ご家庭での生活管理や温かい励ましの声かけが支えになっていたことと思います。これまでのご支援やご協力に感謝いたします。夏季休業中は、まずは元気に健康で、次に子ども自身の「生きた学び」と成長につながるような過ごし方で、44日間をたっぷりと楽しんでいただけたらと思っています。