2013年3月の記事一覧

梅の花が咲きました


 今週,悲しいことがありました。癒えるまでに長い長いときを必要とする深い悲しみです。

 今日,校庭の梅の花が咲きました。栗源小に生命あふれる春の訪れを告げる梅の花です。けやきの木の新芽もふくらみはじめ,桜も開花に向けて息を吹き返し始めました。きっと4月の新学期には桜の花が満開で新入生を迎えてくれるでしょう。緑と花と光のあふれる春,出会いの春,希望に満ちた春,本格的な春はもう目の前です。
 
 
 

 栗源小学校の子どもたちは,今日も元気にがんばっています。

大掃除&ワックスがけ


 3月8日(金)の5校時に大掃除を行いました。今年度1年間お世話になった教室に感謝の気持ちをこめて,また,来年度,気持ちのよいスタートを切るために,各教室・体育館をピカピカに磨きました。また,各教室の掲示物も取り外しました。いす・机と掲示物がなくなった教室はガランとしてなんだか寂しい感じがします。特に掲示物を外すと,「あぁ,1年が終わるんだな」という実感が強まります。
 子どもたちが帰った後,職員でワックスがけをしました。特に体育館は全職員で力を合わせて念入りにワックスをかけました。これで卒業式もピカピカの体育館で行うことができます。
 大掃除が終わると,いよいよ年度末も大詰め,最後の2週間(卒業生は1週間)となります。どの子も胸をはって進級できるよう,充実した2週間にしていきたいです。

6年生自転車教室


 3月8日(金)に6年生の自転車教室がありました。6年生は卒業し,栗源中学校へ進学すると,多くの子どもたちが自転車通学となります。栗源区は起伏が激しく,坂道が多くあります。また,中心に交通量が多い道路が地域を縦断,横断しており,自転車にとってあまりいい環境とは言えないかもしれません。子どもたちが安全に中学校に通学し,充実した学校生活を送る子ができるように,自転車の乗り方についてもう一度復習をしました。
 校庭で香取警察署の方のお話を聞いた後,学校の付近の道路で実施訓練をしました。さすがは,6年生,香取警察署の方のお話を聞くと,すぐに聞いたことを守って自転車に乗ることができました。
 ただ,自転車のサドルの高さや,ヘルメットのあごひもの長さの調節については不十分な子がかなり多く見られました。安全運転のためにも,体に合った自転車やヘルメットの準備が重要です。ご家庭でも今一度,確認をお願い致します。

最後のサケ日記(サケの放流)



 3月8日(金)にサケの放流をしました。2年生が栗山川ふれあいの里公園の栗山川の支流に放流をしました。一人一匹ずつ,コップに入れて,「バイバイ」「帰ってくるんだよ」「またね」とそれぞれで声をかけながら流しました。回帰率は約3%。放流した40匹のうち,1匹がようやく帰ってくる計算です。厳しい自然の中,生き抜くことは簡単ではないのでしょう。2年生の子どもたちが6年生~中学生になるころ,40の命のうちのいくつかが,きっと栗山川に帰ってくることを願っています。
 がんばれ!サケたち!

卒業式練習


 3月7日(木)に卒業式練習がありました。全校で国歌と校歌を,在校生で送別の歌「さようなら」を練習しました。また,送別の言葉の練習も行いました。
 はじめての練習でしたが,歌も送別の言葉も,明日が卒業式でも大丈夫だと思うほど上手にできました。栗源小の子どもたちの歌声は,はつらつとしていて,聞いていると元気が出てきます。それでも,歌の指導の先生は「まだまだ70点」と辛口の評価を子どもたちに話していましたので,卒業式当日はもっともっとすてきな歌声が体育館に響くことと思います。
 送別の言葉(呼びかけ)は,各学級の代表に選ばれた子が言う部分と,全校で声を合わせる部分があります。どの子も6年生に感謝の気持ちを伝えようと,一生懸命がんばっていました。実は,呼びかけで難しいのは「間(ま)」です。みんな緊張しているので,つい速くなってしまうことがあります。間によって,体育館に響いた声が落ち着き,また,気持ちの高まりが表現できます。ゆっくりと,はっきりと,気持ちを込めて,呼びかけができるようにしていきたいです。

祝!遊・友スポーツランキング第1位

 栗っ子タイム(業間)の時間に挑戦してきた「遊・友スポーツランキングちば」で,2年生の「2年レッド」チームがボールパスラリー低学年の部で見事後期第1位になりました! おめでとうございます!

 遊・友スポーツランキングちば(ボールパスラリーの部ランキング)

 「遊・友スポーツランキングちば」は子どもたちの体力向上と社会性の育成を目的として,千葉県教育委員会が実施してる,8つの運動種目のランキングです。体育や業間,昼休みなどで 取り組んだ運動の結果で競争します。栗源小学校でも主に業間の時間に各クラス毎に挑戦してきました。2年生の他にも中学年,高学年の部でも栗源小学校の子どもたちがtたくさん入賞していますので,ぜひランキングをごらんになってください。

今日のサケ日記

 サケの卵をもらってから56日,卵がふ化してから39日がたちました。サケの稚魚はお腹の臍嚢(さいのう)もなくなり,エサを食べて元気に泳ぎ回っています。卵がふ化してからは1ぴきも欠けることなく,今日まで育ちました。
 いよいよ放流の日が近づいてきました。8日(金)に2年生が栗山川に放流する予定です。(放流された稚魚は海を目指し,1年から6年ほど海で生活したあと,放流された川にもどってきて産卵をするそうです。回帰率はおよそ3%程度と言われています。)

6年生を送る会





 3月1日(金)に6年生を送る会が行われました。お世話に6年生に感謝の気持ちを伝えるため,この日に向けて1~5年生は一生懸命準備を進めてきました。
 最初に1年生が6年生と手をつないで,3年生がつくったアーチをくぐり,入場しました。スクリーンには小さいころの6年生の写真が映し出されました。とってもかわいい小さい頃の写真にみんな笑顔になりました。(栗源小に長く勤務し,6年生を低学年から見守ってきた職員は,6年生の成長を改めて感じて目を細めていました。)
 5年生の進行で,6年生のいろいろな活躍が紹介されました。マーチングのパーカッションの演奏や,リングバトンの演技,跳び箱の演技,放送委員会の放送の実演など,6年生のとっても上手な演技が紹介され,披露されました。「すごいなぁ」と感心してみんな大きな拍手をしました。そして,自分もいつかそんな6年生になりたいと思いを巡らしました。
 4年生が中心となって,全校の子どもたちで「○×クイズ」や「猛獣狩りに行こう!」などのゲームを楽しみました。みんな,すてきな笑顔で6年生と活動することができました。
 2年生は,何日もかけて一生懸命つくったカルトナージュ(フランスの伝統工芸)の入れ物をプレゼントしました。
 最後に全校で「ビリーブ」を歌いました。体育館全体に気持ちがこもった温かい歌声が響きました。

 心に残る6年生を送る会も,長い長い時間がたてば,いずれ思い出はセピア色となり,多くのことは忘れてしまうことでしょう。でも,この感謝を伝える温かい気持ち,別れを惜しむ寂しい気持ちは,いつまでも子どもたちの心に残って,優しさや思いやりを育んでくれると思います。

 保護者のみなさまには,お忙しい中,送る会を参観していただき,また,PTA集会にご参加いただき,ありがとうございました。