2025年9月の記事一覧

地域の思いに感謝【朝の読み聞かせ】

9月11日(木)地域ボランティアとして、「語るべえ」の5名の方が来校し、5・6年生の朝の読み聞かせをしてくださいました。

本校の読み聞かせは、担任ではなく、ローテーションをして毎回別の職員が行っています。今回は学校の先生ではないので、子どもたちもはじめは緊張感がありましたが、徐々に本の世界に入り込んでいく様子でした。

地域の方との交流は、子どもたちにもよい刺激となり、学校としても大変ありがたいことです。今後ともよろしくお願いします。

(写真①番目は地域ボランティアの方の読み聞かせ 写真②③番目は担任以外が行う様子です。)

   

夏休みの作品から思うこと

学校が始まり一週間が経ちました。9月になっても暑い日が続いていますが、子どもたちは学校生活のリズムを取り戻し元気に過ごせています。

夏休み明けといえば「宿題の提出」があります。がんばって取り組みをしたようです。みなさんが子どもの頃とあまり変わりなく、さまざまな課題がありました。全員共通の夏休みのドリルに加え、いくつかの教科的な課題。そして・・・選択式になりますが、定番の読書感想文・作文、習字、絵画・工作、自由研究などを持ってきました。応募対象の作品は送付します。工作や自由研究などは、廊下の棚上に置き、子どもたちが自由に見られるようにしてあります。たくさんの力作に、今も昔も変わりなく、「がんばったんだなぁ。」と感心しました。

最近では、宿題の代行とかYouTubeで全て説明されているとか、ネットの発達で調べるのも画面越しとか、諸課題はあります。時代とともに入り口も途中経過も変わってきますが、めざすゴールは同じです。その過程の中で、いつもとは違った努力や発想があったに違いありません。こういう部分での子どもたちの出した結果を称賛したいと思います。

   

「はきものをそろえる」

ご存じの方も多いかと思いますが、素敵な詩をひとつ紹介します。

 

はきものをそろえる

はきものをそろえると 心もそろう

心がそろうと  はきものもそろう

ぬぐときに そろえておくと はくときに心がみだれない

だれかが みだしておいたら だまってそろえて おいてあげよう

そうすればきっと 世界中の人の心もそろうでしょう

 

長野県にある円福寺というお寺の住職を務められた藤本幸邦さんの「はきものをそろえる」という詩です。

昔から「躾」のひとつとして、玄関でくつをそろえるということは言われてきたことです。でも「くつをそろえる」ということがその行為以外にどんな意味があるのか、子どもの頃はあまり考えないかもしれません。

はきものをそろえると心もそろう。そろえておくと心が乱れない。誰かのものもそっとそろえてあげる。・・・他者への優しさや、さらには世の中のために自分ができることをしようとする志をもつことの大切さを教えてくれているような詩だと思います。大切にしたい文化であり、日本のよさを象徴する道徳心だと思います。

子どもたちには、発達段階に応じて、心(内)と行動(外への表出)のつながりについて、しっかりと積み上げていけるような学校教育をめざしたいと考えています。

写真は、高学年のきれいに整ったくつ箱と、低学年が使用するトイレ(まだまだ修行中?)の様子です。(ちなみに、高学年の男子トイレのスリッパは、見事きれいにそろっていました。低学年も近くの子がすぐに整えてくれました。)

   

学校が始まりました!よりよい時間を重ねていきましょう。

44日間の長い夏休みが終わり、学校が始まりました。暑い暑い夏だった令和7年の夏休みに、子どもたちはそれぞれに思い出をつくることができたようです。

1年生が、夏休みに取り組んだ絵や工作など、学級で発表する時間を取っていました。少し恥ずかしそうでしたが、しっかりと発表できていて微笑ましかったです。思わず駆けよって、近くで見ている場面もありました。

学校生活が始まり、少し生活のリズムが変わってきます。変化に対応するのも勉強です。子どもたちなりに自分でできることをがんばり、早寝早起きをがんばり、勉強をがんばり・・・。充実した楽しい毎日を過ごしてほしいと思っています。