日誌

小見川中NOW ※日々の生徒と学校の様子を紹介します。

第56回香取市立小見川中学校入学式

 本日、第56回香取市立小見川中学校入学式を実施しました。新入生173名は、多少緊張した様子でしたが、しっかりとした態度で入学式に臨んでいました。これから様々なことがあるかと思いますが、ひとつひとつを成長の糧として充実した学校生活を送ってほしいと願っています。小見川中学校職員一同、生徒たちの成長のため誠心誠意がんばります。
 ここで、学校長式辞の内容について、少しふれさせていただきます。
 1つ目は中学校生活の目標です。
 私は、中学校生活の大きな目標は、生徒たちが、人として、一人の人間として成長すること、または生涯にわたって成長するための基礎基本をつくることだと考えています。
 そこで生徒達には、①成長した人は、自分で自分の気持ちがコントロールでき充実した中学校を送ることができる。②成長した人は、人に迷惑をかけずにまわりの人と仲良く生活できる、と話しました。
    併せて、勉強ができたり部活で勝つことも大切なことですが、それ以上に、目の前の勉強や部活動、学校行事に精一杯、本気になって取り組む姿勢を大切にしてほしいとも伝えました。勉強も部活も学校生活の様々な活動はすべて、生徒が人として成長するための手段であると考えます。
 そして、私がこれまで中学生とかかわってきた経験から、伸びる生徒の3つの条件として、①素直な心をもっている生徒、②何事にも本気で一生懸命取り組む生徒、③それを続けることができる生徒、という話もさせていただきました。
 保護者の皆様へのお願いでは、生徒と保護者と先生の3者の気持ちがひとつになった時(ベクトルがそろった時)に最大の教育効果が発揮できる、と考えるので学校や職員に至らない点があるときは、何でも話していただき、まずは保護者と先生が同じ気持ちで生徒と向き合っていきたい、という趣旨のお話をさせていただきました。
 明日から、全校そろっての日常生活が始まります。引き続きよろしくお願いいたします。


着任式・始業式

 本日はいよいよ、新3年生、新2年生が登校し学校に活気が戻ってきました。生徒たちは、朝の会と清掃を行った後、着任式・始業式に臨みました。(残念ながら、昨年度同様新型コロナウイルス感染拡大防止のため、それぞれの教室で放送を聞くというスタイルです。)
 着任式では、齋藤教頭が14名の新しい職員を紹介しました。小見川中学校職員は支援員やスクールカウンセラーの先生を含めると総勢44名になります。チーム小見川中学校として、生徒たちのがんばりと成長を精一杯あと押ししてまいります。地域・保護者の皆様には引き続き、御理解と御協力をお願いいたします。
  始業式では、先日行われた水泳の日本選手権で、見事に白血病から復活し東京オリンピックの代表に内定した池江璃花子選手の話とからめて、令和3年度もコロナ禍でのスタートなりますが、生徒の皆さんと先生たちとで知恵を出し合い、後ろ向きになることなく、置かれた状況の中で精一杯頑張りましょうという趣旨の話をさせていただきました。

 ところで、この文をお読みの皆様は、池江選手のインタビューをご覧になりましたか。声を詰まらせながらの涙声で答えているその姿からは、本当に苦しかったという気持ちと、でも負けずに頑張り切った自分自身に感動しているような気持が伝わってきて私はとても感動しました。
 明日はいよいよ入学式です。


新入生オリエンテーション

 今日は午後から「新入生オリエンテーション」を行いました。少し大きめの制服に身を包み、生徒たちの真新しいカバンと白い靴がとても印象的です。私は体育館前で新入生たちを出迎え、一人一人に「こんにちは」のあいさつを繰り返していました。少しはにかんだり照れくさそうな生徒もいましたが、ほとんどの生徒はしっかりとあいさつができ、特に元気のよかった生徒たちに「いいあいさつだね」とさらに言葉をかけると、今度はもっと大きな声で嬉しそうに「ありがとうございます」と返してくれます。なんだかこちらが生徒から元気をもらえたような気分です。
 私個人としては、6年ぶりの学校現場、前回は小学校での校長でしたので、中学校は12年ぶり。いよいよ学校が始まるなといううれしい気持ちと同時に気持ちが引き締まるようなそんな時間でした。

         

4月5日(月)

 土日をはさんで新年度5日目。始業式まであと2日となり、小見川中職員は、本日も生徒たちを迎え入れるための準備を行いました。午前中は職員会議と学年会議。午後は部活動顧問会議と食物アレルギーについての研修会。そして、夕方は各教室の備品点検と大忙しです。
 職員一同、生徒たちが登校してまた活気のある学校生活が始まることを楽しみにしています。

 (追記)本日の職員会議で職員に紹介したアメリカの作家の言葉を掲載します。
 
 良い先生は、子どもに分かるように説明する。( The good teacher explains. )
 さらに優れた先生は、自らやってみせる。( The superior teacher demonstraites. )
 そして偉大な先生は、子どもの心に火をつける。( The great teacher inspires. )

新年度2日目

 新年度2日目が終了しました。部活動に参加している生徒たちは登校しているものの、始業式は来週7日(水)、入学式は8日(木)ですので、まだ全校がそろって新年度のスタートとはなっていません。そんな中、小見川中職員は、職員会議や学年会議で生徒たちを迎えるための共通理解を図ったり、様々な準備を行っています。私からは職員に「生徒が登校して来る始業式に最高のスタートが切れるよう準備をしてください」とお願いしているところです。
 ところで、昨年度は新型コロナウイルスへの対応に追われた1年となってしまいましたが、最近のニュースを見ているとまだまだ元の生活には戻れなそうです。
 松下電器の創業者、松下幸之助が「雨が降れば傘をさす」ということを言っています。今回のコロナ禍はまさに「わざわい」であり、人知を超えた大雨です。きっとその時にあった考え方や行動があるのだと思います。順調だった時と比べて今を嘆いているだけでは前へ進みません。こんなたとえを聞いたことがあります。「真冬の大地に種を蒔いても植物は育たない。一方で冬の大地は来るべき春のために、地中の土を休ませ栄養分を黙々とため込んでいる。」
 私たち小見川中職員は、今できるベストは何かを模索しながら、令和3年度も生徒たちのために頑張ってまいります。

ご挨拶

 こんにちは。本日付けで、小見川中学校長に着任しました 栗芝 博 です。
 前任の林校長先生同様、私にとりましても小見川中学校はとてもご縁のある学校で、教諭として7年(平成2年から8年)、教頭として2年(平成20、21年)、そして今回3度目の勤務となりました。歴史と伝統のある小見川中学校の校長という立場に改めて責任の重さを実感しています。ご縁があると同時に、教員としての自分自身を育ててくれた小見川中学校に勤務させていただくことに感謝をしながら、微力ではありますが精一杯努力してまいります。今後とも地域、保護者の皆様には、御理解と御協力をいただけますようよろしくお願いいたします。

 はじめての投稿なので、第1日目はこのくらいにさせていただき、以下、今年度の転入職員を紹介いたします。 

令和3年度 転 入 職 員 一 覧
                          
栗芝  博     校 長         千葉県教育庁東上総教育事務所から
山田 浩子     教 諭         香取市立小見川中学校から
多田 朋子     教 諭         東庄町立東庄中学校から
内立元隆範     教 諭         香取市立栗源中学校から
井上 竜也     教 諭         香取市立小見川中学校から(新規採用) 
野呂紗哉菜     教 諭         新卒(新規採用)                            
冨澤 嘉紀     講 師         東庄町立東庄中学校から                            
斉藤 彰大     講 師         匝瑳市立八日市場第二中学校から                            
加賀谷貫太     講 師         新卒(新規採用)                            
牧  千里     講 師         新卒(新規採用)    

宮  清美     初任者指導教員        香取市立佐原小学校から                                
藤崎 祥雄     部活動指導員            香取市立栗源中学校から                                 
多田 成明     学校運営サポーター    香取市立佐原幼稚園から                                 
石井 真一     特別支援教育支援員    香取市立小見川中央小学校から


林俊幹校長先生 祝 定年退職!


 林俊幹校長先生 祝 定年退職!教職生活36年間の幕を閉じました!さられる最後の記念に写真を撮りました!とても、素晴らしい笑顔を見せてくれました。そして「ありがとうございました」とかっこよく小見川中学校を後に、さっていきました!
 多くの先輩諸兄同僚教職員の方々そして地域や保護者の皆様方に感謝の気持ちをあらわし、小見川中学校を愛してやまない!林俊幹校長先生でした!今までありがとうございました。また、ホームページへの毎日の掲載にも感謝いたします!


   

定年退職(林 俊幹)

 この度、本日をもちまして 定年による退職となりました。
 思い起こせば、教職生活36年間の内教諭12年間、教頭3年間そして校長3年間の計18年間を小見川中で過ごさせていただきました。 多くの先輩諸兄同僚教職員の方々そして地域や保護者の皆様方に一方ならぬご指導ご厚情を賜りまして無事今日を迎えることができ心より厚くお礼申し上げます。
 また、後任の栗芝 博(くりしば ひろし)校長も私の次に教頭として小見川中にお世話になっており、本校のことは十分に知り尽くしている方です。また新たなステージに小見川中が上がれることと思います。
 教職をはなれましても 『北総の雄 小見川中学校』の発展を祈念しつつ 陰ながら見守って参りたく存じます。

令和2年度末退職・転出職員(林 俊幹)

 令和2年度末定期人事異動により、本校を去る先生方を紹介します。
<退職>
1 林  俊幹 校長 (定年退職)
2 山田 浩子 教諭 (定年退職)令和3年度も再任用で小見川中に勤務
3 高橋  誠 教諭 (退職)再任用の任期満了による
<異動>
1 園山  力 教諭 (東庄中学校教頭へ昇任)
2 木藤 裕輝 教諭 (栗源中へ)
3 江波戸 聡 教諭 (東庄中へ)
4 井上 竜也 講師 (小見川中へ新規採用)
5 山邊 耕輔 講師 (飯高特別支援学校へ)
6 玉澤 朋実 講師 (佐原中学校へ)

 以上の先生方、たいへんお世話になりました。新天地での活躍をお祈りします。
なお、コロナ感染拡大予防のため、本年度も離任式は行いませんのでご了解ください。

令和2年度修了式

 3月25日は令和2年度修了式です。例年とは全く違う学校生活を送ることになった1年も、とうとう最終日です。修了式は放送での実施としました。1年を振り返り宮﨑さん(1年1組)と菅谷さん(2年4組)が生徒発表をしました。また、1年生総代 髙木さん、2年生総代 髙橋さんが校長先生から修了証書を受け取りました。校長先生からは、「生徒のみなさんに望むこと」として学校生活を好きになってほしい、というお話をいただきました。(以下にお話の内容を載せます)

先日12日の卒業式は式自体は縮小の形で行われましたが、3年生はとてもすばらしい態度で卒業していったことを皆さんにまず報告いたします。

 さて、今日で1年間の活動が終わりますが、この1年間を振り返り、皆さんの成長はどうだったでしょうか。通知表の中に書かれた担任の先生からの言葉を読ませてもらうと、楽しそうに生活して少しずつ向上している人、まだ何となく生活している感じが強く力を発揮できずにいる人など様々です。そこで、私がこれからの皆さんに望むことは、学校の学習や行事や様々な活動に興味を示し、学校生活を好きになってほしいということです。学校は楽しくなければ学校ではないと考えます。様々な活動について、やらされているという受け身の気持ちでは決して楽しい生活にはなれません。興味を持って取り組むという積極的な意識を強くしてもらいたいと望みます。

 学校での勉強やスポーツに置き換えても同じです。決めた目標を実行し、より優れた状態を目指そうという気持ちは誰でも生まれながらに持っています。これを向上心と言います。心身のために、よりよいものを求めたいという人間の本能です。学校が楽しくないという人は、自らのもつ向上心を早く目覚めさせてください。勉強や生活が好きになり、興味をもって何事にも取り組むことが、皆さんの学校生活を楽しくさせ、向上心を高めるために一番必要なことです。そして、それは同時に自らの成長を支えるものであると思います。

 四月から新しい学年に進級します。心を新たにするチャンスです。春休みに自分を振り返り、楽しい学校生活が送れるよう気持ちを切り替えてスタートしてもらいたいと思います。

 最後に連絡をします。今年度末で、小見川中学校を離任する先生方とのお別れ会は、今年度も行いません。四月に入ったら、離任した先生方を文章で紹介します。

   
                        

 うれしい報告です。3/20(土)に行われた千葉県吹奏楽個人コンクールにおいて、内山さん(2年1組・フルート)が金賞を受賞しました。県コンクールでの金賞受賞は大変すばらしい結果です。ますますの活躍を期待しています。