日誌

小見川中NOW ※日々の生徒と学校の様子を紹介します。

担任の熱い思い(林 俊幹)

 各クラスの学級環境には色々な工夫がされています。その一つに、背面黒板の上のスペースに、担任から生徒へ「熱い思い」が書かれている学級があります。
 少し紹介しましょう。
  
左側;「思いやり・高め合い、切磋琢磨」さすが研究主任の学級です。
中央;「It's now or never」(やるなら今、今しかない)という意味だそうです。
  (昔、エルビス・プレスリーがこの曲を歌っていました)
右側;「継続は力なり」その通り。ストレートな言葉です。

   
左側;「全力」若い担任らしく。何事にも全力をつくそうということか。
左から2枚目;「真剣の前に不能なし」全力で真剣に取り組めば必ず結果がついてくる。っていう意味か。
右から2枚目;「青春の夢に忠実になれ」これは、ドイツの詩人シラーの言葉です。青春時代に抱いた大いなる夢も大人になると忘れてしまいがちである。若い日の夢をいつまでも忘れずにいたいと言う意味です。
右側;「百錬自得」同じことを百回(それぐらい多く)反復して行えば、自然と身につくという教えかな。剣道用語。

いずれにしても、担任の熱い思いが伝わってきます!

教材研究(林 俊幹)

 本日、18日(土)は7月3回目の土曜授業の日です。あいにく雨模様ですが、生徒は元気いっぱいに授業を受けています。
 今日は、教材研究について書いてみようと思います。
 教材研究とは、平たく言えば授業の準備のことを言います。明日の授業1時間に対して教材研究は1時間から1時間半くらいかかります。その手順として、まず教える内容を確認し、次にいかに学級集団に合わせていくかを考え、そして板書計画(黒板に書く内容)を考えます。同じ内容を5クラスに教えるには、学級集団が違うため5通りの授業の流し方を考えます。(具体的には、教える学級によって、扱う問題を変えたり、解く問題の順番を変えたりします)
 それゆえに、教材研究こそが授業を支えるのだと私は考えています。教材研究が十分であれば、授業はけっして失敗しません。すばらしい授業になると信じています。もし、授業が失敗したならば、やはりそれは教材研究が不足しているからだと思います。
 本校の若い先生方は夜遅くまでこの教材研究を行っている。管理職としては、「働き方改革」が叫ばれているため、「早く帰れ」とは言うものの、教員の生命線である教材研究を適当にして帰れとは言えまい。

※今まで出会った先生で、板書がすばらしかった先生は久保木前校長です。久保木先生は、社会の先生で1時間に1枚の板書を見事に作っていました。

香取校長会 感謝状贈呈式

 今年度から小見川中学校に赴任された小山田稔久先生(昨年度、栗源中学校校長)、馬場芳勝先生(昨年度、山田中学校校長)に香取校長会から感謝状が贈呈されました。
 小山田稔久先生は東庄町立東庄中学校(昭和57年度)、馬場芳勝先生は鎌ケ谷市立第二中学校(昭和58年度)で教員生活をスタートされ、その後、香取管内小中学校や県教育庁、教育委員会などの教育行政機関で長年にわたりご活躍されました。経験豊富な両先生からご指導いただけることを小見川中生徒だけでなく、小見川中職員一同幸せに思います。今後ともよろしくお願いします。
   
   
 
香取校長会長 林 俊幹先生(小見川中校長)、同副会長 石橋 宏克先生(東庄中校長)、同副会長 石橋博之先生(山田中校長)より感謝状が贈呈されました。

知的好奇心に火をつけろ!(林 俊幹)

 「知的好奇心」っていう言葉、一般社会ではあまり使いませんが、教育界ではよく使われます。その意味は、物事に対して知ることへの欲求や、知りたいと思う気持ちのことをいいます。平たく言えば、生徒が「これは何?」「なぜ?」「どうしてそうなるの?」と思う気持ちです。
 授業の最初に、生徒の知的好奇心に火をつければ、50分の授業はうまくいきます。数学でいえば、難しい問題を解けるのが教員ではなく、授業の最初にうまく生徒の知的好奇心に火をつける引き出しをたくさんもっていることが、良い数学の教員と言えます。言い換えれば、問題を早く解けるのが教員ではなく、解き方をいかに生徒の知的好奇心を揺さぶり、生徒に考えさせられることができるかが、良い教員と平凡な教員の差なのです。
 
左側;1年理科。教材提示装置を使って、知的好奇心に火をつけています。
左から2枚目;1年英語。生徒が教師に質問をしています。知的好奇心が行動に現れた瞬間です。
右から2枚目;1年と2年の合同で体育祭のダンスの練習です。複数学年で行うことで知的好奇心を高めています。
右側;3年技術。この女子生徒の目を見てください。まさに知的好奇心が高まって、オーラが出ている状態です。すばらしいの一言です。

研究助成金を頂きました。(林 俊幹)

 本日、日本教育公務員弘済会から、本校の研究主題に対して、研究助成金を頂きました。この助成金は、今年、小見川中の生徒のために使わせていただきます。
 本校の研究主題
    主体的な学びの追求 ~自分の言葉で学習の振り返りを表現する活動を通して~
 毎時間の授業の終わりに、学習を振り返る活動を取り入れ、学習の確実な定着を図ります。