日誌

香取中日誌

比べてみると、、、

 11月7日(金)お昼休みに図書室1階でアート・ワークショップを開催。時間になるまで畳スペースで囲碁盤を使って五目並べをする1年生。地域の方に寄贈していただいた囲碁盤と碁石が活用されてうれしい限りです。五目並べで囲碁に興味をもらったら、ぜひホンモノの囲碁にもチャレンジしてくれたらこれまたうれしい限り。

 さて、今回のアート・ワークショップは絵本を使って、「これなんだろう」から始まりました。今回扱った作品はジョン・クラッセン作 長谷川義史訳「そらから おちてきてん」(クレヨンハウス刊)。絵を見て参加した生徒の皆さんは「隕石!」「黒いじゃがいも!」など思ったことをポンポン出してくれました。参加者が交代交代で声に出して絵本を読み進める内に、この話のオチをみんなで考えました。

 つづいて鑑賞したのは旧佐原市八筋川出身の大崎善生氏の水彩画。佐原文化協会をとおして氏のご遺族から本校に寄贈いただいた作品。「この絵では何が見える?」の問いかけに、「空! 森! 入道雲! 蓮の花! 堤防! 風!」など実に様々なモノを見つけてくれました。「なぜ蓮の花と考えたのかな?」の問いかけに「水辺に咲く花でピンクの色をしているから」と答えてくれたりと、理由もきちんとつけて話してくれる生徒の皆さん。最後は大崎さんの別作品と比べながら、その値段や価値についてもおしゃべりしながら考えました。「大きい方が値段は高い!」「こういう作品は大きいから高いんじゃなくて小さい方が高いはず」。「欲しい人がたくさん出てくると、その作品の値段は高くなる。だから価値が高いんじゃないかな。」などいろいろな意見が飛び交い昼休み終わりのチャイム。誰もが自由に話す雰囲気の中で、アートをとおして考え深まっていくみなさん。すばらしい時間がここにありました。

 そして、5時間目、2年生は英語。ALTの先生と英語の先生2人、全部で3人の先生で英語の授業。先週のハロウィンの話題から今日の文法事項の導入が始まりました。お月様の満ち欠けの話から、smallerやbiggerを使った比較の文が紹介されました。続いて担当の先生が持っているバッグからビニールテープ(ポンポンで使うビニール性のテープ)を2人組でクラス全員+先生方が引いてみて、その長さを比べて見ました。きっと印象深く忘れられない比較の文が記憶されたのではないでしょうか。目を外に向ければススキが風にたなびいています。秋もいよいよ深まっています。The autumn season is getting deeper and deeper.

Indian Summer

 11月7日(金)みなさんお元気ですか。今日は天気も安定しており、うららかな日、小春日和(こはるびより)。春ではないのですが、「小春」と使いますね。2年生は国語で兼好法師の「徒然草」を学んでいますが、その徒然草の155段には「十月は小春の天気。草も青くなり梅もつぼみぬ。(十月は春のように暖かい天気である。草も青くなり梅もつぼみをつけた。)」とあります。兼好法師が生きた時代の暦は陰暦のため、この「10月」とは今の暦にすると、11月から12月上旬の頃。まさに今です。秋なのに「春」を使う。不思議ですね。比べてみましょうか、英語ではうららかな秋の様子を表現することばがあるのか。あります! Indian Summer ここでのIndianはネイティブアメリカンを指すものと考えられます。ここでは「夏」これまた不思議ですね。この不思議のタネが「知的好奇心」!なぜ、秋ののどかな日を日本語では「春」、英語では「夏」を使って表すのか。調べたくなりますね。

 さて、今日の香取中。金曜日は『かとらぼノート』の日。朝の時間に全学年で理科の視写(直前で学んだ教科書の大切な部分の書き写し)に取り組みました。 今回は理科の大切な法則や定義が示されている部分ですので、しっかり理解して覚えて欲しいなと思います。 

 <1年生 状態変化と粒子のモデル>

物質を構成している粒子( )、固体では規則正しくならんでいる。液体で( )粒子は位置( )変えながら動きまわっている。気体で( )、粒子と粒子の間の距離( )大きく広がり、1個1個の粒子( は )たがいに衝突しながら自由に飛びまわっている。

<2年生 オームの法則>

金属線(または抵抗器)も電気抵抗(抵抗)( )もっている。一般に、金属線( )流れる電流の大きさ

( )、金属線にかかる電圧( )比例する。この関係( )オームの法則といい、次の式で表すことができる。

 電流I〔A〕= 電圧V〔V〕

                     抵抗R〔Ω〕

 <3年生 化学電池>

電解質の水溶液に2種類の金属板( )ひたして導線をつなぐと、電圧( )生じる。このとき、それぞれの金属板では、金属( )溶けたり、物質( )生じたりする化学変化が起こる。化学変化( )利用して電流( )取り出す装置( )化学電池という。

校内研究会

 11月6日(木)午後5,6時間目、千葉県教育委員会、北総教育事務所、香取市教育委員会から大勢のお客様をお迎えして、校内研究会を実施しました。

 5時間目、1年生は国語。竹取物語について今なお読み継がれる理由を考えました。2年生は道徳。お互いに学び合う姿勢について考えました。3年生は保健体育。環境問題についてグループごとにプレゼンを行い、私たちにできることは何かを考えました。なでしこ学級では「カレーパーティーをひらこう」を学習課題にカレー作りの材料を考え買い物に向けての準備をしました。

 6時間目の1年生は英語。オーストラリアの美しいサンゴ礁の一帯、グレートバリアリーフにあるハート形の島の特徴を読み取りました。2年生は国語。徒然草からちょっと残念な人々として、6つの章段を読み比べをしました。3年生は理科。化学変化とイオンの単元からダニエル電池の原理についてグループごとに考えました。

 落ち着いた学習環境で、あたたかい雰囲気の中で授業が展開。自分の考えをじっくり考えたり、発表したりと、素敵な時間を多くのお客様に見ていただきました。今後も一人一人にとって最適な学びができるよう授業改善を進めてまいります。

世界を味わおう献立「タイ」編

 11月6日(木)みなさんお元気ですか。昨夜はスーパームーンで今年最大級の大きさで満月を見ることができた夜。残念ながら香取地域では曇って観察できませんでした。秋の夜長、空を見上げるのもいいものですよね。

 さて、今日の給食は「世界を味わおう献立『タイ』」編です。ごはんに、丸オムレツ、ガパオライスの具を加えて、タイで人気の家庭料理「ガパオライス」の完成。肉や野菜をバジルと一緒に炒め、ナンプラーで味付けした具で、気分はタイ旅行。ちなみに「ガパオライス」の『ガパオ」とはバジルのこと。タイ現地では鶏肉や牛肉、お魚などさまざまなガパオライスがあるそうです。エスニックスープと一緒に食べれば、タイの屋台でお昼を食べている感じになります?ね。

 อร่อยมาก(アロイマー)今日もおいしくいただきました!

 

今日の香取中

 11月5日(水)みなさんお元気ですか。3年生は今日も定期テスト。理科と社会に取り組んでいます。進路決定に向けて大切なテスト。毎日の授業の成果が発揮できるよう祈っています。

 2年生は徒然草。いろいろなパターンの随筆を読んでいます。1年生は英語。教科書で大切な単語を1分間読み上げトライアルでペアで確認。ゲーム感覚で学んだ単語を復習できるといいですね。今回の教科書単元のトピックがオーストラリア。担当の先生が実際に留学で経験したことを写真をとおして説明してくれました。日本と季節は違うんですね。オーストラリアは南半球だから、クリスマスが冬ではなくて夏!ってこともクラスで確認しました。3時間目の3年生は体育。定期テストが終わり、気分をリフレッシュさせ、グラウンドでソフトボール。グループに分かれて打撃練習や守備練習を行いました。

今日の香取中

 11月4日(火)3連休明け、みなさんお元気ですか。今朝は気温が1桁台。秋を飛び越して冬のような寒さ。風邪引かないようにしてくださいね。

 さて、今日の香取中。3年生は定期テスト初日。英語、数学、国語にチャレンジ。明日は理科、社会。お昼休みの図書室1階は、たくさんの1年生が集まり、牛乳パックアートにチャレンジしたり、囲碁盤で五目並べ。オリジナリティあふれる作品が仕上がってきています。完成品は1,2年生昇降口の階段手すりなどに飾る予定です。ちょっと殺風景だった空間に明るさが増すと思います。

 6時間目の3年生は社会。各自で学んだことの振り返り。ワークを解く生徒もいれば、タブレットで学習内容の理解度をチェックする生徒もおり、自分のペースで学びました。1年生は国語。草野心平の詩「河童と蛙」をペアで発表。リズミカルで身体が自然と動き出す詩。みんなでそれぞれのペアの「河童と蛙」の魅力を味わいました。

学校クラスコンサートを振り返って

 11月3日(祝)みなさんお元気ですか。3連休の最終日、いかがお過ごしですか。香取中学校では10月23日(木)文化庁主催による「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」(芸術家の派遣)、ピティナさま協力のもと、ピアニストの松岡美絵さま、オーボエ奏者の最上峰行さまをお迎えして学校クラスコンサートを開催しました。公演されたピアニストの松岡さまから、今回のコンサートを振り返ってメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。一部修正。

 紅葉に彩られた木々を、大きな窓から眺める音楽室。その素晴らしい秋の景色に包まれながら、コンサートは最高の環境の中で幕を開けました。

 まずは『あすか』のテーマ曲でご挨拶。私にとっても最上さんにとっても思い出深いこの1曲は、音楽をこよなく愛する田畑校長先生からのリクエストでした。

 揃ってご挨拶をしたあと、ピアノソロで『ドビュッシー:アラベスク』を演奏しました。フランス印象派を代表する作曲家ドビュッシー―…音で絵を描くように作曲された時代…と、話をしながら、ふと窓の外に目を向けると、まるで音楽に寄り添うように色とりどりの木々が広がっていました。

 ピアノについてのお話しは、普段なかなか内部を見ることのない楽器なので、みんなに近くまで集まってもらい、弦の長さや振動を実際に観察してもらいました。

 続いて、『ドビュッシー:アラベスク』と次に演奏した『ショパン:幻想即興曲』に共通する【左右の異なるリズム】について、最小公倍数を使ってわかりやすく説明。その後は、全員で楽しくリズムワークに挑戦しました。

 『ショパン:幻想即興曲』の演奏では、生徒の皆さんがその複雑なリズムを目と耳でしっかりと捉えて聴いてくれました。その瞬間、私と生徒さん、そしてショパン——作曲家・演奏者・聴衆が一本の集中の糸でつながったように感じました。

 オーボエのコーナーでは、楽器紹介のあと、『ガブリエルのオーボエ』を取り上げ、最上さんと一緒にブレス(息づかい)の実験を行いました。結果はもちろん、最上さんの大・大・大勝利!
どこまでも続く息の長さに、子どもたちは驚きの表情。まるで人間離れした技術を、目の前で体感することができました。

 プログラムの最後は『ドニゼッティ:オーボエ・ソナタ』。
イタリアの作曲家らしく、オペラのような歌心と、ワクワクする速いパッセージが魅力の一曲で、オーボエの美しさが存分に引き出されました。

 そしてアンコールでは、会場全員で『校歌』を歌い、温かい余韻の中でコンサートを締めくくりました。香取中学校の生徒さんは、全員が心をひとつにして、この時間を過ごしてくれました。
ひとえに、日頃からの学校の取り組み、学ぶ姿勢の力だと…私達も驚きと喜びの連続でした。


『簡単に情報が手に入る時代だからこそ、「生の人間が伝える」ことの大切さを感じます。一生懸命に奏でる姿を見て、感じてほしい。その姿を伝えるためにここに来た——。』

『この時、この瞬間を逃しては二度とない出会い。私たちと一緒に歌い(演奏し)過ごす時間を、心に深く刻んでほしい。』

 学校クラスコンサートの醍醐味は、最上さんのこの言葉にすべてが集約されています。私にとってもまさに『一期一会』の、かけがえのない体験となりました。

 多大な準備を惜しみなく行動してくださった香取中学校の皆様、PTNA担当者様に心より感謝申し上げます。

津宮地区グランドゴルフ大会

 11月2日(日)3連休中の中日となりました。お元気ですか。今日は本校グランドを会場に津宮地区のグランドゴルフ大会が開催されました。10月31日~1日にかけての暴風雨のため、2日に延期されたものです。

 本校生徒、職員も参加。最初は緊張したり、プレーが初めてであったりして不安でしたが、あっという間に津宮地区のみなさんと楽しく20ホールをまわりました。競技後は集計作業もお手伝い。結果は本校職員が入賞、また職員2名がホールインワン賞も獲得しました。地域の人とつながり、かかわりあった素敵な時間でした。

香取市民文化祭開催中

 11月1日(土)みなさんお元気ですか。朱塗りのじょんぬき橋周辺の舗装工事も終わりました。快適な状態で通学、通勤等で利用できますね。

 さて、昨晩は台風のような嵐。家の周りは被害はありませんでしたか。学校は特に被害はありませんでした。当初本日開催予定でした「津宮地区グランドゴルフ大会」が明日11/2に延期になりました。お家の人、地域の方と楽しむ機会となりますね。

 現在、みんなの賑わい交流拠点KOMPASで佐原会場の市民文化祭が11月3日まで開催されています。学校からは書写作品、絵画作品が紹介されています。加えて、今年度から文化部のみなさんの佐原張子絵付け作品、押絵も展示されています。佐原張子では制作者の故鎌田芳朗氏の作品、保存会の皆様の作品と一緒に本校生徒の「だるま」を飾っていただいています。押絵ではご指導いただいた先生の縁起物のタペストリーの下に本校生徒のサンタさんと雪だるまの押絵を展示していただきました。佐原文化協会さま、佐原張子保存会の皆様のご尽力で今回の展示は実現したものです。この場をお借りして佐原文化協会さま、佐原張子保存会さまにお礼申し上げます。ありがとうございました。

 絵画は1階、書写、文化部の作品は3階にてご覧になれます。ぜひ、3連休のお休みの期間に、鑑賞してみてください。

HAPPY HALLOWEEN!

 10月31日(金)今日はハロウィン。英語の授業ではハロウィンの由来についてALTの先生が英語で説明。その後、ハロウィンにちなんだ英単語を確認した後、単語探しゲームやビンゴ、2年生で月の絵本、3年生では関係代名詞を使ったハロウィンに関する文章を読んだり、早口言葉を楽しんだりしました。みな素敵なコスチュームに笑顔で記念写真!

1年生で扱った単語

ghost(幽霊), witch(魔女), bat(こうもり), night(夜), spider(クモ), black cat(黒猫), trick or treat(いたず らかお菓子か), moon(月), skelton(ガイコツ), pumpkin(かぼちゃ), mummy(ミイラ), costume(衣装), broom(ほうき), monser(怪物)

2年生で扱った早口言葉

Which witch wished which wicked wish?  どの魔女がどの邪悪な願いを望んだのですか?

<2年生で扱った絵本>

PAPA, PLEASE GET THE MOON FOR ME by Eric Carle

<3年生で扱った関係代名詞を使ったハロウィンについての並べ替え問題>

Complete the sentences using given words.

1. Halloween is the holiday( but also / is / fun / not only / which / scary ).

2. I want to buy a Jack o lantern ( a / face / which / funny / has ).

3. Have you ever seen a woman ( with / riding / on the broom / is / who / a cat )?

      ⇒1. Halloween is the holiday which is not only scary but also fun.

      ⇒2. I want to buy a Jack o lantern which has a funny face.

      ⇒3. Have you ever seen a woman who is riding on the broom with a cat?   

 

 

 

かとらぼプロジェクト

 10月31日(金)みなさんお元気ですか。10月最終日を迎えました。今年もあと2ヶ月。早いですね。それともゆっくり時は流れていますか。

 さて、今日は金曜日。朝の時間はかとらぼノートの日。今日の教科は社会。1年生は、2年生は、3年生は。3年生のみなさんはまさに今の実社会と直結している内容ですね。今回も書き写した教科書の文章をさらにしっかり理解するために、助詞の穴埋め問題にチャレンジ。今回の各学年が視写した文章の穴埋め問題は以下のとおりです。

<1年>

南部(  )沿海部には経済特区(  )設けられました。経済遠く(  )設けた目的(  )、税金などの負担(  )軽くすることで外国企業(  )招き、外国から高度な技術(  )資金(  )導入して、技術(  )学びながら経済(  )発展させることでした。

<2年>

イギリス・フランス・アメリカ(  )はじめ、統一国家となったドイツ・イタリア、近代化(  )踏み出したロシア・オーストラリア(  )、他の諸国と比べて経済力や軍事力など(  )まさるようになったことから、列強(  )呼ばれました。

<3年>

衆議院(  )内閣不信任案(  )提出こと(  )できます。内閣不信任案(  )可決されると、内閣(  )総辞職するか、10日以内(  )衆議院(  )解散するかを選びます。衆議院(  )解散されると、衆議院議員選挙(  )行われ、選挙後の国会(特別会)(  )、新しい内閣総理大臣(  )指名されます。

  2時間目の1年生は国語。草野心平の詩「河童と蛙」をペアで音読しました。自然と身体がリズミカルに動いてしまう草野さんの詩。まるでラップ? 草野心平は蛙を題材にたくさんの詩を書いたところから「蛙の詩人」とも呼ばれています。「春の歌」や「冬眠」など、ぜひ味わってみてください。

 3時間目の2年生は道徳。国の天然記念物になっている「鳥取砂丘」について。その景観が観光客による落書きになどによって損なわれている実態があります。美しい鳥取砂丘を守っていくために条例があっても守られていない現状をどうすればよいのか、鳥取県砂丘事務所のポスターを使って考えました。

 お昼休みは引き続き牛乳パックアート。わいわいおしゃべりが弾む中、給食の牛乳パックを活用して折り紙で飾り付けをしました。

 

さわやかな天気

 10月30日(木)みなさんお元気ですか。爽やかな天気で気持ちがよいですね。明日の夕方には雨が降り出す予報が出ています。良い天気がなかなか続きませんね。

 さて、今日の香取中。3時間目の3年生は数学。『線分の比と平行線』。今日の学習課題は「平行線と線分の比」の定理の逆が成り立つかどうかを考えよう」でした。今日の授業では、「三角形の2辺を等しい比に分ける2点を結べば、その線分は残りの辺に平行になる。」という線分の比と平行線の関係についてクラス全体で理解を深めました。証明問題は最小限の言葉で構成された論理的な文章です。だからこそ、そぎ落とされた言葉が何なのかを考える力、つまり行間を読む力が求められると思います。この力は数学の読解力の中心的な要素と考えられるのではないでしょうか。

 午後からは香取学習2の最終日。先週の木曜日には6月から毎週進めてきた雅楽コース、和太鼓コース、茶道コース、食と健康コースの成果発表会を体育館で行いました。今日は雅楽の楽器の手入れやお礼状など、各コースごとに振り返りを行いました。次週からの香取学習は3。キャリア教育の学びをスタートさせます。

 ちなみに食と健康コースのみなさんは、校庭の畑兼用花壇に植えた落花生掘りを行いました。まさに花が落下して地中で育った実が落花生。わいわい楽しく掘り出しました。

今日の香取中

 10月29日(水)みなさんお元気ですか。今日の香取中。3時間目の1年生は英語。英単語の読み方を授業の冒頭に学んでいます。英語には音読みとアルファベット読みがあること。単語の最後が「e」の時はマジック発動!例えば、takeなら、「a」の発音がアルファベット読み「エイ」になる。同様に、make(「a]がエイ)、use(「u」がユウ)、close(「o」がオウ)、write(「i」がアイ)など、このルールを使えば初めて出てきた単語でも声に出して読めることを学びました。(一部例外はあります。例えばhave が「a」がエイではなく「ア」)

 4月の年度初めではなく、ある程度で英単語の知識が入ったこの時期に英語の発音の規則性を学ぶと、インプットされた英単語を頭の中でいろいろと類推しながら、規則を当てはめやすくなりますね。

 4時間目の3年英は家庭科。手で縫い、ミシンをかけパペットを作っています。完成したパペットはクリーナーとして活用できたり、パペット芝居として演じたりもできます。ショートストーリーをつくって発表予定です。

 お昼休みは昨日の続きで多くの1年生が図書室1階スペースに集まり、牛乳パックアートを楽しみました。おしゃべりしながら楽しい時間が過ぎました。

 放課後、3年生は補習、今日は英語。長文問題の攻略方法をみんなで考えました。担当の先生からは、全文を読まなくても、段落毎の冒頭1文だけでもおおまかな内容がつかめること、注釈に載っている単語が文章全体を考える大きなヒントになること、そして一文一文には必ず主語と動詞があること。動詞をつかめばその前後を読みながら意味がわかることなど、たくさんの攻略法を教えてもらいました。まずはちょっとずつ読む機会を作って、英文に慣れていくことが大切です。自分の好きな分野や推しのことなどを英語で読んだり発信できたら、今より自分の世界が広がるかもしれませんね。

香取市中学生議会

 10月28日(火)香取市役所議場で「中学生議会」が開催され、本校から3年生2名が参加。市議会が行われる議場で実際に一般質問を行ったり、会議録署名を行ったりしました。本校からは「閉校した学校の利活用について」質問を行い、副市長、財政課長が答弁。もう1名の質問「下水道管の老朽化について」は市長と下水道課長が答弁をされました。社会科公民分野で学んでいることがそのまま実生活につながる内容。主権者教育の一環として、よりよい生活が実現できるよう、自分たちは何ができるか考える機会となりました。本機会をいただきました香取市役所様、香取市教育委員会さまに感謝申し上げます。

アートワークショップ第3弾

 10月28日(火)のお昼休みに、図書室1階閲覧スペースでアートワークショップ第3弾を行いました。今回は牛乳パックを折り紙でデコレーション。1,2年生昇降口の階段が殺風景なため、生徒のみなさんの手作り作品で飾られたらと思いワークショップを開催。牛乳パックの側面を好きな色の折り紙で貼付け、その後は参加した生徒のみなさんの感性に委ねた飾りをつけて完成します。明日も引き続きお昼休みに開催予定です。

秋空のもと

 10月28日(火)みなさんお元気ですか。朝の日差しは気持ちのよいもの。AIなど高度情報化社会に生きる私たちですが、身体や心は天気や天候に大きく左右される生き物でもありますね。校舎や教室内のひかりが温かく感じます。

 さて、今日の香取中。3年生は国語。紀行文 松尾芭蕉のおくのほそ道を自由進度学習で学んでいます。今日は個人やグループで、「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる序文と立石寺(りゅうしゃくじ)、平泉の部分を音読や暗唱を行い、内容理解に努めました。立石寺で詠んだ句は「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」。平泉では「夏草や 兵どものが 夢の跡」でした。

 2年生の教室廊下側掲示版には、秋や冬を表す季語がたくさんリストアップされています。そのリストから推しの季語にはシールが貼られています。「秋のかわいい季語」では『三日月』や『林檎(りんご)』、冬のかっこいい季語では、『時雨(しぐれ)』や『神楽(かぐら)』『冬銀河』、『荒神祓(こうじんばらい)』、冬のかわいい・おしゃれな季語では『白狐(しろぎつね)』や『ホットレモン』、『雪菜』が多くの票を集めています。

 4時間目は1,2年合同体育。今日はソフトボール。野球場を使って、実際にゲームを楽しみました。

今日の香取中

 10月27日(月)みなさんお元気ですか。久しぶりの日差し。先週の冷え込みに比べて、今日はおだやかな陽気でした。さて、今日の5時間目。3年生は先週の合唱発表会・香取学習成果発表会の振り返り、2年生、1年生は定期テストに向けて学習計画を立てました。見通しをもって準備を進めていきたいです。

県中学生ソフトテニス新人大会女子個人戦

 ご報告が遅くなりました。先週の土曜日、10月18日に千葉県総合スポーツセンター庭球場を会場に県新人大会個人戦が開催されました。郡市新人戦で優勝を果たした本校2年生ペアが出場。2回戦(対大栄みらい学園)、3回戦(対八日市場一中)と危なげなく順調に勝ち上がり、4回戦は市原支部の国分寺台西中との対戦。2-3のファイナルゲームで惜しくも敗れ、5回戦進出とはなりませんでした。県大会で4回戦まで勝ち上がる実力をつけてきた2年生ペア。さらなる高みを目指して努力し続けてくれることを祈っています。

 

ランチdeアート・ワークショップ第2弾

 10月24日(金)お昼休みに図書室1階スペースで、アートでおしゃべりタイムの2回目を開催。先週に引き続きのリピータさんもいれば、今回初めての生徒さんも入り、アットホームの中でアートを囲んでおしゃべりをしました。今回も前回同様に指人形パペットをアバターにして自由な雰囲気の中、「正解はないよ。それぞれの人が感じた分だけ答えがあるんだよね」というベースでたくさんの発見や感想が出てきて、大変すてきな時間となりました。

 今回扱った作品の一つは校長室前に飾ってある手ぬぐい(タペストリー)。「これ何に見える?」の問いかけに「梅干し!」「りんご!」といった声。秋にちなんで干し柿にも見えるかも。続いては3年昇降口踊り場に掲示してあった「目の健康ポスター」。「なんでこのポスターを見て目だって言えるのかな?」の投げかけに「マルに点があるから」とかえってきました。私たちは「〇」や「・」を見て『目』だって感じるんですね。すかさず、参加者の皆さんが指に付けているパペットを見てもらうと、それぞれのパペットにも『目はテン』でした。3番目は3年昇降口前に貼ってある元永定正さんの絵を紹介。「この絵の中に何か見える?」の呼びかけに、絵を指さしながら「ペンギンが見える」「ゾウが見える」と答えてくれました。いろいろなものが人によって見えることに驚きつつ、次はオーストラリアの先住民のアボリジニの方によって描かれたアート作品を鑑賞。この時点ですでに参加した生徒の皆さんの目は凝視状態。最後は北佐原地区出身の水彩画家の大崎善生(おおさきよしお)さんの2枚の絵を見てもらい、「どっちが好き?と投げかけました。すでに絵をよーく見る感覚ができており、なぜその絵が「いいな」と思ったのか、自分のことばで伝えてくれました。土の色、空の色、雲の形、それぞれの人の視点からその絵の素敵なところを語ってくれました。一人で見ていては感じられなかったことを、いろいろ教えてもらえた時間。

 たった15分足らずでしたが、満ち足りたアートを楽しむ空間がそこにありました。今回はこのワークショップを見に地域から来てくださった方もいらっしゃいました。今回の画像はその方に撮っていただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 さて、次回はどんなアートが登場するかお楽しみにしてください。

 なお、千葉市では千葉国際芸術祭2025が11/24まで、旭市では「あさひの芸術祭(あさげー)2025」が11/9まで開催中。千葉市や旭市を散策しながらアートを楽しめるイベントが行われています。地元香取市では、10/31-11/3まで市民文化祭(佐原会場)がコンパスで開催されます。本校生徒の書写や絵画、文化部の生徒のみなさんの作品も展示される予定です。

〇千葉国際芸術祭 ⇒ https://artstriennale.city.chiba.jp/

〇あさひの芸術祭 ⇒ https://asahinogeijyutsusa4.wixsite.com/home

〇香取市民文化祭 ⇒ https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/shogaigakushu/sanka/bunka.html

今回扱った作品

・注染てぬぐい 江戸文様 丸つなぎ

・本校養護教諭作成「目の健康」ポスター

・元永定正「いろ いきてる!」2006  SOMPO美術館蔵(著作権上画像は紹介できませんことご了承ください)

・Johnny Warrangkula Tjupurrula 「Old Man's Story」1972 Papunya Tula  ART OF THE WESTERN DESERT

・大崎善生「盛夏」個人蔵

・大崎善生「夕焼」個人蔵 

成田空港周辺中ガ学校英語スピーチコンテスト

 10月25日(土)みなさんお元気ですか。朝からあいにくの雨。肌寒い天気が続いています。風邪をひかないよう気を付けてくださいね。

 さて、今日の午前中、成田市公津の杜もりんぴあで「第31回成田空港周辺中学生英語スピーチコンテスト」が開催されました。本校からは第一次ビデオ審査を通過した3年生がスピーチ部門に出場。二次審査7名のうち、トップバッターで発表。心の友であり、自分の世界を大きく広げてくれた本の魅力を英語で存分に語り、たくさんの拍手をいただきました。休憩時間も図書室で借りた本を開いて読んでいる姿。きっと今日も新たな世界を探索していることと思います。

 

 

かとらぼノート

 10月24日(金)毎週金曜日の朝の時間は全校かとらぼノートの日。今回は数学。3年生は二次関数。関数y=ax²のグラフについて。2年生は三角形の角の性質について。1年生はともなって変わる2つの数量の関係について。これらの定義を90秒で書き写す視写を行いました。その後、書き写した文の意味をしっかりつかむため、助詞を穴埋めにしたシートを使って適切な助詞を入れる活動を行いました。英語は語順によって意味が決まります。それに比べて日本語は、助詞によって意味が変わります。「誰(何)」「誰(何)」「どうした」。これらの「」と「」を取り違えると意味が変わってしまいます。ですから、適切な助詞を選べるということは、文全体をしっかり理解して意味がつかめていることになります。

 さて、今回の1年生が書き写した「ともなって変わる2つの数量について説明した文章。「ともなって変わる2つの変数x、yがあって、Xの値を決めると、それに対応するyの値がただひとつ決まるとき、yはxの関数である。という。

 この定義は関数について説明した教科書の文章ですが、なんだか難しいですね。教科書の文章をきちんと読める力をつけよう!と言われても、そもそも説明文がわかりづらい!と言えるかもしれませんね。言い換えると「xを決めたら、yは自動的に1つに決まる時、yはxによって決まる」さらにやさしく言うと「xを入れたら、yが1つだけ出てくるしくみ」それが関数だよ! これでも「いまひとつ、、、」となると具体的な例を考えてみるとよいかもしれません。例えば、関数を「自動販売機」と例えたらいかがでしょうか。自動販売機にはボタンがいくつかあります。1のボタンはお茶、2のボタンはスポーツドリンク、3のボタンは炭酸飲料だとします。それぞれのボタンを押すとその飲み物が出てくる。ボタンを1つ決めると、出てくる飲み物(y)は1つに決まる。ですから、「自動販売機から出てくる飲み物(y)はボタンの番号(x)の関数である」と言えます。もしボタン2を押してお茶が出てくるときもある!なんていう自動販売機だったら困ってしまう。ボタンを2と決めたのに、出てくる飲み物がスポーツドリンクとお茶の2通りだったら、これは関数でない!ということになります。 日常生活の中で関数を使った例が他にあるか考えてみると、より理解が進みますね。例えば、気温とアイスの売れ行き数。気温が上がればアイスはたくさん売れる。これも関数で表せるかもしれませんね。

 

 

 

 

香取学習発表会

 10月23日(木)合唱発表会のあとは、本校独自カリキュラムの総合的な学習の時間、通称「香取学習」。その香取学習の学びの成果を披露。

 雅楽コースでは香取神宮のみなさまのご指導により越殿楽を披露、雅楽の歴史、楽器の紹介。食と健康コースは体によい「朝食」メニューの開発、調理実践、発表。そして非常変災時に生き抜くサバイバル飯の実践、そしてレポート発表。茶道コースは茶席の一連のお点前を、亭主、正客などを生徒がすべて行い、会場200人近くの視線のもと、雅に披露してくれました。和太鼓コースは栗源の和太鼓グループ「響」さまのご指導のもと練習を重ねてきた迫力の演奏を披露。今回は今年度より創設した文化部による発表もありました。佐原文化協会の皆様のご協力のもと、ミニ手話教室を開催。会場全員で「小さな世界」を手話をしながらあたたかい雰囲気の中、みんなで歌い、手話をしました。

 平日にもかかわらず大勢の保護者、地域の皆様にお越しいただき、本校生徒の学びの成果を見ていただきましたこと、お礼申しあげます。

 ☆食と健康コースのサバイバル飯レシピはこちら ⇒サバイバル飯 掲示用.pdf

合唱発表会

 10月23日(木)今日はアートの日。午前中はプロのピアニスト、オーボエ奏者の方の演奏を堪能。午後からは本校生徒の学びの成果を「合唱」と「雅楽」「和太鼓」の演奏披露、「茶道」のお点前披露、食と健康コースによる発表が行われました。保護者のみなさま、地域の方々、佐原学園の留学生の方も多数お越しになりました。ありがとうございました。

 生徒のみなさんの司会により進められた午後の発表。全校合唱「地球星歌」未来へ託した祈りの歌からはじまり、1年生は私たちにとって大切なものとは何か、2年生は、「ほら、笑って!」と未来へのエール、3年生の合唱「結ーゆいー」では、ひとりひとりの力や思いが集まり、結ばれることで、とても大きなエネルギーになることを歌いあげました。合唱のメロディの美しさとともに、歌から発せられるメッセージを聴くもの誰もがしっかりと受け止めました。少人数ながらもクラスみんなで歌い上げたそれぞれの合唱。「クラス合唱、全校合唱っていいな!」と会場のみなさん誰もが心から思ったことと思います。 

学校クラスコンサート

 10月23日(木)今日は内外で活躍されていらっしゃる演奏家をお招きしての音楽教室。演奏者はピアニストの松岡美絵さまにオーボエ奏者の最上峰行さま。文化庁主催「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」(芸術家の派遣)、ピティナさまご協力のもと実現したコンサートです。

 第1部は1,2年生対象、第2部は3年生対象に50分ほどの音楽教室。オープニングはお昼の放送でもお馴染みの大島ミチルさんの「風笛」。1999年NHK連続テレビ小説「あすか」のオープニング曲。オーボエの澄み渡る音色がピアノをバックに響き渡りました。続いてドビュッシーのアラベスク1番。季節の移ろいとピアノの流れるような音色がシンクロして、心地よい気分。松岡さまからピアノの仕組みをピアノを間近に見ながら説明していただいました。ドビュッシーのアラベスク、ショパンの幻想即興曲。この両者の曲を左手と右手でどんな動きをしているのか、そのリズムを解き明かしていただき、実際に手で拍子をとったりもしました。そのリズム感を生徒のみなさんが一人一人もった中、幻想即興曲を聴き入りました。ダイナミックさと繊細なパートが混ざり合いながら、まさに幻想的な雰囲気でエンディング。続いてオーボエの楽器について最上さまから説明をいただき、オーボエの息継ぎの妙技を体験。モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」を聞きながら、奏者と同様に息継ぎを体験。その息継ぎのすごさを美しい曲と共に実感。あの甘美なメロディーを吹く中で、あれほど大変な吸って吐いてがあるとは!とみんな学びました。ギネスにも載るほど、オーボエは世界で一番難しい楽器。そのオーボエの魅力を味わえるドニゼッティのオーボエソナタをピアノとのデュオで楽しみました。エンディングは本校の校歌をオーボエとピアノによる贅沢な伴奏で合唱。本校の生徒とプロの演奏家との一期一会の校歌演奏。これほど感動的な校歌はない!そんなひととき。音楽を心から楽しんだ学校クラスコンサートでした。

 改めまして、ピアニストの松岡美絵さま、オーボエ奏者の最上峰行さま、お越しいただきましてありがとうございました。早速、最上さまのインスタグラムには本校の音楽教室の様子が紹介されていました!

 

明日に向けて

 10月22日(水)みなさんお元気ですか。しばらく曇り空が続いています。3年生のみなさんが英語で学んだ現在完了を使うと、It has been cloudy for a while.とかThe sky has been cloudy for days.でしょうか。さわやかな秋空をみたいものですね。

 さて、今日の香取中は明日午後の合唱発表会、香取学習成果発表会に向けて、合唱練習や会場の準備。生徒たち自身でレイアウトを考えながら体育館に美術や書写作品、技術家庭科作品など掲示、展示しました。加えて今年度創部した文化部のみなさんの作品も紹介されます。また、明日の午前中は日本内外で活躍されているピアニストの松岡美絵さん、オーボエ奏者の最上峰行さんを招いて学校クラスコンサートを音楽室で行います。保護者、地域の皆様、ぜひお越しいただきご鑑賞ください。

今日の香取中

 10月21日(火)、みなさんお元気ですか。上着なしでは寒く感じられる陽気です。風邪を引かないよう気をつけてくださいね。1年生と朝の挨拶をしていると、クラスの友人と社会の歴史についておしゃべりをしていました。「最澄と空海ってどっちが何宗だっけ?」「さいちょうの「ちょう」ってどんな漢字だったっけ?」などなど。平安時代の2大仏教についてのおしゃべり。きっとただ暗記するだけでは区別がつかないことを話していたのかもしれません。そんな時は「言葉」に焦点を当ててみるとよいかもしれません。たとえば、最澄の天台宗の「天台」ってどんな意味なんだろうか。空海の真言宗の「真言」ってどんな意味なんだろうか。教科書には書かれていないことですが、そこを自分で調べてみると、最澄や空海の1200年以上前の思いが伝わってくるかもしれません。そうすると、最澄は天台宗で比叡山延暦寺、空海は真言宗で高野山金剛峯寺というのがすーっと頭に入ってくるかもしれません。そして近所や地域のお寺は何宗かな?という視点でみると、意外と身近に天台宗や真言宗のお寺があって、おっとここに最澄さんがいる! ここに空海さんがいる!って身近に感じられるかもしれません。点として点在していた知識が面として自分の生きた知識に変わる瞬間がそこです。そして近くのお寺が別の宗派だったら何宗なのだろうかとさらに調べだしたら、点が面になり、それが立体的に今度は見えてくるかもしれません。これが知的好奇心。「学びの秋」の到来です。

 さて、今日の香取中の3時間目、1年生は英語。There is(are)~.の文をさまざまなスライドを見ながら学びました。スライドの中に隠れている物体?を見つけ出す活動。Thereにはもともと「そこに」という意味がありますから、「ほらそこに いるよ 1匹の犬が!」 There is a dog. 「 ほら!いるよ 3匹のカエルが この写真の中に」だったら、There are three frogs in this picture.となるわけですね。一度覚えると日常でもたくさん使える表現です。「この木曜日に学園祭があるよ」というなら、There is a school festival this Thursday.といえますね。会話の中では疑問文で使われることも多いかもしれません。「今日ってさ、宿題あるんだっけ?」「うん、数学の宿題があるよ」であれば、Is there homework today? Yes, there is math homework.と言えますね。日常の場面でどんな時に使えるのかな?と考えて見ると、「英語を使う」機会が増えますね。学んだことが自分のものになるためには、自分で使ってみることが大切です。

 4時間目のグランドは1,2年生の合同体育。今日はソフトボール。体育の先生方以外にも多くの先生も加わっていました。生徒4人か5人に対して先生が1人いる割合。香取中ならではの授業。秋の風吹く中、ソフトボールで身体があたたまりました。

自分の感受性くらい

 10月20日(月)新しい週が始まりました。天気がぐずついており、すっきりしない日が続きますね。みなさんお元気ですか。今日の午後は香取学習2や合唱の発表会に向けてリハーサルを行いました。体調を崩している生徒も出始めており、体育館で全校で歌うことは控えました。

 さて、職員玄関のプランターを植え替えました。春から夏にかけて咲き誇った日々草たち。今日から菊やパンジー、ストックなどの花に代わりました。気づきましたか? 校長室前にはハロウィンにちなんだ植物や置物を飾ってみました。素敵なモノ、美しいモノを見たり、聞いたり等、こころを耕していくことを大切にしたいですね。私たちの感性やセンスを磨いていくチャンスが「秋」です。ぜひ、茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」も一度味わってみませんか。

アート・ワークショップ

 10月17日(金)お昼休みに、図書室1階閲覧スペースでアートワークショップを開催しました。今回は「アートの秋、探してみよう不思議な絵」。

 まず参加者は好きな指人形を選び、その指人形を自分のアバタ(分身)としました。アバターに名前をつけてもらったら、みんな素敵なネーミングにしてくれました。これでもうアバター自身がおしゃべりをする人(動物)に変身。アバターをとおして、生徒のみなさんは思い思いに自由におしゃべり。笑いの絶えないアットホームな雰囲気の中でアートを楽しみました。

 「これ何に見える?」「埴輪(はにわ)!」「この本の表紙の絵、これって何でしょう?」「ニンニク!」「トウモロコシ!」「この本に描かれている絵は何を表していると思う?」「この絵にストーリーつけたらどうなる? 隣近所の人と話してもらっていい?」「落ちた穴から空を見上げている景色!」「黒く塗っていった先に残った白!」

 いろいろな考えが出て生徒みなさんからは「へー」「なるほど」など反応はさまざま。参加した生徒の皆さんの笑顔が素敵な昼休みの図書室1階でした。

 一つだけの正解をもとめる楽しさもある一方で、正解がない、あるいは、見たり感じたりした人の数だけそれぞれの答えがあるアートの世界も面白いもの。そんなアートを気を楽にして楽しめるひと時を今後も続けていこうと思います。次回はどんなアバターになって、どんなアートに出会えるかお楽しみに!(著作権上、今回扱ったアート作品画像をホームページ上で一部ご紹介できないことお許しください。)

 <今回扱った書籍等>

エリック=カール 作 「パパ、お月さまとって!」

神山輝夫 作 渡部洋二 画 「たけのこくん」

末永幸歩 著 「13歳からのアート思考」

小野満俊彦・恭子 作(陶芸)「歌う人」「オーボエを吹く人」

Anna Efverlund デザイン「TITTA DJUR」 IKEA

 

かとらぼノート 第3ステージへ

 10月17日(金)みなさんお元気ですか。久しぶりに日差しを見ることができた朝でした。校舎と木々が青空の元、目にも鮮やかにきれいです。また、線路側通用門には3本の大きなキンモクセイにオレンジの小さな花が咲き、香りだっています。そんな素敵な朝をさわやかなに迎えるために、朝起きたらその場で軽くジャンプを10回から20回してみましょう。アクティブスイッチが入り、身体も脳も心も目覚めますよ!

 さて、今日は金曜日。『かとらぼノート』の日。3年生は実力テストのためテスト勉強でしたが、1,2年生は『かとらぼノート』第3ステージに入りました。5月からスタートした『かとらぼノート』。教科書の大切な個所を視写する活動を5教科行ってきました。第2ステージからは、ふだん使う日常会話(生活言語)と異なる教科書で使われる言葉や表現(学習言語)が多用されている数学、理科、社会に絞って視写を行ってきました。今日からは第3ステージ。視写に加えて、『助詞』の穴埋め問題にもチャレンジしました。

 では、なぜ第3ステージで『助詞』なのでしょうか? 比べてみましょう英語と日本語の文のしくみ!英語は語順で意味が決まる言語です。「追いかける」という意味のchase(チェイス)を使って例を示してみますね。

意味
The dog chased the cat. 犬が猫を追いかけた。
The cat chased the dog. 猫が犬を追いかけた。

 上の例のように語順が変わると全く意味が違ってきます。英語では誰(何)が【主語】+どうした【動詞】+誰(何)を【目的語】の順番で意味が決まります。

 一方で、下の文例のように日本語は語順を入れかえても「助詞」があれば意味は同じです。

文例
追いかけた。
追いかけた

 以上のことから「英文を理解する時は、語順を意識すると意味がつかめる。日本語を理解する時は「助詞」に気をつけて読むと意味がわかる。」と言えます。

 ですから、第3ステージでは教科書の大切な説明や定義などの文章を正確に理解するために「助詞」に注目しました。今日の1,2年生は理科の教科書を使って「助詞」が(  )で穴埋めになっている文章を読み、適切な助詞を入れる活動を視写に加えてチャレンジしました。

 香取中では学びのベースとして教科書を正確に読める子ども達を育てたいと考えます。試行錯誤ではありますが、いろいろ取り組みながら、読解力の育成を今後も図っていきます。

本番に向けてリハーサル

 10月16日(木)みなさんお元気ですか。ここ数日、朝は秋らしい陽気が続いていますね。今日の香取中は来週の合唱発表会、香取学習成果発表会に向けて午後から準備。香取学習2の各コースが本番さながらにステージやアリーナを使って発表練習を行いました。当日ではなかなか撮れないアングルでの画像を紹介します。保護者のみなさま、ぜひご来場いただき子ども達の活躍をご覧ください。

 また、午前中は文化庁後援による学校クラスコンサートを音楽室で開催します。演奏者はピアニストの松岡美絵さまとオーボエ奏者の最上峰行さまです。松岡さまは本校に3年ぶりの登場。日本のみならず世界トップクラスのアーティストと共演。桐朋学園大学管楽器部会の委託演奏員でもいらっしゃいます。最上さまは東京交響楽団の首席オーボエ奏者であり、葉加瀬太郎さんをはじめ数々のミュージシャンの作品、ドラマ、映画等の録音等に参加しています。プロ奏者の演奏を間近に聴く貴重で素敵なコンサート。曲目は大島ミチルさんの「風笛」、モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」、ショパンの幻想即興曲などを予定しております。お楽しみください。

未来のサイズ 体操服、ジャージ姿 

 10月15日(水)みなさんお元気ですか。今朝は上着なしだと寒さを感じる天気。急に秋の陽気になりました。風邪をひかないように体調管理に気をつけてくださいね。

 さて、今日の香取中。未来の香取中生が訪問してくれました。水の郷小さんが本校の体育館を利用して体力測定のシャトルランを行いました。1組目は1年生と6年生。その後、2年生と5年生、3年生と4年生が順々に訪れ午前中をかけて測定を行いました。津宮小と大倉小が統合した際に、中学校と連携して同じ体操服、ジャージに水の郷小の児童のみなさんはなりました。中学生と同じ体操服姿を見ると、なんとも微笑ましく、俵万智さんの短歌『未来のサイズ』を思い出しました。

 一方、中学3年生はグラウンドでソフトボール。体操服を着て授業を受けていますので、先ほどの小学生と比べて、その成長ぶりに驚かされました。

後期 始業式

 10月14日(火)3連休後の今日、後期の始業式。新たな気持ちでスタートを切りました。また、生徒会役員認証式が行われ、旧役員と引き継ぎ、新たなメンバーでの船出でもありました。3年生は卒業アルバムの個人写真や委員会の写真、クラス写真を撮影しました。

 

前期 終業式

 10月10日(金)気持ちの良い朝を迎えました。朝読書の時間は「かとらぼ」の日。今日は社会。1年生は歴史分野、藤原氏の摂関政治について。2年生も歴史、フランスの絶対王政と啓蒙思想について。3年生は公民分野、選挙について90秒で視写を行いました。専門用語がたくさん出てくる社会の教科書をしっかり理解できるようにしていきたいです。

 そして、2時間目は全校集会及び前期終業式。9月から10月にかけての生徒の活躍を大会、コンクール等の報告で披露。終業式では各学年から代表者が、前期を振り返り発表がありました。その内容をキーワードにすれば、挑戦、継続、あきらめない に表せると思います。明日から3連休。10月14日の後期始業式で新たなスタートをきりましょう。

雅楽奉納演奏

 10月9日(木)午後からは香取学習2の日。雅楽コースのみなさんは今日が香取神宮の方から直接ご指導いただく最終日。そして、拝殿で奉納演奏をさせていただく日。各管(龍笛、篳篥、笙)で練習した後、唱歌(声に出して歌う)、その後、合わせ練習。そしていよいよ奉納演奏のため、社務所から拝殿へ移動。保護者の皆様にもお越しいただき演奏を聴いていただきました。6月から10回あまりご指導いただいた成果を披露する場。厳かな中、香取中生が演奏する「越殿楽」が香取の杜に響き渡りました。演奏後は、ご指導いただいた先生方と記念写真を撮り、社務所に戻り、各管ごとに感謝の気持ちを伝えました。香取神宮様には今年度もご指導いただきましてありがとうございました。日本古来から伝わる雅楽を学ぶ機会を得ることができましたこと、お礼申し上げます。

香取学習2

 10月9日(木)午後からは香取学習2の時間。体育館では和太鼓コース、音楽室では茶道コース、コンピュータ室では食と健康コースが10月23日の学習成果発表会に向けて練習や準備。雅楽コースのみなさんは、香取神宮で神官の方々にご指導をしていただいた後、拝殿で奉納演奏をさせていただきました。

今日の香取中

 10月8日(水)みなさんお元気ですか。今日も気持ちの良い天気。明日は台風22号の接近にともない風が強まる予報です。登下校は安全に十分気をつけてください。暴風の警報が明日朝6時の段階で発令されていた場合は自宅待機となります。tetoruでもお知らせいたします。

 さて、今日の香取中。校庭の植栽に実りの秋が到来しています。ヤマボウシは赤いまん丸の実をつけ、地面にも落ちた実がたくさんあります。また、技術室脇にはハナミズキの木にやはり赤い実がたくさんなっています。秋、葉が色づく季節、赤い実と青空のコントラストは鮮やかです。秋、学びの秋でもあります。知的好奇心を大切に、学びを深めていく学校でありたいです。

 

 

レゴリス

 昨夜10月6日は中秋の名月でした。雲が多く満月を愛でることはなかなかできなかったのではないでしょうか。今晩は十六夜、「いざよい」。お月様がきれいに見えます。校庭から見上げた十六夜の月が素敵です。

 さて、なぜ、夜空に見える満月はまんまるで、まるでお盆(おさら)みたいにみえるのでしょうか。それは、「レゴリス」のため。一度聞いたら忘れないような響きですね。この「レゴリス」とは、月の表面をおおっている細かい砂やほこりのこと。このレゴリスは、太陽の光が当たるとその光をいろんな方向に反射(はねかえす)します。ですから、月の真ん中だけでなく、はしっこまで明るく見えるのです。そのおかげで満月は影が少なく、丸い円のように、はっきりくっきり見えるのです。

  レゴリスが気になった方は、青山美智子著「月の立つ林で」はいかがでしょうか。「レゴリス」が登場する小説です。生徒のみなさんは校長室前のブックコーナーにありますので、立ち寄ってみてくださいね。

香取郡市小中学校児童生徒音楽発表会

 10月7日(火)みなさんお元気ですか。今日の香取中は午前中に、佐原文化会館で開催された「香取郡市小中音楽発表会」に参加しました。今年で3年目。今回も全校合唱と和太鼓、雅楽の演奏を披露しました。開会式の前に閉まった幕の中でリハーサル。その後、音楽発表会のトップバッターを光栄にも香取中の和太鼓コースが務めさせていただきました。ステージで迫力の演奏で会場の小中学生をはじめ保護者のみなさま、ご来賓のみなさんの心をつかみ、その後、市民体育館で全校合唱のリハーサル。本番では「地球星歌~笑顔のために~」と「君とみた海」を全校合唱。美しいハーモニーを響かせてくれました。休憩中に雅楽コースはリハーサル室で楽器をあたため、唱歌、演奏。休憩後、「越殿楽小曲」を演奏。緊張の中、息を合わせて雅な音色を披露しました。当日は和太鼓コースと雅楽コースの講師の先生も会場にお越しになり、その演奏を聴いていただきました。また、今回は本校から3名の生徒が会場ホールのドア係も担当しました。

 香取中はこれからも地域伝統文化を大切に引き継ぎ、香取中だからこそできる活動を進めてまいります。保護者のみなさま、本日は多数お越しいただき、本校の演奏、合唱をお聴きいただきありがとうございました。

文化部 手話教室

 10月7日(火)放課後、文化部では手話教室を開催。新たに香取市から手話の講師の先生もいらっしゃり、絵に描かれたモノを手話でどう表現するのか一緒に学びました。舟、川、木、花、蝶々、山、太陽、家、車、バス、電車などとても表情豊かに手で表現。ことばが見える、見えることば。手話の奥深さを感じた時間でした。

第22回体育祭 2

 10月2日に行われた体育祭の模様を昨日に引き続きご紹介します。今回は学年種目と保護者・地域の方参加型の種目「みんなで玉入り」を紹介します。


第22回体育祭 

 10月2日(木)10時より時間変更して体育祭を開催しました。平日開催にもかかわらず多くの保護者、地域のみなさまにお越しいただきました。どの種目も紅白の力が五分五分で、紅白対抗リレーは、最後のアンカーまで優勝の行方がわからない競り合いドラマチックでした。最後の種目、全校ダンスは紅白関係なく全校で素敵なパフォーマンスを見せてくれました。会場からアンコールの声がかかり、アンコールでは職員等も加わり大変な盛り上がりで閉会式を迎えました。総合優勝は紅組。応援優勝は白組。紅白リレーは赤組でした。今年のスローガンは「輝け!48色の光」。このスローガンのように、一人一人が精一杯の力を発揮し、また、それぞれの色が化学変化を起こさせ、紅白それぞれの組、全校で一緒に作り上げたすばらしい体育祭となりました。

 本日は通信環境が安定していないため、画像はすべての種目を紹介できませんことお許しください。明日また更新いたします。

今朝の香取中

 本日体育祭を実施します。今朝の香取中の様子です。昨夜まで雨が降り続きましたが、グラウンドの水はだいぶはけました。万全な状態で実施できるよう準備して参ります。保護者のみなさま、お子様の活躍をどうぞご覧ください。また、順延のためお越しになれない保護者の皆様には、ホームページをとおしてご紹介いたします。お楽しみください。

今日の香取中

 10月1日(水)今年もあと3カ月。みなさんお元気ですか。体育祭当日でしたが、早朝から雨、お昼前から夕方にかけて雨。今日は金曜日日課で授業を行いました。1時間目の様子を紹介します。

 1年生は数学。単元の振り返りで、各自で分からない部分を解き直したり、計算練習を行ったりと、自分のペースで進めました。数学の「読解力」が問われる文章問題にチャレンジしている生徒もいました。「a個のあめを、1人5個ずつb人に配ると3個余る。」この数量の関係をあらわした文章を等式で表すもの。数学でいう読解力の一つは、この文章(数量の関係)をどのような式であらわすことができるかでもありますね。ポイントは『a個のあめ』が全体のあめをあらわしていることに気づくこと。「余る」とは+αで表すことができること。これらの数学でよく使われる言葉は表現が具体的に何をさしているのか、しっかりと理解することが大切。学校でもしっかりサポートしていきたいと思います。

 2年生は国語。文法問題。五段活用、下一段活用、上一段活用、カ行変格活用、サ行変格活用について用例をみながら確認。その後、1分間タイムトライアル。リストアップされた動詞がどの活用かをペアになってテスト。初めての試みのタイムトライアルにみな意欲的に取り組みました。

 3年生は英語。本文の読解。音読をとおして英文の意味を確かめていきました。

 6時間目は体育祭に備えて応援練習。その後、郡市音楽発表会に全校合唱で出演するため、体育館を使って全校で合唱を行いました。応援の声とは変わり、全学年でハーモニーを大切に歌いこみました。

 

体育祭に向けて準備

 9月30日(火)みなさんお元気ですか。9月最終日となりました。いよいよ明日に体育祭を控え3,4時間目はダンスや応援練習など最終調整。その後全校で集まり応援団を始め、各係り担当、プログラム作成者など、それぞれのこれまでの頑張りを互いにたたえあい、明日に向かって気持ちを一つにしました。「輝け 48色の色!」そして明日の実施を願い、てるてる坊主を作りました!

 

サワラビルボード

 9月29日(月)午後に慶應義塾大学飯盛義徳研究室佐原元気プロジェクトの学生さん2名が本校を訪問されました。佐原元気プロジェクトの学生のみなさんとのご縁は、佐原の街中に開設した「イのハコカフェ」での出会い。地域創生の一環として地域住民が交流する場をつくりたいという願いからできた「ハコ」がイのハコカフェ。中学生と大学生が何かコラボできないかと香取中からリクエストして飯盛研究室の学生さんと行ったのが2年生の社会体験学習でした。佐原の小野川沿いを巡り、地域の良さを発見したり、佐原の大祭で使われる山車が展示されている水郷佐原山車会館や複合施設「コンパス」でインタビューしたりと普段できない貴重な経験を生徒は体験できました。その体験を冊子にまとめたのが「サワラビルボード」。その第6号に香取中の生徒がかかわらせていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。このサワラビルボードはwebでも紹介されていますのでご覧ください。冊子はコンパスをはじめ、いろいろな場所で手に入れることができるそうです。

https://isagai.jp/sawara/category/interview 

体育祭予行

 9月29日(月)みなさんお元気ですか。今日の午前中、10月1日の本番に向けて体育祭予行練習を行いました。強風の中でしたが、けがもなく本番の動きを確認しながら予行練習を進めることができました。午後からはエール交換の動きの確認や学年種目の練習を行いました。本番が楽しみです。今年度から平日開催。保護者のみなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

郡市新人ソフトテニ大会

 9月27日(土)(日)東総運動場テニスコートで郡市新人ソフトテニス大会が開催されました。土曜日は個人戦。他校と組んだ1年男子ペアと1年女子ペアがそれぞれ1回戦を勝利。1年男子ペアは粘るストロークやボレーポイントで善戦。2年女子の1ペアは県大会を賭けた順々決勝でファイナルゲームまで競り合いましたが惜敗。同じく2年女子ペアは途中苦しい場面もありましたが我慢の展開で最後は気持ちよいボレーを決めて個人戦を見事優勝しました。

 日曜日は団体戦と1年生の個人戦。男子は5校の総当たりリーグ戦。1年生3名のみの香取中男子は他校の選手に協力してもらい、ワンチームとして頑張りました。他校の主力は2年生も多く、厳しい戦いとはなりましたが、多古中、佐原中、栗源中、小見川中と試合を重ねるごとに緊張もほぐれ、動きも良くなり、小見川中とのラストの試合では、1ペアが見事1勝をあげました。女子は8校のトーナメント戦。5名で臨んだ1回戦の対戦相手は多古中。惜しくも2-1で敗退。次への糧となる試合となりました。

 1年生の個人戦では、男子の1ペアが第3位。他校と組んだ女子の1ペアも1勝し、2回戦へ進出しました。本校は他校の選手のの協力を得ながら出場しましたが、テニスの試合に加えて、人とのかかわりあいや学校を超えての応援など、普段の学校生活では経験できないたくさんのことを学ぶ機会となりました。学んだこと、気づいたこと、見つかったこと、それぞれの課題を次に生かせてくれたらと願っています。

 保護者の皆様、職員の皆様、応援ありがとうございました。

郡市新人バスケットボール大会

 9月27日(土)(日)多古中学校体育館を会場に男子、女子の試合が行われました。女子は小見川中と対戦。善戦しましたが、残念ながら2回戦へ進むことはできませんでした。男子は東庄中と佐原五中、そして本校の3校での連合チーム。選手のプレーにしっかり声援を送ったり、インターバルでサポートにまわりました。

千葉工大出前授業 新聞に掲載

9/28(日)おはようございます。本日の朝日新聞千葉版に本校での千葉工大ロボット出前授業の様子が紹介されました。学びの成果が実感できる学校づくりを引き続き進めて参ります。詳しい取組は9/10付のホームページをご覧ください。

今日の香取中

 9月25日(木)みなさんお元気ですか。爽やかな天候が続いています。本校では体育祭に向けて練習が進んでいます。体育をとおして、人とつながり、かかわり、学び合う時間となっています。

 

今日の香取中

 9月24日(水)みなさんお元気ですか。朝の時間は体育祭に向けて応援練習が始まりました。紅白ごとに場所を変えて練習に励んでいます。授業では1年生が技術でブックシェルフを製作中。2年生はティッシュ入れをつくっています。

全校愛校作業

 9月22日(月)体育祭に向けて6時間目に全校で愛校作業を実施しました。保護者のみなさまにもご協力をいただきましてありがとうございました。かまでグラウンド内や花壇の草を刈ったり、タイルの目地の部分に生えている雑草を取り除いたり、刈り払い機をお持ちの保護者の方には普段なかなか除草できない校庭周辺を刈っていただくなど、あっという間に校庭、グラウンドがきれいになりました。草を一輪車やリヤカーで運んでくれた生徒のみなさんもお疲れさまでした。気持ちよい教育環境の中で体育祭はもちろん学校生活を送ることができます。生徒、保護者、職員のみなさん、ありがとうございました。駐車場にはキバナコスモスやニチニチソウが元気に咲き誇っています。

 

体育祭練習スタート

 今年も9月になっても酷暑が続いてきましたが、「暑さ寒さも彼岸まで」と昔から言われています。秋のお彼岸を迎えた土曜日あたりから最高気温も30度を届かなくなってきました。本校では今年度から体育祭練習の段階から暑さが和らぐお彼岸に入ってから練習を開始することとしました。そしてその開始日が今日、22日。各学年や全体練習が始まりました。日頃の学びの成果を実感できる機会の一つとしても体育祭があります。10月1日当日に向けて怪我無く練習が進められたらと思っています。今年度もグラウンドから見える位置に体育祭スローガンが掲げられました。『輝け!48色の光』一人一人の輝きが楽しみです!

香取郡市新人陸上大会

 9月20日(土)東総運動場を会場に香取郡市新人陸上大会が開催され、本校から1年生4名が出場しました。3年生が引退し、バトンタッチした1年生が自己更新目指して力を発揮した大会でした。以下は成績です。

<男子>

1年100m 4位、6位

共通走高跳 2位

共通走幅跳 3位、5位

共通砲丸投 5位

<女子>

共通走幅跳 7位

共通砲丸投 3位

 

生徒会本部役員選挙

 9月19日(金)6時間目に、生徒会本部役員立候補者立会演説、選挙が行われました。生徒会長、副会長、書記、会計にそれぞれ1名ずつ立候補者が出て信任投票となりました。推薦者の応援演説、立候補者の演説、全校生徒を前に緊張したことと思いますが、一人一人が話す言葉にはパワーがありました。言葉はその人そのものです。推薦者が話す立候補者をたたえる言葉、立候補者がよりよい未来を語る言葉。その紡ぎだした言葉には明るい明日の、未来の香取中が見えました。Actionはみんなで起こしてきたいですね。

視写で学びのベースを

 9月19日(金)金曜日は全校で取り組む『かとらぼノート』の日。各学年で前日までに授業で学んだ大切な教科書の部分を専用のシート(本校では「かとらぼノート」と呼んでいます。)に書き写す日。今回は理科。1年生が視写した内容は水溶液に関してです。

  物質が液体に溶けることを溶解といい、溶けた液体を溶液という。溶けている物質を溶質、水のように溶質を溶かしている液体を溶媒という。

 溶媒が水である溶液を水溶液という。水溶液には、二酸化炭素のような気体や、エタノールのような液体を溶質したものもある。

上の文章は中1の9月の段階での理科の教科書の水溶液の説明文です。教科書くらい読めるでしょう(内容がわかるでしょ)と思った人は、すーっと理解できましたか。意外と難しく感じる人もいるのではないでしょうか。(難しく感じなかった人は下の2つの点がクリアできているのかしれません)その理由を考えてみませんか。

 一つは新しい用語(太字)が1つめの段落に4つも出てきています。もう一つは、ふだん私たちが日常生活で使っている会話(生活言語)と違った独特な言い回しや漢字だらけの文章が並んでいます。こういった言葉は毎日の生活の中では使うことはほとんどありませんね。こういった教科書や参考書、授業などで使われる学ぶための言葉を「学習言語」と言います。小学校の時から、教科書等をとおして授業の中で身に付けてきていますが、英語と同様に言葉は実際に使わないと身につきません。ですから、上の水溶液の説明文が出てきたら、黙読したり、音読したり、マーカーを引いたり、視写したりしただけでわかった気にならず、「これってどういうこと?」と立ち止まって見ることが大切です。ちょっと難しい言い回しですが、「学習言語を生活言語に訳してみる、または生活言語を学習言語に訳してみる」とおもしろいと思いませんか。

 ためしに、今回1年生が視写した1つめの段落を具体的な例を入れて日常で使っている言葉で表してみますね。

 コップの水に砂糖を入れてかき混ぜると、砂糖が見えなくなって水と一つになります。これを「砂糖が水にとけた!」と言います。このように、ものが水などの液体の中にとけていくことを溶解(ようかい)と言います。砂糖がとけた水(砂糖水)のように、「とけたものが入っている液体」を溶液(ようえき)と言います。このとき、とけているもの(砂糖や塩など)を溶質(ようしつ)、とかしている液体(水など)を溶媒(ようばい)と言います。

 まとめるね! ①「とける」とは溶解 ②とけてできた液体のことを溶液 ③とけたものを溶質 ④とかした液体のことを溶媒 と言うよ!

 難しい言葉が出てきたら、そのままにせず、それってどういうこと?って考えるクセをつけてみませんか。

香取郡市英語発表会出場

 9月18日(木)みなさんお元気ですか。本日は香取中学校を会場に令和7年度香取郡市英語発表会が開催されました。9月5日(金)に台風接近に伴い順延されたものです。本校からは1年暗唱部門で2名が「The Happy Prince」を発表、2年暗唱部門では1名が「A Glass of Milk」、3年暗唱部門で1名が「Painting the Fence」、スピーチ部門で3年生が1名が「Open Your World with Reading」を発表しました。夏休み前から練習してきた成果を大勢の人たちが聞く中で堂々と披露しました。そのうち、3年暗唱部門では見事1位に入賞を果たしました。The Power of Speech ことばの力を信じて、自分の考えを自分のことばで表現したり、他の言語を使うことで新たな視点をもったりする機会ともなります。この経験をいろいろな場面で生かしてくれたらと願っています。

 また、なつかしい先生とお話しする機会もありました。

今日の香取中

 3連休があけました。9月16日(火)みなさんお元気ですか。リズムを整えて新しい週をスタートさせたいですね。

 さて、今日の給食に登場したのはもうかざめ。正式名称はネズミザメ(目が丸く頭がネズミに似ているところから)大きいものは体長3m、重さ170kgにも及ぶものもあるとのこと。栄養教諭の先生が等身大パネルでその大きさを伝えてくれました。このもうかざめは香取神宮で11月30日に行われる大饗祭でもお供えされる魚だそうです。今回初登場のもうかざめはカレー風味の竜田揚げで提供されました。白身魚のよう触感でサメ特有の臭みもなくおいしくいただきました。


3年生対象思春期講演会

 9月12日(金)今日の暑さ指数は警戒レベルに至らず比較的過ごしやすい一日となりました。金曜日はALTの先生がいらっしゃる日。1年生はWhose 〇〇 is this? の表現を実際に手持ちの文房具を使いながらやり取りをしました。頭だけの知識で終わらず、リアルな状況で使ってみることがことばの習得の近道です。2年生は理科。「光合成でデンプンができるとき、必要なものはなんだろうか」を学習課題に実験、観察を行いました。3年生は国語。坂本龍一さんの文章を音読しながら理解を深めました。午後から3年生を対象に思春期講演会を開催しました。毎年お越しいただいている助産師の川島広江さまに「大人になる、自律・自立を考える ~貴方のいのちを豊かに育みながら~」と題してご講演いただきました。赤ちゃんが健康的に「赤く」生まれるのは大切であり、たばこの影響や母親のダイエットにより赤ちゃんの健やか誕生に大きく左右すること。母胎の中で赤ちゃんが育っていく子宮は、もともとこぶしサイズより小さいものが30cmあまりに広がる不思議さ。大切な赤ちゃんが育つ場所だから「宮」ということばが使われている。性ホルモンにより私たちの身体もこころも影響を受けることなど、いろいろな視点から学ぶ機会となりました。そして人として自分らしく生きること、自分のことは自分で決める決断力をつけていくことの大切さを考えました。今回の講演会の会場に入るところには、昨年度の3年生や全校に募集した連作「生きる」の詩が掲示されています。このホームページのサイトメニューにもありますので読んで見てください。

佐原学園留学生のみなさんとの国際交流 第3弾

 9月11日(木)午後からは香取学習2の時間。今回も先週に引き続き佐原学園の留学生のみなさんが来校され、私たちの活動を見学・交流、学校見学ツアーも行いました。これは本校独自の国際交流の一環。

 食と健康コース、今回は調理実習。『サバイバル飯』と題して緊急災害時に役立つお湯だけで作る料理。カレーとごはん、パスタにチャレンジ。カレーはたまねぎ、にんじん、じゃがいも。お肉は使わず魚肉ソーセージを活用。パスタは細麺を使い、顆粒状のコンソメやケチャップを使って味付けしました。ネパールとスリランカから来られたみなさんはカレーに興味津々。じゃがいもの切り方の違いに驚いていました。留学生のみなさんは包丁でじゃがいものの皮をむく際は、内側から外に向かって削るようにむくようです。外でお湯を沸かす関係上、消防署にも火を取り扱う旨の連絡をしての実施。無事雨や雷にも遭わず完成し試食できました。

 茶道コースではお点前の一連の流れや所作を確認。ピンと張り詰めた空間の中、留学生のみなさんには見学いただきました。その後、濃茶のテイスティング。初のお抹茶はいかがだったでしょうか?

 和太鼓コースでは栗源の和太鼓グループ「響」さんがいらっしゃり、体育館で演目の確認。みんなで声を出し合いタイミングをつかんできました。休憩時間には香中生が叩き方を教えたり、実際に留学生のみなさんが太鼓を叩いてみたりと実体験。

 雅楽コースは今回も香取神宮に生徒は行き直接指導を受けているため、練習の様子を撮影した画像を留学生のみなさんに見ていただき、昨年の香取神宮での奉納演奏の模様を動画で視聴いただきました。

 今回で交流が3回目。今後も授業に参加いただいたり、香取学習成果発表会の時に見に来ていただいたりして、国際交流を進めていきたいと思います。

 

給食に『たこ焼き』登場!

 9月11日(木)みなさんお元気ですか。夕方に雷が発生したため、外の部活動をとりやめ室内で待機。その後、学校連絡メールで保護者のみなさまにお伝え、安全に下校できるよう対応させていただきました。ご理解ご協力ありがとうございました。

 さて、本日の給食は日本の食巡り献立『大阪府』!なんと2学年職員・生徒が愛して止まない「たこ焼き」ということで生徒は目を輝かせて大興奮。

 ちなみにたこ焼きは「粉もの」料理と呼ばれ、大阪を代表するソウルフード。肉吸いはだし汁に牛肉とねぎなどが入った料理で肉うどんからうどんを抜いたものを注文されたことから始まった料理だそうです。野菜とお揚げのたいたんは、関西地方の言葉で炊いたものを表すそうです。植栽にひたひたのだし汁や煮汁を加えて加熱し、うまみを含ませ仕上げています。デザートのぶどうゼリーのぶどうですが、大阪府は種なしぶどうの「デラウェア」の栽培面積が全国3位とのこと。そんな大阪づくしが本日の給食に登場しました。本日もおいしくいただきました。

皆既月食の画像

 9月10日 水曜日は毎回スクールカウンセラーの先生がいらっしゃる日。授業などを見て回り、生徒の様子を観察していただいたり、声かけや相談にのっていただいたりしています。

 カウンセラーの先生から、先日7日から8日にかけての皆既月食の画像をいただきましたので、その貴重な画像をみなさんにシェアします。これらの画像はカウンセラーの先生がご自宅近くでご自身で撮影されたものです。8日(月)の午前1時過ぎの部分食の始まりから月食までの4時前頃までの記録がここにあります。この画像をとおしてカウンセラーの先生が空を見上げながら過ごした時間が刻まれていると思うと素敵な時間のおすそ分け、共有ですね。そして月の満ち欠けの神秘さを感じます。一方で月食に向かう様子を追っていくと金色に輝く月が徐々に変化し、まるでおいしい熟れた桃のようにも見えてしまう月にも魅力を感じてしまいます。感じ方には正解は存在しませんよね。みなさんはいかがですか?

今日の香取中

 9月10日水曜日は技術家庭科の日。今回はそれぞれの学年の技術あるいは家庭の授業を紹介します。1年生は技術で本立てや小物置き、2年生は家庭で手さげバッグづくり。3年生も同じく家庭でパペットクリーナー。力作がそろいそうですね。

文化部 押絵づくり体験

 香取中学校は今年度、部活動に文化部を創設しました。文化部ではひとつの分野にこだわらず、いろいろな体験をとおして文化芸術に親しんでもらおうと考えています。また、今後部活動の地域展開を見据えて佐原文化協会のみなさまのご協力の下、さまざまな体験活動を行っています。9月9日はその一環として、佐原文化協会工芸部の白鳥さまを講師にお迎えして『押絵』づくりを体験。

 『押絵』とは聞いてどんなものを想像しますか? 実は、羽子板などに代表される日本の伝統的な手芸なのです。くるみ絵とも呼ばれるその手法は、絵柄を部分ごとに分けて、綿を入れて和紙や布でくるみ、貼り重ねて、繊細で立体的な絵柄を完成させるものです。今回は季節を先取りして「サンタさんと雪だるま」。布でくるむパーツ(厚みのあるフェルト生地)をまずはさみで切り、そのパーツをくるむ布にあて、5mmほど余白を持たせて切ります。パーツにボンドをつけ、それをくるむように貼付けていきます。それぞれのパーツを組み合わせ、今回は雪だるまづくり。約1時間30分にわたって集中して取り組みました。残念ながら今回は時間切れとなり、次回は雪だるまの顔とサンタを作っていく予定です。文化部の生徒は『押絵』を実際に作りながら、日本の伝統的な手芸について学びました。

 佐原文化協会工芸部の白鳥さま、そして佐原文化協会の宮永会長さま、小川さま、ありがとうございました。

ロボットとくらす未来を考える香中生

 9月9日(火)重陽(ちょうよう)の節句。菊の節句とも言われ、菊の花を用いて無病息災などを願う日だそうです。香取中の線路側通用門フェンスには、昨年の3年生が植えた菊がすくすく成長しています。

 さて、本校では『学びの成果が実感できる学校づくり』を推し進めています。その一環として、午後から千葉工業大学の出張出前授業を実施。講師として千葉工業大学未来ロボット技術センター室長 先川原正浩さま、総合工学研究会の学生のみなさまをお迎えしました。まずは総合工学研究会のみなさんが自作のロボットを披露。その後実際に生徒がコントローラーを使ってロボットを操作。学生さんの補助のもと、ゲームで鍛えた操作力で生徒は障害物を倒したり他のロボットと格闘するなど、一気にロボットとくらす世界に没入。説明書を見たり、教えてもらったりするより、実際に自分で動かして試行錯誤することでロボット操作を学びました。操作する生徒の目の輝き、それを見ながら一緒に楽しむ生徒の笑顔。技術や理科で学んでいることが、「ロボット」を介してリアルな世界に生かしている姿はなんとも頼もしい限りです。学生さん達によるロボット格闘技戦を見た後、先川原先生からは、人型(ヒューマノイド)ロボットの変遷や生活に役立つ乗り物や災害時ロボット、ロボット格闘技大会ROBO-ONEなど、たくさんの動画を用意していただきました。先川原先生のお話をお聞きしながら生徒は『ロボットとくらす未来』について理解を深めました。生徒からはロボットを作る上での難しさや制作時間、プログラミング、紹介されたロボットの価格などたくさんの質問が出ました。それはこの授業をとおしてたくさん「考え」たからだと思います。先川原先生にはひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。この授業をとおして沸き起こった疑問、モヤモヤ、わからなさは、すぐ答えを出そうとせず、それをもちつづけ考え続けていってくれたらと願っています。先川原先生が最後に生徒に送ったメッセージが印象的でした。それは「ネットの情報は大事だが、ネットの情報にだまされない」「ネット情報を鵜呑みにしない」ということでした。

 私たちが見ているSNSはみな同じ情報とは限らず、見る人の興味関心にそった情報が優先的に表示される仕組になっています。ですから情報に偏りが出てくることになったり、見方・考え方が狭くなる恐れがあります。それは心豊かではなく、ぎすぎすした世界になってしまうかもしれません。ロボットともにくらす未来が「共生」ではなく「強制」とならない世界をつくっていくのは「誰か?」ではなく、未来をつくる「わたしたち」でありたいですね。

 当日会場には千葉工業大学OBであり元同窓会長、現監事の坂本洋さまにもお越しいただきました。また、本出張出前授業を実現していただきました香取市教育委員会さまには感謝申し上げます。当日の様子は朝日新聞社からも取材に来ていただきました。あらためて、千葉工業大学の先川原先生、総合工学研究会のみなさま他大学関係者のみなさまに感謝の気持ちを込めお礼申し上げます。ありがとうございました。

※千葉工業大学 研究センターHP https://chibatech.jp/about/laboratory/

※ROBO-ONE 二足歩行ロボットエンターテインメント https://www.robo-one.com/

香中SUKENウィーク

 9月8日(月)みなさんお元気ですか。先週の金曜日は台風接近に伴い午前の授業終了後給食をとって下校となりました。台風の被害はなかったでしょうか。

 今朝の香取中は気持ちよい晴天。教室棟からグラウンドを見下ろす景色がなんとも言えず好きなところ。空の青さと樹木の緑、校舎の白、この3色のコントラストが鮮やかで、素敵なキャンパス感にあふれています。9月中旬をまもなく迎える中、酷暑が続いていますが今晩は満月。夜になると鈴虫など虫の音が聞こえ秋を感じますね。今日の未明は皆既月食でした。夜の空を見上げるのもたのしい時です。

 さて、今週は全校で数学の計算問題にチャレンジする『香中SUKENウィーク』。金曜日は「計算検定」という「カタチ」で計算練習を継続した成果を試します。各学年では先生方が入って個別に学びのサポートに入っています。

 ※すてきな満月の作品を見てみませんか。ただいま千葉県立美術館で9月28日まで『没後50年髙島野十郎展』が開催されています。ぜひこちらのサイトも https://www.chiba-muse.or.jp/ART/exhibition/events/event-7689/

 

手話教室

 9月4日(木)みなさん、お元気ですか。今日の放課後は佐原文化協会のみなさま、手話通訳者の方をお迎えして、文化部で手話教室を実施しました。6月に引き続き2回目。前回を思い出し、自己紹介の仕方や年齢、自分の誕生日の言い方、そして家族構成などいろいろと学びました。また、「小さな世界」も佐原文化協会音楽部のみなさんの伴奏のもと、わかりやすくご指導いただきあっという間の1時間あまりでした。

佐原張子保存会のみなさまをお迎えして

 9月3日(水)放課後、文化部では佐原張子保存会のみなさまをお迎えして、佐原張子の絵付け体験をしました。佐原張子は明治末期に鎌田清太郎さんが考案し、その孫である鎌田芳朗さんが後を継ぎ、その代表作「餅つきうさぎ」は1999年の年賀はがき切手に採用されました。鎌田芳朗さんは2021年に亡くなり、その伝統工芸の技術を絶やさないよう2023年3月に地元有志が「佐原張子保存会」を設立。今回は保存会会長の橋沢さまはじめ4名の保存会のみなさまに直接指導を受けることができました。橋沢会長さまからは愛らしいぬくもりある佐原張子を作られた鎌田芳朗さんが平和を愛する方であったこと、武士の張子人形を作ってもその人形に刀を持たせなかったエピソードもお聞きしました。あらためて佐原張子がもつ魅力を知ることができました。文化部のみなさんはそれぞれのアイデアを絵の具にのせ表現。一人一人の個性が生かされたすばらしい作品が完成しました。機会をみつけて多くのみなさまにご紹介できればと思っています。この場を借りまして佐原張子保存会のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

まなサポ

 9月2日(火)みなさんお元気ですか。今日も酷暑が続きます。香取中では夏休みモードから学校モードへゆっくりとシフトチェンジをしています。今日から6時間。1時間目の1年生は社会。学習課題は『聖徳太子の政治と飛鳥文化』。聖徳太子はどのような国づくりを目指したかを考えました。授業冒頭に本時の学習課題の部分の教科書を全員で音読。その後、読みあげた文章から人物名を赤ペンで線を引きました。引いた人物は4名。蘇我馬子、推古天皇、聖徳太子、小野妹子。その4人の人物から聖徳太子が目指した国づくりを大和政権と比較しながら理解を深めました。2年生は理科。夏休みの自由研究の発表。2年生はレポートを順番に回しながらじっくり読んでいきました。3年生は実力テスト1日目。進路決定に向けてテストに取り組んでいます。

 一方で、昨日の全校集会で紹介した『まなサポ』学びのサポートプロジェクト。早速昨日家庭学習でかめマスシートに取組み、知りたい!を広げていった友達もいます。また、1,2年生の数学の授業では、夏休みの計算プリントを振り返り、苦手だったところなどを「かめマスシート」に書き込み、自己分析を進めました。学びのサポート『まなサポ』プロジェクトが動き出しています。

 そして、香取中では今日から給食がスタート。今月からごはんが新米となっています。おいしくいただきました!

夏休み明け初日

 9月1日(月)夏休み明け初日となりました。みなさんお元気ですか。学校の周りは稲穂が実り、既に刈られている田んぼもあります。この時期特有の稲のかおりがしますね。夜は先週あたりから虫の声が聞こえ、夜は一足早く秋を迎えています。

 今日の香取中は午前日課。1時間目は全校集会。うれしいニュースが2つ。1年生に新しいメンバーに加わったこととご結婚された先生の紹介。そして夏休み中の部活動の大会結果報告がありました。ソフトテニス部が大活躍中です。また、文化面では席書大会で優秀な成績を収めたみなさんが紹介されました。学校長からは「知りたい!から始まる学びの世界」をテーマにお話がありました。その一つが『かとらぼプロジェクト』に新たな取組が加わったこと。学びのサポート、題して『まなサポ』の登場です。家庭学習の取組に「かめマスシート」が紹介されました。知りたいことをどんどん調べて明らかにしていくシートを活用してくれたらと願っています。

 3時間目は授業。3年生は数学。プリントを使って互いに学び合いを進めました。2年生は社会。「産業や流通の発展は社会にどのような影響を与えたのか」を学習課題で進めました。1年生は理科。夏休み中の課題であった自由研究のプレゼン。一人一人が自分の研究を自分の言葉でクラスに紹介。日頃の疑問を「自由研究」という形で実験や調査等を行って明らかにしたことは素晴らしいことです。興味深い研究ばかりでした。次回のプレゼンの続きも楽しみです。

 4時間目は地震を想定した避難訓練を行いました。102年前の今日、関東大震災がありました。その時の繰り返される余震、火災旋風、デマなどについて全校集会の学校長からの話でも触れたところです。安全主任からは合言葉『よいこ』が説明されました。『よ』よく見る(状況をよく見て判断)『い』いそいで逃げる(速やかに危険な場所から逃げる)『こ』声をかける(逃げながらまわりの人に声をかけていく)。自分のいのちは自分で守ることを基本に、災害に備える心構えといざというときの行動をしっかりと考えていきたいですね。

夏休み明けに向けて

 香取中学校の生徒のみなさん、夏休みもあと1週間になりました。みなさんお元気ですか。連日猛暑が続いています。先週末は陸上競技部にソフトテニス部のみなさんが大会で大健闘して大変誇りに思っています。

 さて、夏休みの残りわずかになり、学校再開に向けてエネルギーチャージはいかがでしょうか。文部科学大臣から生徒のみなさんに向けてのメッセージが届いています。生活のリズムを整え9月1日を迎えられたらと思います。なんだか心がモヤモヤする人いませんか。一人で抱えず学校や県の窓口にも相談できます。少しでも不安解消ができ9月あらたなスタートができたらと願っています。Take it easy!

<文部科学大臣メッセージ>

 中学生・高校生のみなさんへ.pdf

<相談窓口紹介>

 相談窓口の紹介.pdf

水郷杯ソフトテニス大会

 8月23日(土)水郷杯ソフトテニス大会が開催され、本校ソフトテニス部が出場。猛暑の中、集中途切れず大健闘し、2年生ペアが見事優勝をおさめました。また、もう1組の2先生ペアも予選リーグを抜け決勝トーナメントに進出しました。また、1年生女子は他校とペアを組んでの出場。互いにコミュニケーションを取り合いながらのプレー。男子も試合を重ねながら実力をつけてきています。新人戦が楽しみです。

香取陸上記録会

 8月23日(土)東総運動場で香取陸上記録会が開催され、本校陸上競技部の1年生と3年生の一部が出場しました。気温が32度を超える中でしたが、自己記録更新に向けて出場者全員が大健闘をしました。※全ての出場種目は紹介できませんことお許しください。

香取中学区小中学校職員交流会

 8月21日(木)午後から香取中学校区の香取小学校と水の郷小学校の職員のみなさんと合同で研修を行いました。この試みは昨年スタートして2年目。これは小中連携を進める上で、まずはそれぞれの学校のことを知る。それぞれの学校の職員のみなさんと親睦を深める。この2点からより良い小中連携の土台をつくろうというのが本研修の目的。各校から学校紹介が行われ、その後自己紹介を含めてレクを行いました。今年度はすでに学区の小学6年生のみなさんが7月に本校を訪問し、特色ある教育活動の『香取学習2』を見学してもらっているところです。小学生のみなさんが少しでも不安なく本校に期待をもって入学してくれることを願っています。

職員研修

 8月21日(木)午前中に職員会議を行い、その後、食物アレルギー及び学力向上に関する研修を行いました。夏休みもあと10日となりました。香取中の生徒のみなさん、お元気ですか。20日の学年登校日ではみなさんの元気な姿を見ることができました。

 8月20日午後の学級経営等の研修を含め、職員も資質向上に向けて学びを進めています。知的好奇心を大切にして、残りの夏休みを有意義に過ごしてくださいね。

社会体験学習 学区の由緒ある神宮で

 8月6日(水)から8日(金)までの3日間、本校2年生の生徒2名が学区の由緒ある神宮で社会体験学習を実施。参加した生徒は巫女さんの衣装を着させていただくと、凛としたたたずまいに。参拝にいらっしゃった人たちにお守りやお札をお渡しするなど神宮に奉職する立場でしっかりと参拝者の方々に対応をすることができました。また、お正月に向けてすでにお札の袋詰めなど、こまかな作業も行いました。日本の三大神宮の一つである学区の神宮で貴重な経験をさせていただきました。ご協力いただきましたみなさまに感謝申し上げます。

 

社会体験学習 学区保育所で

 8月4日(月)から6日(水)3日間にわたって、学区の保育所で本校生徒3名が体験学習を行いました。保育所のお子さんたちと一緒に遊んだり本を読んだり、一緒に昼食を食べたりと朝8時30分から夕方4時30分まで充実の3日間。生徒の立場から子ども達のお世話をする立場になって感じたこと、考えたこと、一緒に行動したこと、どれもが貴重な経験だったと思います。2日目はお化け屋敷イベント開催。受付を担当したり、お子さんたちと一緒にお化け屋敷に入ったりして驚いたり泣いてしまったお子さんの対応もしました。3日間の社会体験学習をとおして新たな視点でまた、中学校生活を送ってくれたらと願っています。

 

 

社会体験学習 ヘアサロンで

 8月4日(月)、6日(水)、7日(木)3日間にわたって佐原駅近くのヘアサロンで本校生徒2名が社会体験学習に参加しました。昨年に引き続き本校生徒を受入れていただいています。美容室内をきれいにしたり、バックヤードでタオルを干したり、また、髪の毛のセットの練習をさせてもらったり、友人の髪の毛をシャンプーしたりと貴重な経験をたくさんさせていただきました。身も心も髪型もリフレッシュし、自身の新たな一面も垣間見る?ことができた3日間。ご協力いただきましたヘアサロン店さま、ありがとうございました。

社会体験学習 地域創生プロジェクト

 8月4日(月)、5日(火)に本校2年生3名が、古民家カフェスペースで社会体験学習に参加。これまでは学区の事業所を中心に体験学習を進めてきました。今回は1カ所、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの飯盛義徳研究室の学生のみなさまのご理解・ご協力を得て大学生のみなさんと本校の2年生がコラボ。地域創生にかかわるプロジェクトのお手伝いをさせていただきました。初日は飯盛研究室の佐原元気プロジェクトチームが作成した『まち巡りDICE』で佐原を丸ごと楽しめる新感覚スゴロクを体験。実際に佐原の町並みを散策しながら自分たちが出会った人と佐原の「イイトコ」を探す活動を行い、付箋紙にいろいろと書き出してみました。2日目は複合施設「コンパス」や山車会館等を訪問しインタビュー。香取市に暮らしていながらも知らなかったことに多く気づく時間となりました。最後は2日間の活動のまとめを自分の言葉で表現。学校だけではつながることができなかった人たちと、かかわり、学び合う貴重な機会となりました。

 香取市の魅力をソトなる慶應義塾大学の学生のみなさんとウチなる香取中学校の生徒で実際に探索し見つけだしたり、じっくり考えたりした社会体験学習。よりよい香取市の未来への大切な一歩になったらと願っています。

 ご支援・ご協力いただきました慶應義塾大学SFC研究所長 飯盛義徳さま、飯盛義徳研究室の学生のみなさま、関係機関のみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

社会体験学習 学区老舗和菓子店で

 8月4日(月)、6日(水)2日間に渡って、本校生徒3名が学区にある和菓子店で体験学習に参加しました。ご主人さんには香取学習2(茶道コース)で和菓子づくり(上生菓子)体験の際にもご協力いただいているところです。

 社会体験学習では、まずは箱詰め用の箱づくり。丁寧に作業を進め、たくさんの箱を完成させました。その後、水まんじゅうに挑戦。そして2日目は上生菓子にもチャレンジ。今度は朝顔とうさぎの煉りきり。和菓子の魅力を実感できた2日間。自分でつくった和菓子の味は格別だったことでしょう。ご協力いただきました和菓子屋様にはこの場をお借りしましてお礼申し上げます。ありがとうございました。

本校の取組が新聞で紹介されました!

 7月31日(木)みなさんお元気ですか。昨日はロシア・カムチャッカ半島でマグネチュード8以上の大きな地震があり、日本でも津波の影響で交通機関等が乱れました。また、台風5号の今後の進路が心配なところです。みなさんお変わりはありませんか。

 さて、本日の千葉日報統合地方版で本校の全校理科の様子が紹介されました。河川財団さま、利根川下流河川事務所流域治水課さま、香取市役所建設水道部土木課さまなど多くのみなさまのご支援で行いました野鳥観察・植生調査フィールドワーク。小見川地区利根川河川敷のヨシ原で絶滅危惧種の野鳥オオセッカやチュウヒの観察など貴重な経験を本校の生徒はすることができました。この場を借りて関係諸機関のみなさまにお礼申し上げます。ありがとうございました。

 ちなみに野鳥の観察には朝が良いようです。先日のフィールドワークは7月7日の午後でした。ぜひ生徒のみなさんをはじめ、ホームページを見ている方々、休日や夏休みを利用して小見川地区利根川河川敷(小見川大橋渡ってすぐ右に曲がって最初の水門を越えた先)で野鳥観察はいかがでしょうか。

※画像は7月7日の観察会の様子です。詳しくは7月7日のホームページ記事か、7/31付千葉日報をご覧ください。

 

校庭美化に努めています!

 夏休みも2週間が過ぎるところです。みなさんお元気ですか。生徒のみなさんは夏休みを有意義に過ごしているでしょうか。校庭の草木は夏の暑さに負けず元気にすくすく伸びています。そこで体育館前の生け垣を剪定したり、花壇の雑草を取り除いたりしてボランティアさんできれいにしました。この状態をキープできるよう引き続き、保護者のみなさま、地域のみなさまにもお力をお借りできたら助かります。よろしくお願いいたします。

【before】除草前の体育館脇花壇画像2枚

 

 

県総体 ソフトテニスの部 団体戦

 7月28日(月)千葉市蘇我スポーツ公園内のフクダ電子アリーナヒルスコートで県総体ソフトテニスの部団体戦が開催されました。1回戦松戸支部の和名ヶ谷中と対戦。力及ばず敗れましたが、選手は皆最後まであきらめず、精一杯持てる力を発揮しようと頑張りました。保護者のみなさま、お暑い中応援にお越しいただきありがとうございました。1,2年生での新体制に向けてこの個人戦、団体戦から多くのことを3年生から学び受け継いでいってくれたらと願っています。

県総体ソフトテニスの部 個人戦

 7月27日(日)県総合スポーツセンター庭球場で県総体ソフトテニスの部個人戦が開催されました。本校からは3年生のペアが1組出場。1回戦船橋支部の坪井中と対戦。互角の攻防でファイナルゲームまで競り合った末、惜しくも敗れました。相手ペアとのラリー、クロスへの鋭いボール、前衛の横を抜くストレートのレシーブなど数多くの好プレーが見られました。保護者の皆様、応援ありがとうございました。

学校支援ボランティア『朝活』『夕活』の募集

 みなさま、毎日猛暑が続きますがお元気ですか。香取中学校では夏休みに入り2週目になりますが部活動や自主学習で多くの生徒が日々活動しています。また、気持ちよく教育活動が行えるよう生徒や職員のみなさんが自主的に校庭の除草等を行っているところです。また、用務員さんによる朝の水やり、日直職員による夕方の水やりをしながら植栽した花が枯れないようにしています。本校では年々生徒数が減少しており、ここ5年ほどは清掃の時間に外掃除を分担するほどの人数がおりません。ですからまとまった人数で校庭を除草できる機会は年に一度か二度の親子愛校作業のみ。あとは用務員さんお一人での作業か職員有志による自主的な草刈りとなっております。

 そこで、ホームページを見ていらっしゃる保護者、地域のみなさまに学校支援ボランティアの募集です。この時期、暑さが尋常ではありません。散歩がてら本校を通りかかった際にフェンス沿いの雑草を抜いていただけると助かります。題して、『クイック朝活』。朝のウォーキングの途中にちょこっときれいな花に交じって雑草が生えていたら抜いていただくことは可能でしょうか。また、『クイック夕活』。涼しくなった夕方、夕涼みがてら本校のニチニチソウ、百日草、ジニア、マリーゴールドを見にフェンス沿いを歩いてみませんか。夏のお花見がてら雑草をちょこっと抜いていただけると、そのあと来られた方が、気持ちよく夏の花見をすることができます。小さなアクションの連鎖、小さなボランティアのバトンをみなさんでつないでみませんか。興味ある方は、校庭のまわりを歩いていただき気づいたら、「ちょこっとクイック草抜き」。Take it easy. ご参加お待ちしております!

県総体 陸上競技の部

 みなさんお元気ですか。7月26日(土)及び27日(日)に県総合スポーツセンター陸上競技場で県総体「陸上競技の部」が開催されました。本校からは香取郡市を代表して3名が選出され、26日(土)は男子砲丸投、男子走高跳、27日(日)は男子走幅跳に出場しました。記録は男子砲丸投では8m47、男子走高跳では1m65、男子走幅跳が5m70。上位進出とはなりませんでしたが、猛暑の中、3名の選手は自己更新を目指して健闘しました。

香取郡香取市中学校ソフトテニス大会

 7月19日(土)20日(日)に香取郡香取市中学校ソフトテニス大会が東総運動場で開催されました。夏本番を思わせる日差しの中、熱い戦いが繰り広げられました。

 19日(土)の個人戦では、女子3年生ペアが3位に入賞。昨年に続き県大会への進出を決めました。また、香取中女子全員が1勝をあげることができ、神崎中との合同ペアも試合には勝利し、神崎中の選手にも初勝利をもたらすこともできました。1年男子3名も緊張感を味わいながらの初出場となりました。

 20日(日)の団体戦では、男子は1年3名のためオープン扱いでしたが、県出場を決めた小見川中と対戦。2年後の県大会を目指すイメージを直接体験できました。女子は、監督曰く「自信のオーダー」で臨み、初戦の東庄中に3-0で勝利。準決勝では、春の団体予選で敗れた小見川中に2-0でリベンジを果たすと、決勝の佐原中にも2-0で勝利。1試合も落とさず3年ぶりの優勝を果たすことができました。3年生3名が、監督の想像以上!という頑張りを見せてくれました。この2年間、連続で準優勝という悔しい思いをしてきた分、力を発揮し優勝できたことは、応援してくださった保護者の皆様、卒業生、先生方に感謝の気持ちを結果で示せたのではないかと思います。みんなの笑顔が印象的でした。

 27日(日)、28日(月)の県大会では、自分のプレーを最大限発揮し、悔いのない試合をしてほしいと思います。暑い中、応援に駆けつけてくださった先生方、卒業生の皆さん、朝早くから送迎・応援・サポートをしてくださった保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

※団体戦の画像等は後日アップします。しばらくお待ちください。

今日の香取中

 7月17日(木)みなさんお元気ですか。4時間は大掃除。各学年で普段なかなかできない場所などを夏休みを控えた今日、清掃しました。また、午後からは香取学習2。暑さ対策を講じて活動を行いました。食と健康コースは調理実習(朝食)のまとめ。また、調理コンテスト応募に向けて担当の先生から説明を聞きました。夏休みにどんなレシピを食と健康コースのみなさんが開発するか楽しみです。そして夏休み明けには調理実習第2弾野外調理『サバイバル飯』にチャレンジの予定です。

手話でつなぐ世界

 7月15日(火)放課後の文化部の活動を紹介します。文化部では佐原文化協会のみなさまと連携して活動を進めています。今回は「手話」をやってみたという文化部の部員の意見から実現した活動。佐原文化協会会長の宮永様のご紹介で手話通訳者の戸村様をお招きして「手話」を学びました。事前に打ち合わせを行い、中学生に手話を慣れ親しんでもらうには音楽にのせて行った方がわかりやすいのではないかという話になり、「小さな世界」を取り上げることにしました。そして音楽は生演奏!佐原文化協会音楽部のみなさまで『ビューティースター』の5名のみなさんと絵画、生け花、手芸の方々も参加いただきました。せっかくの機会なので文化部に加えて陸上競技部のメンバーも飛び入り参加。簡単な挨拶や自己紹介の手話を学んだ後、全員で「小さな世界」をすてきな演奏とともにチャレンジしました。まさに、手話でつないだ世界を世代を超えて体現した時間でした。

 この場を借りまして、手話通訳者の戸村様、佐原文化協会のみなさまのご支援、ご協力に感謝申し上げます。

ポスターセッション

 7月15日(火)1時間目、3年生は英語。前日の14日の準備を経て今日は本番。教科書で学んだパラスポーツについて、小グループによるポスターセッションを行いました。ポスターセッションとは調べた内容をポスター等にまとめて、聞き手に口頭でプレゼン(伝える)する方法。今回はタブレットを使ってスライドにまとめ、英語によるパラスポーツの紹介にチャレンジしました。ポスターセッションは初めてと言うことでかなりハードルの高いチャレンジでしたが、どのグループも緊張しながらも発表することができました。自分の考えをポスターやスライド等にまとめ、小グループの単位で発表するポスターセッションを体験することで、少しでも学んだことが成果として実感できればと願っています。

 

 

今日の香取中

 7月14日(月)みなさんお元気ですか。台風5号の接近で荒天が心配されましたが、特に大きな雨や風による被害はありませんでした。明日も梅雨前線による影響で雨が心配されるところです。

 さて、今日の香取中。1時間目の3年生は英語。教科書では単元のまとめ部分。教科書本文で扱ったパラスポーツを題材にポスターセッションをしようが課題。パラスポーツについてタブレットでスライドを作ったり、自分のことばで英語で説明できるよう原稿作りを行いました。自分の考えを発信する力は今後も大切になる力。プレゼン力はただ話すだけではなく、話している内容をしっかり自分の中で理解した上で、相手に適切に伝えることが必要。大切にしていきたいと考えます。

 また、午後からは学級の時間。夏休みを直前に控え、夏休みの過ごし方を確認しました。

郡市総体

 7月12日(土)みなさんお元気ですか。今日は郡市総体。バレーボール部は山田中体育館で東庄中と対戦。バスケットボール部は多古中体育館で小見川中と対戦。そして陸上競技部は東総運動場で自己更新、県総体に向けて健闘しました。保護者のみなさま応援ありがとうございました。

 陸上競技部は男女総合3位

<男子>

1年100m 6位、3年100mで2位, 7位、共通200mで4位, 8位、共通110Hで3位、共通走高跳で1位, 3位、1年走幅跳で2位, 4位、共通走幅跳で1位, 3位、共通砲丸投で2位, 6位、共通4×100mリレーで3位

<女子>

1年100mで6位、3年100mで5位, 7位、共通通100mHで2位, 6位、1年走幅跳で4位、共通走幅跳で2位, 3位、共通砲丸投で3位、共通4×100mリレーで4位

<県総体出場>

 共通男子走幅跳で3年1名、共通男子走高跳で3年1名、共通男子砲丸投で3年1名 保護者のみなさま応援ありがとうございました。

※全種目紹介できませんことお許しください。後日追加して画像をアップします。

 

かとらぼノート

 7月11日(金)今日の朝はかとらぼノートの日。今回は社会。視写を始める前に自分の目標や取組を考え、視写を行いました。視写することにも慣れはじめ、書くスピードもあがっています。


情報モラル教室

 7月10日(木)夏休みを控えた今日、全校生徒と保護者の皆様にもご参加いただき情報モラル教室を開催しました。今回の講師の先生はNPO企業教育研究会の中間優さま。はじめにアイスブレイクを行い、相手の話を聞いたり友達と意見交換したりする場づくりをしました。その中で「夜遅い(寝る時間)とは何時ですか」の問いに回答した生徒のみなさんの時間は午後10時から午前2時までの範囲。「夜遅い」という言葉は人によって感覚や受け止め方の違いがあることを知りました。そして今回学ぶSNSでの情報集めや発信への意識も人によってさまざまだということを全員で共有し、SNSに関するトラブル事例(不用意にあまり深く考えもせずにSNSにアップした画像が拡散され炎上してしまった例)を動画で視聴しました。動画の中で違和感を感じたことをメモし全体で共有、なぜそう感じたのかをみんなで考えました。SNSに関する相談窓口や困ったときの対応サイト(みんなの人権110番、こたエール、ネット誹謗中傷ホットライン)などの情報共有もしました。改めて今日の目標「インターネットやSNSで情報を集めたり発信したりするときにどんなことに気をつけるべきかを理解する」を確認。講師の先生から伝えたかったことを参加者全員で共有し、生徒から感想発表、お礼の言葉を講師の先生にお伝えしました。

 夏休みを控えた今。生徒はなごやかな雰囲気の中、じっくり自分で考えたり他の生徒と考えを共有し合ったりすることができました。また、自分の意見を全体の前で発表してくれたみなさん、ありがとうございました。情報モラル教室で学んだことをリアルな世界で生かしていけたらと思います。なお、情報モラル教室の最後に全員で確認したことは以下のとおりです。

1 リアルだからこそできる「体験」をする。

2 リアルで直接言えないようなことはネット上でも言わない。

3 家族・友達や先生など、まわりとのつながりをより大切にして、何かあれば気軽に相談する。

部活動集会

 7月10日(木)朝は天気が良かったのですが、登校時間を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなりお昼前には雷雨となりました。部活動集会を行う1時過ぎには雨が落ち着いてきましたが、そのような足元が悪い中、保護者の皆さまにはご来校いただきましてありがとうございました。昨年に引き続き、熱中症対策を考慮して空調システムがある音楽室・新世4で部活動集会を開きました。陸上競技部、ソフトテニス部、バスケットボール部、バレーボール部のみなさんが大会の決意発表を選手それぞれが行いました。また、今年から新設された文化部の生徒のみなさんは夏休みの活動予定等も話した上で、運動部への応援メッセージを模造紙でしたため発表してくれました。部活動をとおして学んだこと、鍛えたこと、仲間と育んできたものを成果として実感できることを願っています。

Pure Heart

 7月10日(木)真夏のような暑さが続きますがみなさんお元気ですか。香取神宮裏手第3駐車場の道をはさんだ田園地帯。今、その田園地帯に色鮮やかな花が咲いています。通り過ぎてしまいそうですが、立ち寄ってみてみますと、それは『蓮(ハス)』の花だとわかります。青空をバックにピンクの花を咲かせています。朝のあわただしい中ですが、ふと立ち寄りその姿を見ると、こころ穏やかになります。花言葉は『清らかな心 Pure Heart』

3年租税教室

 7月9日(水)香取市役所税務課から2名の講師の先生をお迎えして3年生を対象に租税教室を開きました。租税とは何ですか?の問いで始まった租税教室。もし税金がなかったらどんな世界になるのかを動画視聴。税について考えるきっかけができたところで、国の財政について歳入、歳出のグラフから考えてみたり、税金の種類や集め方についても理解を深めたりもしました。また私たちが小学校から高校まで通う中で一人当たりの教育費として公費負担が令和3年度のデータでは小学生で約921,000円、中学生で約1,067,000円、高校生(全日制)で約1,129,000円かかっていることがわかりました。

 お金の話題になったところで、実際のお金(1万円札)で1億円はどのくらいの量でどのくらいの重さになるのかをサンプルを使って実感しました。税について学ぶ機会を得たことで、私たちの生活に根ざしたいろいろな公的サービスを考えたり、税金の役割についてさらに考えてくれたらと願っています。

香取中学区小学生との交流会

 7月8日(火)今日は香取中学校区の小学校、香取小学校と水の郷小学校2校の6年生をお迎えして交流会を行いました。まずは控えの美術室で本校の紹介スライドを視聴。その後4つのグループに分かれて自己紹介。1つのグループに香取小と水の郷小の児童のみなさんが入っての編成。活動を見学する中で親睦が深められたらうれしいです。見学コース順のカードが宝物探しの地図のように本校を探検できたでしょうか。今回は本校の特色ある教育活動である香取学習2を中心に見学しました。

 食と健康コースは先週の調理実習(理想の朝食)を振り返ってレポートづくり。小学生のみなさんは中学生のグループに入って質問タイム!中学生が先週調理実習した朝食について小学生がいろいろと質問をし、それに中学生が答えると言う形で、小学生と中学生の交流を深めることができました。

 和太鼓コースは栗源地区の和太鼓グループ「響」による指導。小学生は中学生の熱き暑き演奏に拍手をおくるなど和太鼓演奏を鑑賞しました。

 茶道コースは地元の和菓子屋さんを講師にお招きし、茶席で出されるお菓子(上生菓子)を実際につくり、その後お茶を点ていただきました。今回は「ひまわり」に「菊」。さらに「バラ」も加えて3つの上生菓子にチャレンジ。四苦八苦しながら和菓子屋さんの見本を参考に作りました。自分オリジナルな形になった生徒もいましたが、素材は職人さんが仕込んだものですから、きっと味わい深いお味だったことと思います。

 雅楽コースは本日も香取神宮で指導を受けているため、練習風景を画像で見ていただき、その後昨年度の奉納演奏「越天楽」を視聴してもらいました。笙の音で始まった演奏を聞いた瞬間、小学生のみなさんの目が変わり、一気に雅楽の世界に入っていった小学生のみなさん。その真剣な眼差しが素敵でした。

 小学6年生のみなさんにはぜひ本校に興味をもっていただき、少しでも不安がなく入学してくれることを願っています。

野鳥観察・植物調査フィールドワーク

 7月7日(月)今日は七夕。本校では午後から全校理科第2弾。バス2台で香取中から利根川の小見川閘門下流へ移動。今日は6月23日に行った利根川流域の野鳥や植生、魚についての学習の実地調査です。本校の校歌の1番は『♪利根流域に春満ちて~♬』で始まります。熱中症対策を講じながら今回は1・2年のグループと3年グループの2つに分かれて利根流域の野鳥観察と植物調査を行いました。

 植物調査ではヨシ原に行き、似ている植物ヨシとオギについて見分け方を教えていただきました。葉の中央に白い線があるのがオギ。そうでないものがヨシ。現地調査のためヨシ原を刈って道をつくっていただいたので、その植生をヨシ原の中に入って実感することができました。また、ヨシ原の奥まで行きワンドと呼ばれる自然再生を行った場所も確認しました。

 一方、野鳥観察では全員が双眼鏡をつかって小見川閘門の堤防から観察。河川財団の方や野鳥のエキスパートの方々には双眼鏡や単眼鏡の操作を教えていただいたり、野鳥の姿をフリップの画像で紹介したりしながら解説いただきました。生徒たちは双眼鏡や単眼鏡を使ってトビやサギなどの大型の鳥や川辺の鴨などを見つけ興奮。その姿を自分の目で捉えられて大満足。コジュリンやオオセッカなどさまざまな鳥たちの鳴き声は聞こえていながらも、その姿をみつけるのは難しかったようです。その体長はスズメより小ぶりだったからでしょうか。

 利根流域の植生や野鳥等の学習につきまして、河川財団、利根川下流河川事務所、香取市土木課の皆様をはじめ多くの方々にご尽力いただき、2回にわたる全校理科を実施することができました。これらの座学とフィールドワークで学んだことを理科や社会の授業や生活のいろいろな場面で生かしていければと考えてます。また、生徒のみなさんにとって身近な河川である利根川やその自然にさらに興味をもってくれればと願っています。この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました。