日誌

情報モラル教室

 7月10日(木)夏休みを控えた今日、全校生徒と保護者の皆様にもご参加いただき情報モラル教室を開催しました。今回の講師の先生はNPO企業教育研究会の中間優さま。はじめにアイスブレイクを行い、相手の話を聞いたり友達と意見交換したりする場づくりをしました。その中で「夜遅い(寝る時間)とは何時ですか」の問いに回答した生徒のみなさんの時間は午後10時から午前2時までの範囲。「夜遅い」という言葉は人によって感覚や受け止め方の違いがあることを知りました。そして今回学ぶSNSでの情報集めや発信への意識も人によってさまざまだということを全員で共有し、SNSに関するトラブル事例(不用意にあまり深く考えもせずにSNSにアップした画像が拡散され炎上してしまった例)を動画で視聴しました。動画の中で違和感を感じたことをメモし全体で共有、なぜそう感じたのかをみんなで考えました。SNSに関する相談窓口や困ったときの対応サイト(みんなの人権110番、こたエール、ネット誹謗中傷ホットライン)などの情報共有もしました。改めて今日の目標「インターネットやSNSで情報を集めたり発信したりするときにどんなことに気をつけるべきかを理解する」を確認。講師の先生から伝えたかったことを参加者全員で共有し、生徒から感想発表、お礼の言葉を講師の先生にお伝えしました。

 夏休みを控えた今。生徒はなごやかな雰囲気の中、じっくり自分で考えたり他の生徒と考えを共有し合ったりすることができました。また、自分の意見を全体の前で発表してくれたみなさん、ありがとうございました。情報モラル教室で学んだことをリアルな世界で生かしていけたらと思います。なお、情報モラル教室の最後に全員で確認したことは以下のとおりです。

1 リアルだからこそできる「体験」をする。

2 リアルで直接言えないようなことはネット上でも言わない。

3 家族・友達や先生など、まわりとのつながりをより大切にして、何かあれば気軽に相談する。