日誌

今日の香取中

 5月8日(木)みなさんお元気ですか。香取中は朝からキジの鳴き声がこだましています。春になり、正門前の休耕田にキジが歩き出しました。どこからやってきたのでしょうか。独特の鳴き声「カーン、カーン」の声は一度聞くと忘れません。ホームページを見ているみなさんは聞いたことがありますか。

 さて今日は2時間目の様子をお伝えします。3年生は美術。思い出の場所をスケッチしています。中庭のクスノキの下やピロティ、グラウンド、教室、図書室など、思い思いの場所で創作中。奥行きのある世界を平たい紙にどう描いていくか。これまで習った遠近法を使って奮闘中です。2年生は音楽。夢の世界を合唱しています。いろいろなパートを歌ってみることでこの曲の魅力を深堀しています。1年生は英語。ペアになって会話を練習中。スムーズに言えるようになったら担当の2人の先生に聞いてもらう活動をしました。 なめらかな発音ができることと同様に、会話の中身にも注目していくと、どこを伝えたいのかがわかり、自然とリズムが出てきますね。1年生が今日学んだ会話はこちら。

Mao: Hi, I'm Mao.

Daniel: Nice to meet you. I'm Daniel.

Mao: Nice to meet you too. I'm in 1-B.

Daniel: Me too. I'm from New York.

Mao: I'm from Saitama City.

Daniel: Oh, you're not from this city. You're just like me.

  よく読んでみると、Daniel (ダニエル)はもちろん、真央(Mao)もこの学校がある市の出身ではないことがわかります。それはダニエルの最後のセリフの「not」や「just like me」にあらわれています。登場人物の紹介ページを読むと、真央は4月に埼玉から引っ越し来たばかりだということもわかります。英語の読解力は、英文を日本語に訳せる、正しく発音できるだけではなく、場面や状況を適切につかむことができる力も含まれるのかもしれませんね。ダニエルにとっては自分だけでなく真央も市外からきた仲間なんだ!僕と同じだ!といった「こころ」の動きが見えます。そんな状況を考えると、ダニエルのセリフを音読していくときに、自然と「not」や「just like me」の部分が大きな声になるこもしれませんね。言葉はその人そのもの。そんな視点で次のページのセリフを読んだり、他の教科の教科書を読んでいくと、いろいろな発見ができるかもしれません。教科書の読解は「わくわく」そのものです。

 放課後、美化ボランティアで花壇の草抜きをしてくれた生徒さんがいましたので紹介します。