日誌

校内研究会

 6月17日(火)熱中症警戒アラートが発令されており、朝から厳しい暑さです。みなさんいかがですか。

 今日の香取中は午後からお客様をお迎えして校内研究会を実施しました。1年生は道徳、2年生は社会(地理分野)、3年生は数学。

 1年生の道徳では教科書を読み進めながら、いろいろな場面でわたしたちは物事をどう捉えるのかを考えました。よりよく生きていく上で、自分自身と向き合う時間は大切だということを学びました。ちなみに授業の最後で「人生を左右するものは何か?」の問いに出てきた1年生のみなさんの考えは他人との関わり、友人関係、感じ方、周りの環境などなど。一人一人がよく考え、自分自身の考えを臆せずクラスで発表できていました。

 2年生の社会では私たちが暮らす日本の地域的特色を考える時間。今回の学習課題は「2035年の日本の発電方法は何が望ましいだろうか」と題して、各発電方法のメリットやデメリットをいろいろな資料から読み取り、将来の暮らしについて深く考える時間となりました。どの発電方法もメリットとデメリットがあり、2035年の発電方法を考えるには簡単には答えは出せない、考え続けなければならない(いわゆるネガティブケイパビリティ)ということを感じたのではないでしょうか。

 3年生の数学は平方根。「平方根」が生活でどのように活用されているのかを調べ、グループ毎に発表しました。身近な教科書やノート、鉛筆から北斎の浮世絵、法隆寺の五重塔に金堂に√2や√3の世界を見つけた生徒のみなさん、数学のおもしろさを実感した時間となったのではないでしょうか。授業の最後には黄金比と白銀比について取り上げられました。身近なアニメなどのキャラクターのかっこよさやかわいさは数学的な比、平方根がかかわっていることも学びました。みなさんの推しのキャラクターの比(タテヨコ)も気になりますね。

 生徒のみなさんが下校した後、今日の授業を振り返り研究協議を進めました。また一つ、明日のタネをみつけ、大切に育て日々の授業に生かしていきたいと思います。