日誌

3年生が大活躍!

 6月27日(金)午後からは香取市内小中学校の英語の先生、ALTの先生方をお迎えして3年生の英語授業を公開しました。ご覧いただいた人数はその数およそ30名。ひとつの教室の左・右・後ろに参観者がいる中、3年生のみなさんは緊張感を味方にしっかり授業に臨むことができました。

 3年生はこれまでの授業でバスケットボールの歴史について学びました。冬場寒い時期に外でスポーツができないため、1891年アメリカ・マサチューセッツ州のある体育教師によって発明されたのがバスケットボール。そこで今回の学習課題はより多くの人が楽しめるスポーツ大会を提案するために、すでにあるスポーツにルールを改善すること、そしてそのネーミングを提案すること。生徒は前の時間にペアで改善案やネーミングを検討。今日はクラスのメンバーや参観している先生方にその改善案を自分のことばでわかりやく紹介することが目的。発表会場を2会場に分け、3グループでプレゼン。メモを見ながらジェスチャーもつけて説明を行いました。周りに多くの見学者がいたことでプレゼン発表やコメントも緊張したことでしょう。言葉は使って覚えるもの。相手に伝えて初めてコミュニケーションが成り立ちます。恐れずこわばらずひるまず自分の言葉を英語で伝えて行く積み重ねを大事にしていきましょう。英語のことわざで「Practice makes perfect.」というものがあります。学んだ知識を『生きた知識』に変えるには、使ってみること、相手に伝えてみることです。きっと相手もキャッチボールのように返してくれるはずです。今回のじゅごゆで言うとプレゼン後の聞き手の反応です。これらのプロセスをとおして、私たちは学んだことが成果として実感できた!という思いがもてるはずです。

 また、授業後は会場を移して研究協議。授業者からの振り返りのあと、参加者によるグループ協議。その後、全体でこれらの協議の内容を全体でシェア。本校の英語の取組や今回の授業について参観された先生方、香取市教育委員会の指導主事の先生におかれましては貴重なご意見、ご助言をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。そしてこの公開授業で力を発揮してくれた3年生のみなさん、大活躍でした!また、授業者の3名の先生方にも感謝申し上げます。