日誌

香取学習2 茶道

 6月19日(木)今日の午後は香取学習(総合的な学習の時間)。本校ではこの時間を特色ある教育活動として学校教育の核としています。香取学習は全部で4つのユニットで構成されています。

 香取学習1は校外学習・修学旅行の事前、当日、事後の活動に当てています。香取学習3はキャリア教育。1年生の職業調べ、2年生の社会体験学習、3年生の進路学習などもこのユニットに入ります。香取学習4は表現活動。3年生を送る会を中心に生徒の主体的な創作活動に当てています。そして香取学習2は地域人材を活用した地域伝統芸能や伝統文化等の体験活動、食と健康を考え新たなものを生み出す探究的学習となります。

 香取学習2のコースは4つ。茶道、雅楽、和太鼓、食と健康。ここでは茶道の様子を紹介します。茶道コースでは毎年市内の表千家の先生をお招きし、茶道の所作やお点前を学び、成果発表会ではお茶会の一連の流れを実際に紹介します。今回は表千家の先生を講師に迎えての初回日。初めてお茶(薄茶)をいただく生徒も多く、一服いただいた生徒のみなさんの表情は「ほっこり」。豊かな時間が流れていました。ペットボトルのお茶を飲む機会は多くあるかもしれませんが、お茶を点てていただくことはほとんどないのではないでしょうか。大切な伝統文化を知り、引き継いでいくこと、そして何より日常生活の中でお茶を味わう心のゆとりをもつことを大事にできたらと思います。