日誌

今日の香取中

 5月30日(金) 通学通勤時に大雨の予報がありましたが、警報が発令されることなく、学校は通常どおり授業を行いました。今日は金曜日、かとらぼプロジェクトの日。今日の視写は「国語」各学年毎に国語の教科書を開き、大切な説明文を音読し、内容をきちんと理解した上で、専用シートに書き写しました。

 3時間目の2年生は数学、「いろいろな連立方程式を解こう」が学習課題。先生が黒板に書き上げる文章題をノートに書き写す作業。これは朝の時間に行った「視写」と同じ。2年生のみなさんは先生が書くスピードに合わせどんどんノートに写していきました。書いている途中で、「この文章題の最後(文尾)は〇〇かな?」「代金の合計とは、「合わせて」と同じで足し算で表せるよね」など数学でよく使われる表現や言い回しを考えながら板書を書き写していきました。今日の数学は、文章題を読み取り、何がわかっている情報なのか、何がこの文章題ではわからないのかを数直線で表しながら、その内容を見える化しました。先生の指示は「この文章題から2つの数量関係を探してみてください。」2年生のみなさんは「数」と「代金」の2つの数量関係をこの文章題から探し出しました。この部分が連立方程式の「連立」の部分。算数・数学の文章題に苦手意識を持っている人は、この文章題を数直線のように図に表すこと、つまり「見える化」してみると、頭が整理できて、何が問われている文章題なのかが見えてくるのかもしれませんね。今日は「言葉のかたまり」がビジュアル(数直線という形)に変わる瞬間の現場をみんなで立ち会った、そんな時間でした。そして数直線にあわらしたその先に「式」の形が見えてくるのでしょうね。次の2年生の数学は、式に起こしていくところから始まります。

 ちなみに今日の文章題は次のとおりです。

1個200円のケーキ、1個120円のプリンを合わせて12個買い、代金の合計が2000円になるようにした。

  また、1年生の帰りの会には、かとらぼ視写「社会」で宿題としてお渡したプリントの答え合わせをしました。提出された宿題を添削したところ、共通して資料の読み間違いをしている箇所があったため、クラス全体でその部分を一緒に考えました。社会の教科書はグラフや図などを文章で説明する部分が多くあります。わかっているようでわかっていないこともあります。あせらずきちんと教科書を読めるようになれば、将来社会に出ても情報を正しくキャッチできるようになりますね。