日誌

かとらぼノート 2サイクル目突入!

 6月27日(金)暑さが続いています。みなさんお元気ですか。今日の香取中、毎週金曜日は「かとらぼノート」の日。今日から2サイクル目に入り理科。まずは先週行った「かとらぼノート」の振り返り。先週生徒のみなさんが書き留めた振り返りをプリントでシェアしました。かとらぼノートは読む力、書く力、考える力、持続力などいろいろな力が身につきます。各学年から出てきた書くコツを一部ここで紹介します。

<1年>

・小さい声で書く文を読む。

・書く前に文章をyンで覚えている。

・言葉や文のかたまりなどを意識した学習をしていきたい。

・見て、覚える文字数を増やした。

・文章を見ながら書くのではなくて、文章を覚えて書くことができた。

<2年>

・机の上をきれいにする。

・消しゴムをできるだけ使わないようにする。

・漢字などで間違わないように黙読するときにその漢字をじっくりと見る。

・文を暗記しながら書く。(一文一文覚えて書く)

<3年>

・教科書は見やすい位置に置いておく。

・シャーペンはすごくこだわっている。

・読むときに、一文の長さを確認、覚えてから書くようにしている。

・文字のかたまり、言葉の区切りを意識して書いている。

 1年生から3年生まで、どの学年のみなさんからも共通して出ている意見は「一定量の文字(まとまり)を瞬間的に覚えておく」力。この力のことを『ワーキングメモリ―』と言います。はやく、見やすく、より多くの文字を書くために自分なりの工夫を見つけてほしいと思います。そうすれば、授業で先生が大切なことを話したときに、一旦脳に記憶させ、さっとノートにメモを取ったり、大人になった時に大事な会議で聞きもらす記録することにつながります。(パソコンやスマホへの入力になっても、必ず一度読んだり聞いたりしてアウトプットするというプロセスは変わりません。)私たちは記憶して記録しているのかもしれません。機械的にAIさんに記録させても、私たちは記憶には残らないかもしれません。そして記憶だけしても忘れてしまうので何も残らないかもしれません。「見る」「聞く」と「書く(入力する)」をセットにするといいのかもしれませんね。