日誌

香取中日誌

HAPPY HALLOWEEN!

 10月31日(金)今日はハロウィン。英語の授業ではハロウィンの由来についてALTの先生が英語で説明。その後、ハロウィンにちなんだ英単語を確認した後、単語探しゲームやビンゴ、2年生で月の絵本、3年生では関係代名詞を使ったハロウィンに関する文章を読んだり、早口言葉を楽しんだりしました。みな素敵なコスチュームに笑顔で記念写真!

1年生で扱った単語

ghost(幽霊), witch(魔女), bat(こうもり), night(夜), spider(クモ), black cat(黒猫), trick or treat(いたず らかお菓子か), moon(月), skelton(ガイコツ), pumpkin(かぼちゃ), mummy(ミイラ), costume(衣装), broom(ほうき), monser(怪物)

2年生で扱った早口言葉

Which witch wished which wicked wish?  どの魔女がどの邪悪な願いを望んだのですか?

<2年生で扱った絵本>

PAPA, PLEASE GET THE MOON FOR ME by Eric Carle

<3年生で扱った関係代名詞を使ったハロウィンについての並べ替え問題>

Complete the sentences using given words.

1. Halloween is the holiday( but also / is / fun / not only / which / scary ).

2. I want to buy a Jack o lantern ( a / face / which / funny / has ).

3. Have you ever seen a woman ( with / riding / on the broom / is / who / a cat )?

      ⇒1. Halloween is the holiday which is not only scary but also fun.

      ⇒2. I want to buy a Jack o lantern which has a funny face.

      ⇒3. Have you ever seen a woman who is riding on the broom with a cat?   

 

 

 

かとらぼプロジェクト

 10月31日(金)みなさんお元気ですか。10月最終日を迎えました。今年もあと2ヶ月。早いですね。それともゆっくり時は流れていますか。

 さて、今日は金曜日。朝の時間はかとらぼノートの日。今日の教科は社会。1年生は、2年生は、3年生は。3年生のみなさんはまさに今の実社会と直結している内容ですね。今回も書き写した教科書の文章をさらにしっかり理解するために、助詞の穴埋め問題にチャレンジ。今回の各学年が視写した文章の穴埋め問題は以下のとおりです。

<1年>

南部(  )沿海部には経済特区(  )設けられました。経済遠く(  )設けた目的(  )、税金などの負担(  )軽くすることで外国企業(  )招き、外国から高度な技術(  )資金(  )導入して、技術(  )学びながら経済(  )発展させることでした。

<2年>

イギリス・フランス・アメリカ(  )はじめ、統一国家となったドイツ・イタリア、近代化(  )踏み出したロシア・オーストラリア(  )、他の諸国と比べて経済力や軍事力など(  )まさるようになったことから、列強(  )呼ばれました。

<3年>

衆議院(  )内閣不信任案(  )提出こと(  )できます。内閣不信任案(  )可決されると、内閣(  )総辞職するか、10日以内(  )衆議院(  )解散するかを選びます。衆議院(  )解散されると、衆議院議員選挙(  )行われ、選挙後の国会(特別会)(  )、新しい内閣総理大臣(  )指名されます。

  2時間目の1年生は国語。草野心平の詩「河童と蛙」をペアで音読しました。自然と身体がリズミカルに動いてしまう草野さんの詩。まるでラップ? 草野心平は蛙を題材にたくさんの詩を書いたところから「蛙の詩人」とも呼ばれています。「春の歌」や「冬眠」など、ぜひ味わってみてください。

 3時間目の2年生は道徳。国の天然記念物になっている「鳥取砂丘」について。その景観が観光客による落書きになどによって損なわれている実態があります。美しい鳥取砂丘を守っていくために条例があっても守られていない現状をどうすればよいのか、鳥取県砂丘事務所のポスターを使って考えました。

 

さわやかな天気

 10月30日(木)みなさんお元気ですか。爽やかな天気で気持ちがよいですね。明日の夕方には雨が降り出す予報が出ています。良い天気がなかなか続きませんね。

 さて、今日の香取中。3時間目の3年生は数学。『線分の比と平行線』。今日の学習課題は「平行線と線分の比」の定理の逆が成り立つかどうかを考えよう」でした。今日の授業では、「三角形の2辺を等しい比に分ける2点を結べば、その線分は残りの辺に平行になる。」という線分の比と平行線の関係についてクラス全体で理解を深めました。証明問題は最小限の言葉で構成された論理的な文章です。だからこそ、そぎ落とされた言葉が何なのかを考える力、つまり行間を読む力が求められると思います。この力は数学の読解力の中心的な要素と考えられるのではないでしょうか。

 午後からは香取学習2の最終日。先週の木曜日には6月から毎週進めてきた雅楽コース、和太鼓コース、茶道コース、食と健康コースの成果発表会を体育館で行いました。今日は雅楽の楽器の手入れやお礼状など、各コースごとに振り返りを行いました。次週からの香取学習は3。キャリア教育の学びをスタートさせます。

 ちなみに食と健康コースのみなさんは、校庭の畑兼用花壇に植えた落花生掘りを行いました。まさに花が落下して地中で育った実が落花生。わいわい楽しく掘り出しました。

今日の香取中

 10月29日(水)みなさんお元気ですか。今日の香取中。3時間目の1年生は英語。英単語の読み方を授業の冒頭に学んでいます。英語には音読みとアルファベット読みがあること。単語の最後が「e」の時はマジック発動!例えば、takeなら、「a」の発音がアルファベット読み「エイ」になる。同様に、make(「a]がエイ)、use(「u」がユウ)、close(「o」がオウ)、write(「i」がアイ)など、このルールを使えば初めて出てきた単語でも声に出して読めることを学びました。(一部例外はあります。例えばhave が「a」がエイではなく「ア」)

 4月の年度初めではなく、ある程度で英単語の知識が入ったこの時期に英語の発音の規則性を学ぶと、インプットされた英単語を頭の中でいろいろと類推しながら、規則を当てはめやすくなりますね。

 4時間目の3年英は家庭科。手で縫い、ミシンをかけパペットを作っています。完成したパペットはクリーナーとして活用できたり、パペット芝居として演じたりもできます。ショートストーリーをつくって発表予定です。

 お昼休みは昨日の続きで多くの1年生が図書室1階スペースに集まり、牛乳パックアートを楽しみました。おしゃべりしながら楽しい時間が過ぎました。

 放課後、3年生は補習、今日は英語。長文問題の攻略方法をみんなで考えました。担当の先生からは、全文を読まなくても、段落毎の冒頭1文だけでもおおまかな内容がつかめること、注釈に載っている単語が文章全体を考える大きなヒントになること、そして一文一文には必ず主語と動詞があること。動詞をつかめばその前後を読みながら意味がわかることなど、たくさんの攻略法を教えてもらいました。まずはちょっとずつ読む機会を作って、英文に慣れていくことが大切です。自分の好きな分野や推しのことなどを英語で読んだり発信できたら、今より自分の世界が広がるかもしれませんね。

香取市中学生議会

 10月28日(火)香取市役所議場で「中学生議会」が開催され、本校から3年生2名が参加。市議会が行われる議場で実際に一般質問を行ったり、会議録署名を行ったりしました。本校からは「閉校した学校の利活用について」質問を行い、副市長、財政課長が答弁。もう1名の質問「下水道管の老朽化について」は市長と下水道課長が答弁をされました。社会科公民分野で学んでいることがそのまま実生活につながる内容。主権者教育の一環として、よりよい生活が実現できるよう、自分たちは何ができるか考える機会となりました。本機会をいただきました香取市役所様、香取市教育委員会さまに感謝申し上げます。

アートワークショップ第3弾

 10月28日(火)のお昼休みに、図書室1階閲覧スペースでアートワークショップ第3弾を行いました。今回は牛乳パックを折り紙でデコレーション。1,2年生昇降口の階段が殺風景なため、生徒のみなさんの手作り作品で飾られたらと思いワークショップを開催。牛乳パックの側面を好きな色の折り紙で貼付け、その後は参加した生徒のみなさんの感性に委ねた飾りをつけて完成します。明日も引き続きお昼休みに開催予定です。

秋空のもと

 10月28日(火)みなさんお元気ですか。朝の日差しは気持ちのよいもの。AIなど高度情報化社会に生きる私たちですが、身体や心は天気や天候に大きく左右される生き物でもありますね。校舎や教室内のひかりが温かく感じます。

 さて、今日の香取中。3年生は国語。紀行文 松尾芭蕉のおくのほそ道を自由進度学習で学んでいます。今日は個人やグループで、「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる序文と立石寺(りゅうしゃくじ)、平泉の部分を音読や暗唱を行い、内容理解に努めました。立石寺で詠んだ句は「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」。平泉では「夏草や 兵どものが 夢の跡」でした。

 2年生の教室廊下側掲示版には、秋や冬を表す季語がたくさんリストアップされています。そのリストから推しの季語にはシールが貼られています。「秋のかわいい季語」では『三日月』や『林檎(りんご)』、冬のかっこいい季語では、『時雨(しぐれ)』や『神楽(かぐら)』『冬銀河』、『荒神祓(こうじんばらい)』、冬のかわいい・おしゃれな季語では『白狐(しろぎつね)』や『ホットレモン』、『雪菜』が多くの票を集めています。

 4時間目は1,2年合同体育。今日はソフトボール。野球場を使って、実際にゲームを楽しみました。

今日の香取中

 10月27日(月)みなさんお元気ですか。久しぶりの日差し。先週の冷え込みに比べて、今日はおだやかな陽気でした。さて、今日の5時間目。3年生は先週の合唱発表会・香取学習成果発表会の振り返り、2年生、1年生は定期テストに向けて学習計画を立てました。見通しをもって準備を進めていきたいです。

県中学生ソフトテニス新人大会女子個人戦

 ご報告が遅くなりました。先週の土曜日、10月18日に千葉県総合スポーツセンター庭球場を会場に県新人大会個人戦が開催されました。郡市新人戦で優勝を果たした本校2年生ペアが出場。2回戦(対大栄みらい学園)、3回戦(対八日市場一中)と危なげなく順調に勝ち上がり、4回戦は市原支部の国分寺台西中との対戦。2-3のファイナルゲームで惜しくも敗れ、5回戦進出とはなりませんでした。県大会で4回戦まで勝ち上がる実力をつけてきた2年生ペア。さらなる高みを目指して努力し続けてくれることを祈っています。

 

ランチdeアート・ワークショップ第2弾

 10月24日(金)お昼休みに図書室1階スペースで、アートでおしゃべりタイムの2回目を開催。先週に引き続きのリピータさんもいれば、今回初めての生徒さんも入り、アットホームの中でアートを囲んでおしゃべりをしました。今回も前回同様に指人形パペットをアバターにして自由な雰囲気の中、「正解はないよ。それぞれの人が感じた分だけ答えがあるんだよね」というベースでたくさんの発見や感想が出てきて、大変すてきな時間となりました。

 今回扱った作品の一つは校長室前に飾ってある手ぬぐい(タペストリー)。「これ何に見える?」の問いかけに「梅干し!」「りんご!」といった声。秋にちなんで干し柿にも見えるかも。続いては3年昇降口踊り場に掲示してあった「目の健康ポスター」。「なんでこのポスターを見て目だって言えるのかな?」の投げかけに「マルに点があるから」とかえってきました。私たちは「〇」や「・」を見て『目』だって感じるんですね。すかさず、参加者の皆さんが指に付けているパペットを見てもらうと、それぞれのパペットにも『目はテン』でした。3番目は3年昇降口前に貼ってある元永定正さんの絵を紹介。「この絵の中に何か見える?」の呼びかけに、絵を指さしながら「ペンギンが見える」「ゾウが見える」と答えてくれました。いろいろなものが人によって見えることに驚きつつ、次はオーストラリアの先住民のアボリジニの方によって描かれたアート作品を鑑賞。この時点ですでに参加した生徒の皆さんの目は凝視状態。最後は北佐原地区出身の水彩画家の大崎善生(おおさきよしお)さんの2枚の絵を見てもらい、「どっちが好き?と投げかけました。すでに絵をよーく見る感覚ができており、なぜその絵が「いいな」と思ったのか、自分のことばで伝えてくれました。土の色、空の色、雲の形、それぞれの人の視点からその絵の素敵なところを語ってくれました。一人で見ていては感じられなかったことを、いろいろ教えてもらえた時間。

 たった15分足らずでしたが、満ち足りたアートを楽しむ空間がそこにありました。今回はこのワークショップを見に地域から来てくださった方もいらっしゃいました。今回の画像はその方に撮っていただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 さて、次回はどんなアートが登場するかお楽しみにしてください。

 なお、千葉市では千葉国際芸術祭2025が11/24まで、旭市では「あさひの芸術祭(あさげー)2025」が11/9まで開催中。千葉市や旭市を散策しながらアートを楽しめるイベントが行われています。地元香取市では、10/31-11/3まで市民文化祭(佐原会場)がコンパスで開催されます。本校生徒の書写や絵画、文化部の生徒のみなさんの作品も展示される予定です。

〇千葉国際芸術祭 ⇒ https://artstriennale.city.chiba.jp/

〇あさひの芸術祭 ⇒ https://asahinogeijyutsusa4.wixsite.com/home

〇香取市民文化祭 ⇒ https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/shogaigakushu/sanka/bunka.html

今回扱った作品

・注染てぬぐい 江戸文様 丸つなぎ

・本校養護教諭作成「目の健康」ポスター

・元永定正「いろ いきてる!」2006  SOMPO美術館蔵(著作権上画像は紹介できませんことご了承ください)

・Johnny Warrangkula Tjupurrula 「Old Man's Story」1972 Papunya Tula  ART OF THE WESTERN DESERT

・大崎善生「盛夏」個人蔵

・大崎善生「夕焼」個人蔵 

成田空港周辺中ガ学校英語スピーチコンテスト

 10月25日(土)みなさんお元気ですか。朝からあいにくの雨。肌寒い天気が続いています。風邪をひかないよう気を付けてくださいね。

 さて、今日の午前中、成田市公津の杜もりんぴあで「第31回成田空港周辺中学生英語スピーチコンテスト」が開催されました。本校からは第一次ビデオ審査を通過した3年生がスピーチ部門に出場。二次審査7名のうち、トップバッターで発表。心の友であり、自分の世界を大きく広げてくれた本の魅力を英語で存分に語り、たくさんの拍手をいただきました。休憩時間も図書室で借りた本を開いて読んでいる姿。きっと今日も新たな世界を探索していることと思います。

 

 

かとらぼノート

 10月24日(金)毎週金曜日の朝の時間は全校かとらぼノートの日。今回は数学。3年生は二次関数。関数y=ax²のグラフについて。2年生は三角形の角の性質について。1年生はともなって変わる2つの数量の関係について。これらの定義を90秒で書き写す視写を行いました。その後、書き写した文の意味をしっかりつかむため、助詞を穴埋めにしたシートを使って適切な助詞を入れる活動を行いました。英語は語順によって意味が決まります。それに比べて日本語は、助詞によって意味が変わります。「誰(何)」「誰(何)」「どうした」。これらの「」と「」を取り違えると意味が変わってしまいます。ですから、適切な助詞を選べるということは、文全体をしっかり理解して意味がつかめていることになります。

 さて、今回の1年生が書き写した「ともなって変わる2つの数量について説明した文章。「ともなって変わる2つの変数x、yがあって、Xの値を決めると、それに対応するyの値がただひとつ決まるとき、yはxの関数である。という。

 この定義は関数について説明した教科書の文章ですが、なんだか難しいですね。教科書の文章をきちんと読める力をつけよう!と言われても、そもそも説明文がわかりづらい!と言えるかもしれませんね。言い換えると「xを決めたら、yは自動的に1つに決まる時、yはxによって決まる」さらにやさしく言うと「xを入れたら、yが1つだけ出てくるしくみ」それが関数だよ! これでも「いまひとつ、、、」となると具体的な例を考えてみるとよいかもしれません。例えば、関数を「自動販売機」と例えたらいかがでしょうか。自動販売機にはボタンがいくつかあります。1のボタンはお茶、2のボタンはスポーツドリンク、3のボタンは炭酸飲料だとします。それぞれのボタンを押すとその飲み物が出てくる。ボタンを1つ決めると、出てくる飲み物(y)は1つに決まる。ですから、「自動販売機から出てくる飲み物(y)はボタンの番号(x)の関数である」と言えます。もしボタン2を押してお茶が出てくるときもある!なんていう自動販売機だったら困ってしまう。ボタンを2と決めたのに、出てくる飲み物がスポーツドリンクとお茶の2通りだったら、これは関数でない!ということになります。 日常生活の中で関数を使った例が他にあるか考えてみると、より理解が進みますね。例えば、気温とアイスの売れ行き数。気温が上がればアイスはたくさん売れる。これも関数で表せるかもしれませんね。

 

 

 

 

香取学習発表会

 10月23日(木)合唱発表会のあとは、本校独自カリキュラムの総合的な学習の時間、通称「香取学習」。その香取学習の学びの成果を披露。

 雅楽コースでは香取神宮のみなさまのご指導により越殿楽を披露、雅楽の歴史、楽器の紹介。食と健康コースは体によい「朝食」メニューの開発、調理実践、発表。そして非常変災時に生き抜くサバイバル飯の実践、そしてレポート発表。茶道コースは茶席の一連のお点前を、亭主、正客などを生徒がすべて行い、会場200人近くの視線のもと、雅に披露してくれました。和太鼓コースは栗源の和太鼓グループ「響」さまのご指導のもと練習を重ねてきた迫力の演奏を披露。今回は今年度より創設した文化部による発表もありました。佐原文化協会の皆様のご協力のもと、ミニ手話教室を開催。会場全員で「小さな世界」を手話をしながらあたたかい雰囲気の中、みんなで歌い、手話をしました。

 平日にもかかわらず大勢の保護者、地域の皆様にお越しいただき、本校生徒の学びの成果を見ていただきましたこと、お礼申しあげます。

 ☆食と健康コースのサバイバル飯レシピはこちら ⇒サバイバル飯 掲示用.pdf

合唱発表会

 10月23日(木)今日はアートの日。午前中はプロのピアニスト、オーボエ奏者の方の演奏を堪能。午後からは本校生徒の学びの成果を「合唱」と「雅楽」「和太鼓」の演奏披露、「茶道」のお点前披露、食と健康コースによる発表が行われました。保護者のみなさま、地域の方々、佐原学園の留学生の方も多数お越しになりました。ありがとうございました。

 生徒のみなさんの司会により進められた午後の発表。全校合唱「地球星歌」未来へ託した祈りの歌からはじまり、1年生は私たちにとって大切なものとは何か、2年生は、「ほら、笑って!」と未来へのエール、3年生の合唱「結ーゆいー」では、ひとりひとりの力や思いが集まり、結ばれることで、とても大きなエネルギーになることを歌いあげました。合唱のメロディの美しさとともに、歌から発せられるメッセージを聴くもの誰もがしっかりと受け止めました。少人数ながらもクラスみんなで歌い上げたそれぞれの合唱。「クラス合唱、全校合唱っていいな!」と会場のみなさん誰もが心から思ったことと思います。 

学校クラスコンサート

 10月23日(木)今日は内外で活躍されていらっしゃる演奏家をお招きしての音楽教室。演奏者はピアニストの松岡美絵さまにオーボエ奏者の最上峰行さま。文化庁主催「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」(芸術家の派遣)、ピティナさまご協力のもと実現したコンサートです。

 第1部は1,2年生対象、第2部は3年生対象に50分ほどの音楽教室。オープニングはお昼の放送でもお馴染みの大島ミチルさんの「風笛」。1999年NHK連続テレビ小説「あすか」のオープニング曲。オーボエの澄み渡る音色がピアノをバックに響き渡りました。続いてドビュッシーのアラベスク1番。季節の移ろいとピアノの流れるような音色がシンクロして、心地よい気分。松岡さまからピアノの仕組みをピアノを間近に見ながら説明していただいました。ドビュッシーのアラベスク、ショパンの幻想即興曲。この両者の曲を左手と右手でどんな動きをしているのか、そのリズムを解き明かしていただき、実際に手で拍子をとったりもしました。そのリズム感を生徒のみなさんが一人一人もった中、幻想即興曲を聴き入りました。ダイナミックさと繊細なパートが混ざり合いながら、まさに幻想的な雰囲気でエンディング。続いてオーボエの楽器について最上さまから説明をいただき、オーボエの息継ぎの妙技を体験。モリコーネの「ガブリエルのオーボエ」を聞きながら、奏者と同様に息継ぎを体験。その息継ぎのすごさを美しい曲と共に実感。あの甘美なメロディーを吹く中で、あれほど大変な吸って吐いてがあるとは!とみんな学びました。ギネスにも載るほど、オーボエは世界で一番難しい楽器。そのオーボエの魅力を味わえるドニゼッティのオーボエソナタをピアノとのデュオで楽しみました。エンディングは本校の校歌をオーボエとピアノによる贅沢な伴奏で合唱。本校の生徒とプロの演奏家との一期一会の校歌演奏。これほど感動的な校歌はない!そんなひととき。音楽を心から楽しんだ学校クラスコンサートでした。

 改めまして、ピアニストの松岡美絵さま、オーボエ奏者の最上峰行さま、お越しいただきましてありがとうございました。早速、最上さまのインスタグラムには本校の音楽教室の様子が紹介されていました!

 

明日に向けて

 10月22日(水)みなさんお元気ですか。しばらく曇り空が続いています。3年生のみなさんが英語で学んだ現在完了を使うと、It has been cloudy for a while.とかThe sky has been cloudy for days.でしょうか。さわやかな秋空をみたいものですね。

 さて、今日の香取中は明日午後の合唱発表会、香取学習成果発表会に向けて、合唱練習や会場の準備。生徒たち自身でレイアウトを考えながら体育館に美術や書写作品、技術家庭科作品など掲示、展示しました。加えて今年度創部した文化部のみなさんの作品も紹介されます。また、明日の午前中は日本内外で活躍されているピアニストの松岡美絵さん、オーボエ奏者の最上峰行さんを招いて学校クラスコンサートを音楽室で行います。保護者、地域の皆様、ぜひお越しいただきご鑑賞ください。

今日の香取中

 10月21日(火)、みなさんお元気ですか。上着なしでは寒く感じられる陽気です。風邪を引かないよう気をつけてくださいね。1年生と朝の挨拶をしていると、クラスの友人と社会の歴史についておしゃべりをしていました。「最澄と空海ってどっちが何宗だっけ?」「さいちょうの「ちょう」ってどんな漢字だったっけ?」などなど。平安時代の2大仏教についてのおしゃべり。きっとただ暗記するだけでは区別がつかないことを話していたのかもしれません。そんな時は「言葉」に焦点を当ててみるとよいかもしれません。たとえば、最澄の天台宗の「天台」ってどんな意味なんだろうか。空海の真言宗の「真言」ってどんな意味なんだろうか。教科書には書かれていないことですが、そこを自分で調べてみると、最澄や空海の1200年以上前の思いが伝わってくるかもしれません。そうすると、最澄は天台宗で比叡山延暦寺、空海は真言宗で高野山金剛峯寺というのがすーっと頭に入ってくるかもしれません。そして近所や地域のお寺は何宗かな?という視点でみると、意外と身近に天台宗や真言宗のお寺があって、おっとここに最澄さんがいる! ここに空海さんがいる!って身近に感じられるかもしれません。点として点在していた知識が面として自分の生きた知識に変わる瞬間がそこです。そして近くのお寺が別の宗派だったら何宗なのだろうかとさらに調べだしたら、点が面になり、それが立体的に今度は見えてくるかもしれません。これが知的好奇心。「学びの秋」の到来です。

 さて、今日の香取中の3時間目、1年生は英語。There is(are)~.の文をさまざまなスライドを見ながら学びました。スライドの中に隠れている物体?を見つけ出す活動。Thereにはもともと「そこに」という意味がありますから、「ほらそこに いるよ 1匹の犬が!」 There is a dog. 「 ほら!いるよ 3匹のカエルが この写真の中に」だったら、There are three frogs in this picture.となるわけですね。一度覚えると日常でもたくさん使える表現です。「この木曜日に学園祭があるよ」というなら、There is a school festival this Thursday.といえますね。会話の中では疑問文で使われることも多いかもしれません。「今日ってさ、宿題あるんだっけ?」「うん、数学の宿題があるよ」であれば、Is there homework today? Yes, there is math homework.と言えますね。日常の場面でどんな時に使えるのかな?と考えて見ると、「英語を使う」機会が増えますね。学んだことが自分のものになるためには、自分で使ってみることが大切です。

 4時間目のグランドは1,2年生の合同体育。今日はソフトボール。体育の先生方以外にも多くの先生も加わっていました。生徒4人か5人に対して先生が1人いる割合。香取中ならではの授業。秋の風吹く中、ソフトボールで身体があたたまりました。

自分の感受性くらい

 10月20日(月)新しい週が始まりました。天気がぐずついており、すっきりしない日が続きますね。みなさんお元気ですか。今日の午後は香取学習2や合唱の発表会に向けてリハーサルを行いました。体調を崩している生徒も出始めており、体育館で全校で歌うことは控えました。

 さて、職員玄関のプランターを植え替えました。春から夏にかけて咲き誇った日々草たち。今日から菊やパンジー、ストックなどの花に代わりました。気づきましたか? 校長室前にはハロウィンにちなんだ植物や置物を飾ってみました。素敵なモノ、美しいモノを見たり、聞いたり等、こころを耕していくことを大切にしたいですね。私たちの感性やセンスを磨いていくチャンスが「秋」です。ぜひ、茨木のり子さんの詩「自分の感受性くらい」も一度味わってみませんか。

アート・ワークショップ

 10月17日(金)お昼休みに、図書室1階閲覧スペースでアートワークショップを開催しました。今回は「アートの秋、探してみよう不思議な絵」。

 まず参加者は好きな指人形を選び、その指人形を自分のアバタ(分身)としました。アバターに名前をつけてもらったら、みんな素敵なネーミングにしてくれました。これでもうアバター自身がおしゃべりをする人(動物)に変身。アバターをとおして、生徒のみなさんは思い思いに自由におしゃべり。笑いの絶えないアットホームな雰囲気の中でアートを楽しみました。

 「これ何に見える?」「埴輪(はにわ)!」「この本の表紙の絵、これって何でしょう?」「ニンニク!」「トウモロコシ!」「この本に描かれている絵は何を表していると思う?」「この絵にストーリーつけたらどうなる? 隣近所の人と話してもらっていい?」「落ちた穴から空を見上げている景色!」「黒く塗っていった先に残った白!」

 いろいろな考えが出て生徒みなさんからは「へー」「なるほど」など反応はさまざま。参加した生徒の皆さんの笑顔が素敵な昼休みの図書室1階でした。

 一つだけの正解をもとめる楽しさもある一方で、正解がない、あるいは、見たり感じたりした人の数だけそれぞれの答えがあるアートの世界も面白いもの。そんなアートを気を楽にして楽しめるひと時を今後も続けていこうと思います。次回はどんなアバターになって、どんなアートに出会えるかお楽しみに!(著作権上、今回扱ったアート作品画像をホームページ上で一部ご紹介できないことお許しください。)

 <今回扱った書籍等>

エリック=カール 作 「パパ、お月さまとって!」

神山輝夫 作 渡部洋二 画 「たけのこくん」

末永幸歩 著 「13歳からのアート思考」

小野満俊彦・恭子 作(陶芸)「歌う人」「オーボエを吹く人」

Anna Efverlund デザイン「TITTA DJUR」 IKEA

 

かとらぼノート 第3ステージへ

 10月17日(金)みなさんお元気ですか。久しぶりに日差しを見ることができた朝でした。校舎と木々が青空の元、目にも鮮やかにきれいです。また、線路側通用門には3本の大きなキンモクセイにオレンジの小さな花が咲き、香りだっています。そんな素敵な朝をさわやかなに迎えるために、朝起きたらその場で軽くジャンプを10回から20回してみましょう。アクティブスイッチが入り、身体も脳も心も目覚めますよ!

 さて、今日は金曜日。『かとらぼノート』の日。3年生は実力テストのためテスト勉強でしたが、1,2年生は『かとらぼノート』第3ステージに入りました。5月からスタートした『かとらぼノート』。教科書の大切な個所を視写する活動を5教科行ってきました。第2ステージからは、ふだん使う日常会話(生活言語)と異なる教科書で使われる言葉や表現(学習言語)が多用されている数学、理科、社会に絞って視写を行ってきました。今日からは第3ステージ。視写に加えて、『助詞』の穴埋め問題にもチャレンジしました。

 では、なぜ第3ステージで『助詞』なのでしょうか? 比べてみましょう英語と日本語の文のしくみ!英語は語順で意味が決まる言語です。「追いかける」という意味のchase(チェイス)を使って例を示してみますね。

意味
The dog chased the cat. 犬が猫を追いかけた。
The cat chased the dog. 猫が犬を追いかけた。

 上の例のように語順が変わると全く意味が違ってきます。英語では誰(何)が【主語】+どうした【動詞】+誰(何)を【目的語】の順番で意味が決まります。

 一方で、下の文例のように日本語は語順を入れかえても「助詞」があれば意味は同じです。

文例
追いかけた。
追いかけた

 以上のことから「英文を理解する時は、語順を意識すると意味がつかめる。日本語を理解する時は「助詞」に気をつけて読むと意味がわかる。」と言えます。

 ですから、第3ステージでは教科書の大切な説明や定義などの文章を正確に理解するために「助詞」に注目しました。今日の1,2年生は理科の教科書を使って「助詞」が(  )で穴埋めになっている文章を読み、適切な助詞を入れる活動を視写に加えてチャレンジしました。

 香取中では学びのベースとして教科書を正確に読める子ども達を育てたいと考えます。試行錯誤ではありますが、いろいろ取り組みながら、読解力の育成を今後も図っていきます。