日誌

2015年6月の記事一覧

1年生 福祉体験

 1年生の福祉の学習で,さまざまな「体験」をしました。
 白杖体験では、最初に、何も使わず目隠し(ブラインドウオーク)をして一人一人、体育館の中を歩いてもらいました。すると、「怖い!」「何かにぶつかった!」などの声が上がり、目隠しを外してもらうと、スタートした所から、自分たちが思わぬ方向に進んでいたことに驚いていました。目が見えずに一人で歩くことの怖さを体験してもらいました。

 次は、目隠しをした生徒、介助(誘導)をする生徒がペアになって障害物のコースを歩きます。介助(誘導)の難しさを学ぶとともに白杖と介助者のいる安心感を学んでもらいました。
 車椅子体験は、まずは、一人で操作。数メートル先のいすを回ってもらい、スタート地点に戻ってきてもらいます。なかなか上手く回れない生徒に「右のほうだけタイヤを回して」などアドバイスをしてくれるやさしい気持ちが自然に生まれてきました。
 また同時に「高齢者疑似体験グッズ」を装着し,視界が狭まったり,体が動きにくい高齢者を疑似体験しました。