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カテゴリ:学校行事

2月28日(金)

 今日で2月も終わりです。早いもので卒業式まであと8日となりました。
 今日は5時間目に、3年生が「立志の塔収納式」を行いましたので、その様子をお知らせします。

(立志の塔収納式)

 小見川中学校の伝統として、3年生は卒業前に、自分の将来の夢や希望を「立志の作文」として書き、その作文を「立志の塔」に納めて卒業していきます。第一立志の塔には、以下のように記されています。

 われらいまこの学び舎を巣立つ
 未来の夢と希望をつづり
 この塔に託す
 いつの日かまた集い
 立志の手記をひもとかむ        寄贈 昭和44・45年度 卒業生一同

 また、第一立志の塔が卒業生の作文でいっぱいになったことから、創立30周年記念として、平成5・6・7年度卒業生一同と創立30周年記念篤志寄付者一同の方々により、平成8年2月23日に「第二立志の塔」が建てられ、今日に至っています。

 今日の収納式では、3年4組の 蓑輪 聡史さん が代表で作文を読んでくれたので紹介します。

 夢はいくつあってもいい  三年代表 蓑輪 聡史

 「二兎を追う者は一兎も得ず」ということわざは誰もが知っているだろう。欲張り過ぎると何も手に入らないという意味の言葉だ。だが、皆さんは「二兎を追う者だけが二兎を得る」という言葉があるのを知っているだろうか。自分が本気で行動しようと思えば、二兎も三兎も得られるのだ。
 だから私は進学後、多くのことにチャレンジしたいと思っている。全てのことが、一から始めることばかりだが、全てうまくいくこ信じている。なぜならうまくいくまで続けることが大切で、そうすれば必ず成功までたどりつけると思うからだ。私たちの人生はまだ始まったばかり。だからこそ、安全な道ばかりを追い求めるのではなく、この小見川中学校で学んだ「文武両道」の精神を大切にしながら、いろいろなことに挑戦していきたいと思う。
 それでもうまくいかないことがあるかもしれない。そんな時は結果だけを求めるのではなく、なぜうまくいかないのかを考えたい。そうすれば必然的に自分のすべきことが見えてくると思う。そして全力で取り組むことができたなら、その努力は自分を大きく成長させてくれるはずだ。
 「二兎を追う者だけが二兎を得られる」。だからこそ、これからはいくつもの目標をもち、達成できるまで努力し続ける人間でありたい。

 また、「立志の作文収納」は学年を代表して、3年2組の 松岡 旺我さん が行ってくれました。