職員あいさつ

職員あいさつ

着衣泳を実施しました!


 2年生では、水泳学習のまとめとして着衣泳を実施しました。溺れている人を見付けた時には以下の3つが大事であるということを指導しました。

 

① 助けを呼ぶ!(自分が水に飛び込まない!)

② 身の回りに浮く物があったら、投げ込む!

③ 声を掛け続ける!

 

 また、洋服を水着の上から着て、水の中に入り、いつもよりも動きづらい中、ペットボトルで浮く練習をしました。1年生の時よりも、ラッコのように力を抜いて浮ける児童が多かったです

       
   ↑ペットボトルでも浮けるんだね!             ↑ビート板みたい

 5年生では、「3つの『あ』」を紹介していました。
  ・あわてない・・・・・・落ち着いて何をすべきか考える。
  ・あばれない・・・・・・あばれると沈んでしまうし、余計な体力を使ってしまう。
  ・あおむけになる・・あおむけになって力を抜くことで、体が自然に浮く。

佐原の大祭


 「あっ山車だ!」「お祭りだ!」「山車が出てるよ!」「かっこいい!」
 今日から3日間、佐原の大祭夏祭りが行われます。学校のそばにも山車蔵(田宿区)があり、今朝は大勢で準備が進められていました。冒頭はそこを通りかかった子どもたちの声です。
 佐原の大祭は、夏と秋に行われます。どちらも子どもたちはとても楽しみにしています。夏の祭りでは、学校のすぐそばを山車が通過するため、祭囃子が聞こえると、わくわく、どきどきといった雰囲気です。
 休み時間も話題は「祭り」一色。「早く帰って曳きたい」「楽しみだね」といった会話がたくさん聞かれます。
 今日は短縮日課で、通常よりも早く下校となります。いつもなら昇降口で少し談笑していく子どもたちも今日ばかりは足早に帰って行きます。とても魅力的な佐原の祭りです。
 

体験活動 4年生!

4年生の総合的な学習の時間では、「わくわく佐原小広報局」という学習を行っています。佐原小学校を探検したり、インタビューしたりしながら調べ、紹介するためのパンフレットを作成しています。今まで知らなかった佐原小学校のいろいろなことを知ろうと、子どもたちが主体的に活動している姿が印象的です。

また社会科では、玉造浄水場・香取警察署を見学しました。玉造浄水場では、水の浄化の仕組みや水が手元に届くまでの道筋を教わりました。警察署の交通事故への対処の仕方や連絡の仕組み、交通事故を防ぐ警察署の仕事について、くらしの安全を守るための工夫や努力に気付くことができました。

<子どもたちの声>

○ 初めて白バイに乗ることができて嬉しかった。

○ 警察で働いている人の願い(みんなが安全・安心に生活できること)を聞くことができてよかった。

○ 水がきれいになるまでの流れがよくわかった。

○ いろいろな施設をみることができてよかった。


玉造浄水場(雨の中、職員の方々に丁寧に説明していただきました)

香取警察署(白バイに乗せていただきました)


ピアサポートを行いました!


 
2年生では、先日、ピア・サポート学習を行いました。「相手の話を上手に聞こう」をテーマに、前年度学んだ、「返事をする」「していることをやめる」「体を相手に向ける」「うなずく」「最後まで聞く」に加え、あいづちをうったり、質問をしたりすることで、さらに話しやすくなることが分かりました。ペアトークを行いながら「質問をしながら話し合うと、楽しい!」という、子どもたちの声も聞こえてきました。今回の学習を今後の生活の中に生かしていきたいと思います。

 

なるほど! 佐原小あるある!!

 

佐原小学校には、他の学校にはない日常や伝統があり、「なるほどー」と思うことがたくさんあります。そんな誰もが当たり前だと思っていることや実はこんな一面もありますということをお伝えしたいと思います。

①伊能忠敬像が立っているところにある池は、なんと日本地図になっている!

 …意外と知らない人が多いようです。伊能忠敬像をはじめは二宮金次郎だと思っていまし
  た。                 
②外で元気に遊ぶと靴下の中まで驚くほど砂だらけになる!

 …みんな気にならないくらい元気に遊びます。
③ウーパールーパーはピンク色じゃない!

 …佐原小学校で飼っているウーパールーパーは、どれも黒っぽい色をしています。                 

④全校朝会はテレビ放送を活用!

  …教室で姿勢よくお話を聞きます。他にもタブレットが揃っているなどICT活用した授業をしています。                 

⑤橋を越え、歩道橋を越えてたどり着く体育館!

 …行き帰りは大変ですが、体育館はピカピカなので嬉しくなります。



 

 

 


 どうでしたか? この他にも佐原小学校には様々なあるあるがあります。

 これからも佐原小学校の魅力を探っていきたいと思います。

夢に向かって

この週末、ゴルフのサントリーレディースが話題になっていました。今季限りで宮里藍選手が引退を表明しました。宮里藍選手や石川遼選手など高校生プロゴルファーの活躍がゴルフ界に旋風を巻き起こしたことも記憶にあると思います。ゴルフに限らず、テニスや陸上でも若手の活躍が大いに注目を浴びています。そして、今、最も有名な中学生は、藤井聡太棋士ではないでしょうか。ニュースで取り上げられない日はないというくらい注目の的になっています。

 

 子どもたちに将来の夢を聞くと「プロスポーツ選手」「パティシエール」「ゲームクリエーター」など目を輝かせて話してくれます。世界で活躍する日本人の姿を見ていると、いつかは自分もあの大舞台に立ちたいとあこがれるのでしょう。

 スポーツに限らず、子どもたちはいろいろなことに夢中になっています。習い事の選択肢も多種多様になっており、自分の特技を生かして選択することもできます。そんな子どもの力を信じ、力を発揮できるように支援・応援することがわたしたち大人の役目なのかも知れません。

2020年東京オリンピック・パラリンピックでも多くの選手が活躍する姿を見せてくれることでしょう。佐原小学校の卒業生にも自分の夢に向かって、がんばっている先輩がたくさんいます。いつか教え子がその一人になったら、「大きな横断幕を持って応援に行く」それが、わたしの今の夢です。

 

最後にイチローの言葉を載せて終わります。

 

“努力せずに 何かできるようになる人のことを

「天才」というのなら、僕はそうじゃない。

努力した結果、何かできるようになる人のことを

「天才」というのなら、僕はそうだと思う。

人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、

それは間違いです。”

楽しい水泳学習をするために


先日、香取消防署の消防隊員と救急救命士の方々8名を講師にお迎えし、心肺蘇生法の研修を行いました。いよいよ、子どもたちも楽しみにしている水泳学習が始まります。万が一の水難事故に備え、職員全員が講習を受けました。事故がないのが一番です。安全面に十分配慮しながら、子どもたちが泳げるようになったと実感できるような水泳学習にしていきます。

 

「記録の出やすいプール」の水温は何度だと思いますか?

 スイミングクラブの水温は、28~29度とちょっとぬるめの水温で、学校のプールでもこのくらいの温度があると泳いでいても気持ちがいいですね。

しかし、この温度で水泳大会を開催すると、選手たちにとっては水温が高すぎて水の中で汗をかき、体力の消耗が激しくなるようです。オリンピックなどの国際大会では、水温は24~25度と決められています。子どもたちにはかなり冷たく感じますが、体力の消耗が抑えられ新記録も期待できるというわけです。


 

第1校舎の1階の窓から

第1校舎の1階の窓から外を眺めると・・・

 

まぶしい太陽の日差し。青々とした木々。

そして、目に映るのは、1、2年生が育てている植物。

 

1年生が植えた朝顔の芽が顔を出してきました。

「早く芽が出てね。」と、世話をする声。気持ちが通じて芽が早く出てきたのかもしれませんね。

 

 

2年生の育てている野菜も花が咲き、実がなってきています。

ピーマンやきゅうり、トマトの実を見つけることができました。とれた野菜はどのように食べるのでしょうか。想像するだけで楽しいですね。

   

もうすぐ忠敬祭

以前、子どもたちから、

「何で、伊能『ただたか』なのに、『ちゅうけい』祭なの?」

と質問されたことがありました。

 

その時、私は、

「佐原の人は、伊能忠敬さんへの親しみの気持ちをこめて、『ちゅうけいさん』と呼んでいるからだよ。」

と答えました。

 

しかし、

「親しみをこめると、なぜ『ちゅうけいさん』となるのか。」

と、自分自身も疑問に思い、調べてみました。

 

調べたところ、「有職読み」ということでした。

有職読みとは、「敬うべき古人の実名(諱)の漢字を音読みにして敬意をあらわすこと。」という意味だそうです。

(例:伊藤博文「ヒロブミ」「ハクブン」 藤原定家「サダイエ」→「テイカ」)

さらに伊能忠敬について調べていくと、

伊能忠敬の墓地は3つあることや、

観福寺の墓地には髪と爪が埋葬されていること、

上野の源空寺に高橋至時(忠敬の師)とともに埋葬されていることなど、

今まで知らなかったことがたくさん分かりました。

 

自分で抱いた疑問を、自分で調べる…。

そこから新しい発見がある…。

 

子どもたちの学習にもつながるな、と感じました。

疑問に思うこと、そして、自分で調べること、

それらがとても大切なことなんだということが、実感できた出来事でした。
  

佐原が大好きな子


遠くに住む娘から電話がありました。

「スピーチで佐原を紹介したいから写真を送ってくれないか」とのこと。

美しい町並み、おいしい名産品…佐原は自慢のふるさとだそうです。

 

佐原小学校では、今年度から「佐原学」に取り組んでいます。

先日、5年生が総合的な学習の時間に佐原の古い町並みについて調べました。

「どんな店があるのかな。」

「何を売っているのだろう。」

「意外と知らないところがあるね。」

「写真で写して見ると、絵のようにきれいだな。」

生活の一部として当たり前のようにある景色がとても美しく、観光客が訪れる魅力的な町であることに改めて気付いたようです。

 

いずれ大きくなって、佐原に残る人もいれば、他の場所で生活することになる人もいるでしょう。小さいころをふと思い出したときに、ふるさとである佐原の魅力を語れるようになってくれたら…佐原で育ったことを誇りに思ってくれたら…と思うのです。

 

「ゆめは いまもめぐりて わすれがたき ふるさと」

 

さあ!これから佐原の魅力をもっと調べていきましょう!!


私の好きないろいろ


朝の静かな小野川が、私のやる気スイッチ。
季節によっていろいろな顔を見せてくれる。
今は、新緑の季節。
すぅっとした空気に包まれ、
風のない穏やかな日には、水面に青い空が映し出される。耳を澄ますと小鳥のさえずりが聞こえ、太陽の光が「今日も1日がんばろう」って声を掛けてくれる。

木の緑と空の青、ツツジのピンクや白のコントラストが最高にきれい!
    
佐原小学校っていいところだな。
授業中に響き渡る鉛筆の音。
黒板に向かってくる33人の視線。
「なるほど」「わかった」の声。

いつも元気をありがとう。
佐原小学校っていいところだな。


3年校外学習

5月10日に3年生の遠足がありました。

銚子にある醤油工場に行き、その後は銚子電鉄で犬吠埼に。

天気がよければ、犬吠崎の灯台にある野原で食べる予定でしたが、この日はあいにくの雨・・・。お弁当は室内で食べましたが、子どもたちは心のこもった弁当に、とても嬉しそうな表情を浮かべていました。

 午後はマリンパークで、ヒトデを触ったり、イルカのショーを見たりと大興奮でした。

大切な思い出の1つになったことと思います。
 

全校朝会


5月1日に5月の全校朝会が行われました。今回の校長の話は、人間の脳の不思議についてでした。人間の脳は3階建ての構造になっていて、1階は「ヘビの脳(息を吸ったり、おしっこをしたりするときに使う脳)」、2階は「ネコの脳(感情を表現する脳)」、3階は「人間の脳(話したり、ものを覚えたりする脳)」になっているそうです。

 

校長から次のような問題が出されました。人間はこの3階建ての脳を使いながら日々生活しているのですが、いじめを受けたり、悪口を言われたりすると弱ってしまう脳があるそうです。その脳とは、3つの脳のうちどれでしょう。

 

正解は「ヘビの脳」です。私の学級では「人間の脳」で挙手した児童が20名以上、「ネコの脳」が数名、「ヘビの脳」が0名でした。答えを知ってあまりにも驚いた子どもたちは、その後の話も熱心に聞いていました。

 

悪口やいじめをするとその人の脳が弱り、反対に優しい言葉をかけたり良い行いをしたりすると脳が健康になるそうです。自分の脳も友達の脳も傷つけないように、そして、常に健康な脳でいられるように、これからもみんなでなかよく助け合って生活していくことを確認しました。

佐原小Webページの「校長室」を「職員室から」に変更します。


 昨年度までの「校長室」コーナーは「職員室から」と名称を変更しました。今年度は、様々な職員が学校の様々な場面を紹介していきます。よろしくお願いいたします。
 さて、新学期がスタートし、1週間がたとうとしています。あっという間でしたが、少し振り返ってみます。
 4月7日の始業式当日に外で子どもたちの登校の様子を見ていました。本校では、1年生から4年生までは第1校舎、5年生、6年生は第2校舎で学習をしており、昇降口も別々になります。新しく5年生になった子にとってこの変化は大きく、登校時に第1校舎昇降口へ行ってしまって「あっ!間違えた。」と笑いながら戻る姿が何人も見られました。また、休み時間を終えて教室へ戻るときに旧教室へ戻ってしまい、恥ずかしそうに戻っていく姿もたくさん見られます。こうした様子は、4月の学校、第1週ならではの風物詩です。子どもたちの順応性はすばらしいものがあり、第2週からはこうした姿も見られなくなり、いよいよ本格スタートといった様子になります。
 4月10日には、入学式が行われ、新しい仲間が増えました。「ピカピカの1年生」という言葉がありますが、この言葉がぴったりの、様々な可能性輝く1年生です。一人一人が元気に登校していけるよう職員一丸となって励ましていきます。

 

お世話になりました! お元気で!

31日(金)、平成28年度離任式を行いました。春休み中でしたが、たくさんの児童が元気な姿を見せてくれました。20名の先生方とお別れをしました。大好きだった先生方とのお別れに、子どもたちは時折さみしそうにしていたり、照れ笑いをしたり、涙を流したりと何となく落ち着かない様子でした。またどこかでお会いしたときに一段と成長し、明るく元気な姿を見せられるといいなと思います。

本校で素晴らしい実績を残され、ご退職、ご栄転されます先生方、本当にありがとうございました。お一人お一人からの別れのあいさつと激励の言葉を胸に刻みたいと思います。また、先生方が蒔いてくださった種は、必ずや近い将来この佐原小学校に大輪の花を咲かせるものと信じ、残された職員、そして、子どもたちで精いっぱい頑張ってまいります。心から感謝申し上げるとともに、先生方の益々のご活躍とご健康を祈ります。
  
  
   
 

修了式、立派な態度でできました!

本日、修了式を行いました。この1年の子どもたちの成長が、式での態度や国歌、校歌斉唱から伺えました。

どの子も自信をもって修了式に臨み、新年度への思いをめぐらせているように感じました。5年生の代表児童に、666名の総代として修了証書を授与しました。1箇年精勤者は、1年…40名、2年…61名、3年…46名、4年…60名、5年…74名の計281名でした。1年間、健康に気をつけて元気に登校した証しとしての賞状を、5年生の代表児童に授与しました。

なお、以下に、5年代表児童の「1年間を振り返って」の発表要旨を掲載します。

・学習面では、勉強の楽しさを実感し、自分がパワーアップしていけるようにがんばってきた。

・佐原小学校は、「あいさつ日本一の学校」をめざしているので、みんなが気持ちのよいあいさつができるように、これからもがんばっていきたい。

・行事では、何といっても運動会が一番の思い出である。「仲間を信じて 一致団結! 光り輝け チーム佐原!」のスローガンの下、一人一人ががんばり、第106回運動会が大成功に終わってうれしかった。

・「ありがとうフェスタ2017」では、いままで学校のリーダーとして私たちを引っ張ってくれた6年生に、最高の思い出をプレゼントしようと、5年生が一丸となってがんばった。

・明日から春休み。勉強や運動はもちろんのこと、最上級生として、下級生のお手本となれるようにがんばりたい。目指すは、「明るく元気で、思いやりのある佐小っ子」みんなで、力を合わせてがんばりたい。

 

 

これまで佐原小学校にお寄せいただきましたご支援に、改めて感謝申し上げる

とともに、次年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
  
  
 

平成28年度修了! ご支援、ご協力に感謝!

保護者の皆様方、地域の皆様方、本校への惜しみないご支援、ご協力、ありがとうございました!

4月7日(木)にスタートした平成28年度も17日(金)の卒業証書授与式、明日の修了式で199日(1年生は198日、6年生は195日)の全日程を終了します。

職員が一丸となって、学校教育目標「心身ともに健康で、共にみがき合い・共に伸びていく子どもの育成」、めざす児童像「かしこい子」「やさしい子」「たくましい子」「はたらく子」をめざして力強く歩んでまいりました。

授業では、自分の考えをしっかりもち、相手に自分の考えを伝えることのできる子どもたちが増えてきました。また、発表においても単語で終わることなく、しっかり理由を付けて説明できるようにもなってきました。

 様々な場面で、保護者や地域の皆様方の力をお借りしながら協力性や責任感、自然の恵みに感謝する気持ち等、豊かな心と思いやりの心を育むことができました。

総合的な学習の時間では、多くの地域の皆様方に丁寧なご指導をいただき、佐原の自然や歴史を学ばせていただきました。

1年のまとめにあたり、これまでの学年だよりや学校だより、ホームページをご覧になり、平成28年度を振り返っていただけたらと思います。

保護者の皆様、地域の皆様方のご支援とご協力に深く感謝申し上げます。

学校は、子どもたちの心の拠りどころ!

「1月は往く、2月は逃げる、3月は去る…」といいますが、月日が経つのは本当にはやいもので、17日に147名の6年生が卒業し、今週末には平成28年度の修了式です。

 私は、毎朝、旧第3校舎前で子ども防犯協力員の方々と子どもたちを迎えます。昨日、今日と、6年生が卒業したせいか、登校する児童がいつもよりすごく少なくなったように感じます。子どもたちは、きれいに舗装された外側線の内側を歩いています。

いつも落ち着いた表情でていねいにあいさつができる子、せわしげにあいさつをしてかけだしていく子、元気いっぱいのあいさつができる子等々、スタイルは様々ですが、どの子もよくあいさつをすることができます。

ただ、時折気になるのは、表情が沈んでいるなと感じられる子がいるときです。「あれ、どうしたんだろう?」と心配になります。家で叱られたのか、何か不安なことがあるのか、登校途中で友達とけんかしたのか、学校で不安なことがあるのか? 後で教室をさり気なくのぞきに行き、元気な姿を見てほっとすることもあります。

学校では、知識や技能、ものの考え方、心の在り方などを子どもたちに教えます。しかし、その営みは、今、目の前にいる子どもたちを相手にしているわけではありません。これまでに子どもたちが歩いてきた道を見据えて、語りかけ、考えさせ、気付かせながら指導をしなければなりません。

言い換えれば、一人一人の背景をよく理解して、子どもたちに接していかなければならないと考えます。難しいことではありますが、学校とはそういうところだと自負しています。

学校は、子どもたちが安心して自分でいられる場所であり、納得して自己修正ができる環境でなければならないと考えます。朝、塞いだ気持ちで校門をくぐっても帰るときには、「今日一日、学校に来てよかったな」と思ってくれていたら、学校はその役割を果たしたといえるのではないかと思います。

学校は、子どもたちの心の拠りどころでなければならないとの思いで、「チーム佐原小」として、全職員が日々全力投球しています。

素晴らしい卒業式になりました!

17日(金)、第143回卒業証書授与式を行いました。6年生147人が、それぞれの小学校生活の思い出を胸に、佐原小学校から巣立っていきました。

今日、6年生の教室を回ってみると、主人公のいない教室は当然のことながらシーンとしていて、その中で担任がホッとした気持ちと寂しさが入り混じったような複雑な気持ち?で、仕事をしていました。

それにしても、卒業式、子どもたちは本当によくがんばりました。練習では、呼びかけや歌で、なかなか大きな声が出せなかったり、大きな口をあけられなかったりした子どもたちも、いざ本番となると、緊張の中にも気持ちを込めて声を出すことができました。

式が終わった後、来賓の皆さんから、「とても素晴らしい卒業式だった」という言葉をたくさんいただきました。

 また、卒業式前日の準備から片づけまで、5年生の子どもたちがとてもよく働いてくれました。「6年生を送る会」の企画・準備に始まり、卒業式に至るまでの様々な活動を通して、在校生を代表して6年生を送り出すだけでなく、「4月からは、自分たちが最上級生になるんだ」という自覚を高めることができました。

卒業、おめでとう! やっぱり6年生はすごかった!

本日、佐原小学校「第143回 卒業証書授与式」を挙行しました。147名の卒業生の立派な返事、態度、言葉、呼びかけ、合唱などにより、感動的な卒業式になりました。やっぱり、6年生は最後まですごかったです。参加した在校生も、卒業する6年生のために、心を込めて一生懸命にがんばりました。本当に、素晴らしい卒業式になりました。

卒業生のみなさん、お元気で!「感謝」

下駄箱から見えてくるもの

 子どもたちのことをよく理解するために、各学級をまわって授業のようすを参観しています。また、トイレや手洗い場、下駄箱を見ることも日課にしています。特に、登校後の下駄箱からはいろいろなことを伺い知ることができます。

  かかとを踏みつぶしている靴     

(かつては先生や大人から厳しい指導を受けました)

  下駄箱の中で、くつのかかとがきちんとそろっていない靴

(全員がそろっているのは気持ちいいですね。くつが泣いています)

  下履きがない下駄箱

(今日は休みなのかな? 遅刻してくるのかな?)

  下履きも上履きもない下駄箱

(どうしたのかな?)

  くつではなくて、サンダルが入っている下駄箱

(足をけがしているのかな?)

  全体的に上のほうの下駄箱が乱れている場合

(背が届かないのかな?)

  全体的に下のほうが乱れている場合

(低い姿勢になるからかな?)

  学年全体、学級全体が乱れている場合

(本校ではきちんと整っていますが、きちんと指導されているのかな?)

 

 1年生のくつは小さいのに、6年生のくつは下駄箱からはみ出さんばかりの大きさで、「ぼくたちはこんなに大きく成長したよ!」と大声で主張しているように感じます。

明日はいよいよ卒業式、くつ同様、いやそれ以上に私たちは大きく成長しましたという姿がたくさん見られるような式にしたいと思います。
【1~4年】
  
 
【5・6年】
  

子どもたちのひたむきさ、親子の絆に感動!

佐原幼稚園の修了証書授与式に出席しました。元気な声で園歌斉唱の後、修了証書授与。大きな声で返事をして園長先生の前に立ち、礼儀正しく深々とお辞儀をして、いただいた証書は頭上に掲げ、後方で待つお母さんのところまで歩いていきます。お母さんに、「ありがとうございました」と言って証書を手渡し。お母さん方はわが子の成長に感極まって涙、涙、涙…。中には号泣するお母さんもいました。

 話を聞く姿勢も立派で、お別れの歌、呼びかけも練習の成果を発揮するとともに、佐原幼稚園での2年間の成長をしっかりと表現することができました。

 「この子どもたちなら、この親御さんなら…」と、4月10日の入学式が今から待ち遠しく感じます。

 本校では、今日、卒業式予行を行いました。子どもたちは少ない練習時間の中でよくぞここまでというがんばりを見せてくれました。もう本番でも十分ですが、「ここまでと思ったら、そこまで」という言葉があるとおり、さらに素晴らしい式にするために、微調整をして、明日、最後の練習をします。

 以下に、予行を終えての6年生と5年生の本番に臨む決意を紹介します。

 6年生

・全校の前での練習は緊張したけどうまくできたので、本番でも落ち着いて 証書授与のトップバッターとしてがんばりたいと思います。

・今まで練習してきたことを生かして、気持ちよく、くいの残らないようにしたいと思います。

・卒業式では、在校生に感謝の気持ちを示すためにも、式中の態度をしっかりしたいと思います。

・私は、卒業生退場でいちばん最後に退場します。147名の代表として、きちんとした姿勢で、感謝の気持ちを込めて「礼」をしたいと思います。

 5年生

・6年生が感動するような大きな声で呼びかけができるようにがんばります。

・高学年らしくきれいな声で歌い、6年生の心に届くような歌を歌います。

 ・5年生らしく在校生のお手本となるような態度で式に参加します。

  
  
  

名前の由来について話そう

バラエティで大活躍している「明石家さんま」。娘さんも芸能人「IMARU」。そのIMARUさんの名前の由来は有名な話ですので、知っている方も多いと思います。

さんまさんの座右の銘「生きてるだけで丸儲け」からきています。1985年8月12日、坂本九さんが亡くなった日航機墜落事故。実はこの便にさんまさんも乗る予定だったそうです。当時、さんまさんは、大阪でラジオ番組「ヤングタウン」にレギュラー出演していました。その収録に行くため、日航機に乗るはずだったのです。しかし、直前の仕事のひょうきん族の収録が早めに終わり、一便早い全日空に乗り換え、墜落を免れました。事故のことを知った時は、大変なショックだったそうです。その日のラジオ番組「ヤングタウン」は、事故の報道特番に切り替わったとか。

さんまさんの生い立ちをもう少し見てみると、3歳のころに母を亡くしています。また、実家の魚屋が火事になり、弟も焼け死んでしまいます。その後、父を亡くし、家族のほとんどを失います。

その体験から生まれたのが、座右の銘「生きてるだけで丸儲け」もしかしたら、自分はあの事故で死んでいたかもしれない。そんなさんまさんの実体験から生まれた言葉です。人間は生きているだけで、価値があるという意味です。

そして、「命を大切にしてほしい」という願いをこめて、「生きてるだけで」の「い」と「まる儲け」の「まる」で、「いまる」という名前を娘に付けたのです。IMARUという名を付けようとしたときは、周囲から反対にあったそうですが、IMARUさんご本人も、名前と由来を気に入っているそうです。

なお、大竹しのぶさんが言うには、「今を生きる」という意味を込めて付けたそうです。何の説明もない場合は、「今を生きる」の方が素敵な感じがします。

何の説明もなしに「生きてるだけで丸儲け」が名前の由来ですと言われたら

人間は太古の昔から、自分の子どもに願いを込めて名前を付けてきました。名前を付けられた子どもは親になり、自分の子どもに願いを込めて名前を付けます。そして、その子どもは。それを、何千回と繰り返して、「願い」のバトンをリレーしてきました。その結果として、現在の子どもの名前があり、短い名前に込められたそれぞれの「願い」があります。その「願い」の向こう側にも、多くの祖先の「願い」があるのです。
 ご家族で、「名前について話す日」を設けてみてはいかがでしょうか。「あなたの名前は、○○ということを願ってつけたのよ。」、「あなたの名前を付けた日は、とっても寒い日で、……。」「おじいちゃんがね、お父さんの名前は○○という理由でつけたと言っていたよ。」悲しいとき、うれしいとき、名前はいつでも、その人の応援歌になります。
 3月17日の卒業式、147人の大切な名前が体育館に響きます。

すばらしい卒業証書授与式!佐原中学校

輝いた表情、しっかりと前を見据えた顔で卒業証書授与式(以下;卒業式)に臨んでいた226名の卒業生。その姿を見ていると、この3年間で大きく成長したであろうことがうかがえます。

第70回という節目にふさわしい本当に素晴らしい卒業式でした。何より圧巻だったのは、全校合唱「大地讃頌」、卒業の歌合唱「巣立ちの歌」、別れの歌合唱の「さよなら友よ」の3曲の合唱でした。3年間の思いがつまった卒業生の歌声は聴いている者を魅了し、在校生には卒業生の襷がしっかりと受け止められたことと思います。

17日(金)は、いよいよ本校の第143回卒業式です。6年生にとっては一生に一度の小学校の卒業式。自分たちの式を素敵なものとするために、そして、在校生はそのバックアップと「いままでありがとう」、そして、「おめでとう」という気持ちを伝えるために、どんなことに気をつけたらよいか、子どもたち一人一人が考えて練習に臨むように指導していきます。思いの詰まったすばらしい卒業式になるよう、職員一同心を込めて指導していきます。

部活動見学会を実施しました!

3年生を対象に、来年度に向けての「部活動見学会」を実施しました。部活動の内容や来年度の計画を理解し、入部する部を決めたり、自分なりのめあてをもったりできるようにするのがねらいです。

1日(水)に説明会を実施し、7日(火)から9日(木)までの3日間、見学会を実施しました。3年生の子どもたちは、登校後、7時15分から45分までの30分間、4、5年生が活動している様子を見学し、入部への意欲を高めました。

 見学会に参加した感想

・バスケット部はすごく上手でびっくりしました。ぼくも、バスケット部に入って、
 上手になりたいと思いました。

 ・試合でシュートを決めている人がいたのですごかったです。ぼくもバスケット部に入ってシュートを決めたいと思いました。

 ・歌やダンスなどがとても楽しかったので合唱部に入りたいと思いました。腹筋などは歌うために必要だと教えてもらいました。すごく疲れたけど、楽しかったです。見学させていただき、ありがとうございました。

 ・合唱部では、いっしょに歌ったり踊ったりして楽しかったです。私は合唱部が好きになったので絶対に合唱部に入ろうと思いました。

 ・とてもきれいな歌声で、楽しそうに活動していたので、私も合唱部に入りたくなりました。

 ・合唱部は、ふるさとフェスタなどに出るので楽しそうだなと思いました。

 ・吹奏楽部の見学に行きました。おばあちゃんバージョンや若者バージョンなど、いろいろなテンポの演奏を聴いて、まるでテーマパークにでもいるような気持ちでした。

 ・楽器一つ一つの音色がとてもきれいで、校歌やメリーさんの羊などの演奏がすごいと
  思いました。


【ミニバス部】
  
【郷土芸能部】
 
 
【合唱部】
 
 

一日も早い復興を! テストメール配信にご協力を!

東日本大震災の発生から、丸6年を迎えます。この甚大な災害により、被災され今なおご苦労をされている皆様に衷心からお見舞いを申し上げますとともに、

被災地の一日も早い復興を心から祈念いたしております。

各ご家庭では、「もしも・・・」の時に身を守る方法、集まる場所や連絡手段、また、ご家族が来られないときのお子さんの引き取りをお願いする方の確認と登録等を、「もしも・・・」への備えとして話し合う機会をぜひ設けていただきたいと思います。

東日本大震災から6年が経ち、災害への危機意識がやや薄れてきているようにも感じます。しかし、昨年4月にも熊本地震で大きな被害が出たり、東日本大震災の余震と思われる地震が頻発したりするなど、地震をはじめとした様々な災害への備えは常に心がけていなければなりません。

現在、暴風雨や雷等、悪天候に伴う急な登下校の時刻変更等、学校からの緊急時の連絡は、メール配信しています。ここ数回のメール配信で、「確認通知」を確実に行うよう依頼し、返信率が90%近くにまで向上しました。

そこで、今回は100%をめざすべく、明日午前8時にテストメールを配信します。子どもたちの安全を第一に考えたとき、返信率は100%でなければなりません。「メール登録した全ての保護者にメールが届いたのか」、「届いたメールを読んで内容を理解したのか」が学校に確実に伝わるよう内容を読んだのちに、「確認通知」のクリックをお願いする文書を本日付で配付しましたので、ご協力をお願いします。

卒業証書授与式の練習がいよいよ本格的に!

学校では、3月17日(金)の第143回卒業証書授与式へ向けての取組が本格化しています。今日は、6年生と一緒に卒業証書授与の練習をしました。本番形式としては初めてなので、子どもたちもかなり緊張気味でしたが、「しっかりやるぞ!」という意気込みは十分伝わってきました。練習を終えて、この調子なら本番は大丈夫だと確信しました。

 今年度の6年生の登校日は195日、授業時間はおよそ1,081時間となります。卒業証書授与式は、小学校生活最後の授業であり、佐原小学校で培ってきた6年間の学習の成果を発揮する場です。また、1~5年生の在校生にとっては、学校のリーダーとして活躍してきた6年生への感謝の気持ちを表す場となります。6年生の巣立ちを感謝の気持ちをもって見守ることによって、その姿から佐原小学校をさらによりよくしていこうという決意を新たにすることができると思います。全校の心を一つにして、6年生最後の授業を応援したいと思います。

心をみがく黙働清掃

掃除の時間は、黙って活動する「黙働清掃」に全校で取り組んでいます。黙働清掃に継続的に取り組むことにより、次のようなことが期待できます。

1 よごれたところを自ら見つけることで、感じる心と気づく心を養うことができる。

2 無駄話をしないことで、我慢する心と集中力を養うことができる。

3 他人の行動に左右されずに、自らの心に問いかけながら裏表なく活動することで正直な心を養うことができる。

 学校をきれいにしながら、子どもたちの心をみがいていくよう指導を重ねています。

 
 

啓蟄(けいちつ)

5日(日)は、「啓蟄(けいちつ)」でした。二十四節気の一つである「啓蟄」は、3月の5日か6日にあたります。土の中でちぢこまって冬眠していた蛇や蛙、虫等が再び地上に姿を現し、活動を開始するころをさします。

また、春めいてくると、気候もどこか不安定になり、大風が吹き、嵐になったりします。春によく見られる雷は、寒冷前線が通過するときに生じるもので、「春雷」と呼ばれて、春の季語にもなっています。立春を過ぎてから初めて鳴る雷のことは、「初雷」。さらに、「啓蟄」のころによく大きな雷が鳴ることから、このころの雷のことを、昔の人は「虫出しの雷」と呼んでいました。

時に雹(ひょう)を降らせるこの雷の合図にびっくりして、冬ごもりの虫や小動物が眠りから覚め、活動を始めると考えられていたようです。

実際に小さな生き物が冬眠から目覚めて活動を始めるのは、その日の気温が5度以下にさがらないことが条件のようです。虫が穴からはい出てくるころは、ちょうど「木の芽どき」。樹木や草が、新しい芽を吹くころでもあります。

季節の変わり目は体調の変動が起きやすいものですが、この「木の芽どき」は、一年で最も体調を崩しやすい時期かもしれません。

また、気候の変動、環境の変化も多いため、自律神経失調や精神的なアンバランスも生じやすい時期でもあります。のぼせやすくもなりますので、頭寒足熱を心掛け、できるだけゆったり過ごしたいものです。

卒業式まで、登校する日は今日を入れてもあと10日。いよいよカウントダウン、今日も朝から各学級の元気のよい歌声が響いてきています。

大成功、ありがとうフェスタ!

新しくなった体育館で、初めての大きな行事、「ありがとうフェスタ2017」が行われました。卒業証書授与式は、学校行事のなかでも最も厳粛な式として行われますが、この「ありがとうフェスタ」は、5年生が中心となって企画・運営する子どもたちの手づくりの会です。

今年度、行事や部活動、黙働清掃等々、常に学校をリードしてくれた6年生に感謝とエールの気持ちを込めて、在校生が劇や呼びかけ、歌を披露しました。

 1年生 … 6年生との思い出の場面を劇にしました。ありがとうの気持ちがこもった劇を披露してくれました。

 2年生 … かさこ地蔵の劇と呼びかけ、態度、声の大きさともに、成長が感じられ、6年生へのお礼の心がこもった学年発表でした。

 3年生 … 6年生のお助けマンに登場してもらい、6年生の偉大さを表現し、学年が一つのまとまった劇を披露しました。

 4年生 … 小道具一つ一つにも心を込めてつくったことが伝わってきました。「ひまわりの約束」の歌声もすばらしかったです。

 5年生 … 心と気合のこもった呼びかけと「出会った君へ」の歌声、感動的でした。企画、運営と全力投球。6年生に心を込めてスポットライトを当て、「感謝の心」を届けました。

 6年生 … 各学年に力強いエールを送ってくれました。「友 旅立ちの時」の歌声、さすが6年生でした。

 温かな雰囲気の中、楽しさと寂しさをみんなが感じる時間となりました。感

動した今日のこと、すばらしい6年生とともに過ごしたことをみんなで忘れな

いようにしようと呼びかけました。

6年生は、卒業まであと10日と残り少なくなった小学校生活をじっくりと味わい、卒業式を迎えてほしいと思います。また、この会の中心となった5年生の活躍ぶりはすばらしいもので、6年生の後を受けて、来年は、最高学年として立派にやっていける5年生だと確信しました。

  
 

全体研修会&部活動反省会を実施しました!

 3月に入り、本年度の成果と課題を確認して、次年度への見通しをもつ時期となりました。

 全体研修会では、今年度の校内研修の総括としてパワーポイントを活用して研究主任と各研究部主任から報告がありました。また、次年度の構想について、

   佐原学をとおした人材育成 

   授業改善による若手を中心とした人材育成  の提案がありました。

今後、検討を重ねて、より実りある校内研究となるようにしていきたいと思

います。

 校長講話では、「いつも同じような発想や思考はやめよう」ということが重要で、「たまには違う方向に行ってみよう」、「何の変化もなく、もと居た場所にもどってしまうこと」が最も大きなリスクであるということを、ダンゴムシの習性を例に話しました。

 また、部活動反省会では、いくつか課題がありましたが、その中の一つに、「練習時間」と「勤務時間」のことが話題になりました。

・子どもたちの意欲を大切にしたい。

・一人一人に平等にチャンスを与えるとどうしても長時間になってしまう。

・大変な思いでがんばっている職員の前で、「家庭があるから」、「育児がたいへんだから」、「介護がある」等々は、大きな声で言いにくく、ついつい無理をしてしまっていないか。

・子どもたちのためとはいえ、学校の大きな課題である多忙化に拍車を掛けているのは部活動ではないか。

・体を動かすことが好きで、「子どもたちのために」、「子どもたちと一緒に」という思いでやっているので、苦にならないし、やらされ感はない。


 本音の話がたくさん出て、大変有意義な会だったと思います。今後、担当者で今出た意見を参考に、次年度部活動計画案を提示していきます。
 また、まとめとして、「象と小枝」のエピソードを紹介し「これは無理だろうと思って行動をやめてしまっているものはないか」、「間違ったことを学習してしまい、本当に無理かどうかを確認することさえ怠っていないか」「過去には難しかったことも今なら乗り越えられるのではないか」という視点でもう一度考えてみようと話しました。


  
 


 

3月は、1年のまとめと新しい学年に向けた準備の月!

朝の時間に賞状伝達をしました。全国優秀賞に輝いた明るい選挙ポスター、千葉県優秀賞の税に関する絵葉書をはじめ、書き初め、家庭科、運動能力証等々多くの子どもたちのがんばりが認められました。また、回を重ねるごとに、一言感想の内容も充実してきて、たいへんうれしく思います。受賞された皆さん、おめでとうございます。

 さて、長い冬が終わり、春の訪れとともに、とてもよい香りを漂わせる花が咲き始めます。沈丁花(ジンチョウゲ)の香りです。その花言葉は、冬に葉が落ちない常緑低木であることから、「永遠・不滅」となっています。また、温かく過ごしやすい時期の訪れから「歓迎・楽しみ・青春の喜び」とも付けられているそうです。

 17日(金)には、147名の6年生が本校を巣立っていきます。沈丁花の花言葉にあるように、子どもたちの未来にある楽しみ・喜びが、永遠、そして不滅のものとなりますように、希望を胸にこの佐原小学校を巣立ってほしいと思います。また、在校生にとっては、この3月を1年のまとめと新しい学年に向けた準備としてほしいと思います。

  
  

卒業まであと○○日

今日でいよいよ2月が終了。1月25日(水)「卒業まであと37日」からスタートした6年生のカウントダウン卒業カレンダーも先週末には「あと15日」となりました。そして、今週が終わるといよいよ1ケタとなります。

3月3日(金)には、「ありがとうフェスタ2017」~みんなで作ろう、大きな感動、思い出を~ 感謝 勇気 団結 絆 喜び を合言葉に、いわゆる6年生を送る会を実施します。今はどの学年もその練習に熱が入っています。当日が楽しみです。同時に、昼休みに別れを惜しむかのように、卒業生と一緒に校庭で遊んでいる在校生の姿を微笑ましく感じるこのごろです。
  

プレミアムフライデー!

 月末の金曜日を「プレミアムフライデー(プレ金)」と呼び、官民一体で働き方や終業後の過ごし方を変える取り組みが24日に始まりました。本校では当日は、低学年が2時50分、中・高学年が3時35分、部活動終了が4時25分でしたので、午後3時退勤については、無理な状況でした。現在、学校がおかれている状況を考えると実施は困難な状況で、話題にもなっていないのが正直なところです。ただ、業務改善、勤務時間の適正化は、本校でも喫緊の課題であり、世の中の動きを注視したり、会話の話題としたりするなど、意識改革の一助としていきたいと思います。

 

第2回学校評議員会を開催しました!

 本日、第2回学校評議員会を開催しました。本校では6名の方々に評議員をお願いしています。学校評議員制度が導入されたのは、次のような趣旨からです。

 ① 学校・家庭・地域が連携協力しながら一体となって子どもの健やかな成長を 担ってい
  くため、地域に開かれた学校づくりをより一層推進する観点から、学校に、学校評議員
  を置くことができることとする。

 ② これにより、学校や地域の実情に応じて、学校運営に関し、保護者や地域住民の意向
  を把握・反映しながらその協力を得るとともに、学校としての説明責任を果たしていく
  ことができるようにする。

 評議員会では、まず、学校評価の結果をお伝えするとともに、今年度の経営の重点や成果と次年度の課題についてパワーポイントで説明しました。その後、評議員の方々からご意見をいただきました。

 ・学校評価がおおむね好評で、日ごろの先生方の努力が認められているのではないか。
・学習指導要領の改訂があり、今後、より一層外国語教育の充実など、学校に求められるこ
 とがますます多くなるががんばっていただきたい。

 ・「家庭での読書」ができていないとのことであるが、テレビ、ゲーム、スマホ、塾、
部活等々あるなかで、よくやっているのではないか。よくやっている家庭ではどんな
工夫があるのか紹介するような場があるとよい。

 ・学校外での活動で、高学年が自覚をもって低学年に優しく接したり、教えたりする場面
を目の当たりにして、子どもたちは見えないところでもよくがんばっているなと感心
した。

 ・家の前で、知らない子どもから「おはようございます」とあいさつされた。当たり前の
ことが当たり前にできていて、学校としてのレベルが上がっていると感じている。

 ・様々な事情があるのか、先生が子どもを家まで迎えに行って一緒に歩いて登校する姿を
何度か見かけた。きめ細やかな対応に頭が下がる思いである。

 ・黙働清掃はよい取り組みであり、効果が上がっていると感じている。

 ・ホームページが充実してきていて、給食の写真などは参考になる。

 ・インフルエンザの学級閉鎖の状況など、当該学年だけでなく、ラインネットで全学年に
情報提供していただけないか。

 
 

子どもたちとの会話から

その1

昼休みに校庭にいたら、4年生の女の子が駆け寄ってきました。「校長先生、歴史のクイズを出していいですか?」と尋ねられたので、「いいですよ。難しいのかな?」と答えました。クイズは、「直江兼続の幼名は?」というものでした。

「大河ドラマ」「真田丸」と浮かびましたが、「幼名」がでてきません。「わかりません」と答えると、「幼名は“よろくで、“与六と書きます」と教えてくれました。「すごい! くわしいね」と話すと、「お父さんが好きなので、私も自然に歴史に興味をもちました」ということでした。子どもたちの興味は無限で、モチベーションの高め方は様々ですが、まさにお父さんがよい方向に影響している好例だと感じました。

 

その2

 朝の登校時、旧第3校舎の前に立って登校指導していると、いつも「あいさつプラス一言」を実行してくれている2年生の女の子がいます。「おはようございます。今日も寒いですね」、「おはようございます。今日は昨日より少しあたたかいですね」、「おはようございます。いつもありがとうございます」等々。こんな会話があると、寒さが吹き飛び、心がほっこりとします。

 

その3

 「俺のものは俺のもの。お前のものは俺のもの」というドラえもんに出てくるジャイアンの名言があります。でも、あれはいじめっ子の言葉ではないということを最近知りました。のび太が小学校の入学式のときになくしたものをジャイアンが一緒に探してくれたときの言葉だと子どもたちが教えてくれました。

お前がなくしても俺のものだと思って探す。お前の痛みも俺のものということです。子どもたちから教わることがたくさんあるなと痛感しました。


花粉症の季節になりました!

2日間、千葉県標準学力検査を実施しました。本日は、その2日めです。どの教室でも1年間の学習の成果を確認する場として、少し緊張気味ではありましたが、スラスラと鉛筆を走らせてがんばっている子どもたちの様子が伺えました。

さて、先週17日(金)に気象情報会社が、昨年より5日早く花粉シーズン入りしたと発表しました。飛散量は平年よりやや少なく、ピークは3月上旬から中旬とのことです。

また、民間の教育情報サイトが行ったアンケートによると、我が家に花粉症の子がいると回答したのは約40%です。保護者がどのような対応をしているかという問いには、「手洗い、うがい、洗顔、洗眼等」が約65%、「マスクの着用」が同じく約65%、「掃除をこまめにする」が約40%、「洗濯物を干した後よく払う」「洗濯物を外に干さない」がともに約35%、「外出後に入浴やシャワー」「めがねの着用」がともに、約10%でした。また、その他として、「空気清浄機の使用」「薬の服用」「バランスのよい食事」などがあげられています。

私も30年来の花粉症で、最近かなり症状は和らいできましたが、鬱陶しい季節となりました。予防を万全にして、花粉症とうまくつき合っていきたいと思います。

あいさつを考える

 昨日は、暴風警報に伴う急な下校時刻の変更について、対応していただき、ありがとうございました。学校としても、下校時に職員がついて子どもたちの安全を最優先に対応しました。おかげで、全員が安全に帰宅することができました。本日も、北西の風がやや強く吹くという予報が出ています。下校時に、安全に気をつけるよう注意喚起をします。また、本日は千葉県標準学力検査があり、予定どおり13時40分の下校となります。よろしくお願いします。

 さて、朝の登校時、「『いつもありがとうございます』『今日は寒いですね』など、一言添えてあいさつする子」、「自分から先に元気にあいさつする子」、「先ではないけど、元気にあいさつを返してくれる子」、「ふつうにあいさつしてくれる子」、「かすかに聞き取れるくらいの声の子」、「友達との話に夢中であいさつをしない子」、「無反応な子」、「全くあいさつをしない子」等々、実に様々です。

 元気なあいさつが返ってこないと心配になって、あとで教室をのぞいてみます。そんなとき、笑顔があるとホッとします。体調が優れなかったり、出がけにけんかしたり、登校途中で友達と言い争いになったり、学校に行きたくない気持ちがあったり…というときがあるかもしれません。そんなときでも、元気なあいさつだけはかわしたいものですね。

 あいさつをするとよいことは、次のようなものだと思います。
○大きな声であいさつをすると気持ちがよい
○笑顔になる機会が増える
○相手からの印象がよくなる
○あいさつから会話が始まる
○思い立ったらすぐに始められる

「春一番」が吹き荒れました!

「1月は往く、2月は逃げる、3月は去る…」といいますが、月日が経つのは本当にはやいもので、卒業式まであと1か月をきりました。

 17日(金)、昨年より3日遅く春一番が吹き荒れました。千葉県内でも風速20メートルを超える強風が吹きました。ニュースでは、成田空港で着陸をやり直す飛行機の映像が何度も放映されていました。

 本校では、放課後の部活動を中止し、下校時に職員が付き添うようにして、子どもたちの安全確保に努めました。

気象庁天気相談所によると、春一番という言葉は石川県能登地方や三重県志摩地方以西で昔から使われていたほか、漁師の間で冬から春にかけての強い南風を「春一」あるいは「春一番」と呼ぶようになったという話があるそうです。

 気象庁では1962年から、強風への注意を喚起するために春一番という言葉を使用しはじめ、翌1963年から報道機関がこの言葉を取り上げるようになりました。

 気象庁天気相談所は、「春一番と聞いて、春の訪れというイメージをもつかもしれませんが、元々は漁業関係者の間で使われていた防災用語。強風波浪注意報または警報と同じです」と、海難事故への警戒はもとより、陸地でも強風によって飛来する物などへの注意が必要と訴えています。

天気予報では、本日も強風が吹き、夕方からは雨のようです。状況をよく把握するとともに、銚子地方気象台等関係機関と連携し、児童の安全確保を最優先していきたいと思います。状況によっては、メール配信での対応もありますのでよろしくお願いします。

クラブ活動を見学しました!

本校では、4年生以上の児童が16のクラブに分かれて活動しています。どの子も、クラブ活動の時間になると目を輝かせて活動しています。16日(木)に、来年度クラブ活動に参加する現3年生が、自分に合ったクラブを選べるように、クラブ活動見学を行いました。緊張しながらも、どのクラブに入ろうかと、期待に胸を膨らませて真剣な表情で見学する3年生。ちょっと得意そうな顔で活動する高学年。来年度も子どもたちが学年の枠を超えて、楽しく活動する姿が見られることでしょう。見学した3年生の感想を紹介します。

○見ているだけですごく楽しそうだったので、将棋・オセロクラブに入りたいです。

○手芸がおもしろそうでした。私は家で裁縫をしているのでできそうだと思いました。

○スライムやべっこうあめを作るのが楽しそうなので、サイエンスクラブに入りたいです。

○アニメや本の主人公を描いてみんなに見てもらいたいので、イラストクラブに入りたいで
 す。

○いろいろなクラブがあって、楽しそうでした。高学年の人たちががんばっていて、 す
 ごいなと思いました。

○サイエンス、将棋・オセロ、イラストクラブがいいなと思いました。生き物をつかま
 えて、飼って研究し、また自然にかえす生き物クラブがあったらいいなと思いました。

 

 

新しい体育館で!(パート2)

大規模改修が完了し、13日(月)から体育館の使用を再開しました。6年2組を皮切りに多くの学級が新しい体育館での体育の授業を満喫しています。

15日(水)には、ミニバスケットボール部が初めて朝練習で体育館を使用しました。部活動を終えて校舎に向かう子どもたちの顔は思う存分体を動かした満足感と新しい体育館で約1年ぶりに活動した充実感で光り輝いていました。

そんなミニバスケットボール部員の感想を紹介します。
○体育館の中が以前よりもすごく明るくて、これからバスケットをするのが今まで 以上に楽
 しみになりました。

○正直に言って、前の体育館は少し不便な点がありました。雨もりがあったり、テープが
 はがれていたり…。新しい体育館が完成したと聞いてうれしくなりました。初めて新しい
 体育館に入ってときは、見間違えるほどびっくりしました。バスケットにも今まで以上に
 気合が入ります。練習環境がよくなったので、さらに一生懸命練習に取り組みたいと思い
 ます。

○すごく明るくなって、体育館が今までより広く感じました。練習をたくさんして、よい
 チームをつくれるようにがんばります。

○今までなかったような部屋ができていてびっくりしました。床がすごくきれいだし、明る
 いので、ドリブルしやすそうだなと思いました。

植木の剪定できれいになりました!

 13日(月)から体育館と駐車場の使用再開となり、昨日は体育館改修後の初めて使用した6年生の感想を紹介しました。体育館がきれいに改修されるのを待って、毎年、この時期に実施している恒例の樹木の剪定を業者に依頼しました。

 好天に恵まれ、作業が順調に進み、樹木もきれいになりました。学校にお立ち寄りの際は、剪定された樹木やつぼみがふくらんで春を待つ準備をしている樹木にも目を向けていただけると幸いです。


  

新しい体育館で!

2月1日付け文書にて、体育館改修工事がほぼ完了し、行政による検査が無事終了し、2月13日から、児童が体育館を使用する旨のお知らせをしました。また、8日(水)の常任委員会では、パワーポイントを活用して、完成した体育館の内部の様子を紹介しました。

昨日が待ちに待った体育館使用開始日。最初に使用したのは6年2組でした。子どもたちの感想を紹介します。
○新しい体育館はすごくきれいになっていて、床はピカピカにワックスがかかっていて、内装
 もびっくりするほどきれいになっていました。外側もきれいになっていて、車いすも通れる
 ようになっていました。6年生は、あと1か月くらいしか使えないのが残念だなと思いまし
 た。
体育館は、木のいい香りがしていました。滑りにくくなっていて使いやすかったです。きれ
 いに収納されていたので、ものが取り出しやすそうでした。トイレがとてもきれいで、びっ
 くりしました。

○工事前の体育館の玄関は階段だったけど、改修後はスロープや点字ブロックなどのバリアフ
 リーになっていました。館内はまずトイレがあり、今までの外にあったトイレとは全く違っ
 ていて、とてもきれいでした。体育館の裏側は、男女別の更衣室があり、すごくきれいでい
 た。救護室などもあり、このきれいな体育館で「ありがとうフェスタ」や「親子レク」、そ
 して、最初の「卒業式」ができるのがすごくうれしいです。


    


 

入学前保護者説明会を実施しました!

 10日(金)午後2時から、平成29年度入学予定児童の保護者を対象に、説明会を実施しました。入学予定者は現在のところ、128名です。校長挨拶で、次のようなことを話しました。

・入学まであと2か月。これから我が子が小学校入学を迎える親御さんは期待と不安でいっぱいのことと思うが、子どもたちはもっと期待と不安でいっぱいである。

・6年間しか生きてきていない子どもにとって、小学校入学はいままで生きてきたなかで、最大のイベントである。

・この時期、親がやりがちで一番大きな間違いが、「入学までに○○できないと、先生に怒られるよ」と子どもをせき立てること。

・本日の説明会で、それぞれの担当から、「一人で着替えができるようにしてほしい」、「何でも食べられるように」などといろいろな要望を出すが、あまり真っ正直に受け取らないでいただきたい。言われたことをすべて子どもにマスターさせようとすると、子どもを脅したりして期待よりも不安を抱かせてしまいかねない。

・入学前はまず不安ではなく、安心させてやることが大切である。そのために、幼稚園や保育所でできるようになったことをまずほめてあげる。

・「靴の右と左を間違えなくなったわね」、「自分で服を着られるようになったね」、「たくさん食べられたね」など、何でもいいから、たっぷりほめて、自信をもたせてあげる。

・子どもには子どものペースがあり、親が焦ったからといって急にできるようにはならない。それを無視して急がせると、どうしてもしかることが増える。これでは、子どもは自信を失い、不安が増すばかりである。

・本校の入学式は、4月10日。全校児童が、そして、全職員が、さらには体育館や校庭の桜が、お子さんの入学を心待ちにしている。

 その後、PTA活動、各種調査票等の記入、入学前の心得や準備、質疑応答等を行いました。

 また、128名の入学予定の子どもたちは、現1年生の生活科の学習として、「幼・保・小の交流」を行いました。1年生の小さなお姉さん、お兄さんが、入学予定の園児の手をひいて学校内を案内したり、絵本の読み聞かせをしたり、一緒に歌を歌ったりしました。事前にしっかりと準備した成果を十分発揮して、楽しい交流会になりました。
 入学予定の子どもたち、保護者の方々の不安が小さくなり、期待が大きくなったことと思います。

  


 

少人数指導のいっそうの充実を目指して!

本校の算数の学習は、1年生から4年生までは週2時間、5、6年生は週4時間、学級や児童の実態に応じて担任と専科、少人数指導担当が、2人で授業を行っています。単元によって学級を2分割して少人数にして指導したり、T1、T2と役割分担して指導したりと工夫しながら進めています。

算数は、既習事項を活用しながら学習を積み重ねていく教科です。年度当初は「算数、きらい」という子どもも少なくありませんでしたが、個別指導が十分にできる少人数指導では、学年を超えたつまずきの箇所まで立ち戻った学習が行いやすく、そんな子どもも「あっ、わかった!」という気付きの瞬間を味わうことができます。そんな気付きを増やせるように、教える側も子どもとともに学び、教材研究を深め、一人一人の確実なステップアップを目指して、指導を続けています。

残り1か月半、それぞれの学年で身に付けておくべき事項が確実に理解できるようにしていきます。


  

第4回PTA運営・常任委員会が行われました!

8日(水)、13時30分から運営委員会、14時30分から常任委員会が行われました。

校長挨拶で、次の3つのことをパワーポイントで説明しました。

1 インフルエンザ様疾患による出席停止の状況

2 大規模改修が終了した体育館のようす

3 「おこだでませんように」小学館 くすのき しげのり・作 

各学年部、各事業委員会の活動報告の後、今年度の事業計画、次年度の事業計画、総会等々について協議しました。また、学校から、学校徴収金(集金)の変更について説明しました。

終始和やかな雰囲気の中で常任委員会が行われ、常に子どもたちのこと、佐原小学校のことを第一に考えてくださる協力的な方々に助けられていること、うれしい限りです。

  

第6回佐原学プロジェクト会議「川の駅さわら」編

3日(金)に佐原学プロジェクトの一環として、「川の駅さわら」の2階にある「防災教育展示室」に行って来ました。利根川の概要から、治水技術の概要まで、地図やパネルで学習したり、堤防決壊実験装置を用いて、堤防が決壊するメカニズムを学習したりすることができました。

その他にも利根川の歴史や文化、ハザードマップなど、佐原に住んでいる人が知っておくべき内容が詰まっていました。このような身近なところにも、「佐原学」として、“活用できる学習財が満載”だということを学ぶことができました。

  

第7回モラールアップ研修を実施しました!

6日(月)、第7回モラールアップ研修を実施しました。今年度は7回実施し、今回が本年度の最終回。毎回、アイスブレーキングを実施してから研修に入りますが、今回も、「一方通行、双方通行のコミュニケーション」と題して言葉だけの説明を聞いて複合図形を描きました。一方的に聞くだけの情報で描いた図形は正答とは程遠いものでした。次に、説明に対して質問してよいという形で同じような複合図形を描きました。今度は、ほぼ正しい図形を描くことができ、コミュニケーションの大切さを実感することができました。

 本年度は、次のような内容のモラールアップ研修を実施し、教職員の倫理観の高揚と職場の士気高揚を図ることができました。

1 体罰に関する事例研修

2 わいせつ・セクハラ事例研修

3 クライシスマネジメント

4 エゴサーチ

5 不祥事のニュースを考える

6 ハインリッヒの法則に学ぶ

7 よりよい佐原小学校にするために


「香取地区少年の日・地域のつどい大会」

4日(土)、香取市民体育館を会場に、「次代を担う青少年が、スポーツ競技を通じて協力・協調の精神を学び、健全な身体と精神を養うとともに、青少年相互の友情を深め、青少年の自覚と誇りを高める」という趣旨で、香取地区青少年相談員連絡協議会が主催となって、「綱引き大会」が開催されました。

本校からは、「佐原アントラーズ」、「佐原BBチーム」、「ヘクションズ」の3チームが出場しました。1市3町からは計27チームが出場し、優勝目指して熱戦を繰り広げました。

本校の3チームは、予選リーグを勝ち抜き、見事決勝トーナメントに進出しました。なかでも「佐原BBチーム」は、準決勝で惜しくも敗れましたが、3位決定戦で底力を発揮し、第3位に輝きました。なお、優勝は東庄町の笹川小学校チーム、準優勝は同じく東庄町の石出小学校チームでした。

いままで熱心に指導してくださった青少年相談員の皆様、応援してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

  
  

節分、立春、そして、いよいよ…!

暦の上では、今日3日が「節分」、明日4日が「立春」。いよいよ春がやってきます。佐原幼稚園は、旧園庭で豆まきを行っていました。

節分の日には、豆まきをして、柊の小枝にイワシの頭をさしたものを門口に立て、鬼を追い払う風習があります。

「節分」の行事は、今から1,200年ほど前に中国から伝わってきたもので、「立春」は新年、「節分」は大晦日を指し、正月を迎えるために、疫病や災難を「鬼」に見立てて追い払ったそうです。

そのような「鬼」の出てくるお話は、日本の民話や童話などにたくさんあります。「桃太郎」「一寸法師」「こぶ取りじいさん」「赤鬼と青鬼」「おにたのぼうし」等々。「鬼」は怖いものというのが定説ですが、日本の民話や童話にでてくる「鬼」の中には、優しい鬼や気の弱い鬼もいます。

2年生の国語の教科書にある「わにのおじいさんのたからもの」に出てくるのは、ぼうしをかぶった「おにの子」です。「わにのおじいさんのたからもの」のあらすじをほんの少しだけ紹介します。

「《おにの子》が《おじいさんのわに》に出会います。わには、背中に書かれた宝物の地図を取られそうになったから逃げてきたんだ、という話を《おにの子》にします。ところが《おにの子》は宝物がどんなものかわかりません。宝物という言葉さえ知らないのです。なぜなら…。わには、《おにの子》に宝物のある場所を教えます。地図の場所には、…」

さて、どんな結末になるのでしょうか?

節分の豆まきの時に、災難に見立てた「鬼」を追い払うため、「おには~外」「ふくは~内」と言いますが、美しい心をもつことができる鬼に「おには~外」と言うなら、豆まきも考えないといけないのかな?とも思った作品です。

本校の子どもたちも《おにの子》のように、純粋に感動する美しい心を忘れずに成長してほしいと願います。