職員あいさつ

2019年12月の記事一覧

ジョギングのすすめ


 

冬はマラソンの季節ですね。来年の東京オリンピックでも暑さ対策の観点から札幌でのフルマラソンの開催が話題になりました。学校では、12月4日に校内マラソン大会が開催され、子どもたちは力いっぱい走ることができました。これを機にマラソンを始める子が増えてくれることを切に願います。この冬は体を動かしたいと考えている方の背中を押すべく、ジョギングをすることで現れる心と体の変化について紹介します。

 

1 基礎代謝の向上

  継続したジョギングを行うことで、体には様々な変化が起きます。その一つに基礎代謝の向上が挙げられます。

基礎代謝とは生命を維持するために消費するカロリーのことで、一般的に1日あたり女性で約1,200キロカロリー、男性で約1,500キロカロリーとされています。この数値が高ければ高いほど消費するカロリーが多くなるので、自然と太りにくくなります。

 

2 生活習慣病の予防や改善に効果あり

  ジョギングのような低強度の運動を継続的に続けることで痛風の予防につながります。肝機能障害や血圧が高めな人にも脂肪を燃焼するジョギングをすることで症状を改善することが可能です。

 

3 自宅周辺の知らなかったことに気付く

  普段は目に留めない景色や草花の表情を見ることができます。さえずる鳥の声や、車の走る音を感じながら新たな発見に胸を躍らせましょう。

 

4 より大きな目標へ向かう気持ちの芽生え

  冬は各地でマラソン大会が開催されています。日々の実践を試す絶好の機会となります。汗を流しゴールに向けて走るランナーと一緒に走ることで、ゴール後の達成感を味わうことができます。ここまでくるころには、もうジョギングにハマっていることでしょう。

 

年明けには、大学生が箱根路を走る箱根駅伝があります。スポーツ観戦から興味をもつこともランナーへの第一歩かもしれませんね。

絵本をもう一度


1年生の女の子に「先生の好きな本は何?」と聞かれて、「ぐるんぱのようちえん」と答えました。幼い頃母が読み聞かせしてくれたことがきっかけで,大好きになった私のお気に入りの絵本です。不器用でも一生懸命なゾウのぐるんぱが可愛くて、何度も読み返した記憶があります。

 

12月20日は、この本の画家である堀内誠一さんの誕生日です。堀内さんが戦後、14歳から働き始め54歳で亡くなるまでに関わった作品は、今も多くの人々に愛されています。「ぐるんぱのようちえん」、「くろうまのブランキー」「ほね」、「たろうのおでかけ」、「ちのはなし」

子どもの頃に出会った絵本たちが、どれも堀内さんが描いたものだと知ったときは信じられませんでした。ひとりの画家が描いたとは思えないほど、1冊ずつ絵のタッチが異なるからです。さらに、雑誌「anan」や「POPEYE」のロゴを作ったのも堀内さんだというから、その表現の幅に驚きです。話の本質を読み取り、多彩な表現で伝える堀内さんの素晴らしさに気付いたのは、大人になってもう一度絵本を開いたときでした。

 

その子に「好きな本は何?」と聞き返すと、本の題名と共にいろいろな話をしてくれました。「ぐりとぐらが作るカステラが美味しそう!」「動物が出てきてワクワクする。」「お母さんが読んでくれた!」色・香り・味・嬉しさ・悲しみ・ワクワク…そして読んでくれた人のこと。子どもたちは絵本を読みながら沢山のことを感じ、想像しているようです。私も子どもの頃に同じことを感じていたなあ、となんだか懐かしい気持ちになりました。

 

もう一度絵本を開いたら、子どもの頃を思い出して懐かしい気持ちになるかもしれません。大人の視点から、新しい発見があるかもしれません。あの頃好きだった絵本を、ぜひ子どもたちと一緒に読んでみてください。

 

おせち料理には意味がある!!


 

 も~い~くつ寝~る~と~ お 正 月

お正月に、おせち料理を食べるというのが、日本の伝統的な文化です。

そのおせち料理には、意味があると、教員になってから知りました。

先輩教員に教わってから、毎年子どもたちに伝えるようにしています。

 

〇 重箱に入れる・・・めでたさを重ねる。

〇 数の子・・・・・・卵の数が多いことから、子孫繁栄するように。

〇 黒豆・・・・・・・マメに、勤勉で健康に暮らせるように。

〇 紅白かまぼこ・・・赤は魔除け、白は清浄の意味がある。

〇 伊達巻・・・・・・巻物に似ていることから、知識が増えるように。

〇 昆布巻き・・・・・「こぶ」は「よろこぶ」に通ずる。

〇 栗きんとん・・・・栗は「勝ち栗」と呼ばれ、きんとんは、黄金色に輝く

財宝に例えられる。

〇 錦玉子・・・・・・錦に通ずる。

〇 ぶり・・・・・・・出世を願う。

〇 海老・・・・・・・海老のように腰が曲がるまで長生きするように。

〇 れんこん・・・・・穴が空いていることから将来の見通しがきくように。

〇 里芋・・・・・・・子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄を願う。

〇 ごぼう・・・・・・根を深く張り、代々続くことを願う。

 

 おせち料理の意味を知ってから食べると、これからの一年にさらに希望がもてそうです。

12月


2019年はどんな年でしたか?」「今年の漢字は?」と毎日、テレビの中で聞こえてきますね。

2019年も、もう12月。

12月 師走 December

それぞれどんな意味があるのかな?とふとした疑問が浮かんだので、調べてみました。

12

 グレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)

 

≪師走≫

 僧侶(師は、僧侶)が仏事で走り回る忙しさから、という説がありますが、これは根拠がない当て字で、語源は、古くてわからないそうです。

日本国語大辞典には、9つの説が書いてあります。

1 経をあげるために師僧が東西を馳せ走る月であるところから、シハセ(師馳)

2 四季の果てる月であるところから、シハツ(四極)月

3 トシハツル(歳極・年果・歳終)

4 ナシハツルツキ(成終月)の略

5 農事が終わり、調貢の新穀をシネハツル(歛果)月であるところから。

6 稲のない田のさまをいうシヒアス

7 シヲヘオサメヅキ(為竟収月)

8 セハシ

9 シバシ(暫)の月

 

December≫

 「10番目の月」の意味で、ラテン語で「第10の」という意味の「decem」の語に由来している。 実際の月の番号とずれているのは、紀元前46年まで使われていたローマ暦が3月起算で、3月から数えて10番目という意味である。

 

師走の意味が、本当はよくわからないこと、December10番目の月の意味だったこと

に驚きました。他の月の言い方や由来も調べてみると面白いかもしれません。

 

みなさんの2019年は、どんな年でしたか?やり残したことは、ありませんか?

私は、とても充実して楽しい日々でしたが、まだ今年やりたいことがたくさん!

2019年、まだまだ1か月あります。もうすぐ年末。クリスマス!冬休み!

残りの2019年も楽しく過ごしましょう。