職員あいさつ

2018年9月の記事一覧

秋といえば・・・


 

「秋」は、「食欲の秋」「読書の秋」「芸術の秋」などと言われ、様々なものがありますが、今回はスポーツについて考えてみました。

 佐原小学校では、先日第108回の運動会が終了しましたが、秋はスポーツに関連した行事や大会が多く行われます。元々は、1964年の東京オリンピックが開催されたことにより、国民の祝日として体育の日が定められました。また、2020年に開催される東京オリンピックに合わせて、体育の日が「スポーツの日」へと名称が変わります(2020年に限り7月24日)。日本で初めての片仮名表記の祝日だそうです。

 東京オリンピックに向けた各スポーツの強化・育成も図られ、若い世代がどんどん力をつけています。陸上競技では、日本で初めての10秒の壁を破る998を記録した桐生祥秀選手を始め、リオデジャネイロオリンピックで、銀メダルを獲得した、男子4×100メートルリレーのチームが挙げられます。体操では、ひねり王子こと白井健三選手、柔道男子90kg級では、ベイカー茉秋選手が金メダルを獲得するなど、若い選手の活躍がめざましいですね。ジュニア世代では、卓球の張本智和選手や、水泳の池江璃花子選手、サッカーの久保建英選手などの活躍が光ります。

各競技で輝いているジュニア世代が、2年後の東京オリンピックで日の丸を背負って競技を行っているのか、あるいはそのスポーツを知り尽くした百戦錬磨の経験者が代表の切符を掴み取るのか、今からとても楽しみです。

他にも、体育的行事といえば国民体育大会が開催される時期でもあります。千葉県は、2010年に地元千葉で開催された国体の際に、天皇杯・皇后杯を獲得して以来、8年振りの獲得が期待されます。

観るスポーツ、するスポーツ、今年もスポーツの秋から目が離せません。

運動会は好きですか??


運動会についてどんなことを考えているのか、何人かの子どもたちに聞いてみました。

<運動会好き! 特に好きなところ、楽しいところ>

・徒競走             シールがもらえるから。走るのって楽しいでしょ。

・応援                自分も応援団をやってみたいなあ。楽しそう。

・ダンス             衣装をそろえて、ポンポンなど何かを持って踊るの

                            がいいの。

                            みんなで楽しく踊れるから。

                            曲に合わせて動くのが楽しいなあ。

                            ダンスは笑顔でできるからいいのよね~。

・お昼ごはん     おいしいお弁当が食べられるからね。

 

<運動会好き! だけどこれはちょっと・・・>

・ダンス             リズムが速くてついていけないんだよ・・・。

                            運動会の日は、みんなに見られるでしょ。それが嫌なの。練習は嫌じゃない。

・徒競走             走るのはつらいなあ。遅いし・・・。

・開閉会式         じっとしているのはつらい!

<運動会嫌だなあ>

・暑いし、苦しいし・・・。冬だったらやる気が出ると思うよ。

 

 このようなことを子どもたちは話していました。

 子どもなりにいろいろなことを考えているようです。子どもたちとの対話を大事にしたいと思いました。

防災週間

  830日~9月5日まで防災週間でした。本校でもこの期間に避難訓練を実施しました。地震や火災に対応した避難訓練だけでなく、雷や竜巻などの自然災害に対応した避難訓練も計画しています。

今回のブログでは、雷から身を守るにはどのようなことに注意すればよいかについて書いてみようと思います。

雷が鳴る、もしくは落ちてくると思うと、人は何かの下に当然隠れようとします。ですが、安易に木の下などに隠れては危険が増します。

国土交通省のHPによると、近くに安全な空間が無い場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところに退避することがよいとされています。

また、「雷しゃがみ」と言われるものがあります。下の図のように、耳を両手で閉じ、踵をくっつけます。踵をしっかりとくっつけておくことがポイントで、万一雷が進入しても、上半身まで達する前に、雷が外に逃げていくそうです。

自分の身を守る学習を通して、災害等に備えていきたいと思います。

 出展:NHKそなえる防災  https://www.nhk.or.jp/sonae/column/20150711.html

     気象庁  https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/thunder4-3.html

消えていく職業、必要とされる職業


 

 夏休みがあっという間に終わってしまいました。今年の夏休みは、「熱中症対策」という言葉が多く聞かれ、暑い日が続きました。みなさんの夏休みはどうでしたか。私は、夏休みに教員免許更新講習を受けてきました。




教員免許更新制とは、その時々で求められる教員として必要な資質能力が保持されるよう、定期的に最新の知識技能を身に付けることで、教員が自信と誇りを持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すものです。

○新免許状(※1)には10年間の有効期間が付されます。
○有効期間を更新して免許状の有効性を維持するには、2年間で30時間以上の免許状更新講習の受講・修了が必要です。             

文部科学省ホームページより

 



 講習の中で、一番心に残ったことは、コンピューター技術の発展によりアメリカでは、今後

10年~20年程度で今ある職業の47%が自動化される可能性が高いと予想されているということです。日本でも、ハウステンボスの「変なホテル」が人件費を通常の4分の1に抑えるため、フロントやポーターなどの業務にロボットを導入したことがニュースになりました。 

自分の幼少期を思い出してみると、高速道路の料金所では、母が財布からお金を出し、父が手渡しで料金所の方に現金を渡していました。買い物では、レジ打ちが速い人の手つきに見とれていましたが、今ではセルフレジの導入で並ぶ時間が少なくなりました。どんどん便利になっていく中で、今までにもたくさんの職業が自動化されていることに気付きました。

これからは、スポーツの審判、不動産ブローカー、レストランの案内係、電話オペレーター、娯楽施設の案内係など多くの職業が自動化されると言われています。

しかし、今まであった職業が自動化されるということは、新しいサービスが続々と生まれ、それに関連した職業が必要になるということです。新しい事業企画や、会社の立ち上げの機会が今までより多くなり、これからの日本がどのように発展していくのか楽しみです。

コンピューターの技術により、仕事が自動化されていく社会で、私たちはどのような能力を身に付ける必要があるのかを考えさせられました。機械やロボットにできなくて、人間にできること・・・この能力についてみなさんはどう考えますか。