職員あいさつ

2021年2月の記事一覧

風はどうして吹くのですか?

先日児童から「先生、風が吹くのはどんな原理があるのですか。」や「なんで気圧に高低差が生まれるのですか。」という質問をされました。本当に正しい知識か不安になり、調べることにしました。

 気圧とは空気の押す力のことで、押す力が強い気圧を高気圧、押す力が弱い気圧を低気圧といいます。空気は上からも下からも押されるので、逃げ場を失い横に広がります。そのため、気圧の高い方から低い方へ空気が押し出されるので風が吹くことになるのだそうです。また、気圧の高低差には気温が関係しているようで、気温が低いと気圧が高く、気温が高いと気圧が低くなるそうです。確かに物質は暖められると膨張するので密度が小さくなり、冷やされると収縮するので密度が大きくなります。これは4年生の理科で学習する内容ですが、天気の変化でも同じ現象が現れていることに改めて驚きました。

 普段風が吹く理由を考えることなどなく、風が吹いていると感じるだけで、疑問に思ったことはありませんでした。しかし、日常生活の中で起こることに疑問をもって考えてみると面白い発見をしたり、意外なところで自分の知っている知識と結びついたりするのだと感じました。ぜひ、みなさんも日常生活の中での出来事に疑問をもってみてはいかがでしょうか。

バレンタイン 今と昔

 2月14日は、バレンタインデーですね。この時期になると、女の子も男の子もそわそわしたりドキドキしたりしているのではないでしょうか。子どもたちの会話からも、「昨日材料を買ったよ。」「今年はクッキーにしようかな。」などバレンタインに関する話題が上ります。少し前では、女の子が男の子にチョコレートと一緒に好意を伝える日でしたが、現在は友チョコをはじめ、親しい知人に日ごろの感謝を伝える人が多くなってきているようです。海外のバレンタイン事情はどうなっているのでしょうか。

 アメリカでは、男女問わずぬいぐるみや風船、花束にメッセージカードといったプレゼントを贈るようですが、多くは男性から女性に贈る方が多いようです。また、レストランを予約して一緒に食事というのも一般的だそうです。イタリアでは、バレンタインデーに結婚をすると縁起がいいと言われており、この日にプロポーズをしたり結婚を誓い合ったりするカップルが多いそうです。フィンランドでは、「友達の日」という意味もあり、親しい友人同士でプレゼントを贈り合うのだそうです。国によってもいろいろな特徴がありおもしろいですね。

 そして、このコロナ禍で流行っているのが、非接触型のバレンタイン商法「チョコレートの自動販売機」「24時間受け取り可能ドライブスルー」「ポストに投函ポスチョコ」だそうです。時代とともに伝え方や伝える相手も変化しているようですが、家族や親しい人に日ごろの感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

叶えたい夢?!

家で過ごす時間が長くなっている今、ついダラダラと過ごしてしまう平日の夜や、休日の時間の使い方を変えようと、昨年末にプライベート用の手帳を購入しました。

 その手帳には月ごとに「ワクワクリスト」というページがあり、「やりたいこと」、「叶えたい夢」、「興味があって気になること」などが書けるようになっています。その1月のリストに私が書いたことは「運動をする!」でした。

 1月最後の日曜日、何もしないまま、このままでは今月が終わってしまう・・・と焦り、ジョギングに行った子どもの後を追って、走りに出ました。すると、200メートルも走らないうちに息が切れ、歩き出す始末。思っていた以上に、体力がなくなっていた自分にびっくりすると同時に情けなくなりました。体力をつけたい!!

 2月以降も「ワクワクリスト」には「運動をする!」の文字が続きそうです。

健康第一

佐原小学校では、令和元年度の6月から12月までの間に、感染性胃腸炎や、溶連菌感染症などの感染症にかかった児童が、延べ180人いました。特に12月は、インフルエンザが流行し、1か月で100人が罹患しました。

令和2年度は、休業明けの6月からの半年間で、感染症にかかった人はたったの25人で、インフルエンザは一人も出ていません。

一人一人が感染症予防を心掛け、健康を意識して生活を送っていた成果だと思います。コロナ禍で日常生活が大きく変わり、失ったものもたくさんありましたが、病気を予防し病気に負けない体をつくる衛生習慣や生活習慣を得ることができたのではないかと思います。今ここにある自分の体に感謝して、これからも健康第一で過ごしましょう。