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啓蟄(けいちつ)
5日(日)は、「啓蟄(けいちつ)」でした。二十四節気の一つである「啓蟄」は、3月の5日か6日にあたります。土の中でちぢこまって冬眠していた蛇や蛙、虫等が再び地上に姿を現し、活動を開始するころをさします。
また、春めいてくると、気候もどこか不安定になり、大風が吹き、嵐になったりします。春によく見られる雷は、寒冷前線が通過するときに生じるもので、「春雷」と呼ばれて、春の季語にもなっています。立春を過ぎてから初めて鳴る雷のことは、「初雷」。さらに、「啓蟄」のころによく大きな雷が鳴ることから、このころの雷のことを、昔の人は「虫出しの雷」と呼んでいました。
時に雹(ひょう)を降らせるこの雷の合図にびっくりして、冬ごもりの虫や小動物が眠りから覚め、活動を始めると考えられていたようです。
実際に小さな生き物が冬眠から目覚めて活動を始めるのは、その日の気温が5度以下にさがらないことが条件のようです。虫が穴からはい出てくるころは、ちょうど「木の芽どき」。樹木や草が、新しい芽を吹くころでもあります。
季節の変わり目は体調の変動が起きやすいものですが、この「木の芽どき」は、一年で最も体調を崩しやすい時期かもしれません。
また、気候の変動、環境の変化も多いため、自律神経失調や精神的なアンバランスも生じやすい時期でもあります。のぼせやすくもなりますので、頭寒足熱を心掛け、できるだけゆったり過ごしたいものです。
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