職員あいさつ

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お知らせ

現在「職員室から」の記事は更新しておりませんが、日々の学校の様子はホームや新着情報よりご覧いただけます。

佐原小学校にやってきた春

 最近、昼間は温かくなってきて、春を感じることが多くなってきました。子どもたちと校庭に探検に出てみると、たくさんの春を見付けることができました。

   春その1:ウメの花

   春その2:サクラのつぼみ

   春その3:ツクシ

   春その4:カエルの鳴き声

   春その5:パンジー

   春その6:オオイヌノフグリ

   春その7:テントウムシ

   春その8:タンポポ

  子どもたちは、たくさんの春を見付けて、季節の変化に喜びを感じていま 
   した。

英英辞典のすすめ


   先日、新聞に令和3年度の高校入試問題が掲載されていました。その英語科の問題の中に、英英辞典について紹介するものがありました。英単語の勉強の仕方に悩む生徒に、教師が英英辞典の活用を薦めるという内容でした。この問題を見て、私の高校生の時を思い出しました。

 私が高校生の頃、実際に英英辞典を活用して勉強していました。使い始める前は、英語だけで書かれた辞書では、意味を捉えづらいのではないかと思っていました。しかし、使ってみると、そんなことはありませんでした。ある単語について調べると、その単語について、より易しい英単語で説明されているからです。もし、その説明文の中に意味の分からない単語があれば、さらにそれを引いて調べることで解決することができます。どんどんと単語を調べていくことで、複数の単語の意味を理解することができるようになるのです。それに加え多くの英文を読むため、短い英文を読む力も付いてくるという、一石三鳥の代物です。

 これから英語を頑張っていきたいと考える方にとてもお薦めです。ぜひ一度手に取ってみてください。

110個のナットを1枚の紙にのせよう!

学校の先生もしばしば学習します。本校には独自の研修スタイル「みらいつく~る」というものがあります。

先日今年度の10回にわたる、みらいつく~るの最終回が終了しました。

 最後のみらいつく~るは、リモートで開催され、その様子は本校だけでなく他の学校の先生も参加しての大きな研修となりました。

 研修内容は「110個のナットを1枚の紙にのせよう!」です。

こんなことできるんですかね~?色々考えるとできるもんなんですね~。

 大変勉強になる研修でした。

10年前を思い出す

 3月になり、あっという間に1週間がたちました。だんだんと春めいた陽気になり、気持ちも軽やかになってきています。そんな中、先日テレビを見ていたところ、ニュージーランドでの大地震のニュースを耳にしました。そこから思い出されたことがありました。

 10年前の20113111446分、東北地方を震源として起こった東日本大震災。私達大人にとっては、つい最近の出来事のようにあの大地震を思い出すことができます。しかし、子どもたちはどうでしょう?今の6年生で考えてみると、10年前はまだ2歳でした。テレビで当時の様子を見ることは多くありますが、おそらくあの地震のことを覚えている子はほとんどいないかと思います。

 最近、また地震が少しずつ増えてきています。大震災から10年経ちましたが、あの日私達大人が見たこと、感じたことをお子さん達に伝えて、ご家庭でも登下校中に地震が起こったらどのようにすればよいか、この機会に話し合ってみてはいかがでしょうか。「自分の身は自分で守る」ことの大切さ、学校でも子どもたちに伝えていきたいと思います。

おうち時間

   なかなか人に会ったり外出したりして過ごすことが難しかった今年度。私は「おうち時間を充実させよう!」という目標を立てて過ごすことにしました。

 私が特に時間をかけたのは、「料理」と「学習」です。

 私は、正直に言うと、今まで料理を全然行ってきませんでした。そこで、この機会に、少しでも作れる料理を増やそう!という決心をしました。はじめは失敗ばかりで、自分で作った料理なのに食べるのがつらかったものもありました。リベンジをするために数日間毎日同じメニューだったこともあります。でも、料理上手な先輩や母親にアドバイスをもらったり、インターネットでレシピを調べたりして続けることで、少しずつ「おいしいかもしれない!」と思える料理が作れることも増えてきました。

 学習面では、授業の準備を今まで以上に時間をかけて行いました。より子どもたちの理解が深まるようなワークシートや掲示物が作れるよう、教科書等を読んだり、他の先生方に相談したりしました。また、教育雑誌を定期購読し、自分のクラスに生かせそうな実践を実際に行ってみるということにもチャレンジしました。もちろん、思ったようにいかないこともありましたが、子どもたちが集中して取り組む姿や、嬉しそうな笑顔が見られたときは、「やってよかった」と充実感でいっぱいになりました。

 今年度取り組んだこの2つ、まだまだ未熟な部分も多いので、これからも続けていこうと思います。そして今年度あまり取り組めなかった「運動」も、今後行っていけたらな…と思っています。

 

風はどうして吹くのですか?

先日児童から「先生、風が吹くのはどんな原理があるのですか。」や「なんで気圧に高低差が生まれるのですか。」という質問をされました。本当に正しい知識か不安になり、調べることにしました。

 気圧とは空気の押す力のことで、押す力が強い気圧を高気圧、押す力が弱い気圧を低気圧といいます。空気は上からも下からも押されるので、逃げ場を失い横に広がります。そのため、気圧の高い方から低い方へ空気が押し出されるので風が吹くことになるのだそうです。また、気圧の高低差には気温が関係しているようで、気温が低いと気圧が高く、気温が高いと気圧が低くなるそうです。確かに物質は暖められると膨張するので密度が小さくなり、冷やされると収縮するので密度が大きくなります。これは4年生の理科で学習する内容ですが、天気の変化でも同じ現象が現れていることに改めて驚きました。

 普段風が吹く理由を考えることなどなく、風が吹いていると感じるだけで、疑問に思ったことはありませんでした。しかし、日常生活の中で起こることに疑問をもって考えてみると面白い発見をしたり、意外なところで自分の知っている知識と結びついたりするのだと感じました。ぜひ、みなさんも日常生活の中での出来事に疑問をもってみてはいかがでしょうか。

バレンタイン 今と昔

 2月14日は、バレンタインデーですね。この時期になると、女の子も男の子もそわそわしたりドキドキしたりしているのではないでしょうか。子どもたちの会話からも、「昨日材料を買ったよ。」「今年はクッキーにしようかな。」などバレンタインに関する話題が上ります。少し前では、女の子が男の子にチョコレートと一緒に好意を伝える日でしたが、現在は友チョコをはじめ、親しい知人に日ごろの感謝を伝える人が多くなってきているようです。海外のバレンタイン事情はどうなっているのでしょうか。

 アメリカでは、男女問わずぬいぐるみや風船、花束にメッセージカードといったプレゼントを贈るようですが、多くは男性から女性に贈る方が多いようです。また、レストランを予約して一緒に食事というのも一般的だそうです。イタリアでは、バレンタインデーに結婚をすると縁起がいいと言われており、この日にプロポーズをしたり結婚を誓い合ったりするカップルが多いそうです。フィンランドでは、「友達の日」という意味もあり、親しい友人同士でプレゼントを贈り合うのだそうです。国によってもいろいろな特徴がありおもしろいですね。

 そして、このコロナ禍で流行っているのが、非接触型のバレンタイン商法「チョコレートの自動販売機」「24時間受け取り可能ドライブスルー」「ポストに投函ポスチョコ」だそうです。時代とともに伝え方や伝える相手も変化しているようですが、家族や親しい人に日ごろの感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

叶えたい夢?!

家で過ごす時間が長くなっている今、ついダラダラと過ごしてしまう平日の夜や、休日の時間の使い方を変えようと、昨年末にプライベート用の手帳を購入しました。

 その手帳には月ごとに「ワクワクリスト」というページがあり、「やりたいこと」、「叶えたい夢」、「興味があって気になること」などが書けるようになっています。その1月のリストに私が書いたことは「運動をする!」でした。

 1月最後の日曜日、何もしないまま、このままでは今月が終わってしまう・・・と焦り、ジョギングに行った子どもの後を追って、走りに出ました。すると、200メートルも走らないうちに息が切れ、歩き出す始末。思っていた以上に、体力がなくなっていた自分にびっくりすると同時に情けなくなりました。体力をつけたい!!

 2月以降も「ワクワクリスト」には「運動をする!」の文字が続きそうです。

健康第一

佐原小学校では、令和元年度の6月から12月までの間に、感染性胃腸炎や、溶連菌感染症などの感染症にかかった児童が、延べ180人いました。特に12月は、インフルエンザが流行し、1か月で100人が罹患しました。

令和2年度は、休業明けの6月からの半年間で、感染症にかかった人はたったの25人で、インフルエンザは一人も出ていません。

一人一人が感染症予防を心掛け、健康を意識して生活を送っていた成果だと思います。コロナ禍で日常生活が大きく変わり、失ったものもたくさんありましたが、病気を予防し病気に負けない体をつくる衛生習慣や生活習慣を得ることができたのではないかと思います。今ここにある自分の体に感謝して、これからも健康第一で過ごしましょう。

歌声

「一人カラオケ」これが私の気晴らしの方法の一つです。一人の空間で、2時間、ひたすら自分の好きな歌を歌い続ける。しかし、そんな一人カラオケも1年以上行くことはありません。

 今学校では緊急事態宣言を受けて、音楽の時間に「歌を歌うこと」「リコーダーや鍵盤ハーモニカを演奏すること」ができなくなっています。今年度はこのような状態が続き、教室の中に子どもたちの歌声が響くことがなく、寂しい気持ちでいっぱいです。

初任者研修の講師をした時に歌うことが好きな子どもたちやクラスを作り上げる方法を紹介しました。それは、「褒める」ことです。朝の会の歌の時になんでもいいので褒める。「今日は姿勢がいいね。」「歌い出しがそろっていたね。」「大きな声が出ていたね。」など。その気にさせ、歌うことに自信をもたせ、継続することです。でも、時々的確で厳しい指摘も必要です。そうしていくことで1年後の歌声が大きく変化してきます。それは、子育てにも通じるものがあるように感じます。

1日でも早く、教室に子どもたちの歌声が響く日が来ることを心待ちにしています。

昔とは…

 年末から年始にかけて「たけしくんハイ!」というドラマが放送されていました。このドラマは1985年に放送されたもので、当時、木造校舎だった佐原小学校や石でできたジャージャー橋など佐原の様子が映し出され、昔を思い出しながら見ていました。昔というと私自身が生まれる前のイメージで今まで過ごしてきましたが、昔の佐原小学校、昔のジャージャー橋と頭に浮かんだときには、私の人生の中でも昔を感じる年齢になってしまったのだなと思う年末年始でした。

意外な組み合わせ

   コロナ禍中の冬休みは、外出できない中でいかに楽しく過ごすかがテーマでした。

最近は意外性のある料理に挑戦中です。正月の残りのお餅で「豆乳餅グラタン」を作りました。また、残ったあんこで「こしあんパウンドケーキ」を焼きました。これは、材料(こしあん、マヨネーズ、卵、小麦粉)を混ぜているときの見た目と出来上がりのギャップが楽しいです。どちらも美味しく新しい発見があり、家族にも好評でした。今度、「カルボナーラ餅」にも挑戦してみたいと思っています。意外な組み合わせで美味しくなる食材のハーモニー!大げさですが、食べることが大好きな私は、感動しながら食べてしまいます。

ただ、おかげでコロナ太り前年比+4Kg・・・。次は楽しく運動する方法を見付けます!

ついていかなくっちゃ!


「情報弱者」という言葉は、インターネット等からの情報を享受できない人という意味で用いられていました。それが最近では、たくさんある情報を活用できず振り回されてしまう人という意味でも使われています。情報化が進み、簡単に情報を入手できるようになった反面、自ら考えて解決しようとすることは減ってしまっているということなのかもしれません。持続可能な開発目標「SDGs」。持続可能という魔法のような言葉に、つい幻想を抱いてしまいそうですが、時間は止まることなく、世の中は常に変化しています。「これさえあれば永久に大丈夫」というものを期待するのではなく、少しだけ先を見て、その都度必要な努力を続けていくことが大切なのかなと、頭では思っていますが、追いついていけません…。

天体観測

   いよいよ冬も本番。一段と寒くなってきました。

私は、冬の夜、仕事帰りに星空を見るのが好きです。澄み切った夜空に輝くオリオン座を見ると、一日の疲れも吹っ飛びます。きれいな星を見ることができる香取市に住んでいて良かったなと思える瞬間でもあります。

1213日の夜、「ふたご座流星群」の活動が最も活発になりました。雲の隙間から流れ星を見ることができました。願い事をする間もなく流れていってしまいましたが、すごく素敵な気持ちになりました。1月3日~4日には、「しぶんぎ座流星群」の活動が活発になるそうです。しっかり防寒をして、冬休みの天体観測をしてみませんか?

走ることと健康


   先日人間ドック受診後に医師から「悪玉コレステロールが増えていますね。薬を飲むか運動療法で体重を減らすかのどちらかですね。」と言われ、コロナ禍の運動不足で体重が3キロ程増加した私は、「運動します。」と即答しました。

毎朝、起床後に筋トレをしてカレンダーに「ご褒美シール」を貼り、日々の体重と週末のジョギングの記録をランナーズダイヤリーに記録しています。なかなか体重は減りませんが、この年末年始も続けるつもりです。

ある日の部活動で…♪


   コロナ禍を跳ね返すように、9月から5・6年生の部活動が始まりました。6年生は、最初で最後の発表の場に向け、どの部もひたむきに頑張っています。そんなある日、担当している郷土芸能部では、一人欠席したことに伴い、すりがねや一丁笛などの練習の担当を入れ替えることになり、急きょ代役を頼むことになりました。活動時間が短く、自分のパートで精いっぱいのところ、頼まれた3人は勇気を出してきちんと責任を果たしました。「何が何でも成功させるぞ!」という、6年生の覚悟をそばで見ることができ、とてもすがすがしい気持ちになりました。そして、いざという時に、こんな風に振る舞える人でありたいと学んだある日の一コマでした。

都道府県魅力度ランキング2020


 今年の都道府県別魅力度ランキングが発表されました。話題は12年連続1位の北海道よりも最下位を脱出した茨城県と新たな最下位の栃木県に集中しています。茨城県おめでとう! 栃木県がんばろう!

 ところで、いっこうに話題に上がらない千葉県は!? と調べてみると昨年よりも3ランクダウンの21位……。「東京ディズニーランド」「東京ドイツ村」「新東京国際空港」世の中の人はすべて東京都の施設だと思っているのでしょうか。しかし、施設に頼らずとも千葉県には魅力的な場所がたくさんあります。外してはならないのはもちろん我がまち小江戸佐原!! そしてそして、犬吠埼、屛風ヶ浦、養老渓谷、鋸山、大山千枚田……。まだまだたくさんの魅力的な場所があります。

 茨城県が魅力度を上げたのは、メディアで取り上げられ世間の目にふれることが多くなり認知されるようになったことが一因のようです。千葉県を認知してもらい魅力度を上げるためにも、まずは佐小っ子に佐原の観光大使となってもらい、かわいい笑顔と元気な挨拶で観光客をおもてなししてほしいです。

今年度も半分が終わりました


 一斉休校、分散登校、新しい生活様式の中での学校生活とめまぐるしく環境が変化する中、気付けばあっという間に半年が終わり、折り返しとなりました。

 この半年間、子ども達の生活は、新しい生活様式の中で様々な制限もあり、我慢することもたくさんあったと思います。しかし、その中でも、様々な対策にしっかり対応し、今できることを一生懸命に取り組む子ども達の姿に私たちもたくさんの元気をもらい、今日までがんばってこれました。子ども達のパワーと明るさに感謝の毎日です。

 前期終業式、後期始業式では、各クラスの代表児童が前期がんばったこと、後期の抱負を発表してくれました。節目節目に、自分の行動をふり返り、これからのめあてをもつことは充実した学校生活を送るために必要です。振り返りをしてみると、できていなことに目が行きがちですが、できるようになったこともたくさんあると思います。できたことにも目を向け、自分のがんばり、自分の成長を実感してほしいと思います。

読書の秋


 秋といえば、何を思い浮かべますか?食欲の秋、スポーツの秋、実りの秋・・・ 様々言われていますが、わたしは今年読書の秋にしたいと思っています。とはいっても、読書が苦手な方や時間を確保できない方もいらっしゃるのではないでしょうか。わたしもそうでしたが、そんな自分を克服したいという思いから、最近読書ノートというものを作ってみました。読んだ本とその簡単な感想を書いたものです。記録することで、自分の考えの幅が広がっていると感じますし、自分の財産が積み重なっていくようで自信にもつながっています。

自分の興味のある分野や絵本など短編集でも構いません。子どもたちと同じように、読書貯金で楽しく取り組んでいくのも良いと思います。

人生を豊かにしてくれる本とこの秋向き合ってみませんか?