職員あいさつ

10年前を思い出す

 3月になり、あっという間に1週間がたちました。だんだんと春めいた陽気になり、気持ちも軽やかになってきています。そんな中、先日テレビを見ていたところ、ニュージーランドでの大地震のニュースを耳にしました。そこから思い出されたことがありました。

 10年前の20113111446分、東北地方を震源として起こった東日本大震災。私達大人にとっては、つい最近の出来事のようにあの大地震を思い出すことができます。しかし、子どもたちはどうでしょう?今の6年生で考えてみると、10年前はまだ2歳でした。テレビで当時の様子を見ることは多くありますが、おそらくあの地震のことを覚えている子はほとんどいないかと思います。

 最近、また地震が少しずつ増えてきています。大震災から10年経ちましたが、あの日私達大人が見たこと、感じたことをお子さん達に伝えて、ご家庭でも登下校中に地震が起こったらどのようにすればよいか、この機会に話し合ってみてはいかがでしょうか。「自分の身は自分で守る」ことの大切さ、学校でも子どもたちに伝えていきたいと思います。