日誌

香取中日誌

リースの飾り

 ひまわり学級の子供たちと先生で素敵なリースがつくられ、現在、正面玄関や新世代空間4の前などに飾られています。生徒の手による作品でいろいろな場所が飾られています。来校の際は、ぜひご覧ください。

 なお、階段踊り場に見える光とりですが、ステンドガラス風で大好きな場所です。開校当時に勤務されていた方からお聞きしたことですが、このステンドガラス風のデザインは、当時の生徒や先生がたで、カラーシートを貼り付けて完成したそうです。太陽から注ぎ込まれる光が、淡く反映され、すてきな景色を作り出してくれます。リースがとても調和した自慢の風景となっています。

 

小江戸マラソンボランティア

 本日12月11日(日)香取神宮をスタート、ゴールに「小江戸マラソン」が3年ぶりに開催されました。出場者は3500人ほど。私たち学区の香取地区は、今日は熱気で満ちあふれていました。本校からは、陸上競技部が早朝から集合し、お昼過ぎまでボランティアとして大会をサポート。受付で、健康チェックシートを預かったり、参加賞を渡したり。また、レースが始まれば、給水場で、水を配布したりと大忙し。大会運営の方からも「香取中の生徒は、本当によく働いてくれました!」とお褒めの言葉をいただき、とても誇らしく感じました。香取中は地域にも積極的に貢献する学校です。

今日の香取中

 昨晩は美しい満月の夜でした。早朝日の出前、空を見上げると、月がまだ、明るく空を照らしていました。日の出までのバトンタッチ、月は輝き続けるんですね。

 さて、3時間目、1年生は書き初めの練習。教室、新世代空間、学習室の3つの部屋をフル活用して取り組んでいました。墨の香りの中、黙々と練習する姿を見て、香取中の底力を感じました。見ている方もついつい書きたくなってしまうほど。2年生は英語。金曜日はALTの先生との授業。Q&Aシートを使って生徒同士でいろいろと質問し合いながら、「ことば」を使うことをとおして、英語を学んでいました。

 昼休みは今年度初の試み、トークイベント開催。ALTの先生との絵本を使ったストーリーテリング(読み聞かせ)です。今回用意した絵本は、「はらぺこあおむし」でおなじみのエリックカール作「パパ、お月さまとって! Papa,please get the moon for me」。話し手と聞き手が相互に英語で会話を交わしながらストーリーを展開していくストーリーテリング。会場には座布団に座ったり、椅子、畳スペース座ったり、階段、2階からの立ち見とたくさんの生徒、職員が集まりました。香取中はそんな素敵なイベントができる図書室スペースがあり、そんなイベントを楽しむ子供たちが集う場所です。昼休みは「お月様」をとおして、一体感を味わう輝いた時間となりました。来年度入学する小学生のみなさん、お楽しみに!

 

 

学級の時間

 三者面談がスタートして3日目、12月8日(木)午後の学級の時間では、担任の先生に代わって学年主任の先生方が授業を担当!

 3年生は、学年主任の先生が入試の面接練習。面接官になって、受け答えの内容やきめ細かな所作(礼の仕方や目線など)に至るまで丁寧に指導をしました。2年生は、学年主任の先生の指示のもと、高校調べ。生徒は各自タブレットを使って高校のホームページを検索。グループごとにプレゼンソフトで調べたことをまとめていきました。1年生は職業について。学年主任の先生の巧みな話術で、「給料が高くて、仕事内容がハード」VS「給料が安くて、仕事内容が楽(らく)」どちらがよいか、正解のない問いに答える授業。また、職業を選択する決め手は、「給料面」か「仕事のやりがい」かなど、クラスの中でそれぞれの価値観をもつ仲間から多様性を含めて、いろいろと考える時間となりました。

   フランスの哲学者パスカルは彼の著書「パンセ」の中で『人間は考える葦(あし)である。』と記しています。葦は、川辺に細くひゅっと伸びた植物です。彼は「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。しかし、人間は頭を働かせて考えることができる。考えることこそ人間に与えられた偉大な力である。」と書いています。

 「考える」ことを大切にした『人づくり』を香取中では目指していきたいです。

 

 

今日は暦の上では「大雪(たいせつ)」

 今朝は濃霧の中からの日の出。久しぶりの青空。登校する生徒の姿がまぶしく感じられる朝。気持ちがいいですね。太陽を浴びると、幸せホルモンと言われる「セロトニン」が体に働いて、心穏やかに一日がスタートできますね。今日は暦の上で「大雪(たいせつ)」。いよいよ雪が積もっていく冬本番を表す言葉です。朝晩の寒さが一段と厳しくなります。体がどうしても縮こまってしまいます。適度な睡眠に運動、そして栄養が体の成長と健康に必要です。

 さて、今日は朝の登校の様子や校舎内外の花たちを紹介します。校内の花はひまわり学級の先生が丹精込めて育て飾っていただいています。

 

ひまわりのタネ おすそわけ

 ただいま2階の「ひまわり教室」の前には、『ひまわりタワー』がお披露目されています。校庭のひまわりから、ひまわり学級のメンバーがタネを採取して、ひまわりのタネのおすそ分けを今しています。タネを入れた袋も手作りで、素敵なオリジナルキャラクターが描かれています。三者面談でお越しの際は、ぜひお土産にお持ち帰りください。そして一緒に来年の夏にひまわりの大輪を咲かせてみませんか。ひまわりの花言葉は「情熱」そして「あこがれ」です!

 

5時間目の授業から

 本日12月6日(火)も昨日に引き続き寒い一日となりました。今朝の登校の様子を見ながら深夜サッカーワールドカップを見て登校した生徒もいたのかと思っていました。試合としては残念な結果でしたが、これまでの試合をとおしてたくさんの元気や勇気をもらった人も多かったのではないでしょうか。

 では、なぜ私たちは元気や勇気をもらえたのでしょうか。きっと目標をもって試合に臨んでいる選手には、強い気持ちとそれにともなった行動力でエネルギーがみなぎっていると私たちが感じたからなのではないでしょうか。ひるがえってみると、サッカーに限らず、私たち自身にも目指すものがあれば、自然と力が出て、その目標に向かっていく勇気も出てくるのではないでしょうか。ですから、私たち香取中でも、一人一人が、それぞれの目標や目指したいものを見つけ、それに向かって動いていく子供たちを大切に育てていきたいと思います。

 さて、今日から三者面談が始まりました。その面談中の5時間目の授業を今回は紹介します。1年生は数学、図形の学習です。定規やコンパスをうまく使って円柱や円錐の描き方を教え合いをしながら学んでいました。2年生は短歌の学習。教科書の11首の短歌から一首選び、そこから物語をつむいでいく授業。子供たちが自分の感性と表現力を駆使して作り出す物語。わくわくします。3年生は多目的室で家庭科の保育の授業。保育園児の着替えの動画を視聴しながら、どのように幼児は自分自身の身支度を身につけていくのか、その成長の姿を動画から考えていました。

 たくさんの学ぶ「タネ」から、子供たちが自分の世界を広げていくことを願ってやみません。2年生の廊下には、「私に刺さった名言紹介」のコーナーがあり、そこでは夏目漱石の「三四郎」から次のことばと共に選んだ理由が紹介されていました。

選んだ名言:『日本より頭の中のほうが広いでしょう』

理由:ちょっと聞きかじったことや周りの人との言うことを安易に信じて同調するのではなく、「そうだ!『考える力』は∞無限大に広く広く深~~くできる!」とうれしくなったから。

 

和の食材を楽しもう給食!

 本日12月5日(月)今週も始まりました。昨日と打って変わって、曇り空で午後から雨も降り出しました。いよいよ師走に入ったなと思う寒さです。みなさん、いかがですか。体調管理が大変な時期です。あたたかくしてお過ごしください。

 さて、本日の香取中、給食は「和の食材を楽しもう給食」と銘打ち、「まごわやさしい汁」が登場しました。栄養教諭の先生が各クラスをまわって説明してくださったり、2階廊下の給食コーナーにも食材が展示したりと、生徒が健康でおいしく給食を食べられるよう工夫していただいています。まごわやさしい汁は、きっと寒空の今日にはぴったりのメニューだったと思います。

<本日の献立>ごはん、厚焼き卵、まごわやさしい汁、鶏ごぼう、みかんゼリー、牛乳

『まごわやさしい汁」とは

「ま」豆や豆製品、「ご」ごま、「わ」わかめなどの海藻、「や」野菜、「さ」魚、「し」しいたけなどのきのこ 「い」いも 

 

学校花壇リニューアル

 12月4日(日)午後から学校ボランティアの方が体育館脇の花壇をリニューアルしていただきました。ビオラや葉ボタン、ノースポールなど、素敵な植栽をしていただきましたのでご紹介します。12月6日(火)からは三者面談が始まります。通用門、正門等の壁掛けフラワーアレンジメント同様、ぜひ本校にお越しの際は自慢の花壇にフラワーアレンジメント、プランターをご覧ください。

食育キャンペーン

 食育キャンペーンの一環として、本日12月1日(木)の6時間目、2年生を対象に、栄養教諭の先生、養護の先生、担任の3名による「食育」の授業を行いました。

 テーマは「給食献立と自分の食べ方を分析し、これからの食生活に生かそう。」2年生はすでに11月14日から18日までの5日間、給食の喫食状況をプリントに記録していました。そこでICTの登場です。タブレット上に栄養教諭の先生が作成した専用フォームにそのデータを入力すると、一瞬にして円グラフになるという仕組み。生徒は喜々としてデータ入力し、自分自身の5日間の栄養バランスを確かめていました。栄養バランスを目に見える化したことで、とても説得力のある食育の授業となりました。授業の最後には栄養教諭の先生に質問したり、学んだことをタブレットに入力したりして、学びを深めていました。

地域の伝統文化に参加して

 11月30日(水)香取神宮で、大饗祭が執り行われ、本校から2年男子1名が参加しました。神無月(旧暦10月 今の暦では11月頃)に出雲に神々が集まり、来年の収穫や人の縁結びなど神事を相談すると言われています。7日間の滞在後、それぞれの場所に戻られる帰路、香取神宮に立ち寄られた神々をたくさんのお供え物や舞などでねぎらい、もてなす儀式が大饗祭。本校の2年男子は、その舞の踊り手として参加しました。本殿前のたいまつの火で照らされ、幽玄な「大和舞」が披露されました。また、神々へお供えした数々の品物も本殿にあがって見ることができました。地域の伝統行事に参加し、未来へ引き継いでいく担い手として本校の生徒が活躍していること、とても誇りに思います。そしてもっともっと、地域と学校がつながっていくことの大切さを感じました。

お昼の香取中

 本日11月30日(水)、昨日からあたたかい陽気が続きましたが、明日から12月。寒さが厳しくなる予報が出ていますので、明日は防寒対策をして登校してください。

 さて、今日の給食は久しぶりのきなこ揚げパン。保護者のみなさんの世代にとっては懐かしいメニューでしょうか。今の子供たちにとっては、めったに登場しないレアな給食メニューの揚げパンです。お昼の放送では、評議委員会と図書委員会から、今週月曜日の委員会で話し合われたことや、全校への呼びかけがありました。毎月1回集まっての委員会活動は、自分たちの学校をよりよくするための話し合いの場であり、活動の場です。生徒による「自治活動」が活発化するよう願っています。

今日の香取中 Part 2

 本日3,4時間目は1,2年生の技術・家庭科の授業。1年生は家庭科で調理実習で鮭のムニエル・野菜炒め添え。グループごとに協力して調理を進めました。そのできばえをここで紹介します。一方、2年生は延長コードづくり。細かな作業が必要なため、大型モニターに手先を拡大して映し出し、作業工程をわかりやすく工夫して活動を行いました。ところで本日の給食に登場したアーモンドの袋は、ワールドカップサッカーの応援版となっていました。

 

 

 

 

今日の香取中 Part 1

 11月29日(火)今日は、「いい肉の日」。給食には、『豚肉と野菜の細切り炒め』が登場します。また「いい服」の日でもあります。11月は語呂合わせでいくと、すべて「いい(良い)」がつきます。いいですね。そんな11月も今日明日でおしまい。木曜日から「師走」の12月になります。今朝は昨日より気温が上がってあたたかな陽気。寒暖差が激しいので体調を崩さないようにしてください。

 さて、通用門と正門に、昨日美化委員さんと校長室清掃担当の生徒さんがつくった壁掛けフラワーアレンジメントを飾ってみました。これから寒くなる季節が到来しますが、こころは「ほっと・ホット」であることを祈っています。

 

 

 

委員会活動

 本日11月28日(月)、月1度の生徒委員会が放課後行われました。今回は美化委員会の活動を紹介します。美化委員会は校舎内外の清掃美化活動を担っています。今日は2つのグループに分かれて校庭の花壇の整備とプランター等の花植え作業を行いました。花壇にたくさんの黄色の花をつけ、校庭を華やかにしてくれた植物も晩秋を迎え、刈り取り作業を実施。今日だけでは終わらず、また次回に持ち越しです。

 一方、花植えグループは、パンジーをプランターに植栽。同時にチューリップの球根も忍ばせました。春が楽しみです。また、冬を迎える通用門や正門に華やかさを演出するために、壁掛けバスケットにパンジーにビオラ、シクラメンを植栽しました。美化委員のメンバーは手際よく、素敵な壁掛けバスケットのフラワーアレンジメントが完成しました。ぜひ本校お越しの際は、お楽しみください!

 

 

県U13ソフトテニス選手権大会香取予選

 11月27日(日)東総運動場テニスコートで県U13ソフトテニス選手権大会の香取予選が行われ、1年生7人が出場しました。

 全員が1勝を上げることができ、その中から1ペアが3位に入賞。1月に行われる県大会に出場が決まりました。過去2年は、コロナの影響で中止となってしまった県U13大会。無事開催された時は、プレーできなかった先輩方の思いも込めて戦ってほしいと思います。

香取神宮小中書画展

 11月23日(祝)本日、香取神宮ではあいにくの雨の中ですが、五穀豊穣を感謝する新嘗祭(にいなめさい)が執り行われました。その神宮本殿を奥に行くと香雲閣があり、そこを会場に小中書画展が開催されていましたので紹介します。香雲閣は明治3年(1900年)頃に完成した建物ですから、築122年の風格ある2階建て日本建築です。中学生は2階に書写と絵画が展示されていました。本校の書写の作品は、日本神話で有名な天岩戸(あまのいわと)絵の下に展示されており、生徒達の立派な作品がさらに神々しく感じられました。絵画作品も美術の時間で制作した力作ばかりでした。

令和4年度香取市中学生議会 

 11月22日(火)に香取市内の各中学校から代表2名が参加して、香取市中学生議会が開催されました。本校からは3年生女子2名が参加しました。実際に使う議場で、市長・副市長・市役所の各課の課長を前にして緊張していたと思いますが、2人とも堂々と質問することができました。

夏休み前から、社会科の地方自治の学習と関連付けて話し合い活動を行い、質問や提案を考えてきました。その様々な質問の中から香取中では「香取市の少子化対策について」「多くの人々が利用できる公園やスポーツ施設の設置について」の2つを議題にしました。市長をはじめ、各関係課長などから答弁があり、香取市としての考えや取組について理解することができました。

このあと、社会科の時間で、他の中学校の質問や答弁についても報告会を行い、3年生全体が香取市の様々なことについて理解を深める授業を行って、地方自治の学習のまとめとしていきます。

生徒の様子から

 2年生の廊下には国語で学んだ孔子の「論語」から、自分が気になることばを選び、日替わりで紹介されています。また、福澤諭吉の「心訓」をもとに、自分にとっての「心訓」をまとめて掲示がされています。孔子の「論語」は大変有名ですが、その中から自分の気になることばを選ぶことで、より深く感じたり、より自分事として考えたりするきっかけになりますね。そんな授業を本校では行っています。漢文は日本語と語順が違うので読み下し文として、工夫して意味をつかんでいます。先人の知恵です。英語も知らず知らずのうちに読み下し文のように日本語の語順に直して英文和訳して意味をつかんでいますね、発音するときは語順どおりに音読しますが。では、論語を読み下し文ではなく、語順通りに音読したらどうなるのでしょうね。ちょっと好奇心が湧きます。

 また、3年生の様子を見ると、家庭科室で調理実習。鮭のムニエルをつくりました。職員室にもおすそ分けいただき、おいしくいただきました。身近な食材でおいしく料理を作り食す。これも幸せの一つです。