日誌

センべノー!(Сайн байна уу) モンゴルの風

 2月14日(水)今日の給食は、給食センター初の試み!「世界を味わおう献立 モンゴル編」です。モンゴルは乾燥した大地が広がる遊牧民が多い国。社会科の地理分野で学んだでしょうか。相撲の世界にも多くのモンゴルの力士が活躍しています。料理の特徴としては、保存ができるじゃが芋や肉、乳製品が多く使われます。今回給食に登場した『ホーショール』は肉を小麦でつくった皮に包んで揚げた料理。『ノゴートイシュル』はラム肉(ひつじ)を使った野菜スープです。『ニースレスサラダ』はハム入りポテトサラダ。今回給食で初めて登場する『ラム肉』を含め、モンゴル料理の特徴がつまった献立を味わいました。新しい味を知るということは、食の豊かさにつながります。ぜひ、給食をとおして、モンゴルの風を感じてくれたらうれしいです。

 さて、図書室でモンゴルの関連本を調べてみると、蒙古襲来、チンギスハンに関連した歴史書などがありました。小学校では『スーホの白い馬』などモンゴルにちなんだ絵本などがあったでしょうか。ちなみにモンゴルの公用語は「モンゴル語」。モンゴル語は実は日本語と同じ語順や文のつくり(膠着語)なので、そのまま、日本語の語順を当てはめることができます。英語や中国語より、モンゴル語の方が日本語に近い感覚です。知的好奇心がうずうずしてきそうですね。モンゴルを知る扉はいろいろあります。そして、今のモンゴルについて知る目を、給食をきっかけに持ってくれたらうれしいです。 

 ※センベノー(サンバエノー)はモンゴル語で「こんにちは」