日誌

香取中日誌

立冬らしくなってきました

 「暦の上では冬です。」と今週火曜日7日のニュースで、『立冬』が伝えられました。夏日の陽気で違和感を感じていましたが、今朝はめっきり寒くなりました。秋を飛び越していきなり冬を迎えそうです。これから来週にかけて、一気に寒さが増すそうです。みなさん、体調を崩さないようにしてくださいね。

 さて、今日の香取中。2時間目の3年生は社会。公民で地方自治を学んでいます。そこで今日は、先日香取市中学生議会に参加してきた2名の生徒が、議会報告をしてくれました。私たちの住む香取市を、だれかではなく、自分自身が問題意識をもって、よりよくできないか考えていく人でありたいですね。

 2年生は英語。受け身の疑問文について学びました。今日はALTの先生も交えて、〇✖クイズ形式でリスニング力を高めながら、受け身の疑問文を理解しました。

 例題では、 Was Kinkakuji built in 1420?   かなりマニアックな問題から、頭の体操のようなラスト問題もありました。それは、Was Number 9 eaten by Number 7 ?  正解はYESでした。

 理由は Number 7 ate Number 9.  ateがeightにかけての問題でした。 きっと主語に当たる部分と目的語に当たる部分が印象に残るクイズだったと思います。

 3年生の学級の時間では、進路に向けて面接練習が行われ、模擬面接に生徒の皆さんは臨みました。面接動画を視聴し、グループで練習。そして担任の先生を面接官にして模擬面接にチャレンジ。みな真剣な表情で、面接に取り組んでいました。

 1年生の4時間目は道徳。先日2年生が道徳にスパイダー討論の手法を取り入れて市内の小中学校に向けて公開授業を展開しました。今日の1年生も入学時から、スパイダー討論を継続して行っています。これまではクラスで話し合い、2グループになり、そして4つのグループに分かれ、今回は生活班での討論の初回。トピックは「努力」について。担任の先生の自作資料をもとに、「努力」について考え議論しました。自分たちで考えた評価基準(ルーブリック)に基づき話し合いを行い、その後グループごとに今回の話し合いを評価、そしてタブレットの集計アプリを使って、自己評価・振り返りを行いました。相手の考えや意見を尊重しながら、自分の意見を述べる経験を積み重ねている1年生。その成長が楽しみです!


いい空気の日

 11月9日(木)今日は語呂合わせで、1(い)1(い)9(くうき)の日ということで換気の日、お昼の放送で保健給食委員会から話がありました。ここでその原稿を紹介します。

 今日、11月9日はいい空気の日です。空気は目に見えないから、私たちは普段、空気のことを感じることはほとんどないかもしれません。でも、気持ちのいい空気と、そうでない空気があります。それは、酸素に関係します。閉めきった教室では、酸素が減り二酸化炭素が増えます。ほこりやウイルスが増えて、体にはよくありません。反対に、気持ちのいい空気は酸素をたっぷり含んで、体に悪い物質を含んでいません。教室をいい空気で保つためは、換気が必要です。いい空気の日は換気の日といわれています。今年は、11月になっても暖かい日が続いていますが、これから冬に向かい、寒くなっていきます。よい空気を保つために換気を心がけていきましょう。

  さて、今日の香取中の午前の授業の一部をお伝えします。

 1時間目、2年生は英語。「受け身の文」をモニターを見ながら理解。お城やその当主がモニターで映し出され、Azujijo was built by Oda Nobunaga . Oosakajo was built by Toyotomi Hideyoshi. などの英文を練習しながら、受け身の文のしくみ(文型)を学びました。

 2時間目、1年生は音楽。リコーダー練習を中心に行いました。「かっこう」などの楽譜を見ながら自分のペースで練習を進めました。2年生は美術。「つながるデザイン」を題材に、さまざまなパターンを組み合わせてデザイン画にチャレンジしました。中には、万華鏡をみているような、デザインと着色を工夫した作品もありました。今後はオルゴール箱のふたにデザインをつけていく活動を行います。どんなオルゴール曲を選ぶのでしょうか。楽しみです。

 3時間目、3年生は数学。円周角の定理を使った証明問題に挑戦していました。円周角の定理は、①1つの弧に対する円周角は等しい。②その円周角はその弧に対する中心角の半分である。静かな教室の中、頭をフル回転させアクティブに個々のペースに合わせて授業に臨んでいた3年生でした。

 昼休みはグラウンドではサッカー、ピロティではバスケやバレー、縄跳びを楽しみ、体も心もリフレッシュさせていました。

いい歯の日

 11月8日、今日は「いい歯の日」。11月は素敵な月ですね。毎日が「いい〇〇な日」になりますからね。

 さて、保健給食委員会では、「いい歯の日」ちなんでお昼の放送で、以下のような話をしましたので、ここで紹介します。

 今日、11月8日はいい歯の日です。みなさん、給食を食べている時、よくかんでいますか? かむことのメリットはたくさんありますが、特に注目したいのは、脳のあらゆる部位が活性化されることです。そうすると、記憶力も上がるということです。また、よくかむことで、幸せホルモンといわれるセロトニンが増えるそうです。セロトニンが増えると、血液中のストレスの物質が減り心が安定します。記憶力が上がり、ストレスが減る。私たちにとっていいことばかりです。食事をする時にはよくかむことを意識してみましょう。また、今月は給食を好き嫌いをしないで食べることを目標に、バランスチェックをしています。いろいろなものを楽しんで食べてください。

今日の香取中 授業編

 11月7日(火)、1時間目は2年生の国語。今日は書写。モニターのお手本動画を参考にしながら、それぞれが、「初志」「深緑」を半紙に練習し、今日の1枚を提出しました。2年生では楷書から行書に移り、筆の流れ(書き順にそって筆を動かしている足跡が見える)を生かした書体にチャレンジ。集中している姿に思わず応援したくなりました。

 1年生の2時間目は理科。教室からタブレットを持ち出しての授業。今日は「光の反射」。光を鏡で反射させて反射光の進み方を調べる実験を行いました。角度を20度、40度、60度、80度と4つの異なる実験結果から入射角と反射角が等しいことを見いだしました。実験をしながら、鏡の奥に映し出される光の様子や反射する光の美しさも感じる「わくわく」感ある授業でした。

 3,4時間目、2年生は技術。電気回路について学びました。回路図を書きながら、授業最後の課題は「1階にあるライトを1階でつけて階段をあがり、2階でライトを消す回路を作ってみよう」。なかなか苦戦しながら正解を導こうとする2年生。その目はキラキラしてました。

 1年生は家庭科。今日は調理実習に向けてのプレ実習。いわしの蒲焼きにさけのムニエル。選抜4名がいわしの手開きにチャレンジ。魚の焼き方では「川(かわ)に住む魚は皮(かわ)から焼き、海(うみ)に住む魚は身(み)から焼く」が伝統的な魚の焼き方のようです。一方、最近は皮から焼いた方がパリパリしておいしいという人もあり、今回はさけもいわしも、海に住む魚ですが、身から焼くものと皮から焼く両方にチャレンジ、今回は家庭科の先生が調理して生徒に見せてくれました。調味料では風味付けにお酒を使いフランベしたので、シェフさながらの実習。ムニエルも蒲焼きもちょっとずつ味見をしたので、1年生のみなさんにとっては「うきうき」な時間になりました。いよいよ次回は、自分たちでさけのムニエルづくりに挑戦します。

 放課後、3年生の教室では受験に向けての補習授業。今日は数学。自分のペースでプリントを「じっくり」解いていきました。

 わくわく、キラキラ、うきうき、じっくり、そんな様子がたくさん見られた11月7日でした。そして、給食では栄養教諭の先生から、ごま和えで使われている小松菜の説明を聞き、メインの豚丼を堪能。昼休みにはサッカーや縄跳びで汗を流す、元気な姿もある1日でした。



 

 

今日の香取中 登校編

 11月7日(火)今朝はあいにくの強風と小雨降る中の登校となりました。1,2年昇降口側の通用門の交通安全旗が、風でものすごい勢いでたなびいていました。これだけの強風だと体感温度がかなり寒くなり季節ですが、いまだ暑いくらいの陽気。日中に太陽が照りつけると、まるで春、田んぼに水がはって蛙が鳴くような天気です。体調を崩さないようにしたいですね。

秋めく香取中

 新しい週が始まりました。みなさん、3連休後の登校、出勤等でBlue Monday憂うつな月曜日)になっていませんか。そんな気持ちをこころの持ちようで変わってしまう、そんな出来事がありました。

 本日、津宮地区の方で5月20日の津宮地区グラウンドゴルフ大会の折、本校の生徒も参加してお世話になった方から、素晴らしい「菊」を3鉢いただきました。香取神宮では11月1日から「香取神宮奉納菊花大会」から行われているところです。香取駅にも菊が飾られ、電車通学の生徒もきっと愛でていることと思います。本校の玄関先に飾ってありますので、来校時にはぜひご観賞ください。いつも見ているつもりがよーく鉢を見ると、1つの鉢に3本の菊が咲いているものと思っていたら、1本の茎から3本に仕立てていることがわかりました。今まで見ていたものは、菊の一部に過ぎなかったのだと改めて思いました。そしてそれぞれの鉢には菊の品種名でしょうか、それぞれ名前がついていました。「月光」「右近」「康徳」、素敵な名前ですね。寄贈いただきました方には、この場を借りてお礼申し上げます。

 そして、校庭のまわりも秋から冬、そして春に向けて、パンジーと葉ボタンを植栽しました。通学する生徒、保護者の皆様、お散歩される地域の方々や卒業生のみなさん、そして職員のみなさんが、ほっこりしていただけたらうれしいです。

 秋は夜長。夜空を見上げると、夏とは違った星空を楽しめます。秋の大四辺形を探せるかもしれません。そして星にまつわるラジオドラマ「真夜中のプラネタリウム」があります。名古屋市科学館のプラネタリウムにかかわるドラマです。よろしければお聴きください。(聞き逃し配信のため、本番組は11月11日(土)夜11時までです)

リンク先:https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/263_1926.html

 

 

今日の香取中

 11月2日(木)午前10時に緊急地震速報訓練を行いました。緊急放送の指示に従って、机の下に待避する一時訓練を行いましたが、どのクラスも迅速に行動することができました。普段から「ぐらっ」と揺れたら、自己判断ですぐに一時避難する香取中生。防災意識が高いです。

 「天災は忘れた頃にやってくる」この言葉は、明治・大正・昭和を生き、関東大震災を経験した物理学者で防災学者でもある寺田寅彦氏が講演の中で話したものと言われています。自分の命を守る「自助」ができる生徒の育成を本校では進めていきたいと思います。

 また、午後から3年生は、卒業アルバムの個人写真とクラス全体写真を撮りました。全員が揃っての撮影。今の笑顔をしっかり残して、未来に届けたいですね。

 

霜月

 今日から霜月、11月のスタートです。今朝は霜ではなく、霧(きり)?靄(もや)が学校の周りの里山をおおっていました。みなさんは通学、通勤の際、視界は大丈夫でしたか。

 ちなみに霧も靄も遠くの景色が見えずらい現象を表す言葉のようですが、気象用語では、霧(きり)は視界が1km未満の状態、靄(もや)は視界が1km以上10km未満のようです。霧は英語でfog、車のフォグランプのフォグ。靄(もや)はmist ミストです。濃い順を数式で表すと、霧(きり)>靄(もや)になるようです。時間が経つうちに霧は晴れて、秋晴れの一日となりました。

 

ハロウィン

 10月31日(火)10月最終日。今年もあと2ヶ月、早いですね。朝の登校時には、昇降口を美化安全委員が掃除をしてくれていました。今日は第3回定期テストの2日目。理科と社会のテストに臨みました。校庭にはコスモスが咲き、パンジーが彩りを添えています。

 ちなみに、教室では3年生が技術家庭科の授業でバジルの栽培をしており、その観察記録を付けていたり、1年男子は体育館で元気にバスケットボールの授業をしていたりしていました。給食ではキーマカレーにポテトサラダをほおばり、デザートにはハロウィンババロアを堪能。余ったババロアを争奪する姿もありました。もりもり食べる子は育つ!

 明日から11月、霜月。朝夕は冷え込んできましたが、日中はまだまだ夏日になりそうな日もありそうです。身体の調節をしていきたいですね。

第3回定期テスト初日

 10月30日(月)新しい週の始まりです。気持ちのよい秋晴れ、少し風が強いですが、すごしやすい爽やかな季節となっています。今週はいよいよ11月に入ります。そんな節目の週。今日と明日は第3回定期テストです。先週はインフルエンザ等の感染拡大防止のため、部活動を中止にしてきました。家で過ごす時間がいつもより多くなったと思いますが、テストに向けて各自で学習時間が増えてくれていたらと願っています。テストは自分の学びの一部を映し出す「鏡」のようなもの。準備して備えた人は鏡の姿を期待して見るかもしれないですが、そうではない場合は、見たくない気持ちが出てきますね。まずは、じっくり向きあい、明日の2日目、理科と社会に備えたいです。

 

 

 

水郷ジュニアバレーボール大会

 10月28日(土)佐原中体育館を会場に、水郷ジュニアバレーボール大会が開催されました。本校は神崎中との合同チームとして、茨城県の牛堀中学校と対戦。1セット目は牛堀中を相手に15-25と好戦をするも、2セット目で力及ばず、残念ながら2回戦へは進めませんでした。次に向かって気持ちを高めていきたいですね。Practice makes perfect.

 体育館を出ると、晴れ間にもかかわらず、遠く空に向かってもくもくとした雲が大きくなっています。そして、秋の雷「秋雷(しゅうらい)」が鳴っています。週末は天候が急激に変わるようです。定期テストに備えて、気を付けてお過ごしください。

 ※大会の様子をカメラれで撮影したのですが、記録媒体の故障でアップできていません。ご了承ください。

今日の香取中

 10月27日(金)午後の授業を紹介します。

 5時間目、1年生はALTの先生との英語の授業。31日がハロウィンということで、ALTの先生や英語担当の先生もコスチュームを着けての授業です。ハロウィンの由来などの紹介を英語で聞き、関連する単語を使ったパズルで知識の定着を図りました。

 一方、6時間目の2年生の英語は、比較の表現を使ったALTの先生とのインタビューテスト。自信をもってインタビューに答えたり、何気ない英語の挨拶もとてもスムーズに行ったりして、たのもしさを感じました。

 3年生は社会の公民。「議院内閣制と内閣の仕事」について学びました。公民分野の学習は私たちの生活に一番身近なもの。しっかり学びたいですね。

 午後の授業中、雷が鳴り続いていたため、自力での下校を見合わせていましたが、気象情報をもとに安全が確保されたと考え、3時45分に生徒は下校しました。帰り際に空を見上げると、香取の里山に虹がかかっていました。「あー虹だ!」と声が聞こえる中、風は冷たくなっていました。秋が深まっています。グラウンドの桜の木に季節を間違った花が何輪か咲いていましたが、雨にぬれて寒そうに見えました。寒暖の差が激しくなっています。体調管理に気をつけ、来週の第3回定期テストに備えてくれたらと願っています。 

 

香取学習3スタート

 本校では総合的な学習の時間を4つのセクションに分けて実施しています。香取学習1は修学旅行、校外学習と行った体験学習、香取学習2は、地域社会の中で異学年の人とのかかわりを大切にした体験学習(雅楽、和太鼓、茶道、食と健康)、香取学習3は将来に向けての生き方や社会の一員としてどうあるべきかを学びます。香取学習4は中学校生活の総決算としての表現活動(学習成果を発表)を行います。

 今日からスタートしたのはその香取学習の3! 今回は1年生の様子を紹介します。1年生では将来の生き方について考えていく上で、まずは自分について知ることから、タブレットを活用しながら、友だちの長所探しを行いました。参考の資料をもとに、1年生はタブレットの集計用ソフトを利用して、クラスの友だちの素晴らしい点について入力をしていきました。さて、どんな結果が出たでしょうか。友だちはどんな自分の良さに気づいてくれてたのでしょうか。

 そういえば、「ジョハリの窓」といって自分のことを知る4つの窓があることが知られています。1つめは、自分も他人も知っている自分の性質(開放の窓)、2つめは自分は気付いていないけど、他人は知っている性質(盲点の窓)、3つめは他人は知らないけど自分だけは知っている性質(秘密の窓)、そして4つめは、自分も他人も知らない性質(未知の窓)。

 今回は自分の中の1つめと2つめの窓を知ることが目的だったと思います。いろいろな人とつながって、かかわって、学び合っていく中で、自分の世界を広げ、社会とつながってくれたらと願っています。

中学生議会に参加

 10月25日(水)午後から香取市役所議場で中学生議会が開催され、本校から3年生2名が参加しました。一人は議長という大役を任され、緊張の中でもしっかりと議事進行を行うことができました。また、もう1名は2番議員として『香取市の医療体制の充実』について質問をしました。答弁にあたっては地域医療推進担当課のものですが、市長自らがお答えになっていただきました。学校では3年生の公民分野で地方自治について学んだり、地域の課題について社会の構成員の一人として解決していこうとする態度を育成したりしています。今回の質問事項も社会の授業の中でグループ討議をしながら考えたものの一つです。今回の中学生議会で得た貴重な経験をクラスや学校の友だちにも伝えてくれたらと願っています。

スパイダー討論の手法を用いた授業の校内研究会 2年生道徳

 10月24日(火)6時間目に、校内研究会として2年生で道徳の授業を展開しました。北総教育事務所や香取市教育委員会からもお客様をお迎えし、また、市内小中学校に公開ということで、近隣の小学校から先生方がお越しになり、授業を見ていただきました。2年生は1年生の時から話し合い活動を道徳に取り入れ、誰もが平等に意見を言い合い、聴き合う仲間づくりを大切にしてきました。

 今回は外来種の魚を駆除して生態系を守らなくてはならない中、レジャーとしての外来種の釣りを認めながら駆除していくか、あるいは、外来種の魚釣りを全面禁止として駆除した方がよいのか、自然環境問題の視点で考え議論しました。授業では、討論における評価基準をもとに話し合う「スパイダー討論」という手法を活用して、一人一人が意見を出し合いながら、議論を深めました。

 話し合いでは多くの先生方がまわりで見守る中でも動じず、異なる意見をもとに、どちらがより良いのか議論を進めるグループもあったり、それ以外の代案がないか模索するグループもあったりと、多面的・多角的な話し合いに向かっていました。いつもの2年生らしく自由闊達に意見を出し合ったり、意見を言いやすいように声かけをしたりと微笑ましい場面もありました。自分の立場を10段階でどのくらいなのかを再度授業の終わりに判断し、グラフにしてみえる化したところ、その変容に大きな揺れ動きがありました。「おー」とその結果にどよめきが起こりました。グループでかかわり考えを深めたことで自分の中に変化があったことを目に見えてわかったことがとても新鮮だったのかもしれません。 

 授業後は、参観していただいた先生方で今回の授業について話し合いを行い、その後各グループごとの意見を全体で共有しあいました。ご助言、ご指導いただいた講師の先生には感謝申しあげます。また、他校よりお越しの先生方からご意見いただいた点も参考にしながら、より良い道徳の授業が今後も行えるよう、授業改善に努めてまいりたいと思います。生徒のみなさん、参加された先生方ありがとうございました。

サイパン国際交流再開

 本校では、香取市の姉妹都市であるサイパン市と1月に現3年生(当時2年)が、オンラインで国際交流を行っています。学校や香取市の紹介、日本文化などをオリジナル動画を作成して発表をしました。その交流先であるサイパン市のホップウッドミドルスクールと改めて継続して交流することになりました。

 今日はその打ち合わせをオンラインで本校英語担当と市教育委員会の方と一緒に行いました。打ち合わせはその場での対応のため大変緊張しましたが、英語を使ってコミュニケーションできることにわくわく感を感じました。学校で学んだことを、実際に使ってみる機会がある。そのチャンスを大切にしたいと思います。日本にいると英語を道具として使う機会が少ないところです。せっかくの機会ですので、本校ではオンラインやメールをとおして、ホップウッドミドルスクールと定期的に生きた英語を使うことに力を入れていきたいと考えています。交流の様子はまた、ホームページでも紹介しますのでお楽しみに。

実りの秋『収穫』

 10月23日(月)3時間目の授業で、落花生の収穫を行いました。種から育て、学校の正門脇に苗を移植して育ててきた落花生。あの「落花生」の形をして土の中から掘り出されました。「花が咲けば実がなり、種ができる。」落花生は花が咲き、地中に入り込み、実が土の中で育つ。なんだか不思議な落花生。そんな姿を栽培することで見ることができました。さて、どうやって食べましょうか? ゆで落花生? 天日干しをしていって食べましょうか?

 

県新人ソフトテニス大会

 秋晴れのもと、10月21日(土)に個人戦、22日(日)に団体戦が、フクダ電子ヒルスコートで開催されました。本校からは個人戦に1ペア、団体戦に香取支部代表として出場しました。

 個人戦では、初戦を③-0と快勝しましたが、続く試合では、競りながらもゲームをとることができずに敗退しました。ただし、この1勝は、香取中として大きな1勝となりました。

 日曜日の団体戦は、富岡中(市川・浦安支部)と対戦。第1対戦を落とし、後がない第2対戦では、2年生ペアが底力を発揮して勝利。1対1としました。勝敗が決する第3対戦は、惜しくも負けてしまいましたが、出場選手それぞれが良い経験を積むこととなりました。

 遠い会場まで引率してくれた保護者の皆様や応援に駆けつけてくれた校長先生をはじめ諸先生方、切磋琢磨してきた先輩や香取支部の選手たち、多くの方のおかげで出場できたことに感謝し、今後、恩返しができるよう取り組んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。

※画像は団体戦の模様です。

子どもの権利

 10月20日(金)2時間目、1年生は国語の説明文の単元。目標は3つ、①専門用語の意味をおさえ、文章内容をつかむ。②論理の構成や展開に着目して、筆者の主張を読む。③自分の経験と関連付けて、自分の考えをまとめる。

 今回は大谷美紀子さんの「子どもの権利」を読んでいます。1年生の生徒は授業をとおして、子どもの権利条約について理解を深めました。ちなみに子どもの権利条約は1989年に国連で制定された条約で図書室にカレンダーで紹介されており、今月10月は、子どもの権利条約第28条が掲載されています。

 「子どもは学校で楽しく学習ができる」 国はすべての子どもに教育を保障しなければなりません。子どもはしかられるときにも、人間として、誇りを傷つけられることはありません。

 大谷さんの説明文の最後の段落には以下のような文章がありました。

「どれだけの大人、子どもがこの子どもの権利条約を知っているでしょうか。(中略)子どもの権利条約では、子どもの教育の目的を、子どもが人権を尊重し、他者への理解、平和や寛容、男女の平等を学び身につけ、責任ある大人になるための準備にあると定めています。」

 本校も子どもの権利条約に沿いながら適切な学習支援を行い、より良い学校運営を進めてまいります。

郡市音楽発表会 全校参加

 10月19日(木)佐原文化会館で開催された『香取郡市音楽発表会』に香取中は全校で参加しました。市バスのピストン移動で、1便が雅楽、和太鼓グループ、2便がそれ以外で全校合唱に参加する生徒が乗りこみ会場で演奏を披露しました。香取中としては雅楽や和太鼓の発表を郡市音楽会で披露するのは初めて。また、全校合唱も同じく初の試みです。本日の音楽会のトップバッターが香取中の和太鼓。迫力のある演奏で幕開けをしました。また、音楽会で全校生徒が参加するのは香取中のみ。全校合唱は市民体育館アリーナで最終練習をしての本番。美しいハーモニーが本番ではホールを満たしました。そして、雅楽。会場の小学生も中学生、他校の保護者のみなさんにとっても初めて見る楽器に驚き、その神秘な音色に魅了されたはずです。素晴らしい音楽ホールでの演奏は緊張したと思いますが、講師の先生や、来賓のみなさんから、たくさんのおほめのことばをいただきました。これまでご指導いただきました香取神宮の皆様、栗源和太鼓グループ「響」の皆様、郡市音楽会運営スタッフの皆様、職員の皆様、そして生徒のみなさん、ありがとうございました。演奏の模様を画像でお送りします。