日誌

今日の給食

 早いもので1月も今日が最終日。1月31日を迎えました。古くは晦日正月(みそかしょうがつ)。お正月の終わりを意味しており、1年をスタートする締めくくりの日とされています。明日から2月。すぐ節分、春を告げる節目。古の人たちは目には見えない時の流れを、年中行事などをとおして五感で感じ取っていたのでしょうね。

 失われていく行事は言葉としても存在していかなくなるかもしれません。お正月にいただくお餅(もち)。そのお餅をつくる、杵(きね)と臼(うす)。今では餅つき器でつくれますし、コンビニやスーパーではいつでも簡単に買えます。杵と臼を知らない世代は「きねとうす」を音読したら、「きね と うす」と音読せず「kinetorse」にように未知のことばのように発音するかもしれません。みなさんはいかがですか。そういえば晦日正月も「味噌カツの一種?」「味噌か生姜?」と言われるかもしれませんね。生活に根ざした伝統文化を大切にしていきたいです。

 さて、今日の給食はエビフライに野菜のミルクスープ、スパゲッティサラダ、牛乳に甘納豆パン。やさしい甘みのパンなど洋食メニューの今日の給食。おいしくいただきました。