日誌

香取中日誌

学校保健委員会

 12月7日(木)午後3時30分から、本校会議室で、令和5年度学校保健委員会を開催しました。委員会のメンバーは学校医の先生、PTA会長、PTA副会長、校長、教頭、教務主任、体育主任、給食主任、栄養教諭、養護教諭。本委員会の目的は、多様化する健康の問題に適切に対処するとともに、健康つくりを推進し、生徒の心身の健全な発達を目的として活動するものです。

 今回は事前に保護者の皆さんに健康に関するアンケートにお答えいただき、その結果をもとにさまざまなお立場からご意見をお聞きしました。

 アンケートの内容は大きく2点、1つは「現在のお子さんの健康について特に気になること。2つめは、家庭で特に意識して取り組んでいること

1「家庭で子どもの健康で特に気になること」については、タブレット・スマホに関することが最も多く、ついで睡眠や目の健康、心の健康や食事に関することなどでした。

2「家庭で意識して取り組んでいること」については、食事(バランスや食品添加物等)と睡眠(早寝早起き)がもっとも多く取り組んでいる内容でした。

 学校保健委員会では、「良い連鎖」としての生活習慣は、

朝食をしっかり食べる(朝排便、身体も頭も目覚める)⇒心も身体も心地よい⇒運動する・遊ぶ⇒おなかがすく(ごはんを食べる)⇒ぐっすり眠る

 このサイクルをめざし、学校では子供たちが自分の身体は自分で管理する「セルメンテナンス」を進めて行くこと、また、「セルフメディケーション」自分自身の健康に責任をもち、ちょっとした身体の不調は自分で治すことの大切さが話題に出ました。

 身体は自分が食べたもので作られています。その当たり前のことを自覚して、健康な生活を送っていけるよう、学校と家庭が協力して進めて行きたいと思います。

 ちなみに本日の給食は和食。ごはんにサバの味噌煮、かぶのみそ汁にひじき煮、牛乳でした。おいしくいただきました。

 

今日の香取中

 12月6日(水)、午前中は日が差さず昨日と同じような寒さでしたが、お昼からは一転して青空になり、あたたさが戻ってきました。日の光の力は大きいんですね。

 さて、今から146年前の今日は何の日でしょうか。

 

 1877年12月6日、エジソンが蓄音機に録音・再生に成功した日とされています。エジソンは発明王と知られていますね。蓄音機に加えて、白熱灯や映画などたくさんのものを発明しています。そしてエジソンと言えば次の言葉が有名ですね。

「天才とは1%のひらめきと99%の努力である」

 エジソンは母親からの最大の教育は「本を読むこと」と話し、たくさんの本を読むことで知識を得ていたようです。そして疑問に思ったこと、不思議と思ったことに対して、「試してみる」「手を動かしてみる」その「行動力」により、失敗をしてもめげず、成功をつかんだのかもしれません。

 ところで、146年前に蓄音機に音を入れて再生したものとはなんだったと思いますか?

 

 それは、「メリーさんの羊」だったそうです。この日にちなんで今日は「音の日」に制定されています。声を発信する。声を聞き入れる。そんな双方向のコミュニケーションを大切にしたいです。

 ちなみに、お昼の放送では、生徒課本部から校則の見直しについて全校にアナウンスがありました。生徒のみなさんはしっかり声を受け止めることができましたか。BGMはドヴォルザークの新世界交響曲第4楽章(ケルテス指揮ウィーンフィル演奏)

 今日の給食は、季節のさつまいもを使ったさつまいもパン、牛乳、ほきトマトクリームフライ、クリームシチュー、花野菜サラダ、フレンチドレッシング、青のり小魚でした。目にも鮮やかで身体があったまるメニューでした。

 昼休みは外でキャッチボールやバレー、バスケット、鬼ごっこもする人たちもいて、午後の授業に向けてリフレッシュできたでしょうか。

 そして午後からは三者面談、また、授業にもしっかり取り組んでいました。

 

校則見直し ルールメイキング

 本校では今年度生徒会を中心に自分たちの学校の校則(約束事)ルールを話し合い、より良いものにしていく「ルールメイキング」を行っています。校則の見直しに当たっては、5月11日に行われた生徒総会で、時代にそぐわない校則があるのではといった質問がありました。

 そこで生徒会では全校生徒が毎日楽しく送れるように活動することが生徒会本部の目標であるため、生徒一人一人の意見を聞こうとアンケートを実施しました。アンケートをもとに、生徒会本部が学級会長副会長による評議員と話し合いを重ね、靴下の色について新たなルールを考えました。先生方にも理解を得て、本日校長室で生徒会本部が説明、承諾のもと、本日の帰りの会で生徒会本部が各学年に生徒会新聞を配付、口頭で校則の見直しの経緯を話し、新たな約束事について説明をしました。

 将来の社会をつくる担い手である生徒のみなさんが、学校という社会で、より良い学校づくりをしていく中心になってくれたらと考えています。「誰かではなく、自分たちがつくる」その一歩を踏み出した成果が見られました。

 

今日から全学年三者面談スタート

 12月5日(火)から8日(金)までの4日間、本校では三者面談ウィークです。3年生は進路校決定に向けての話し合い、1,2年生は冬休み前までの学校生活を振り返り、2024年新年を迎えるための面談となります。昨日までの晴天で穏やかな天気とは違い、今朝から雲で覆われた天気。日差しがないと、いよいよ冬が来たことを体感で感じます。保護者の皆様、お忙しい中、ご来校いただきありがとうございます。1年生の面談資料の表紙には、合唱発表会、班写真の素敵な笑顔が、2年生の資料表紙には、体育祭、合唱発表会、職場体験学習の頼もしい表情が見られます。充実した面談となることを願っています。

 ちなみに、充実した面談の前に腹ごしらえ。本日の給食のメニューは、牛乳、ごはん、とろとろキーマカレー、かぼちゃとポテトのチキンサラダ、ヨーグルト。今日は小学校とは全くの別メニュー。かぼちゃが入っているのに、意外とさらっとした味わい。そして色とりどりのサラダで、おいしくいただきました。

 

 

1年生 サイパンとオンライン国際交流!

 12月4日(月)9時20分(サイパン時間10時20分)から、本校1年生がサイパンのホップウッドミドルスクールの学生とオンラインで国際交流(約50分)を行いました。本校ではすでに1月30日に現3年生がオンラインで国際交流をしており、2年生は7月にサイパン市長と学生が香取市役所を表敬訪問した際に、オンラインで阿波踊りのパフォーマンスを視聴しています。

 今回はまず香取中1年生が20分間発表。内容は、①授業でプレゼンを行った有名人、人気キャラクターの紹介②日本の伝統文化の紹介 ①和太鼓(郡市音楽発表会の演奏動画)②雅楽(香取神宮奉納演奏動画)③茶道(動画) 1年生は堂々と発表ができました。

 一方、サイパンのホップウッドミドルスクールからは、学校生活(日課やクラブ活動など)や伝統ダンスを披露してくれました。事前にサイパンで使われているチャモロ語を学んだ1年生。こんにちは「ハファ・デイ!」ありがとう「シジュウスマアシィ」、さよなら「アディオス」を使いながらコミュニケーションをとりました。また、一緒にサプライズでダンス?!も一緒にトライしてみました。なお、この国際交流の様子は学区の小学校2校にもオンラインで配信をしました。

 本交流にあたっては、市教育委員会からのご協力、市役所から企画政策課姉妹都市交流担当の方もお越しになり参観していただきました。

 今後月1度のペースで1つの話題を決めて、英語でコミュニケーションを図っていきたいと思います。学区の小学校にも配信します。4月に入学してくる6年生のみなさん、今後香取中に入学するみなさん、楽しみにしていてくださいね。


水郷ジュニア野球大会 大健闘!

 12月3日(日)午前10時30分から、香取中・新島中・神崎中合同チームが、山田中・多古中・佐原五中合同チームと戦い、快勝しました。対戦相手は先日香取郡市新人野球大会で優勝したチーム。新人戦後も合同練習、練習試合を積み重ねた結果が成果としてはっきり出た大会となりました。守っては本校の2年ピッチャーが力投し、見事完投勝利を収めました、また、攻めては1回の裏に相手チームに2点を入れられながらも、体勢を立て直し、3回表に逆転の3点を入れ、さらに7回にも2点追加し、結果5-2の大健闘。その後30分の休憩を入れ、午後1時から旭一中・旭二中の合同チームと戦いましたが、疲れが抜けきれず残念なら勝ち星を得ることはできませんでした。ですが、確かな手応えと自信をもって春に迎えるチームワークができたと思います。さらなる活躍を期待します。寒い中、選手の皆さん、顧問の先生方、応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

※たくさんの名場面がありましたが、うまく撮影ができず、頑張った様子の一部を画像で紹介します。

 

今日の香取中

 今日から12月。今年もあと1ヶ月と節目の月。朝の時間は香中検定(漢字)に全学年で臨みました。読みが10問、書きが10問の計20問。ここでいくつか紹介します。チャレンジしてみてください。

<読み> 1 考えを示唆する。 2 作戦を遂行する。 3 長い年月をてる

<書き> 1 あの人のセンモン分野だ。2 勝負をアズける。 3 流れに身をユダねる。

 さて、今日の2年生は、担任の先生ではなく、学年の先生が道徳を担当。題材は昨日の人権教室と関連して、国際交流をとおして日本の伝統文化や国際理解を深めていく内容。海外の印象や日本の印象についてクラスの中で意見を出し合う中から今日の題材を読みました。クラス全体で海外の人の日本への印象を読み取る中で自分の国についてのより深く考える機会となりました。

 1年生は、先週の「清掃を考えるPart2」を振り返り、その後「今年の1年を漢字1文字で表す」活動を行いました。みなさんにとってのこの1年を漢字1文字で表すとどうですか?

 

大饗祭

 11月30日(木)午後6時から香取神宮で大饗祭が催され、本校から3年生、1年生の生徒が本殿前で舞を披露しました。「大饗祭(たいきょうさい)」は知る人ぞ知る祭事なのでしょうか、大変厳かな雰囲気の中、かがり火の元、神事が行われました。10月は神無月。神様がみな出雲に行かれるので、出雲以外は「神無月」、出雲は「神有月」と言われます。実は香取神宮の神様も東国を守るため、この地にとどまるということで香取の地も「神有月」というわけです。出雲から帰郷した神々が香取神宮に集い、その疲れをいやす祭事が「大饗祭」のいわれのようです。

 香取の杜の中、かがり火がぱちぱちと音を奏で、オランダ楽隊、雅楽が響き渡り、厳かで秘められた神事の中、本校の生徒2名他が若武者の装束を身にまとい『大和舞』を奉納しました。地域の伝統行事に本校生徒が参加できましたこと、そしてその姿を拝見できましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして心が清められました。

 ※12月2日付千葉日報2面でも「大饗祭」は紹介されています。

 

 

2つの講演会 第2弾 『人権教室』

 11月30日(木)6時間目に、全校生徒を対象に『人権教室』を開きました。講師に香取地区の人権擁護委員の方をお迎えし、「ちがいを理解し、より良い人間関係を築こう」を大きなテーマに『国際理解』について考えました。

 まずは、日本が世界でどんな位置にいるのか、国土面積で比較をしました。世界196か国のうち、日本は第61位です。ですが、沿岸の水域200海里、排他的経済水域(EEZ)を合わせると、なんと世界で第6位に上がることにみな驚き。その水域に眠る豊かな資源について目を向ける機会となりました。

 次に、若者(13歳から30歳)白書によるデータ比較から、日本の若者と世界の若者の意識の違いについて理解を深めました。例えば、自己肯定感や意欲、心の状態、将来の希望、社会参加に対する意識は世界と違った傾向にあるものの、家族や家庭生活、友人関係については似た傾向にあることに気づきました。その他に、日本に住む外国人の方が、習慣や風習の違いについて違和感を感じていたり、外国人が日本に来て驚いたことや人気の文化についても知りました。講演中、活気のある意見や反応で、講師の先生や家庭教育学級担当の先生からはお褒めの言葉をいただきました。

 今後ますます外国の人が観光に訪れたり、共に働いたりすることが増えていく世の中になります。そんな時、違いによってすれ違ったり誤解を生んだりするかもしれませんが、違いを理解しようとすることをあきらめないことが国際理解の第一歩と考えたいとお礼の言葉で生徒会長が話してくれたことが印象に残りました。そして最後に広島原爆投下後の兄弟の写真を紹介していただき、平和の尊さもあわせて学びました。

 

2つの講演会 第1弾 『受験期の食生活』

 11月30日(水)、11月も最終日。今年もあと1か月となりました。寒さも本格的になってきます。体調を整えて12月師走を迎えてくださいね。

 さて、今日の香取中。5時間目、3年生は『受験期の食生活』について、栄養教諭の先生、養護の先生、担任の先生のトリプルで特別授業を行いました。ねらいとしては、①受験期に生活リズムを整えることが大切であること、②受験期に大切な食生活のポイントを理解し、実行できるようになること、この2点を学びました。話の中では、朝おきて朝食を食べた時と食べないときに体温の変化が起こるのか、サーモグラフィーによって確かめたり、体調を整えるために必要な栄養、ストレス解消の有効な栄養・食べ方、頭の働きを良くする食べ方・そしゃく(よくかんで食べること)、夜食のアドバイスなどを聞きました。知識を自分のものにするには、まず実行。早速明日の朝食をしっかりとれるよう夜更かしせず、効率よく勉強に励んでくださいね。