日誌

香取中日誌

世界を味わおう献立『ハンガリー』

 12月18日(水)今日の給食は世界を味わおう献立『ハンガリー』です。

 メニューは、ミルクロールパンに牛乳、グヤーシュにグリルチキンハーブ、ゆで野菜(サウザンドドレッシング)、チョコクレープ。ハンガリー料理の特徴はパプリカをたくさん使うことです。グヤーシュはハンガリーの国民食、母の味とも言われる料理です。たっぷりパプリカパウダーを入れ、赤くします。辛みはなく旨味がたっぷりです。このグヤーシュの由来は「牛飼い」から来ています。牛飼いの人たちが野外で食していたスープというわけです。このグヤーシュはお隣の国オーストリアでも人気料理です。昔は、オーストリア・ハンガリー帝国として一つの国であったためでしょうか。このグヤーシュにはたっぷりの牛肉も使われています。給食で牛肉は高価なため使われることはあまりありません。香取市では、おいしい給食を食材から考え提供してくれていますね。さて、ハンガリーには「パラチンタ」と呼ばれるクレープのようなお菓子があります。食材を混ぜるときに使う水は炭酸水。生地に弾力をつけるためのようです。(そういえば有馬温泉には、独特の食感の炭酸せんべいがありますね。)そして、ジャムやチョコレートソースをぬって折りたたんだり、くるくる丸めたりして食べます。今回はパラチンタをイメージしてデザートにチョコレートクレープがついています。

 

 

お昼休みのイベント

 12月17日(火)、今日のお昼休みは図書委員会のイベント開催。今回は絵本の読み聞かせ。3年生がクリスマス衣装を身に付け、絵本のページをめくりながら、代わる代わるに読み進めていきました。今回扱った絵本は「おれはティラノサウルスだ」。本校に勤務しているSSS(スクールサポートスタッフ)さんにお借りしている絵本を使わせていただきました。図書委員さんは声色を変えながら読むなど、聞き手も一気にその世界に入り込んでしまいそうな雰囲気。アットホームであたたかい、香取中ならではのお昼のイベント。明日はおすすめの本紹介と1階閲覧スペース会場はイベントが続きます。

今日の香取中

 12月17日(火)今朝も冷え込みました。グラウンドは今日も霜がおりています。遠くの里山では、田んぼから湯気が出ているようにも見える美しい光景が広がっています。そんな中を本校の生徒は自転車で登校してきます。 

 4時間目の体育は2年生。柔道の授業が続いています。前回り受け身に、受けととり。そして投げ技へと練習が進んでいます。だんだん胴着の身のこなしもしっくりしてきて、技も徐々に身に付いてきています。寒い中、心も身体も凜とする時間を2年生は過ごしています。

 6時間目、1年生の家庭科は1月のプレゼンに向けて、ポスターを作成中。自分が食べ物屋さんを出店するとしたら?を課題に、思い思いに店づくりを考え、そのちらしを書き上げています。その完成度は非常に高いです!2年生は技術。手回しライトの製作。電気回路にはんだづけをしながら仕上げています。

 放課後、技術の先生が3年生で栽培した菊を畑にもどし、また来年、菊苗として増やせるよう作業をしていただきました。ありがとうございます。

不審者対応研修会

 12月16日(月)職員会議の後、学校では不審者対応に向けて職員研修を実施しました。実際に不審者が侵入したらという事例を使い、グループごとに想定される退避行動や不審者への対応方法を考え、全体でシェアしました。研修の中では実際にグループごとに校舎を回りながら想定される動きをイメージしながら検討しました。

キャリア教育講演会

 12月16日(月)午後から、1,2年生を対象にキャリア教育講演会を開催しました。講師は香取市内で農業を営んでいる方。農業に対するイメージを中学生に聞きながら、さつまいも農家としての1年の動き、収入面についてなど、ふだんなかなか聞けない内容を伺うことができました。さつまいも苗を育ている上で大切な温度管理。この適温は温度計だけではわからないということ。その時の天気により晴れていたり、曇っていたりすることなどで、苗にとっての適温が微妙に変わることなど、手探りでつかんだ感覚をことばでお聞きできました。スマート農業を適宜取り入れながらも、機械だけではわからない「塩梅(あんばい)」を大切にしていきたい、それがおいしいさつまいもづくりにつながるなど、農業の話を聞きながら、生徒は今後の生き方も学ぶ機会となりました。