日誌

香取中日誌

香取学習2

 9月21日(木)の香取学習2(香取中独自の総合的な学習の時間)を紹介します。

 和太鼓コースは、栗源から和太鼓グループ「響」の方が4名講師として来校。10月12日(木)の発表会に向けて練習を重ねました。細かい動きやみんなで「合わせる」こと、人に見せるパフォーマンスについてなどなど、今回もたくさん学びました。ここ数年コロナ禍のため外部から講師をお招きすることができなかったため、先輩が後輩に教えたり過去のビデオを見ながら試行錯誤で練習をしてきました。今年度は本格的に指導を受けることができ、その成果をぜひ発表会でご鑑賞ください。

 茶道コースでは、発表会に向けてお点前を説明する人が原稿を読み上げながら、実際に動きを入れて、これまで学んだことを復習しました。畳の上の歩き方、袱紗(ふくさ)のさばき方、棗(なつめ)の扱い方など練習を重ねました。活動の最後はお菓子をいただき、自分で点てた薄茶を堪能しました。

 雅楽コースは、今回も香取神宮の社務所内で、各管ごとに香取神宮の方にご指導いただきながら、正調「越殿楽」完成に向けてがんばりました。週1回のペースで練習を積み重ねているみなさん。雅楽コースは香取神宮の本殿にて奉納演奏も行う予定です。香取中でしか体験できない雅楽演奏。10月12日の本校での発表会に加えて、香取郡市音楽会でも和太鼓とともに演奏を披露する予定です。

 食と健康コースは調理実習。本校栄養教諭、香取市役所福祉健康部健康づくり課から職員の方1名、香取市食育健康推進員の方3名にお越しいただき、調理実習のサポートをしていただきました。グループは5つ。1班は豆腐ニンジンパン、2班はハロウィンタルト、3班は千葉ポトフ、4班はチーズハンバーグ、5班はもちもちだんご。タブレットを使って調べたり、先生方にアドバスをもらいながら考えた地産地消レシピでの調理実習。チーズハンバーグづくりでは、チーズから手作りに挑戦。カッテージチーズのお味はどうだったでしょうか。もちもちだんごやハロウィンタルトでは季節の野菜かぼちゃを使ったり、千葉ポトフはネーミングどおり千葉県の食材を使用。豆腐ニンジンパンはスコーンのようにサクッとした仕上がり。ご協力いただいた市の職員の方、食育推進員のみなさま、ありがとうございました。10月12日の発表会での発表をお楽しみください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふゆ」の「うり」と書いて冬瓜(とうがん)

 9月21日(木)の給食メニューは和食。さけの塩焼き、冬瓜のみそ汁、五目煮、ごはん、牛乳、デザートはおはぎ

 栄養教諭の先生が教室をまわりながら献立の説明をしました。夏バテ解消メニューとして、おいしいさけを今回は準備。確かに身がほろっとしておいしかったですね。冬瓜(とうがん)は冬の「うり」と書きながら、旬は夏。今が一番おいしいとのこと。なぜこの野菜を冬の「うり」と言うのか? カットせずに冷暗所に保存すれば冬まで食べられるからだそうです。冬瓜は95%が水分で低カロリー。むくみの解消や高血圧に効果があるようです。またビタミンCを多く含み肌の健康にも良いそうです。デザートのおはぎは、秋のお彼岸だからですね。今時期、軒先には萩(はぎ)の花が見事です。そんな季節のものだから「おはぎ」。春のお彼岸はぼたんの花の季節なので「ぼたもち」と言われるようです。おなかも心も満たされた大満足の給食でした!

今朝の香取中

 昨日9月20日(水)の放課後、下校時に雷や雨が予想されたため、部活動等の終了を早めて下校としました。県内では道が冠水するような豪雨に見舞われた地域もあったようです。みなさんのところはいかがですか。

 さて、今朝は濃霧注意報が出ていました。朝日が霧に包まれ普段とは違う景色が登校時に見られたでしょうか。なんだかそんな景色に出会うと、小さな「幸せ」を感じます。1時間目に3年生は社会の公民。単元は「憲法が保障する基本的人権」。学習課題は『人権とはどのようなものだろう』ロックの「統治二論」から、平等、生命、自由、財産、抵抗権、幸福を追求が説明され、自分にとっての幸せについて考えました。いまどきで言う「あなたにとってのウェルビーイングって何?」進路を控えた受験生である3年生は睡眠が十分とれることに幸せを感じる人が多かったようですが、それぞれの人にとってのそれぞれの「幸福」を尊重したいですね。

 ちなみに、朝の会の前の時間を使って、生徒会選挙の選挙活動が行われていました。また、3年生はタブレットに入れられている学習アプリを使って、1年次からの理科の復習をしていました。

夏の名残のハイビスカス

 1,2年生昇降口側の通用門にはハイビスカスの赤い花が日に照らされ咲いています。ハイビスカス=常夏(とこなつ)の国のイメージですが、ここ香取の地でも美しく咲き、9月下旬の今も夏の名残を惜しむように咲いています。その脇にはローズマリーの鉢が置かれ、気づいたら小さな花を付けていました。これらはこの3月に退職された先生が大切に育てていた植物たち。

 さて、「花が咲けば、実がなり、種ができる」。ローズマリーはあの小さな花を咲かせた後、どんな風に実がなり種ができるのか気になってきました。ぜひ通用門をとおる時は挨拶と共に植物たちにも目をやってみてください。

今日の香取中

 本日9月20日から生徒会本部役員選挙の立候補者選挙運動が始まりました。生徒昇降口では選挙管理委員会の皆さんが担当の先生と一緒に立候補者の選挙ポスターを掲示していました。その姿を見ながら、こんな言葉を思い出しました。それは「風の人・土の人」。農学者の玉井袈裟男さんが次のような言葉を紹介しています。

 風土という言葉があります 動くものと動かないもの

 風と土

 人にも風の性と土の性がある 

 風は遠くから理想を含んでやってくるもの

 土はそこにあって生命を生み出し育むもの

 君、風性の人ならば、土を求めて吹く風になれ

 君、土性の人ならば風を呼びこむ土になれ (以下略)

  私たちがともに学び合う学校が「安全基地」であるように、生徒が主体となって動く「生徒会活動」を大切にしていきたいと考えます。

 さて、今日の3時間目は3年の数学。単元は「変化の割合」。X座標にY座標、それぞれの変化について表に記入しながら考えを深めました。どんな変化が表に起きるとグラフに変化が反映されるのか、生活と根ざして興味をもって臨みたいですね。

 ところで、数学と結びつきづらい?家族についてラジオドラマがありましたので紹介します。タイトルは「家族を因数分解」よかったらどうぞ! https://www.nhk.or.jp/radioondemand/share/103_811.html