日誌

香取中日誌

水郷ジュニア野球大会 大健闘!

 12月3日(日)午前10時30分から、香取中・新島中・神崎中合同チームが、山田中・多古中・佐原五中合同チームと戦い、快勝しました。対戦相手は先日香取郡市新人野球大会で優勝したチーム。新人戦後も合同練習、練習試合を積み重ねた結果が成果としてはっきり出た大会となりました。守っては本校の2年ピッチャーが力投し、見事完投勝利を収めました、また、攻めては1回の裏に相手チームに2点を入れられながらも、体勢を立て直し、3回表に逆転の3点を入れ、さらに7回にも2点追加し、結果5-2の大健闘。その後30分の休憩を入れ、午後1時から旭一中・旭二中の合同チームと戦いましたが、疲れが抜けきれず残念なら勝ち星を得ることはできませんでした。ですが、確かな手応えと自信をもって春に迎えるチームワークができたと思います。さらなる活躍を期待します。寒い中、選手の皆さん、顧問の先生方、応援に駆けつけていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。

※たくさんの名場面がありましたが、うまく撮影ができず、頑張った様子の一部を画像で紹介します。

 

今日の香取中

 今日から12月。今年もあと1ヶ月と節目の月。朝の時間は香中検定(漢字)に全学年で臨みました。読みが10問、書きが10問の計20問。ここでいくつか紹介します。チャレンジしてみてください。

<読み> 1 考えを示唆する。 2 作戦を遂行する。 3 長い年月をてる

<書き> 1 あの人のセンモン分野だ。2 勝負をアズける。 3 流れに身をユダねる。

 さて、今日の2年生は、担任の先生ではなく、学年の先生が道徳を担当。題材は昨日の人権教室と関連して、国際交流をとおして日本の伝統文化や国際理解を深めていく内容。海外の印象や日本の印象についてクラスの中で意見を出し合う中から今日の題材を読みました。クラス全体で海外の人の日本への印象を読み取る中で自分の国についてのより深く考える機会となりました。

 1年生は、先週の「清掃を考えるPart2」を振り返り、その後「今年の1年を漢字1文字で表す」活動を行いました。みなさんにとってのこの1年を漢字1文字で表すとどうですか?

 

大饗祭

 11月30日(木)午後6時から香取神宮で大饗祭が催され、本校から3年生、1年生の生徒が本殿前で舞を披露しました。「大饗祭(たいきょうさい)」は知る人ぞ知る祭事なのでしょうか、大変厳かな雰囲気の中、かがり火の元、神事が行われました。10月は神無月。神様がみな出雲に行かれるので、出雲以外は「神無月」、出雲は「神有月」と言われます。実は香取神宮の神様も東国を守るため、この地にとどまるということで香取の地も「神有月」というわけです。出雲から帰郷した神々が香取神宮に集い、その疲れをいやす祭事が「大饗祭」のいわれのようです。

 香取の杜の中、かがり火がぱちぱちと音を奏で、オランダ楽隊、雅楽が響き渡り、厳かで秘められた神事の中、本校の生徒2名他が若武者の装束を身にまとい『大和舞』を奉納しました。地域の伝統行事に本校生徒が参加できましたこと、そしてその姿を拝見できましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。そして心が清められました。

 ※12月2日付千葉日報2面でも「大饗祭」は紹介されています。

 

 

2つの講演会 第2弾 『人権教室』

 11月30日(木)6時間目に、全校生徒を対象に『人権教室』を開きました。講師に香取地区の人権擁護委員の方をお迎えし、「ちがいを理解し、より良い人間関係を築こう」を大きなテーマに『国際理解』について考えました。

 まずは、日本が世界でどんな位置にいるのか、国土面積で比較をしました。世界196か国のうち、日本は第61位です。ですが、沿岸の水域200海里、排他的経済水域(EEZ)を合わせると、なんと世界で第6位に上がることにみな驚き。その水域に眠る豊かな資源について目を向ける機会となりました。

 次に、若者(13歳から30歳)白書によるデータ比較から、日本の若者と世界の若者の意識の違いについて理解を深めました。例えば、自己肯定感や意欲、心の状態、将来の希望、社会参加に対する意識は世界と違った傾向にあるものの、家族や家庭生活、友人関係については似た傾向にあることに気づきました。その他に、日本に住む外国人の方が、習慣や風習の違いについて違和感を感じていたり、外国人が日本に来て驚いたことや人気の文化についても知りました。講演中、活気のある意見や反応で、講師の先生や家庭教育学級担当の先生からはお褒めの言葉をいただきました。

 今後ますます外国の人が観光に訪れたり、共に働いたりすることが増えていく世の中になります。そんな時、違いによってすれ違ったり誤解を生んだりするかもしれませんが、違いを理解しようとすることをあきらめないことが国際理解の第一歩と考えたいとお礼の言葉で生徒会長が話してくれたことが印象に残りました。そして最後に広島原爆投下後の兄弟の写真を紹介していただき、平和の尊さもあわせて学びました。

 

2つの講演会 第1弾 『受験期の食生活』

 11月30日(水)、11月も最終日。今年もあと1か月となりました。寒さも本格的になってきます。体調を整えて12月師走を迎えてくださいね。

 さて、今日の香取中。5時間目、3年生は『受験期の食生活』について、栄養教諭の先生、養護の先生、担任の先生のトリプルで特別授業を行いました。ねらいとしては、①受験期に生活リズムを整えることが大切であること、②受験期に大切な食生活のポイントを理解し、実行できるようになること、この2点を学びました。話の中では、朝おきて朝食を食べた時と食べないときに体温の変化が起こるのか、サーモグラフィーによって確かめたり、体調を整えるために必要な栄養、ストレス解消の有効な栄養・食べ方、頭の働きを良くする食べ方・そしゃく(よくかんで食べること)、夜食のアドバイスなどを聞きました。知識を自分のものにするには、まず実行。早速明日の朝食をしっかりとれるよう夜更かしせず、効率よく勉強に励んでくださいね。

 

 

過去と今を国語で

 11月29日(水)1時間目、1,2年生ともに国語の授業。1年生は新聞を活用して『文法』の授業。グループごとに日本語の品詞(名詞や動詞、形容詞に形容動詞、感動詞に接続詞、助詞に助動詞、副詞に連体詞)を、実際に新聞記事で使われているものから抜き出して、その働きや使われ方を学びました。新聞はさまざまなニュースの情報源であり、現代をいきる言葉の使い方のショーウィンドウでもありますね。

 一方、2年生は古典。『徒然草』から「奥山に猫またといふものありて」を読みました。「猫また」とは人をくうおそろしい化け物と噂されており、ある夜、一人の僧が帰り道に噂の「猫また」におそわれ、はうように家にたどりついた。ところがその「猫また」とは、実は〇〇〇だった。というオチがあるお話です。

 徒然草は今で言う「エッセイ(随筆)」その作者は兼好法師。古文という古い日本語を読み解きながら、昔も今も同じ感覚であったことに気づいたり、別の印象をもったりと古のエッセイストの兼好法師が考えたことを、今を生きる私たちがどう感じ考えるか、自分の中で受け止めてみることは面白いですね。

 

授業の様子

 11月28日(火)今日は1,3年の授業を紹介します。

 3年生の2時間目は英語。これまで学んだ単元のまとめとして、教科書題材『あなたの町を世界にPRしよう』を利用して香取中版を実施。3年生は1月にすでにサイパンとのオンライン交流で香取市や香取中、日本伝統文化を紹介している実績があります。そこで今回は、12月4日に1年生がオンラインで再びサイパンと国際交流をすることにちなみ、『日本の名所、かくれた名所をサイパンの人たちに紹介しよう!』をゴール設定。タブレットを利用して3年生一人一人が考えたおすすめの日本の名所を英語でしたためました。サンプル英文を活用して、素敵な観光パンフができあがりそうです。きっと日本に訪れるときの観光ガイドになりますね。

 一方、1年生は調理実習の2回目、本日は煮込みハンバーグ、温野菜添えをつくりました。たまねぎをみじん切りする時には目に涙?を浮かべながら刻んだり、ハンバーグをしっかり手でこね、チーズを中にいれたりと本格的。今回は肉汁たっぷりのソースもフランスパンと一緒にいただくなど豪華!おいしく仕上がりました。今回も素敵な笑顔を撮影でき、ありがとうございました。

 

穏やかな朝

 11月28日(火)穏やかな朝を迎えました。朝の冷え込みも緩み、日中は20度をこえるようです。さて、今日は何の日? 語呂合わせで1128(いいにわ)と思い、登校するみなさんと挨拶を交わしながらぐるっと校庭をめぐると、線路沿いの花壇に、きれいな白菊が咲いていました。

 そんな穏やかな朝、503年前1520年(日本は戦国時代)の今日も穏やかな日だったようです。ポルトガルの航海者マゼランがスペインから南米大陸南端をとおって大海原に出た日です。マゼランが航海中、穏やかな日が続いたため、その海を「穏やかで平和な」を英語にしたPacificをつけて、Pacific Oceanと名付けたと言われています。私たちは今その海を『太平洋』と呼んでいます。太平洋にはそんな思いが込められていたんですね。そして、マゼランの船はスペインに再び戻り、『地球は丸い』ことを証明して見せました 。

 香取中では、今週の朝の時間は香中検定(漢字)。全学年で漢字の書き取り・読みにチャレンジしています。3年生の廊下には国語の授業で学んだ俳句をもとに、自作の句が掲示されています。来週の三者面談の際にご覧いただければと思います。発想豊かな作品や季節を詠んだもの、自分の気持ちを句にしたものなど秀逸な作品が紹介されています。

 AI技術が発展する中、私たちにとって正確に情報を読み取ったり、人とかかわったり、自分の考えを自分のことばで伝えたりすることが求められます。そのベースとなる語彙(自分の思いや考えを表現するための単語・言葉)は重要であり、その語彙を紡ぎ合わせた文章を理解する『読解力』を身に付けていきたいと考えています。

食育キャンペーン授業

 11月27日(月)5時間目、2年生は栄養教諭、養護教諭、担任の3名による「食育キャンペーン授業(栄養バランスのよい食事摂取)」を行いました。今日の目標は、①給食に含まれる栄養素とバランスについて知り、自分が食べた給食バランスがどのようなものか自己分析できる。②食事をバランスよく食べようと意識できる。

 まずは、栄養教諭の先生から給食の献立についての説明。献立の摂取基準は香取市の生徒の平均身長、体重から割り出されたものであること、1日に必要な栄養素の1/3以上が給食でとれること、カルシウムは1日に必要な量の1/2とれること、食品、料理を組み合わせることで栄養バランスを整えていることなどを知りました。たとえば給食のカレーははそれらの栄養を考え、食材や調理も工夫されていることも知りました。

 つづいて給食の自己分析。2年生は、先週1週間(5日間)、給食をどれだけ食べたかチェック表に記録してきました。今日はそのチェック表をもとに、各自でタブレットに食事量を記録。グラフ化された5日間分の栄養バランスを自己分析。「へー、けっこーバランスいいな~」「おかわりしすぎた~」「嫌いもの食べていないからグラフがデコボコだ~」などなど、普段の給食状況を目で見てわかるため、自分の食べ方について自己分析しやすそうでした。栄養教諭の先生に「ごはん好きの自分にとって、ごはんの適量とはどのくらいですか?」「好き嫌いが激しいのですが、どうしたらいいですか?」など質疑が交わされました。給食での栄養バランスを考えることをとおして、家での朝食や夕飯の摂り方について考える機会ともなりました。

 ちなみに今日の給食献立は、厚焼き玉子、豚汁、ごぼうと牛肉の煮物、お魚そぼろ、ごはん、牛乳でした。

 同じ時間、3年生は進路学習の一環として集団面接の練習を行っていたり、1年生は自分の興味関心に合わせ、タブレットでさまざまな職業について調べたりしていました。27日(月)5時間目はどの学年も「自分を見つめる」時間となりました。

 さて、今晩は夜空を見上げると「満月」オレンジ色に輝く『ビーバームーン』だそうです。たまには夜空を見つめるのも素敵ですね。3年生はちょうど理科で「月」の学習をしてますね。

 

県U13ソフトテニス選手権大会 香取予選会

 11月25日(土)に東総運動場で標記大会が行われました。本校からは、1年生3名が出場しました。1ペアが予選リーグを3戦全勝でトーナメントに勝ち上がり、準々決勝、準決勝と3-0で勝利して決勝戦にコマを進めました。決勝戦では、9月の新人大会・1年個人戦決勝で負けた栗源中ペアとの再戦となりました。大事な場面でボレーやレシーブが決まったり、相手の強打を粘る強く返球したりして、相手のマッチポイントを2回しのぎ、ファイナル9-7で勝利し見事優勝しました。これで4年連続の県U13大会への出場権を得ました。

 もう1名も、オープン参加扱いでしたが、リーグ戦で2勝(県大会出場を決めたペアに勝利)し、3名で負けることなく大会を終えることができました。

 サポートしてくれた先輩や支えてくれた家族、祝福してくれた他校の選手たちに感謝の気持ちをもって、県大会で頑張ってもらいたいと思います。応援してくださった皆様、ありがとうございました。