日誌

香取中日誌

春に向かって

 12月20日(水)「冬来たりなば、春遠からじ」。厳しい冬がやってきたならば、暖かい春はすぐそこに来ているという意味ですが、今年は寒い冬がやった来たと思えば、春を越して夏のような暑さに戻されたりと、気温の乱高下が激しいです。体調を崩さないようにしてください。

 今日はスクールサポートスタッフの方に、校庭の植栽をお願いしました。まずは、体育館脇の花壇。すでにパンジーやビオラ、ハボタンが植えられていますが、そこにチューリップの球根を植えました。今年の春、校庭のあちらこちらに咲き誇ったチューリップの球根を取り出し陰干ししていたものです。また来年の春、咲いてくれたらと願っています。次に駐車場側のフェンス沿いにパンジーを植えました。冬から春にかけて、色とりどりのパンジーは心まで温かくしてくれます。来校の際はぜひご覧ください。

 

世界を味わおう献立『フィンランド』

 12月20日(水)今日も寒さが続いた一日でしたね。そんな中、給食に温かなスープが登場しました。今日は世界を味わおう献立『フィンランド』。フィンランドは北欧の国。寒さが厳しいフィンランドでは肉や魚を保存する技術が発達しました。ハムもその一つです。サーモンとたらのスープは塩、コショウ、バター、生クリーム、そしてフィンランドでを含む北欧料理に欠かせない「ディル」というハーブで味付けしたスープ、味覚の世界が広がりましたね。そしてお楽しみのケーキも登場。チョコレートケーキでした!明日は今年最後の給食。サフランライスにハッシュドビーフが登場します。

 

くもりぞらを見上げれば

 12月19日(火)どんよりとした曇り空、気温も上がらず寒い一日です。気持ちも天候に左右されがちですが、113年前の今日、日本人が初飛行に成功した日でもあります。ちょうど1年前もホームページで紹介しました。現在の代々木公園から飛び立つこと、飛行時間4分、飛行距離3キロ、時速53km 飛行高度は70m。

 想像しづらいので、香取中を中心に考えると、香取中から直線で飛行して大倉保育所あたり、佐原方面に向かうと、香取市役所を少し越えたあたりが3キロになります。初飛行に成功したのは徳川好敏(よしとし)。清水徳川家第8代当主でもあった方のようです。実はこの5日前、日野熊蔵が初飛行に成功しています。ですが、すぐに着陸したという理由で初飛行とは認められなかったそうです。そんな二人の飛行士を思いながら、どんより空を見上げるのも悪くないかもしれませんね。

 さて、今日の香取中の午前中の授業を紹介します。3年生は英語。3A教室と学習室を使って教科書の音読テストを行いました。各自がタブレットを使って音読を録画。単語や本文の音読をAIが判定します。どこができていないのか瞬時に判定されるので、その場にALTの先生がいなくても練習ができます。「少しくらい発音が悪くても通じればいいじゃないか」という声が聞こえそうですが、相手の立場に立ってみると、少しでも聴きやすい発音の方が、相手にとっても負担がなく、考えを受け取りやすいですよね。

 2年生は技術。学んだことのまとめとして、タブレットを使ってローマ字入力のテスト。誰もが真剣にタブレットに向かい、キーボードを使って文字入力に励んでいました。ICT技術の発達で、パソコンを使いこなすことも大事なスキルの一つ。自分とタブレットをつなぐものが「手」、自分の考えを文字にして入力する「手」。

 1年生は家庭科。過ごしやすい住環境とは何か、さまざまなスライドの資料から考えました。

 

冬休み前最終週がスタート

 12月18日(月)いよいよ学校では冬休み前の最後の1週間がはじまりました。今朝は寒かったですね。みなさんはいかがでしたか。登校する子供たちからは「手袋していても寒かったです!」という声が聞こえたり、ウィンドブレーカーのフードをかぶって耳をおおったりと、冬らしい寒さがやってきました。

 今日の香取中、2時間目の1年生の英語の後半では、クラスを2つに分かれて、ワークなどで基礎固めをするグループと、タブレットを使って発展的な課題に取り組むグループと、自由に選択して学ぶ場面もありました。本校は各学年に学習室や「新世代学習空間」と呼ばれるオープンスペースが完備しています。恵まれた学習環境を生かした授業を今後も進めていきたいと思います。

 日差しが出れば暖かな陽気。昼休みは外でサッカーやバレーをする子供たち等もいて、元気な声がグラウンドにこだましていました。体を動かすとリフレッシュできますね。

 そして、5時間目、3年生は私立高校受験に備えて面接練習。学年の先生に加えて、他の学年主任、教務主任の先生、教頭先生、校長先生も面接官になり、本番さながらの雰囲気で面接練習。これまでの練習の成果が発揮されていました。志望理由や将来の夢、高校で頑張ってみたいことなどをはじめ、想定外の質問「あなたを動物(家電製品)に例えると何ですか、その理由も含めて端的に答えてください。」に対しても、自分の特徴や個性、特性を生かして応答することができていました。その臨機応変な対応、発想の豊かさに驚かされました。

 一方、体育館では1年生がレク大会。バレーボールやドッジボール、ジェスチャーゲームと大盛り上がりの時間となっていました。

2023 Talk Event Part 2

 12月15日(金)12時40分から、図書室1階閲覧スペースを会場に、今年2回目のトークイベントを開催しました。ちなみに第1回は7月7日に、アーノルド・ローベル作「ふたりはともだち (Frog and Toad Are Friends)」。

 今回は、さとう わきこ作絵「あめふり」。

 雨降りが続き、ばばばあちゃんと仲間達は退屈な日々送っています。雲の上に向かって雨が止むよう頼んでも変わりません。止むどころかゴロゴロ雷にピッカーと稲妻まで登場。そこでばばばあちゃんは怒って仲間達とある作戦を開始。それはストーブに薪やいらなくなったものを燃やすこと、そしてその中に、なんと唐辛子やコショウを大量投入!雲の上の雨降らしさん達は「くしゃみ」を繰り返すはめに。そしてとうとう雲はばらばらにちぎれ、泥まみれの雨水の中に真っ逆さまに落ちてしまいます。やっと太陽の日差しがばばばあちゃんたちに訪れます。一方、雨降らしさんたちはばばばあちゃんの家に泊まりながら、雲の洗濯をはじめ、ばばばあちゃんたちは、その様子を見ながら、やっと庭でくつろぐことができました。

 今回もALTの先生、英語科の先生とともに3人で、会場に集まったたくさんの生徒の皆さん達とともにストーリーテリングを展開しました。前回同様、学区の水の郷小学校、香取小学校にもオンラインで配信しました。前回や、昨年以上にたくさん聴きに来てくれてありがとうございました!きっと会場に集まった生徒の皆さんは、ある英単語を忘れないでしょうね。

 それは「カチュー (kerchoo)」。香取中の略:香中(かちゅう)と思いきや、「カチュー」は英語で「ハクション!」だったという事実を知ったことでしょうね?! 気温が乱高下してますから風邪をひかないようにしてください。

 次回はDr. Seussの「How the Grinch Stole Christmas! (いじわるグリンチのクリスマス)」を取り上げます。お楽しみに!

食育スペシャル授業

 12月15日(金)、4時間目の1年生は保健室の先生、給食センターの先生と担任の先生がコラボしたスペシャル授業「食育」。題材は「食事に対する感謝の気持ち」

 まずは、給食センター紹介DVDを視聴し、多くの人の力で給食が出来ていることを知りました。また、食事マナーは食事を準備した方への感謝の心を表したり、一緒に食べる人がお互いに気持ちよく食べたりするためのルールであることも理解しました。その後、家から持ってきたMYお箸(はし)で、正しい使い方を学びました。

 授業終わりの感想では、多くの生徒が異物混入を避けるために給食センターでは、複数の目で複数回点検しているなど衛生管理を徹底していることを学んだことを書いていました。他に、「これからは苦手な給食も必ず1口は食べようと思いました。」「食事をするということは、当たり前ではなく、素晴らしいことという思いを込めて、これから食事をしていきたいです。」「食だけではなく、食に携わっている全ての人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。」などなどたくさんのことを学んだスペシャル授業でした。

 

道徳スペシャル授業

 12月15日(金)、2023年も、あと半月となりました。カウントダウンをし始めるとなんだか気ぜわしくなりますね。

 今日の香取中の4時間目、3年生は道徳の授業。今日はスペシャルティーチャーによるスペシャル授業。いつも初任者指導にいらしている先生に授業を展開していただきました。内容は、「道徳って何?」「道徳の授業で何を学ぶの?」生徒も職員も共に学ぶ授業。まずは、漢字クイズにチャレンジ。一人で解いた時より、他の人と話し合うほうが、いろいろな解答を共有できたり、新しい考えを発見ができることを学びました。そして、日常的な「笑い」の事例をもとに、自分の考えをグループでの話し合いをとおして深めていきました。「笑い」にも2種類がある。悪意のある「笑い」と悪意のない「笑い」、そして思いやりのある「笑い」、思いやりのない「笑い」。どちらの「笑い」を自分なら望むのか? 生徒はじっくりと考える時間となりました。

 

よく学び、よく遊べ

 12月14日(木)穏やかな一日。ラウンジ(本校職員室にある一角)では、明日の1年生の食育授業の打合せを保健室の先生と1年職員で行っていました。1年生のみなさん、Myお箸(はし)を明日お忘れなく!

 本日の給食は、かつおカツマスタードソース、香取の具沢山汁、野菜の昆布和え、牛乳プリン、ごはん、牛乳でした。かつおカツはお魚感があまり感じられず、とり肉のような柔らかさで、酸味が少し効いたマスタードソースと相まっておいしくいただきました。

 お昼休みは2年生を中心にグラウンドでサッカーやバレーボールで遊ぶ姿がありました。「よく学び、よく遊べ」そしてよく食べ、しっかり寝る。この身体に良いサイクルの起点は、やはり身体を動かすことだと思います。きっと昼休み、よく遊んだ人たちは、身体も心もリフレッシュして5時間目に臨めたと思います。

 そして5時間目、3年生は入試に向けて面接練習。はりつめた中、緊張感をもって面接練習に参加する3年生はキリッとしていました。2年生は、タブレットを使って読解力テストにチャレンジ! 慣れないテストに始めはとまどったと思いますが、1時間集中してテストを受けました。学力向上の土台のひとつは「読む力」と考えます。事前に本校職員もみな読解力テストを受けてみました。より良く教えるためにも、より良く学ぶためにも、テストのデータをもとに、改善を図っていきたいと考えています。

 なお、11月30日の学校だよりでもお伝えしているとおりですが、今回の取組については参考資料として、新井紀子著「AIに負けない子どもを育ている」をもとにしています。今後もいろいろな視点から本校の学力向上に努めてまいりたいと思います。

 ちなみに、「よく学び、よく遊べ」は、明治時代に英語のことわざから日本語に訳されたようです。

  Work while you work, play while you play.

 

 

千葉ポトフ 給食に登場!

 12月13日(水)給食に千葉ポトフが提供されました。その名のとおり、千葉県香取市産を中心とした食材が使われています。本校の香取学習2「食と健康」グループの4名(3年2名、1年2名)で開発したオリジナルレシピに基づいて、今日の給食で提供されました。実際のオリジナルレシピの名前は「一度は食べていただきたい豪華8種の千葉県食材を使用した至極の千葉ポトフ」

 お昼の放送では、レシピ開発者の3年生2名が「千葉ポトフ」について説明をしました。ここでその説明を紹介します。

『調理実習で試食した後、栄養教諭の先生から「具材が多いので、いろいろな栄養素がとれています。また、ほかの料理と組み合わせやすいのも良いところです。じゃがいもを使っているので、ビタミンCがとれています。いも類に含まれるビタミンCは熱に強く壊れにくいので上手に取り入れましょう。パセリの色もきれいでした。パセリは鉄分もとれるので、彩りだけでなく取り入れましょう。」という評価をいただきました。そして、今日の給食の献立に取り入れていただき、とてもうれしく思います。僕たちの自信作です。どうぞ召し上がってください。」

 なお、レシピはホームページの『お知らせコーナー』に掲載されています。ご家庭でもつくって、からだもこころもあったまってくださいね!

お花のプレゼント

 12月13日(水)おはようございます! 久しぶりの朝からの青空に、日差し。気持ちがいいですね。挨拶の語源は「こころを互いにひらく」ときいたことがあります。「おはようございます。」を交わす朝のはじまりを大切にしたいと思います。

 さて、今朝うれしいことがありましたのでご紹介します。地域の方からお花をいただきました。いただいたお花を教頭先生が早速花瓶に飾ってくれました。正面玄関でそのお花と出会えます。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。