日誌

香取中日誌

全校タイムトライアル 教科書視写

 5月9日(金)みなさんお元気ですか。今日は朝の時間に全校で教科書の視写(書き写し)を行いました。これは読解力をつける『かとらぼプロジェクト』の一環。今日は理科。指定された箇所を教科書から見つけだし、黙読、音読、内容確認、その後90秒間でどれだけ書き写せるかタイムトライアルをしました。

 次週から1週間ごとに国語や社会、数学、理科、英語と教科の枠を超えて視写を行っていきます。視写のスピードなどの変容が「見える化」できるように専用シートを準備。毎回、専用シートに貼り付け、シートは机の脇にかけておく予定です。その日に学んだ大切な教科書の部分を家庭でも振り返り、ノートに写してみるのもいいですね。内容が頭に入っていると、記憶もしやすく、書き写すスピードもあがります。視写タイムトライアルの目的は視写のスピードを上げることではなく、視写する内容を理解してしっかり頭に入れるということです。そうすれば必然的に速く書けると考えるからです。各学年で視写した今日の理科の内容は以下のとおりです。

 <3年> 水中でボールをはなすと浮き上がることから、上向きの力がはたらいているとわかる。また、私たちがプールで水中にもぐると、からだが浮き上がるのを感じる。このように、物体に水からはたらく上向きの力を浮力という。

<2年> FeやCuのように1種類の原子からできている物質を単体という。酸化鉄や硫化鉄のように、2種類またはそれ以上の種類の原子が結びついてできている物質を化合物という。

<1年> 花の中心にめしべがあり、めしべを囲むようにして、おしべ、花弁、がくの順についている。めしべの先端の部分を柱頭、柱頭の下の細くなった部分を花柱、めしべのもとのふくらんだ部分を子房という。

【1.生徒配付説明文】かとらぼノートチャレンジザ教科書.pdf

【2.空欄20文字】かとらぼノート20字用 (1).pdf

今日の香取中

 5月8日(木)みなさんお元気ですか。香取中は朝からキジの鳴き声がこだましています。春になり、正門前の休耕田にキジが歩き出しました。どこからやってきたのでしょうか。独特の鳴き声「カーン、カーン」の声は一度聞くと忘れません。ホームページを見ているみなさんは聞いたことがありますか。

 さて今日は2時間目の様子をお伝えします。3年生は美術。思い出の場所をスケッチしています。中庭のクスノキの下やピロティ、グラウンド、教室、図書室など、思い思いの場所で創作中。奥行きのある世界を平たい紙にどう描いていくか。これまで習った遠近法を使って奮闘中です。2年生は音楽。夢の世界を合唱しています。いろいろなパートを歌ってみることでこの曲の魅力を深堀しています。1年生は英語。ペアになって会話を練習中。スムーズに言えるようになったら担当の2人の先生に聞いてもらう活動をしました。 なめらかな発音ができることと同様に、会話の中身にも注目していくと、どこを伝えたいのかがわかり、自然とリズムが出てきますね。1年生が今日学んだ会話はこちら。

Mao: Hi, I'm Mao.

Daniel: Nice to meet you. I'm Daniel.

Mao: Nice to meet you too. I'm in 1-B.

Daniel: Me too. I'm from New York.

Mao: I'm from Saitama City.

Daniel: Oh, you're not from this city. You're just like me.

  よく読んでみると、Daniel (ダニエル)はもちろん、真央(Mao)もこの学校がある市の出身ではないことがわかります。それはダニエルの最後のセリフの「not」や「just like me」にあらわれています。登場人物の紹介ページを読むと、真央は4月に埼玉から引っ越し来たばかりだということもわかります。英語の読解力は、英文を日本語に訳せる、正しく発音できるだけではなく、場面や状況を適切につかむことができる力も含まれるのかもしれませんね。ダニエルにとっては自分だけでなく真央も市外からきた仲間なんだ!僕と同じだ!といった「こころ」の動きが見えます。そんな状況を考えると、ダニエルのセリフを音読していくときに、自然と「not」や「just like me」の部分が大きな声になるこもしれませんね。言葉はその人そのもの。そんな視点で次のページのセリフを読んだり、他の教科の教科書を読んでいくと、いろいろな発見ができるかもしれません。教科書の読解は「わくわく」そのものです。

 放課後、美化ボランティアで花壇の草抜きをしてくれた生徒さんがいましたので紹介します。

菅平カップ・春季チャレンジカップ2025

 ゴールデンウィークがあけました。みなさんお元気ですか。校庭の中庭ではヤマボウシの白い花が鮮やかです。さて、ゴールデンウィーク中の活動を紹介します。 

 ゴールデンウィークを利用して、地域移行を視野に入れたクラブチーム「香取STC」として「菅平カップ・春季チャレンジカップ2025」に香取中の生徒7名で参加しました。今回は過去最高の参加者で、宮城・愛知・栃木・茨城・千葉・埼玉・山梨・神奈川・群馬・富山・新潟・長野などから選手750名、指導者・保護者を合わせると総勢1000名を超える大会となりました。

 個人戦では、3年生のチームがⅡランク決勝リーグ・トーナメントで3位、2年生の1ペアがⅡランク研修リーグ・トーナメントで1位、もう1ペアが3位となりました。

 団体戦では、北信STA(長野)、陽南B(栃木)、三陽B(長野)、伊与久B(群馬)と対戦。なんとか勝ち切り、Ⅱランクの部で優勝することができました。

 この経験を今後の大会に生かせるよう頑張ってもらいたいと思います。大会参加に御理解・御協力いただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

今日の香取中

 5月2日(金)みなさんお元気ですか。今日は天候のくずれが危ぶまれるため、下校時間を午後3時にいたしました。明日からゴールデンウィーク後半となります。生活のリズムを崩さず4日間を過ごし、7日(水)に登校できるようにしてください。

 さて、今日の香取中。朝の読書に時間に、1年生を対象に「かとらぼ チャレンジ ザ 教科書」を実施。昨日学んだ授業の振り返りとして、教科書に書かれている大切な箇所をみんなで音読、黙読、内容の確認をした後、時間を計ってプリントに書き写しました。(視写)まずは指定された教科書のページをすばやく開けるか、続いて先生が読み上げた文章が教科書のどこにあるかを確認。1年生のみなさんは素早く見つけられました。今回の題材は社会の地理分野。書き写したのは「時差」についての説明でした。

 地球は1日に1回転します。360度を24時間で割ると、1時間につき15度回転することがわかります。このため、経度が15度ずれると時差が1時間生じることになります。本初子午線を基準に、東側の国では経度が15度ごとに1時間進み、西側の国では1時間遅れます。

 素早く書き写すためには、書く速さもありますが、教科書の文章が頭にどれだけ1度に入るかも大切。それは内容が理解できているからこそ頭にすばやく記憶できることでもあります。書き写すという行為から、頭に文章を入れる、記憶するという活動も含まれます。生徒の振り返りでは、「集中すると90秒があっという間だった。」「今までしたことのない経験だったので、とても新鮮で楽しかった。」「90秒で目標の文字数にいけるようになりたい。きれいに速くを意識する。」など感想がありました。

 香取中学校では毎週金曜日に5つの教科をローテーションして「視写」を行っていきます。また、教科によっては授業の中でも取り上げます。生徒のみなさんはぜひ家庭学習でも今日学んだ復習として書き写してみることをおすすめします。 

※2月21日(現2年生)、2月26日(現3年生)の記事でも「視写」の取組を紹介しています。良ければご覧ください。

 4時間目の2年生は道徳。「挨拶は言葉のスキンシップ」と題して、さわやかな挨拶について考えました。挨拶をする時はどのくらいの距離間で行うかなども実際に動いて確認をしました。挨拶は「こころをひらく」という意味。まずは自分からこころをひらいて挨拶をしていきたいですね。

 

4月最終日

 4月最終日となりました。みなさんいかがですか。今日は1時間目の授業の様子を紹介します。3年生は理科。斜面を下る物体が受ける力と運動にはどのような関係があるか実験をとおして考察しました。2年生は数学。文字式を使って説明しようが学習課題。1年生はアルファベットの書字についてのルールのおさらいをしました。