日誌

香取中日誌

情報モラル教室

 12月4日(水)、今日の6時間目に香取中では、全校生徒並びに家庭教育学級と連携して「情報モラル教室」を開催しました。講師は千葉大学で情報リテラシー教育やキャリア教育を教えていらっしゃる飯島淳先生。

 私たちが生きる今、AI技術の進展はめざましく、私たちはたくさんその恩恵を受けて暮らしています。きっと今の香取中生が生きる10年後、そして20年後は想像できない世の中になっているかもしれません。本校の教育目標は、人とつながり、かかわり、学び合う生徒の育成です。今回の情報モラル教室では、人とAI技術などICTとつながり、かかわり、学び合う先にどんな世界があるのか、そんな視点をもって考え深められた時間となりました。

 スマホ等の携帯端末を私たちはいったい一日にどのくらい見ているでしょうか?スマホ依存症で悩む事例では一日9時間以上に及んでいます。お話しの冒頭で、まずは自分とスマホとのかかわり合いを自分事として受け止めることからスタート。2000年以降、私たちが恩恵を受けている情報端末やアプリについてのクイズ。そして、SNSなどに発信する場合の危険性(指先一本のアクションの恐ろしさ)についても学びました。一方、ICTを活用した「光」の部分も紹介。自分の持ち味や能力を誰もがハッピーになる活かし方でICTツールを利用することもできます。今の自分と情報端末の付き合い方を振り返り、その先どうしていくか、たくさんの宿題ももらった情報モラル教室でした。

 ちなみに、お話しの後、この時間の振り返りをワークシートに記入している間、講師の飯島先生による、すてきなピアノ生演奏がBGMとして流れました。あの曲も、この曲も!といろいろ演奏され、お話しのフルコースの後のデザートタイムのような心満ちたりた時間になりました。ありがとうございました。

霧の香取中

 12月3日(火)、今朝は前日の気温との差なのでしょうか。里山の中の香取中は霧に包まれました。幻想的な中を通学してくる生徒。それも1時間ほどで日差しが出て、霧が晴れました。

 朝の時間は、全校で基本英文に取り組んでいます。香中EIKENと称して、金曜日にはテストを行います。英単語を英文をとおして学ぶスタイル。ぜひ知識として頭の中に蓄積するだけではなく、使って知識を生かせるよう授業も改善していきたいと思います。

 その流れの一環として、1時間目、3年生は英語の授業。今日は英語でディスカッション(話し合い)。お題はNASAの資料を使ったもの。

 宇宙船が故障し、月面に着陸。乗船している宇宙船は完全に壊れ、中の装備しているものも使えません。生き残るために、救助船にたどり着かなくてはなりません。優先順位を付けて3点選ぶとしたら何を選びますか。

 といった英文での課題です。グループごとに14アイテムから3つを選び、その結果をクラスでシェアしました。英語で苦戦しながらも、タブレットを駆使して3アイテムを選び出しました。まさに、英語を活用する授業。ディスカッションでは日本語も使っている場面もありましたが、グループで議論する時間となりました。

 一方、2年生の体育では持久走。ウォーミングアップでは学年の先生も混じって鬼ごっこ。その後、自分たちで選んだ曲をBGMに15分間走を行いました。

 お昼は「日本の食巡り献立滋賀県版」。しょいめしにぶりの塩焼き、打ち豆汁にみかん、チーズに牛乳でした。しょいめしとは、しょうゆを使って炊いた郷土料理です。祭りの際にも食べられていたことから、「わっしょい」の「しょい」をかけて名付けられたと言われています。打ち豆汁の打ち豆は、蒸した大豆を木づちでつぶして乾燥させたものです。安土に城を構えた織田信長が戦いに「打ち勝つ」という語呂合わせで兵士に与えたと伝えられています。そして、新鮮なみかんもいただきました。

県U13ソフトテニス選手権香取予選会

 11月30日(土)に東総運動場で標記大会が行われました。本校からは、1年生2ペアの4名が出場しました。

 そのうちの1ペアが、予選リーグを1位で突破し、順当に勝ち上がりました。決勝戦では、新人戦の1年生の部と同じ佐原中と対戦。1ゲーム目を取られましたが、そこから3ゲームを連取し、昨年の先輩たちに続き優勝することができました。もう1ペアは、リーグ戦を1勝1敗の2位で惜しくもトーナメント進出はなりませんでしたが、後半は良いプレーが見られました。

 この結果、優勝ペアは、1月に白子で行われる県U13ソフトテニス選手権大会に出場が決まりました。先輩たちを超える2勝を達成できるよう努力していきます。応援してくださった先生方や保護者の皆様、サポートしてくれた先輩たちに感謝の気持ちをもって今後も頑張っていきたいと思います。

今日の昼休み

 11月29日(金)朝方は曇っていましたが、日中はおだやかな晴れの天気。気温も11月下旬としては暖かい日を迎えています。

 さて、今日のお昼休み。図書館1階コンピュータ室で、栄養教諭の先生とボランティアの生徒のみなさんで、ちーばくんづくりをしました。材料は折り紙。ちーばくんの折り紙の考案者は実は本校の卒業生です。在校時に考案したものです。給食に関する廊下掲示に使っていきます。来校時にご覧ください!ちなみに、今日の給食はきのこスパゲッティに、ミートボール、ツナのサラダに、蒸しパン、牛乳です。

 

人権教室

 11月28日(木)、爽やかな晴れの天気が戻ってきました。みなさん、お元気ですか。今日の午前中は美術に音楽のアートタイム。お昼は地産地消献立『千葉を味わおう』。千葉県は温暖な気候のため、農業・漁業・畜産業が盛んに行われている食材に恵まれた県です。今日は千葉県産の食材をふんだんに使った献立。メニューは、千葉県産卵の厚焼き玉子、千葉の鶏と野菜の白玉汁、豚肉の生姜炒め、一口いちご牛乳プリン、ごはんと牛乳。おいしくいただきました。

 午後からは人権教室。人権擁護委員の方を講師にお迎えして「偏見・差別」について考えました。講師の方に加えて3名の人権擁護委員の方、家庭教育学級も兼ねた講話のため、生涯学習課から家庭相談員の先生や保護者の方にもお越しいただき開催しました。冒頭で、東日本大震災当時、佐原中の1年生だった本校職員から、地震の時の体験談を聞き、震災にあった時の心の不安や実際の被害状況を知ることができました。その後、震災による原発事故で福島から関東に避難した中学生を主人公にしたドラマ(人権作文をもとに制作)を視聴。いくつかの視点をとおして、人権について深く考えました。偏った見方、偏見により、差別という行動に出てしまうことの恐ろしさ。私たちは偏見や差別に対して何ができるのか、意見を出し合う中で、いろいろな考えから学びました。