日誌

香取中日誌

私立高校入試スタート

 1月17日(金)、今日から日曜日にかけて、私立高校を受験する生徒の入試がいよいよ始まりました。学習してきた成果が発揮されることを祈っています。そして今日は阪神淡路大震災から30年の節目の日。風化させず歴史から学ぶ姿勢を忘れず、災害に備え安全・安心な学校づくり進めてまいります。

 

今日の香取中

 1月16日(木)今日の香取中は2時間目の1年生の英語と午後からの新入生保護者説明会を紹介いたします。

 1年生の英語は今日と明日の2時間を使って、英語のstorytelling 絵本の読み聞かせにチャレンジしています。扱う絵本は2冊、ももたろうと3匹の子ぶた。図書室にある名作童話英語シリーズを利用します。このstorytellingを小学生にオンデマンドで聞いてもらうのが学習課題。絵本とは言え、使われる英語は決して簡単とは言えませんし、キジって英語でなんて読むの?のレベル。タブレットに分からない英単語を打ち込んで発音をチェックするなど、教えてもらうのではなく、自分で調べて理解し、つかむことがもう一つの学習課題。storytellingの分担をどうするのか、登場人物ごとに読みを分担するのか、ページごとに配役をかえるのか、などなど2冊のチームごとに考え現在取り組んでいます。明日の英語の時間にはALTの先生もいらっしゃるので、アドバイスを受けながら録画をする予定です。小学生のみなさん、ぜひ楽しみにしていてください。

 午後2時45分からは来年度入学する生徒の保護者の方を対象に説明会を開催しました。香取中だからできること、香取中ではないとできないことなど、本校の魅力を伝えながら、4月から始まる学校生活に不安が少しでもなくなるよう説明をさせていただきました。緊張されていた保護者の皆様も校舎ツアーをとおして、学校生活のいろいろなシーンがイメージ化でき、少しでも不安が解消できたらと願っています。お帰りになられる時の笑顔が大変印象的でした。来週は6年生のみなさんが体験入学。楽しみにお待ちしています!

空からの訪問者

 1月16日(木)今朝は今シーズン一番の寒さとなりました。みなさん、いかがですか。

 今日は昇降口前でたくさんの人が集まっていました。3年生から「校庭に鳥が来ています!」の声が。カメラを持って行ってみると、1羽の野鳥がヤマボウシの木の下でうずくまっている様子。目はぱちくりしているので生きてはいます。しばらく見守りながら近寄ってみると、隣のヤマモモの木に飛んでいきました。調べてみるとその鳥は「ヒヨドリ」。ヒヨドリは自ら巣作りをすることから、出世、繁栄を象徴し、福を招く縁起物とされています。空から幸運を運んできてくれたヒヨドリ。

 そんな今日は、3年生にとって私立高校入試事前指導の日。いよいよ明日から日曜日にかけて私立高校の受験が始まります。受験する生徒を対象に午後から事前指導を行いました。これまでの学習の成果が発揮できることを祈っています。Take it easy and good luck!

 

今日の香取中

 1月15日(水)今朝も霜がおりて寒い一日のスタートになりました。みなさん、お元気ですか。

 今日は1時間目の授業の様子を紹介します。3年生は国語。書き初め作品を互いに見合いながら、その良さを評価し合った授業。その活動に先駆けて、動画の視聴。どの生徒も熱心に食い入るように見入っていました。その動画は阪神淡路大震災を伝えるもの。平成7年(1995年)1月17日午前5時46分に発生。死者行方不明者を含めて6400人以上の尊い命が奪われました。あれから30年になります。改めて歴史から学ぶこと、自分事として受け止め、対応を怠らないようにしたいと思います。あのときから「ライフライン」という言葉が広く使われるようになりました。

 本校では、本日11時からの香取市シェイクアウト訓練(一斉防災訓練)に参加し、地震時に身を守る安全行動の1-2-3(①まず低く②頭を守り③動かない)を実施しました。30年前の震災を風化させないためにも、安全安心な学校づくりを進めて参ります。

 2年生の1時間目は社会地理分野。黒板に調べた内容を記入するなどして、全体で考えをシェアし合いました。1年生は英語。話す(やりとり)の活動として『電話で断る』活動のもと、ペアごとに場面設定をして発表しました。ICTを活用してテレビ電話の想定で実施。短時間での準備でしたが、創意工夫した発表ができました。

 4時間目の2年生は保健体育。傷の手当てや負傷者の搬送方法などを実習をとおして学びました。日常生活の中で、自分自身が自らのけがや負傷した人の力になれるにはまずは知識が大切。その知識が、災害時にも「命」を救い出す、守ることにつながると思います。

 

3連休 地域の魅力発見

 3連休の初日が終わろうとしています。みなさん、お元気ですか。インフルエンザが流行っていますので人混みではマスク着用や手洗いやうがいを忘れないようにしたいですね。受験生のみなさんは体調管理に留意して学習に励んでいるでしょうか。

 さて、3連休中、佐原町並み交流館では、没後100年佐原の絵師、坂本桃渕の世界と題して、作品が展示されています。複製ではなく本物を間近で見る機会はなかなかないもの。動物画や山水画をはじめ、大衆の絵師として、佐原の山車も描いています。提灯(ちょうちん)製作を生業(なりわい)としながら生涯描き続けた桃渕の作品を見てみるのも学びの一つ。日々持ち歩いていた下書帳(縦10cmあまり、横4cmほど)に描かれた数々の絵は生き生きとしたタッチかつ精密です。また、坂本家は今も提灯を作り続け、山車会館で桃渕の血を継ぐ人たちの提灯を見ることができます。地域の魅力を知る絶好の機会です。

 なお、桃渕の辞世の句は観福寺の坂本家の墓地に句碑が建てられており、読むことができます。

 「提灯のわざをつとめし 心より 世にくらきこと なくてすぎぬる」

 世界が桃渕の提灯の明かりで照らされ、暗いことが続かず明るく平和であってほしいと願うばかりです。そしてそのためにも、学び続けることが大切ではないでしょうか。みんなの賑わい交流拠点KOMPASでは「Books Meeting」が本日限定で開催されていました。これは香取市地域おこし協力隊の方によって企画運営されたもの。ネット通販で便利になった今だからこそ、本を手に取って表装を眺め、中をちょっと読んでみる。そんな機会が大事なのではないでしょうか。本を持ち寄ってシェアし合う新たな本との出会い。届け人との出会い、そんな人とのつながり、かかわりが行われていました。

 本校でも読書の充実、本との出会いを大事にしながら、知的好奇心を広げる学びを展開していきたいと考えています。