日誌

香取中日誌

校内研究会

 6月21日(金)今日は予報より早めに雨が降り出し、気象庁は関東地方も梅雨入りしたとみられると発表しました。梅雨の季節の到来です。落ち着いた中で学びを深める時期でもありますね。

 今日は北総教育事務所と教育委員会から8名のお客様をお招きして校内研究会を行いました。生徒のみなさんの頑張りを見ていただく機会であり、職員にとっては、さらによりよい授業改善を推しはかっていくきっかけの場でもありました。※:画像は一部の授業のみとなっていますことご了承ください。

香取学習2 食と健康コース

 食と健康コースは先週、栄養教諭の先生からフランス料理について、給食の献立や一般のレストランで提供されるものなどを学びました。今回は各自タブレットを使ってフランス料理を調査。ガレット、ポワレにムニエル、カヌレにマカロンなどいろいろ調べてワークシートに記録。そして、先週に収穫した香取中産の梅を栄養教諭の先生がグラニュー糖で煮詰め、コースのみんなで梅シロップ漬けをいただきました。まずは原液で味見、その後炭酸水と氷で割って飲んでみました。梅が完熟しており、まるであんずのような香り。身近な食材を使った試みの第1弾でした。

 

香取学習2 和太鼓コース

 和太鼓コースは体育館で練習。昨年履修した生徒や担当の先生から指導を受け、叩き方を実地で学んでいきます。しっかり叩けているときは太鼓からずしりといい音が出てきます。汗をかきかき練習に励むみなさん。楽器演奏とは言え、まるでトレーニングをしているかのように体力を使います。一番人気の和太鼓コース。熱中症に気を付けながらこれから夏に向けて練習を頑張ってください。

香取学習2 茶道コース

 茶道コースは今日から直接お茶の先生からのご指導。表千家の先生をお二人講師にお迎えしての初回。薄茶をいただく作法を学び、実際に「のの字」に茶筅(ちゃせん)をまわし、薄茶をつくりいただきました。その前にお茶席では和菓子がつきもの。お饅頭をいただき大満足。木曜の午後、お抹茶と和菓子でほっこりとした時間を過ごした茶道コースのみなさん。今後はお茶席での所作やお手前について詳しく学んでいく予定です。

香取学習2 雅楽コース

 雅楽コースは今日から香取神宮で神官の方から直接指導を受けます。市のバスをチャーターし、いざ香取神宮へ。社務所の一室でまずは神官の方と雅楽コースのみなさんの自己紹介、その後雅楽の歴史、楽器について説明を受けました。そして、神官の方から実際に目の前で『越天楽」の模範演奏。笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)の音が部屋いっぱいに雅に響き渡りました。その後、3つの楽器ごとに神官の方からのご指導。楽器の出し方や置き方、手入れの仕方など楽器の扱いの基礎を学び、これから演奏していく『越天楽』を神官の方の拍子に合わせ歌っていく、「唄歌(しょうが)」の練習を行いました。

 ちなみに篳篥の練習会場は由緒ある「天皇の勅使」の方が香取神宮にお越しの際に使われる部屋。2年後の式年神幸祭の際には実際に勅使の方が使われるそうです。そんな厳かな雰囲気の中で雅楽の世界にどっぷりつかった2時間でした。