日誌

香取中日誌

アートワークショップ第3弾

 10月28日(火)のお昼休みに、図書室1階閲覧スペースでアートワークショップ第3弾を行いました。今回は牛乳パックを折り紙でデコレーション。1,2年生昇降口の階段が殺風景なため、生徒のみなさんの手作り作品で飾られたらと思いワークショップを開催。牛乳パックの側面を好きな色の折り紙で貼付け、その後は参加した生徒のみなさんの感性に委ねた飾りをつけて完成します。明日も引き続きお昼休みに開催予定です。

秋空のもと

 10月28日(火)みなさんお元気ですか。朝の日差しは気持ちのよいもの。AIなど高度情報化社会に生きる私たちですが、身体や心は天気や天候に大きく左右される生き物でもありますね。校舎や教室内のひかりが温かく感じます。

 さて、今日の香取中。3年生は国語。紀行文 松尾芭蕉のおくのほそ道を自由進度学習で学んでいます。今日は個人やグループで、「月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。」で始まる序文と立石寺(りゅうしゃくじ)、平泉の部分を音読や暗唱を行い、内容理解に努めました。立石寺で詠んだ句は「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」。平泉では「夏草や 兵どものが 夢の跡」でした。

 2年生の教室廊下側掲示版には、秋や冬を表す季語がたくさんリストアップされています。そのリストから推しの季語にはシールが貼られています。「秋のかわいい季語」では『三日月』や『林檎(りんご)』、冬のかっこいい季語では、『時雨(しぐれ)』や『神楽(かぐら)』『冬銀河』、『荒神祓(こうじんばらい)』、冬のかわいい・おしゃれな季語では『白狐(しろぎつね)』や『ホットレモン』、『雪菜』が多くの票を集めています。

 4時間目は1,2年合同体育。今日はソフトボール。野球場を使って、実際にゲームを楽しみました。

今日の香取中

 10月27日(月)みなさんお元気ですか。久しぶりの日差し。先週の冷え込みに比べて、今日はおだやかな陽気でした。さて、今日の5時間目。3年生は先週の合唱発表会・香取学習成果発表会の振り返り、2年生、1年生は定期テストに向けて学習計画を立てました。見通しをもって準備を進めていきたいです。

県中学生ソフトテニス新人大会女子個人戦

 ご報告が遅くなりました。先週の土曜日、10月18日に千葉県総合スポーツセンター庭球場を会場に県新人大会個人戦が開催されました。郡市新人戦で優勝を果たした本校2年生ペアが出場。2回戦(対大栄みらい学園)、3回戦(対八日市場一中)と危なげなく順調に勝ち上がり、4回戦は市原支部の国分寺台西中との対戦。2-3のファイナルゲームで惜しくも敗れ、5回戦進出とはなりませんでした。県大会で4回戦まで勝ち上がる実力をつけてきた2年生ペア。さらなる高みを目指して努力し続けてくれることを祈っています。

 

ランチdeアート・ワークショップ第2弾

 10月24日(金)お昼休みに図書室1階スペースで、アートでおしゃべりタイムの2回目を開催。先週に引き続きのリピータさんもいれば、今回初めての生徒さんも入り、アットホームの中でアートを囲んでおしゃべりをしました。今回も前回同様に指人形パペットをアバターにして自由な雰囲気の中、「正解はないよ。それぞれの人が感じた分だけ答えがあるんだよね」というベースでたくさんの発見や感想が出てきて、大変すてきな時間となりました。

 今回扱った作品の一つは校長室前に飾ってある手ぬぐい(タペストリー)。「これ何に見える?」の問いかけに「梅干し!」「りんご!」といった声。秋にちなんで干し柿にも見えるかも。続いては3年昇降口踊り場に掲示してあった「目の健康ポスター」。「なんでこのポスターを見て目だって言えるのかな?」の投げかけに「マルに点があるから」とかえってきました。私たちは「〇」や「・」を見て『目』だって感じるんですね。すかさず、参加者の皆さんが指に付けているパペットを見てもらうと、それぞれのパペットにも『目はテン』でした。3番目は3年昇降口前に貼ってある元永定正さんの絵を紹介。「この絵の中に何か見える?」の呼びかけに、絵を指さしながら「ペンギンが見える」「ゾウが見える」と答えてくれました。いろいろなものが人によって見えることに驚きつつ、次はオーストラリアの先住民のアボリジニの方によって描かれたアート作品を鑑賞。この時点ですでに参加した生徒の皆さんの目は凝視状態。最後は北佐原地区出身の水彩画家の大崎善生(おおさきよしお)さんの2枚の絵を見てもらい、「どっちが好き?と投げかけました。すでに絵をよーく見る感覚ができており、なぜその絵が「いいな」と思ったのか、自分のことばで伝えてくれました。土の色、空の色、雲の形、それぞれの人の視点からその絵の素敵なところを語ってくれました。一人で見ていては感じられなかったことを、いろいろ教えてもらえた時間。

 たった15分足らずでしたが、満ち足りたアートを楽しむ空間がそこにありました。今回はこのワークショップを見に地域から来てくださった方もいらっしゃいました。今回の画像はその方に撮っていただいたものです。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 さて、次回はどんなアートが登場するかお楽しみにしてください。

 なお、千葉市では千葉国際芸術祭2025が11/24まで、旭市では「あさひの芸術祭(あさげー)2025」が11/9まで開催中。千葉市や旭市を散策しながらアートを楽しめるイベントが行われています。地元香取市では、10/31-11/3まで市民文化祭(佐原会場)がコンパスで開催されます。本校生徒の書写や絵画、文化部の生徒のみなさんの作品も展示される予定です。

〇千葉国際芸術祭 ⇒ https://artstriennale.city.chiba.jp/

〇あさひの芸術祭 ⇒ https://asahinogeijyutsusa4.wixsite.com/home

〇香取市民文化祭 ⇒ https://www.city.katori.lg.jp/culture_sport/shogaigakushu/sanka/bunka.html

今回扱った作品

・注染てぬぐい 江戸文様 丸つなぎ

・本校養護教諭作成「目の健康」ポスター

・元永定正「いろ いきてる!」2006  SOMPO美術館蔵(著作権上画像は紹介できませんことご了承ください)

・Johnny Warrangkula Tjupurrula 「Old Man's Story」1972 Papunya Tula  ART OF THE WESTERN DESERT

・大崎善生「盛夏」個人蔵

・大崎善生「夕焼」個人蔵