日誌

香取中日誌

東部地区バレーボール大会

 6月28日(土)今日も真夏日が続きます。本校バレーボール部は新島中と合同チームとして東部地区バレーボール大会に出場しました。会場は県立銚子高校。海風のせいか少し涼やかでしたが会場の体育館は熱気で包まれました。初戦は干潟中が対戦相手。サーブやレシーブ、ブロックも決まり互角に戦うも残念ながら勝利にならず。2試合目は野栄中。チームとして連携が深まり2-1で競り勝ちました。郡市大会に向けてさらに合同チームの絆を深め健闘してくれることを祈っています。遠路応援に駆けつけていただいた保護者のみなさま、ありがとうございました。※画像は大会の一部のみです。御了承ください。

 

3年生が大活躍!

 6月27日(金)午後からは香取市内小中学校の英語の先生、ALTの先生方をお迎えして3年生の英語授業を公開しました。ご覧いただいた人数はその数およそ30名。ひとつの教室の左・右・後ろに参観者がいる中、3年生のみなさんは緊張感を味方にしっかり授業に臨むことができました。

 3年生はこれまでの授業でバスケットボールの歴史について学びました。冬場寒い時期に外でスポーツができないため、1891年アメリカ・マサチューセッツ州のある体育教師によって発明されたのがバスケットボール。そこで今回の学習課題はより多くの人が楽しめるスポーツ大会を提案するために、すでにあるスポーツにルールを改善すること、そしてそのネーミングを提案すること。生徒は前の時間にペアで改善案やネーミングを検討。今日はクラスのメンバーや参観している先生方にその改善案を自分のことばでわかりやく紹介することが目的。発表会場を2会場に分け、3グループでプレゼン。メモを見ながらジェスチャーもつけて説明を行いました。周りに多くの見学者がいたことでプレゼン発表やコメントも緊張したことでしょう。言葉は使って覚えるもの。相手に伝えて初めてコミュニケーションが成り立ちます。恐れずこわばらずひるまず自分の言葉を英語で伝えて行く積み重ねを大事にしていきましょう。英語のことわざで「Practice makes perfect.」というものがあります。学んだ知識を『生きた知識』に変えるには、使ってみること、相手に伝えてみることです。きっと相手もキャッチボールのように返してくれるはずです。今回のじゅごゆで言うとプレゼン後の聞き手の反応です。これらのプロセスをとおして、私たちは学んだことが成果として実感できた!という思いがもてるはずです。

 また、授業後は会場を移して研究協議。授業者からの振り返りのあと、参加者によるグループ協議。その後、全体でこれらの協議の内容を全体でシェア。本校の英語の取組や今回の授業について参観された先生方、香取市教育委員会の指導主事の先生におかれましては貴重なご意見、ご助言をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。そしてこの公開授業で力を発揮してくれた3年生のみなさん、大活躍でした!また、授業者の3名の先生方にも感謝申し上げます。

かとらぼノート 2サイクル目突入!

 6月27日(金)暑さが続いています。みなさんお元気ですか。今日の香取中、毎週金曜日は「かとらぼノート」の日。今日から2サイクル目に入り理科。まずは先週行った「かとらぼノート」の振り返り。先週生徒のみなさんが書き留めた振り返りをプリントでシェアしました。かとらぼノートは読む力、書く力、考える力、持続力などいろいろな力が身につきます。各学年から出てきた書くコツを一部ここで紹介します。

<1年>

・小さい声で書く文を読む。

・書く前に文章をyンで覚えている。

・言葉や文のかたまりなどを意識した学習をしていきたい。

・見て、覚える文字数を増やした。

・文章を見ながら書くのではなくて、文章を覚えて書くことができた。

<2年>

・机の上をきれいにする。

・消しゴムをできるだけ使わないようにする。

・漢字などで間違わないように黙読するときにその漢字をじっくりと見る。

・文を暗記しながら書く。(一文一文覚えて書く)

<3年>

・教科書は見やすい位置に置いておく。

・シャーペンはすごくこだわっている。

・読むときに、一文の長さを確認、覚えてから書くようにしている。

・文字のかたまり、言葉の区切りを意識して書いている。

 1年生から3年生まで、どの学年のみなさんからも共通して出ている意見は「一定量の文字(まとまり)を瞬間的に覚えておく」力。この力のことを『ワーキングメモリ―』と言います。はやく、見やすく、より多くの文字を書くために自分なりの工夫を見つけてほしいと思います。そうすれば、授業で先生が大切なことを話したときに、一旦脳に記憶させ、さっとノートにメモを取ったり、大人になった時に大事な会議で聞きもらす記録することにつながります。(パソコンやスマホへの入力になっても、必ず一度読んだり聞いたりしてアウトプットするというプロセスは変わりません。)私たちは記憶して記録しているのかもしれません。機械的にAIさんに記録させても、私たちは記憶には残らないかもしれません。そして記憶だけしても忘れてしまうので何も残らないかもしれません。「見る」「聞く」と「書く(入力する)」をセットにするといいのかもしれませんね。

 

地域コミュニティを深めて

 6月26日(木)今朝は久しぶりのまとまった雨。梅雨らしい朝を迎えました。いい塩梅の雨の降り方であれば人にも自然にもやさしいですね。

 さて今日の香取中。4時間目は教育実習の先生の精錬授業。2年生の社会(地理分野)単元は九州地方。「九州の観光にはどのような魅力があるだろうか」が今回の学習課題。生徒たちは九州への旅行プラン作りをとおして九州の火山が温泉やそのつくりあげた景観などに生かされ観光に利用されていることを学びました。社会科職員でたくさんの時間をかけ話し合いながらつくりあげた授業。アンケートのランキング結果や実習生の先生が撮影した写真に盛り上がり、自然と本時の課題に関心が湧いた2年生。教育実習の先生と生徒のみなさんのがんばりが素敵でした。

 午後からは地域コミュニティを深める時間。午後からも多くのお客様にお越しいただきました。まずは学校運営協議会の委員のみなさま。今日は第1回学校運営協議会。校長より学校の基本方針を説明し、委員のみなさまに承認をいただきました。また、さまざま学校へのご意見等もいただき、委員のみなさまとよりよい学校運営に向けて熟議することができましたこと感謝申し上げます。同時に本日は佐原地区にある日本語学校の校長先生、留学生、引率の先生をお迎えしての交流会。学校運営協議会、留学生のみなさまをご案内し、本校の特色ある教育活動である香取学習2(和太鼓、茶道、食と健康、雅楽)の活動の様子をご覧いただきました。雅楽については活動場所が香取神宮のため、お客様には先週の活動の様子の画像と昨年の奉納演奏の動画を視聴いただきました。本校の生徒が太鼓の叩き方を教えたり一緒に叩いたりと熱気ムンムンの和太鼓コース。本日は栗源地区の和太鼓グループ「響」さんから5名の方がいらっしゃり熱心にご指導いただきました。茶道コースは茶巾のたたみ方、絞り方を表千家の先生にご指導いただきました。本日留学生も見学に来られることを先週お伝えしていたところ、講師の先生はお着物をお召しになってお越しいただきました。留学生にとっても貴重な機会であったと思います。お礼申し上げます。茶巾絞りに苦戦しながらその所作を学んだ生徒。最後はかんたんな英語で留学生に茶道を説明したり質問したりと穏やかな時間が流れました。食と健康コースでは、全校に朝食にかかわるアンケートをとり、その結果から各班に分かれて朝食メニューを考えました。留学生のみなさんとのコミュニケーションで一番多く取れたのが食と健康。好きな朝食メニューや料理について尋ねたり、好きなアニメなどを紹介し合ったりと和気藹々の雰囲気。もっとお話ししたい!そんな濃密な時間でした。

 本校では今後も地域在住の留学生のみなさんと交流を続けていく予定です。次回は9月。そして香取学習成果発表会の日は日本語学校の多くの学生さんが来校される予定です。草の根国際交流を続けていきたいと思います。

1,2年生の授業から

 6月25日(水)大雨が心配されましたが、学校周辺は曇り空。他県などでは豪雨で被害も出ているところもあるようです。天候の回復を祈るばかりです。天候がいい塩梅(あんばい)になってくれることは難しいのでしょうか。異常気象から私たちは環境について考えたり、防災について理解を深めたりと関心のタネをみつけることができるかもしれません。

 さて、今日の香取中は1,2年生の授業を紹介します。3,4時間目は1,2年生の合同体育。今日から3回にわたり水泳の授業です。水の郷小さんのご厚意により、今年度もプールをお借りしての水泳教室。多くの生徒が水の郷小卒業生ですからなつかしく感じたことでしょう。蒸し暑い中、プールは快適だったことでしょう。Summer has come!と一足はやい夏を満喫?

 午後からは1年生は技術。かんなの使い方を動画で確認した後、実際に本たての材料にかんなをかけました。かんなをかける経験は技術の授業でなければなかなかないこと。先生の話をよく聞き真剣に取り組みました。一方、2年生はお隣の家庭科室でポケットづくり。まずは練習用布を使ってまつり縫いなどの縫い方を学びました。