日誌

香取中日誌

津宮地区防災訓練実施

 12月8日(日)午前9時から11時まで、本校体育館を会場に津宮地区の防災訓練が開催されました。参加者は津宮地区住民の方々、市役所職員、消防団のみなさんを含め140人以上にも及び、津宮地区のみなさんの防災意識の高さを強く感じました。そして香取市内在住の本校職員もお手伝いさせていただきました。

 冒頭では津宮地区防災担当の方が津宮周辺のハザードマップをスライドで説明。利根川の氾濫等で浸水した場合、津宮地区の各所ではどの程度の被害があるのかを画像で確認しました。また、香取市役所の防災担当職員のみなさんから、マイタイムライン作成の説明を受け、短時間でしたが、台風等で避難する場合の避難準備から避難行動までの動きをシートを使って参加者それぞれが作成しました。

 後半は、会場に展示された仮設トイレや簡易ベッド、プライバシーに配慮したテントなどを実際に目で見て触って確かめました。訓練後は地域防災関係者と学校職員、市職員の方々と避難所開設時の安全確認や防災無線の応答方法なども確認しました。

 今後を担う子ども達にも、ぜひ今回の防災訓練でのお話や避難所内の防災設備を体験させ、他人事ではなく自分事として防災意識を高めること、また、自分の命は自分で守るという「自助」や地域に暮らす子ども達が地域で生きていくための「共助」の姿勢を身に付けていってもらいたいと考えました。

防災訓練準備

 12月7日(土)午後から、津宮地区防災訓練の会場準備を行いました。明日12月8日(日)午前に開催します。スライドでは、利根川が氾濫して浸水したらどの程度の浸水になるのかを見える化しており、リアルにその怖さと避難の仕方を知らなければと思いました。また、簡易トイレやプライバシーに配慮したファミリールームテントや簡易ベッド、非常食など、展示をしています。お手伝いをしながら、またひとつ地域の方とつながることができた時間でした。本校生徒にもぜひ別の機会に防災について聞いてもらいたいと思いました。


 

花 花 話

 12月7日(土)、みなさん、お元気ですか? 本日の午前中、草刈部のボランティアとして保護者の方などがお越しになり、冬に向けて校庭の植栽を行いました。お花はパンジーが48株、葉ボタンが5株、サクラソウが10株。駐車場側フェンスにパンジー。体育館脇花壇に、パンジーに葉ボタン、サクラソウを植えました。土をいじっていると、日陰の土の冷たさ、ひなたの土のあたたかさを感じながら、冬に向けて、そしてその先の春の姿も想像しながらの植え込みは楽しい物ですね。そして花ばかりでなく、おしゃべりの華にもあふれ、本校があったかいキモチで支えられていることを感じます。お花も人も、虫も、生きとし生けるものは、みんなこの地球では同じ住民だということもうなづける時間となりました。来週から全校三者面談。ぜひ、花壇や駐車場の植栽を見て、こころおだやかになってください。いつでも草刈部ではボランティアを募集しておりますし、花いっぱい活動へのご支援もよろしくお願いします。

 

伝え合うきもち

 12月6日(金)今朝の冷え込みが厳しかったですね。朝の冷え込みがますます強まりそうです。乾燥もしていますから、みなさん風邪などにお気を付けください。

 さて、今日の香取中。2時間目の2年生は体育。柔道着を身につけて初の授業。日本の武道を授業で学ぶ貴重な時間でもあります。生徒は後ろ受け身と横受け身を入念に練習しました。説明を聞いて頭で理解してもなかなか身体に伝わらず苦戦している生徒達もおり、個別に回りながら身体の使い方、手の払いなど細かく伝えながら練習を重ねました。普段の生活や体育の授業での動きとは異なるので、けがに気をつけて指導して参ります。

 1年生は国語。1枚写真をとおして、どんなことを想像できるか一人一人が言葉に表していきました。考えを伝え合う中で自分が気づかなかったことに気づく時間となりました。 

 3年生も国語。俳句を読み自分のイメージを「見る化」する活動。今日はワークシートに自分のイメージをイラストにしました。一つの俳句から、生徒それぞれ分の解釈があることがイラストを見たり、おしゃべりする中で伝わってきます。友達のイラストを見ながら、その俳句の解釈の違いに気づく3年生。次回の授業では、そのワークシートを使って、クラスで自分の解釈をシェアし合います。

 ちなみに3年生は俳句の授業の前に和歌(万葉集、古今和歌集、新古今和歌集)を学んでいます。和歌を味わう中で、その詠まれた時代の感覚や考えなどと変わらないこと、変わったことについて考えを深めていました。感性や紡ぎ出す言葉は果たして今の自分たちはどうなのか?と考える生徒もいました。

変わったこと ほんの一例

・遠くに住んでいる人のことを考えること

・人の心は変わらない。変わったのは常に社会

・昔の人は自然に対して思いがたくさんあるけれど、今の人はSNSなどの機械的なもの視点をおいていることがあるなと思った。

・身分の違いを感じさせるものが多かった。恋の歌は特に「好きだけど、いけない」みたいなものが多いように感じた。現代との大きな違いとも言えると思った。

・昔の人は、現代の人が当たり前に見ている情景に様々な気持ちを照らし合わせて考えていて、そこに感動や興奮を覚えている。

・現代の人は自分が興味あるものや目で見て興奮するもの以外はあまり深く考えない傾向があると思う。

変わらないこと ほんの一例

・平和に生きたいという願いは変わらない。

・人々と関わり合って生きること

・人を思いやる心、愛する心、自然に突き動かされる心

・大切な物や人を思う気持ち。でも他人をうらやむ気持ちや嫉妬する気持ちも変わらないのかも。

・美しい自然を楽しむこと

・これきれいだな、エモいなという感じ方は同じ。すごう共感できることが多かった!

・人が生きていく本質的な”キモチ”は昔と今、環境が変わっても変わらず、人間も捨てたもんじゃないと思った。

 あらためて3年生の感性の豊かさ、言葉にあらわすセンスの良さ、深く考える姿勢、これらに驚かされ、3年生のこどもたちを誇りに思う気持ちがさらに強くなりました。また、その感性を生かす授業を展開している授業者にも感謝の気持ちでいっぱいです。香取中はそんな豊かなこころをもったこどもたちを、感性を大切に育む学校づくりを大事にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

模様替え

 12月5日(木)お昼休み、ボランティアの生徒のみなさんで香取中では模様替えをしました。場所は階段や図書館1階閲覧スペースです。香取中では素敵な1階図書館スペースを使って毎年12月にトークイベントを開催しています。そこで、今年もボランティアの生徒のみなさんにお願いしてクリスマスの飾り付けをしています。今日では終わらず明日もお昼に行う予定です。そのデコレーションはまた明日紹介します。

 今年は恒例のトークイベント(絵本「おれはティラノサウルスだ」他)に加えて、12日(木)には音楽の先生のピアノ演奏によるクリスマスコンサートを予定しています。また、今年は図書委員のみなさんによるイベントも企画中です。ぜひ、お楽しみにしてください。

 なお、保護者の方でご覧になりたい方は、事前に学校へお問い合わせください。