文字
背景
行間
職員あいさつ
秋の遠足に行ってきました!
○ 公共の乗り物を利用したり、学年に応じた距離を歩き通したりすることで、体力や精神力を養うとともに、集団活動の場として規律ある行動をとることにより、自律性や道徳的な実践力を高める。
○ 秋の自然に親しむことで情操を豊かにするとともに、見学を通して見聞を深めることができる。
私は、6年生の引率で、国立歴史民俗博物館に行きました。およそ7kmを歩きました。電車に乗ったり、佐倉の武家屋敷通りを歩いたり、城址公園の紅葉間近のいちょう並木を歩いたりして、“歴博”に到着しました。
担当の先生による説明のあと、グループごとに館内を見学しました。どの子も展示物や解説を熱心に見たり読んだりして、プリントに書き込んでいました。また、体験コーナーでも熱心に取り組む姿が見られました。
この遠足では、実行委員を中心に、以下の4つのめあてを立てました。
① 秋の自然や歴史に親しもう!
② マナーを守ろう!
③ 友達と仲良く、協力して活動しよう!
④ 体力と精神力を高めよう!
いずれの場面でも、佐原小学校の6年生ということを常に頭の片隅に置いた自覚と責任感が感じられ、4つのめあてをしっかりと守ることができました。「さすが6年生!」と頼もしく感じました。
この経験が、今後の学校生活に生かせるよう職員一同がんばってまいります。
【電車内は行きも帰りも満員状態でした】
【武家屋敷通りやいちょう並木を歩きました】
【約2.5キロ、高低差約25mを歩いて、歴博に着きました】
【説明を受けた後、グループごとに見学開始です】
【楽しみながら、体験活動もしました】
【一番のたのしみは、何といっても弁当です】
立冬を迎えて
暦の上では、7日(月)が「立冬」でした。立冬とは、1年を24に分けた「二十四節気」の19番目にあたる季節のことで、その意味は、「冬の気配を感じる日」とされています。しかし、この時期は現実にはまだまだ紅葉が美しい季節で、冬というよりは秋という印象が強いものです。その一方で木枯らしが吹いたり、北海道からは初雪の便りが届いたりなど、確実に冬が近付く季節であるともいえます。
子どもたちの服装も冬の装いになってきています。登校の様子を見ていると、ポケットに手を入れて背中を丸めて登校している子どもがちらほら見られます。一方で、短パンや短いスカートで「風の子だなぁ。強いなぁ!」と思わせる子どももいます。学校では、「寒いときにポケットに手を入れたり、袖の中に手を入れたりして歩かないで、手袋をする(転んだときに手をつけなくて危険)。」という指導をしています。また、寒さに負けない気持ちで、大きな声であいさつすることも指導しています。家庭でも声掛けをお願いします。
学校周辺の道路がきれいに整備され、横断歩道やゾーン30、車道外側線、前方に横断歩道ありのマーク(ひし形マーク)が新しくなりましたが、まだまだ30km以上で走行している車も見かけます。
子どもたちは、交通ルールを守って登校していますが、横浜や八街、神戸等で登校中の児童が交通事故に巻き込まれています。いずれの場合も車の過失が原因です。学校でも登下校の際に気を付けるよう指導していますが、これから寒さが一層強まる時期でもあり、安全確認が不十分になりがちです。家庭でも発達段階に応じた注意喚起をよろしくお願いします。
【子どもたちの登校の様子】
【子ども防犯協力員・PTA1年部による登校指導の様子】
音楽の秋、スポーツの秋、子どもたちの充実の秋!
3日(木)、佐原文化会館を会場に、第8回香取市民文化祭音楽会が開催されました。合唱部が参加して、「ともだちだから」、「きみは友だちずっと友だち」、「星の大地に」、「かねがなる」、「明日へつなぐもの」、「ふるさと」の6曲を披露しました。練習の成果を発揮して一段とレベルアップしたきれいな歌声に、会場から大きな拍手をいただきました。どの子も満足そうな笑顔で、充実した音楽会になりました。
また、6日(日)には、笹川小学校を会場に、第26回香取地区スポレク中央祭が開催されました。小学生ヘルスバレーボールの部に、佐原地区の予選を勝ち抜いたAチームの6年生9名が参加しました。多古町を除く6チームが参加し、2勝3敗で第4位でした。楽しみながら、そして、友情を深め、他地区のチームとも交流することができて、有意義なものとなりました。
【香取市民文化祭音楽会】
【スポレク中央祭】
全校朝会での一言感想を紹介します!
2日(水)の記事で、「読書感想文で優秀賞を受賞した3名が大人顔負けの語彙力と表現力で感想を述べてくれた。」ことを紹介しました。この3名の感想を紹介します。
<香取地区読書感想文コンクール>
○ 低学年の部
・2年生女子 「ひみつのきもちぎんこう」を読んで
いろいろな登場人物が同じ銀行に行っていたところがおもしろかったので、みなさんもぜひ読んでみてください。
○ 中学年の部
・4年生女子 「大切な命」
私が読んだ本は、「二日月」という本です。私のお気に入りは、第2章の「いい子じゃない」というところです。主人公の杏が、「妹ばかり…」と思うのと、私が、「弟ばかり…」思うのが同じで、杏を自分に置き換えて読んでみると、つらくて涙が止まらなくなりました。感動する本なので、みなさんもぜひ読んでみてください。
○ 高学年の部
・6年生男子 「生きぬくこと」
「ここで土になる」がこの夏、僕が読んだ本の題名です。ダムの建設によって、集落がなくなり、そして、建設が中止になったことで、ふるさとの風景が一変してしまった茂さん老夫婦のドキュメンタリーです。どんな状況でもしなやかに生き続ける2人の姿に、僕は感銘を受けました。この本と出合ったことで、「現状を受け入れたうえで、自分のできることを精一杯進もう」と考えました。
秋の読書週間は、10月27日から11月9日までです。今年の標語は、「いざ、読書。」3人のすばらしい感想に触発されて、読書がいっそう楽しくなることを願っています。
全校朝会 ~ 新たに一言感想を加えました ~
1日(火)に、11月の全校朝会を実施しました。あいにくの雨で、校内放送による全校朝会となりました。
今回から、新たな試みとして賞状を授与された児童が全校の前で一言感想を話すようにしました。
標語(人権、健康づくり)、読書感想文、音楽会、ミニバスケットボール、スポレク等々、多くの受賞児童がいました。どの児童も、自分の言葉でしっかりと思いを伝えることができました。特に、読書感想文で優秀賞を受賞した3名は大人顔負けの語彙力と表現力で感想を述べてくれました。
私からは、パワーポイントを使用して、「コンセントの秘密」の話をしました。
ふだん見慣れているコンセントですが、実は、左側の穴のほうが大きいこと、それがアースの役目をしていることなどを伝えました。コンセントのように、ふだん何気なく使っていても、あまりじっくり見ていないものがたくさんあります。そして、それらの中には、ふだん気がつかないような工夫がたくさん隠されています。
これからは、「どうしてだろう。」「なぜだろう。」という目で、いろいろなものを見てみようと話しました。多くのミニ博士、ミニ研究者が誕生することを願っています。
~
2年2組で、かけ算の学習をしていた児童が、「テレビのリモコンは右側の数字が3の倍数になっていることや、真ん中の5のところに突起がある」ことに気づいたそうです。そして、全校朝会での話と結び付けて考えることができたとの報告を受けました。うれしい限りです。
校長 小川 泰求
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【数値】.pdf
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【記述】.pdf
千葉県・千葉市公立学校教員採用サイト「千の葉の先生になる」開設
千葉県内の公立学校で働く現役の4名の先生方がインタビューに答え、現場からの声を届けます。