職員あいさつ

立冬を迎えて

 暦の上では、7日(月)が「立冬」でした。立冬とは、1年を24に分けた「二十四節気」の19番目にあたる季節のことで、その意味は、「冬の気配を感じる日」とされています。しかし、この時期は現実にはまだまだ紅葉が美しい季節で、冬というよりは秋という印象が強いものです。その一方で木枯らしが吹いたり、北海道からは初雪の便りが届いたりなど、確実に冬が近付く季節であるともいえます。

 子どもたちの服装も冬の装いになってきています。登校の様子を見ていると、ポケットに手を入れて背中を丸めて登校している子どもがちらほら見られます。一方で、短パンや短いスカートで「風の子だなぁ。強いなぁ!」と思わせる子どももいます。学校では、「寒いときにポケットに手を入れたり、袖の中に手を入れたりして歩かないで、手袋をする(転んだときに手をつけなくて危険)。」という指導をしています。また、寒さに負けない気持ちで、大きな声であいさつすることも指導しています。家庭でも声掛けをお願いします。

 学校周辺の道路がきれいに整備され、横断歩道やゾーン30、車道外側線、前方に横断歩道ありのマーク(ひし形マーク)が新しくなりましたが、まだまだ30km以上で走行している車も見かけます。

子どもたちは、交通ルールを守って登校していますが、横浜や八街、神戸等で登校中の児童が交通事故に巻き込まれています。いずれの場合も車の過失が原因です。学校でも登下校の際に気を付けるよう指導していますが、これから寒さが一層強まる時期でもあり、安全確認が不十分になりがちです。家庭でも発達段階に応じた注意喚起をよろしくお願いします。

校長 小川 泰求



【子どもたちの登校の様子】
 
【子ども防犯協力員・PTA1年部による登校指導の様子】