職員あいさつ

全校朝会での一言感想を紹介します!

2日(水)の記事で、「読書感想文で優秀賞を受賞した3名が大人顔負けの語彙力と表現力で感想を述べてくれた。」ことを紹介しました。この3名の感想を紹介します。

 <香取地区読書感想文コンクール>

  低学年の部

・2年生女子 「ひみつのきもちぎんこう」を読んで

  いろいろな登場人物が同じ銀行に行っていたところがおもしろかったので、みなさんもぜひ読んでみてください。 

  中学年の部

・4年生女子 「大切な命」

  私が読んだ本は、「二日月」という本です。私のお気に入りは、第2章の「いい子じゃない」というところです。主人公の杏が、「妹ばかり…」と思うのと、私が、「弟ばかり…」思うのが同じで、杏を自分に置き換えて読んでみると、つらくて涙が止まらなくなりました。感動する本なので、みなさんもぜひ読んでみてください。

 高学年の部

・6年生男子 「生きぬくこと」

  「ここで土になる」がこの夏、僕が読んだ本の題名です。ダムの建設によって、集落がなくなり、そして、建設が中止になったことで、ふるさとの風景が一変してしまった茂さん老夫婦のドキュメンタリーです。どんな状況でもしなやかに生き続ける2人の姿に、僕は感銘を受けました。この本と出合ったことで、「現状を受け入れたうえで、自分のできることを精一杯進もう」と考えました。

 

  秋の読書週間は、10月27日から11月9日までです。今年の標語は、「いざ、読書。」3人のすばらしい感想に触発されて、読書がいっそう楽しくなることを願っています。

 

                                                                                     校長 小川 泰求