文字
背景
行間
香取中日誌
校内研究会
11月6日(木)午後5,6時間目、千葉県教育委員会、北総教育事務所、香取市教育委員会から大勢のお客様をお迎えして、校内研究会を実施しました。
5時間目、1年生は国語。竹取物語について今なお読み継がれる理由を考えました。2年生は道徳。お互いに学び合う姿勢について考えました。3年生は保健体育。環境問題についてグループごとにプレゼンを行い、私たちにできることは何かを考えました。なでしこ学級では「カレーパーティーをひらこう」を学習課題にカレー作りの材料を考え買い物に向けての準備をしました。
6時間目の1年生は英語。オーストラリアの美しいサンゴ礁の一帯、グレートバリアリーフにあるハート形の島の特徴を読み取りました。2年生は国語。徒然草からちょっと残念な人々として、6つの章段を読み比べをしました。3年生は理科。化学変化とイオンの単元からダニエル電池の原理についてグループごとに考えました。
落ち着いた学習環境で、あたたかい雰囲気の中で授業が展開。自分の考えをじっくり考えたり、発表したりと、素敵な時間を多くのお客様に見ていただきました。今後も一人一人にとって最適な学びができるよう授業改善を進めてまいります。
世界を味わおう献立「タイ」編
11月6日(木)みなさんお元気ですか。昨夜はスーパームーンで今年最大級の大きさで満月を見ることができた夜。残念ながら香取地域では曇って観察できませんでした。秋の夜長、空を見上げるのもいいものですよね。
さて、今日の給食は「世界を味わおう献立『タイ』」編です。ごはんに、丸オムレツ、ガパオライスの具を加えて、タイで人気の家庭料理「ガパオライス」の完成。肉や野菜をバジルと一緒に炒め、ナンプラーで味付けした具で、気分はタイ旅行。ちなみに「ガパオライス」の『ガパオ」とはバジルのこと。タイ現地では鶏肉や牛肉、お魚などさまざまなガパオライスがあるそうです。エスニックスープと一緒に食べれば、タイの屋台でお昼を食べている感じになります?ね。
อร่อยมาก(アロイマー)今日もおいしくいただきました!
今日の香取中
11月5日(水)みなさんお元気ですか。3年生は今日も定期テスト。理科と社会に取り組んでいます。進路決定に向けて大切なテスト。毎日の授業の成果が発揮できるよう祈っています。
2年生は徒然草。いろいろなパターンの随筆を読んでいます。1年生は英語。教科書で大切な単語を1分間読み上げトライアルでペアで確認。ゲーム感覚で学んだ単語を復習できるといいですね。今回の教科書単元のトピックがオーストラリア。担当の先生が実際に留学で経験したことを写真をとおして説明してくれました。日本と季節は違うんですね。オーストラリアは南半球だから、クリスマスが冬ではなくて夏!ってこともクラスで確認しました。3時間目の3年生は体育。定期テストが終わり、気分をリフレッシュさせ、グラウンドでソフトボール。グループに分かれて打撃練習や守備練習を行いました。
今日の香取中
11月4日(火)3連休明け、みなさんお元気ですか。今朝は気温が1桁台。秋を飛び越して冬のような寒さ。風邪引かないようにしてくださいね。
さて、今日の香取中。3年生は定期テスト初日。英語、数学、国語にチャレンジ。明日は理科、社会。お昼休みの図書室1階は、たくさんの1年生が集まり、牛乳パックアートにチャレンジしたり、囲碁盤で五目並べ。オリジナリティあふれる作品が仕上がってきています。完成品は1,2年生昇降口の階段手すりなどに飾る予定です。ちょっと殺風景だった空間に明るさが増すと思います。
6時間目の3年生は社会。各自で学んだことの振り返り。ワークを解く生徒もいれば、タブレットで学習内容の理解度をチェックする生徒もおり、自分のペースで学びました。1年生は国語。草野心平の詩「河童と蛙」をペアで発表。リズミカルで身体が自然と動き出す詩。みんなでそれぞれのペアの「河童と蛙」の魅力を味わいました。
学校クラスコンサートを振り返って
11月3日(祝)みなさんお元気ですか。3連休の最終日、いかがお過ごしですか。香取中学校では10月23日(木)文化庁主催による「学校における文化芸術鑑賞・体験推進事業」(芸術家の派遣)、ピティナさま協力のもと、ピアニストの松岡美絵さま、オーボエ奏者の最上峰行さまをお迎えして学校クラスコンサートを開催しました。公演されたピアニストの松岡さまから、今回のコンサートを振り返ってメッセージをいただきましたのでご紹介いたします。一部修正。
紅葉に彩られた木々を、大きな窓から眺める音楽室。その素晴らしい秋の景色に包まれながら、コンサートは最高の環境の中で幕を開けました。
まずは『あすか』のテーマ曲でご挨拶。私にとっても最上さんにとっても思い出深いこの1曲は、音楽をこよなく愛する田畑校長先生からのリクエストでした。
揃ってご挨拶をしたあと、ピアノソロで『ドビュッシー:アラベスク』を演奏しました。フランス印象派を代表する作曲家ドビュッシー―…音で絵を描くように作曲された時代…と、話をしながら、ふと窓の外に目を向けると、まるで音楽に寄り添うように色とりどりの木々が広がっていました。
ピアノについてのお話しは、普段なかなか内部を見ることのない楽器なので、みんなに近くまで集まってもらい、弦の長さや振動を実際に観察してもらいました。
続いて、『ドビュッシー:アラベスク』と次に演奏した『ショパン:幻想即興曲』に共通する【左右の異なるリズム】について、最小公倍数を使ってわかりやすく説明。その後は、全員で楽しくリズムワークに挑戦しました。
『ショパン:幻想即興曲』の演奏では、生徒の皆さんがその複雑なリズムを目と耳でしっかりと捉えて聴いてくれました。その瞬間、私と生徒さん、そしてショパン——作曲家・演奏者・聴衆が一本の集中の糸でつながったように感じました。
オーボエのコーナーでは、楽器紹介のあと、『ガブリエルのオーボエ』を取り上げ、最上さんと一緒にブレス(息づかい)の実験を行いました。結果はもちろん、最上さんの大・大・大勝利!
どこまでも続く息の長さに、子どもたちは驚きの表情。まるで人間離れした技術を、目の前で体感することができました。
プログラムの最後は『ドニゼッティ:オーボエ・ソナタ』。
イタリアの作曲家らしく、オペラのような歌心と、ワクワクする速いパッセージが魅力の一曲で、オーボエの美しさが存分に引き出されました。
そしてアンコールでは、会場全員で『校歌』を歌い、温かい余韻の中でコンサートを締めくくりました。香取中学校の生徒さんは、全員が心をひとつにして、この時間を過ごしてくれました。
ひとえに、日頃からの学校の取り組み、学ぶ姿勢の力だと…私達も驚きと喜びの連続でした。
『簡単に情報が手に入る時代だからこそ、「生の人間が伝える」ことの大切さを感じます。一生懸命に奏でる姿を見て、感じてほしい。その姿を伝えるためにここに来た——。』
『この時、この瞬間を逃しては二度とない出会い。私たちと一緒に歌い(演奏し)過ごす時間を、心に深く刻んでほしい。』
学校クラスコンサートの醍醐味は、最上さんのこの言葉にすべてが集約されています。私にとってもまさに『一期一会』の、かけがえのない体験となりました。
多大な準備を惜しみなく行動してくださった香取中学校の皆様、PTNA担当者様に心より感謝申し上げます。