日誌

2023年12月の記事一覧

世界を味わおう献立『フィンランド』

 12月20日(水)今日も寒さが続いた一日でしたね。そんな中、給食に温かなスープが登場しました。今日は世界を味わおう献立『フィンランド』。フィンランドは北欧の国。寒さが厳しいフィンランドでは肉や魚を保存する技術が発達しました。ハムもその一つです。サーモンとたらのスープは塩、コショウ、バター、生クリーム、そしてフィンランドでを含む北欧料理に欠かせない「ディル」というハーブで味付けしたスープ、味覚の世界が広がりましたね。そしてお楽しみのケーキも登場。チョコレートケーキでした!明日は今年最後の給食。サフランライスにハッシュドビーフが登場します。

 

くもりぞらを見上げれば

 12月19日(火)どんよりとした曇り空、気温も上がらず寒い一日です。気持ちも天候に左右されがちですが、113年前の今日、日本人が初飛行に成功した日でもあります。ちょうど1年前もホームページで紹介しました。現在の代々木公園から飛び立つこと、飛行時間4分、飛行距離3キロ、時速53km 飛行高度は70m。

 想像しづらいので、香取中を中心に考えると、香取中から直線で飛行して大倉保育所あたり、佐原方面に向かうと、香取市役所を少し越えたあたりが3キロになります。初飛行に成功したのは徳川好敏(よしとし)。清水徳川家第8代当主でもあった方のようです。実はこの5日前、日野熊蔵が初飛行に成功しています。ですが、すぐに着陸したという理由で初飛行とは認められなかったそうです。そんな二人の飛行士を思いながら、どんより空を見上げるのも悪くないかもしれませんね。

 さて、今日の香取中の午前中の授業を紹介します。3年生は英語。3A教室と学習室を使って教科書の音読テストを行いました。各自がタブレットを使って音読を録画。単語や本文の音読をAIが判定します。どこができていないのか瞬時に判定されるので、その場にALTの先生がいなくても練習ができます。「少しくらい発音が悪くても通じればいいじゃないか」という声が聞こえそうですが、相手の立場に立ってみると、少しでも聴きやすい発音の方が、相手にとっても負担がなく、考えを受け取りやすいですよね。

 2年生は技術。学んだことのまとめとして、タブレットを使ってローマ字入力のテスト。誰もが真剣にタブレットに向かい、キーボードを使って文字入力に励んでいました。ICT技術の発達で、パソコンを使いこなすことも大事なスキルの一つ。自分とタブレットをつなぐものが「手」、自分の考えを文字にして入力する「手」。

 1年生は家庭科。過ごしやすい住環境とは何か、さまざまなスライドの資料から考えました。

 

冬休み前最終週がスタート

 12月18日(月)いよいよ学校では冬休み前の最後の1週間がはじまりました。今朝は寒かったですね。みなさんはいかがでしたか。登校する子供たちからは「手袋していても寒かったです!」という声が聞こえたり、ウィンドブレーカーのフードをかぶって耳をおおったりと、冬らしい寒さがやってきました。

 今日の香取中、2時間目の1年生の英語の後半では、クラスを2つに分かれて、ワークなどで基礎固めをするグループと、タブレットを使って発展的な課題に取り組むグループと、自由に選択して学ぶ場面もありました。本校は各学年に学習室や「新世代学習空間」と呼ばれるオープンスペースが完備しています。恵まれた学習環境を生かした授業を今後も進めていきたいと思います。

 日差しが出れば暖かな陽気。昼休みは外でサッカーやバレーをする子供たち等もいて、元気な声がグラウンドにこだましていました。体を動かすとリフレッシュできますね。

 そして、5時間目、3年生は私立高校受験に備えて面接練習。学年の先生に加えて、他の学年主任、教務主任の先生、教頭先生、校長先生も面接官になり、本番さながらの雰囲気で面接練習。これまでの練習の成果が発揮されていました。志望理由や将来の夢、高校で頑張ってみたいことなどをはじめ、想定外の質問「あなたを動物(家電製品)に例えると何ですか、その理由も含めて端的に答えてください。」に対しても、自分の特徴や個性、特性を生かして応答することができていました。その臨機応変な対応、発想の豊かさに驚かされました。

 一方、体育館では1年生がレク大会。バレーボールやドッジボール、ジェスチャーゲームと大盛り上がりの時間となっていました。

2023 Talk Event Part 2

 12月15日(金)12時40分から、図書室1階閲覧スペースを会場に、今年2回目のトークイベントを開催しました。ちなみに第1回は7月7日に、アーノルド・ローベル作「ふたりはともだち (Frog and Toad Are Friends)」。

 今回は、さとう わきこ作絵「あめふり」。

 雨降りが続き、ばばばあちゃんと仲間達は退屈な日々送っています。雲の上に向かって雨が止むよう頼んでも変わりません。止むどころかゴロゴロ雷にピッカーと稲妻まで登場。そこでばばばあちゃんは怒って仲間達とある作戦を開始。それはストーブに薪やいらなくなったものを燃やすこと、そしてその中に、なんと唐辛子やコショウを大量投入!雲の上の雨降らしさん達は「くしゃみ」を繰り返すはめに。そしてとうとう雲はばらばらにちぎれ、泥まみれの雨水の中に真っ逆さまに落ちてしまいます。やっと太陽の日差しがばばばあちゃんたちに訪れます。一方、雨降らしさんたちはばばばあちゃんの家に泊まりながら、雲の洗濯をはじめ、ばばばあちゃんたちは、その様子を見ながら、やっと庭でくつろぐことができました。

 今回もALTの先生、英語科の先生とともに3人で、会場に集まったたくさんの生徒の皆さん達とともにストーリーテリングを展開しました。前回同様、学区の水の郷小学校、香取小学校にもオンラインで配信しました。前回や、昨年以上にたくさん聴きに来てくれてありがとうございました!きっと会場に集まった生徒の皆さんは、ある英単語を忘れないでしょうね。

 それは「カチュー (kerchoo)」。香取中の略:香中(かちゅう)と思いきや、「カチュー」は英語で「ハクション!」だったという事実を知ったことでしょうね?! 気温が乱高下してますから風邪をひかないようにしてください。

 次回はDr. Seussの「How the Grinch Stole Christmas! (いじわるグリンチのクリスマス)」を取り上げます。お楽しみに!

食育スペシャル授業

 12月15日(金)、4時間目の1年生は保健室の先生、給食センターの先生と担任の先生がコラボしたスペシャル授業「食育」。題材は「食事に対する感謝の気持ち」

 まずは、給食センター紹介DVDを視聴し、多くの人の力で給食が出来ていることを知りました。また、食事マナーは食事を準備した方への感謝の心を表したり、一緒に食べる人がお互いに気持ちよく食べたりするためのルールであることも理解しました。その後、家から持ってきたMYお箸(はし)で、正しい使い方を学びました。

 授業終わりの感想では、多くの生徒が異物混入を避けるために給食センターでは、複数の目で複数回点検しているなど衛生管理を徹底していることを学んだことを書いていました。他に、「これからは苦手な給食も必ず1口は食べようと思いました。」「食事をするということは、当たり前ではなく、素晴らしいことという思いを込めて、これから食事をしていきたいです。」「食だけではなく、食に携わっている全ての人への感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。」などなどたくさんのことを学んだスペシャル授業でした。