日誌

くもりぞらを見上げれば

 12月19日(火)どんよりとした曇り空、気温も上がらず寒い一日です。気持ちも天候に左右されがちですが、113年前の今日、日本人が初飛行に成功した日でもあります。ちょうど1年前もホームページで紹介しました。現在の代々木公園から飛び立つこと、飛行時間4分、飛行距離3キロ、時速53km 飛行高度は70m。

 想像しづらいので、香取中を中心に考えると、香取中から直線で飛行して大倉保育所あたり、佐原方面に向かうと、香取市役所を少し越えたあたりが3キロになります。初飛行に成功したのは徳川好敏(よしとし)。清水徳川家第8代当主でもあった方のようです。実はこの5日前、日野熊蔵が初飛行に成功しています。ですが、すぐに着陸したという理由で初飛行とは認められなかったそうです。そんな二人の飛行士を思いながら、どんより空を見上げるのも悪くないかもしれませんね。

 さて、今日の香取中の午前中の授業を紹介します。3年生は英語。3A教室と学習室を使って教科書の音読テストを行いました。各自がタブレットを使って音読を録画。単語や本文の音読をAIが判定します。どこができていないのか瞬時に判定されるので、その場にALTの先生がいなくても練習ができます。「少しくらい発音が悪くても通じればいいじゃないか」という声が聞こえそうですが、相手の立場に立ってみると、少しでも聴きやすい発音の方が、相手にとっても負担がなく、考えを受け取りやすいですよね。

 2年生は技術。学んだことのまとめとして、タブレットを使ってローマ字入力のテスト。誰もが真剣にタブレットに向かい、キーボードを使って文字入力に励んでいました。ICT技術の発達で、パソコンを使いこなすことも大事なスキルの一つ。自分とタブレットをつなぐものが「手」、自分の考えを文字にして入力する「手」。

 1年生は家庭科。過ごしやすい住環境とは何か、さまざまなスライドの資料から考えました。