日誌

2023年11月の記事一覧

寒かった1日

 11月15日(水)今日は最高気温が14度しか上がらず寒い1日となりました。そんな寒い日は身体が縮こまってしまいがちですが、こんなエピソードを。

 1時間目に半袖クォーターパンツで体育館に向かう1年生が廊下で楽しそうにクイズを友だちに出していました。気になって授業後にそのクイズを聞いてみるとこんなクイズでした。

 トムとサムが南極で戦いました。勝ったのはどっち?  

 みなさんは即答できましたか? 解答はこの記事の最後に載せておきますね。

 さて、その愉快な1年生のみなさんの2時間目は数学、作図が課題でした。コンパスを上手に使いこなすのは意外と難しいものですね。鉛筆の部分の長さを調整しながら、すっと円を引けるよう練習をしました。そのコンパスで作図された1年生のノートはまるで万華鏡にようです。そして、円と円が交わる交点を線で結んでいくと、なんと正六角形が完成。正六角形の辺の長さが等しいのはなぜか?の問いに、答えをこの作図から見いだしていました。そういえば、正六角形の辺は、作図した円の半径にあたることが作図から見えてきます。そして、この六角形の角度を求めるために、補助線を引いていくと三角形が出現。作図の中から答えを導き出していく。角度の導き方をたずねると、1つではない、ということが友だちの意見を聞きながら分かり、とても知的好奇心がわくわくする授業でした。ところで作図された正六角形をずっと見ていたら、ハチの巣やサッカーゴールの網の形を思い出しました。数学の世界は、実は自然や生活とつながっているんですね。

 2年生の4時間目は国語。担任の先生の授業です。今日の題材は内田樹さんの『学ぶ力』。タブレットに提示された課題を解くために、教科書からキーワードを探し出していました。この課題はクリアするには、しっかり教科書を読み込んでいかねばなりません。目は教科書とタブレットを往復。みな真剣に課題にチャレンジしていました。

 3年生のみなさんは今日から三者面談。中学卒業後の進路を、学校と家庭が連携して考えていく時間です。そして、その先の未来を見据えていきたいと考えています。それは将来へのビジョンと置き換えることができるかもしれません。3年生のみなさんにとっては自分自身に向き合う大切な時間。あせらず一緒に考えていきたいと思っています。面接会場の廊下には、3年生のみなさんが当時1年生だったときに、その時に3年生からもらった受験アドバイスが置かれていました。しっかりバトンをつないでいきたいですね。

 さて、最後はクイズの答えです。実は答えははじめに出しています。それは『タイトル』をご覧ください。今日は1日、日差しもなく寒かったですね。本当に『寒かった』! 答えは『サム勝った』でした。余計に寒くなりましたか。心も身体もあったまる夕飯を召し上がってください。

 では、また明日!

 

生活に根ざした授業

 11月14日(火)3,4時間目は2年生が技術。1年生が家庭科です。

 2年生は、「クラスの血液型調査をしよう!」を課題に、パソコンの表計算ソフトにチャレンジしました。呪文のような数式や関数との出会い。これから使えると便利な表計算ソフト。今日扱った関数は足し算 =sum(  :  )。まずは使って慣れていけば、きっと役立つことが多いはずです。自力や友だちに教えてもらいながらマスターしていく姿、たのもしく感じました。

 一方、1年生は調理実習。先週のプチ実習で予告済みの「さけのムニエル」にチャレンジ。さけに火を通しながら、崩れないように身をひっくり返すのが大変でした。香り付けに食洋酒でフランベも体験。付け合わせの野菜炒めも作ってきれいに盛り付け。フライパンさばきがシェフのような生徒の皆さんも多く、みんなでおいしくいただきました。是非、家でも作って、自分の料理レパートリーを増やして、おいしい食卓にしてくださいね。

 1年生にとってはおいしいもの続きです。今日の給食はポークカレー!久々のヨーグルト和えが登場。天候不順で給食にしばらく使われていなかった「にんじん」も復活。今日は市内全ての小中学校が同じ献立です。栄養教諭の先生の説明によると、使用されたにんじんは5000人分で、総量は150kgだそうです。(1本250gだとすると、600本くらい)それでも今日は少ない量とのこと。食感がカレーもヨーグルト和えも柔らかいため、固めの食感を出すためにデザートはあえて固めの豆が選ばれたそうです。栄養、彩り、そして食感など、さまざまに考えられた献立なんですね。1年生の給食後の食缶の画像を担任の先生に見せていただきましたが、残飯がほぼなし。食べる子は育つ!!今日もおいしくいただきました!

香中検定数学強化週間

 今週は全学年で数学の計算問題を解く力をレベルアップする強化週間です。朝の時間や学級の時間を使って計算問題に取り組んでいます。解けた時の充実感、達成感をもつこと、頑張っただけ成果がでる体験をぜひ一人一人に持ってもらいたいと思い、先生方もサポート全開です。また、2年生の教室では、タブレットで日本ジュニア数学オリンピック(通称 数オリ)の問題にチャレンジしている人もいれば、3年生は黒板を使って入試問題に臨んでいる人もいます。

 一方、外では2年生男子が体育でソフトテニスを、女子が体育館でバスケットボールを学んでいました。頭も体も使えばおなかも減ります。寒くなってきましたので、栄養と十分な睡眠をとって11月を乗り切りたいですね。

 

白子カップ・ソフトテニス大会

 11月11日(土)に、白子カップ・ソフトテニス大会に出場してきました。この大会は、夏の茂原オープン大会で3位に入賞したので招待された大会です。

 2年生の部に2ペア、1年生の部に1ペアが出場。一人一人が精一杯のプレーをして力を発揮しましたが、2年生の部・1年生の部ともに5位入賞まであと一歩のところで光中に敗れてしまいました。光中には、春の県団体選手権でも敗れており、何とか勝利をと考えていましたが、経験の差が出てしまいました。

 次の市民杯やU13予選では、この経験が生かせるように取り組んでいきたいと思います。

ホストファミリー交流イベント

 11月11日(土)佐原町並み交流館で午後1時30分から、香取市市民協働課、香取市国際交流協会の方々の企画で「ホストファミリーイベント2023」が開催されました。コロナ以前は、海外の方々を家庭に受け入れて交流する事業を行っていたとのことですが、現在はまだ難しい状況にあります。ですが、今後の状況を踏まえて実施できるベースづくりのために、このような交流イベントが開催されたようでした。

 このイベントで、光栄にも本校が1月にサイパンの学校とオンラインで国際交流を行ったことを説明する機会を得ました。参加された方々は、海外に駐在した経験のある方、海外の子ども達を支援されている方、語学に堪能な方、海外でワーキングホリデーをしていた方など実に多彩な方々ばかり。そのような経験豊かな方との交流はまさに刺激的であり、本校の取組を情報発信できるチャンスでもありました。また、本校がオンラインで交流した際に通訳としてサポートいただいた国際交流員の方からも話を伺うことができ、「コミュニティ」をもつことの大切さを実感しました。