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2016年11月の記事一覧
他校の若手教員が本校で研修しました!
28日(月)、今年度教員になった2名の先生方が6年1組に研修にきました。これは、千葉県の「教職ライフステージ研修」に従い、初任者研修(1年目)対象者が他校での一日研修、フォローアップ研修(2,3年目)対象者が異校種または社会奉仕または自然体験等から選択して研修を行うものです。
本校へは高校から1名、中学校から2名、近隣小学校から5名の計8名が研修にきました。本日が最終の受け入れ日です。わずか一日の研修ですが、多くのことを学び、明日の千葉県教育を支える教員として大きく成長してほしいと思います。
ふるさとフェスタさわら2016
27日(日)、小雨が降る寒い中、市民交流と地域産品PRをテーマに、農業団体・商工団体等が出店して、『ふるさとフェスタさわら2016』が開催されました。主な内容は、「食の文化祭&商工業振興祭」、「小江戸さわら元気市」、「正しい消費生活展」、「子ども会まつり」等で、会場いっぱいにさまざまな催しが繰り広げられました。
オープニングで、「食&ふるさと発見!」ポスターコンクールの表彰式があり、本校からは、特別賞を受賞した4名が表彰されました。
『明日へきらめけ佐原小文化発表会』として、9時30分から吹奏楽部、9時55分から合唱部、10時20分から郷土芸能部が、本年度最後の演奏を披露しました。どの部も今までの活動の集大成として、練習の成果を十分発揮して、会場から大きな拍手をいただきました。
【「食&ふるさと発見!」ポスターコンクール表彰式】
【表彰された作品】
【吹奏楽部、合唱部、郷土芸能部による演奏】
寒さ到来、特別教室にストーブ設置
24日(木)、真冬並みの寒気が流れ込み、千葉県内でも広い範囲で雪が降りました。香取市では降雪はありませんでしたが、千葉市では2センチの積雪があり、11月の積雪は1966年(昭和41年)の観測開始から初めてのことだそうです。
東京でも11月に雪が降るのは54年ぶりで、積雪は1875年(明治8年)の統計開始以降初めてとのことです。
今朝は、昨日の影響で路面凍結の恐れがあり、部活動を中止とし、安全に気を付けて登校するよう全家庭に注意喚起のメールを送信しました。朝夕の冷え込みは、日に日に厳しさを増してきているように思います。
本日、特別教室にストーブを設置しました。一昨年までは各教室でもストーブを使用していましたが、昨年9月にエアコンが設置されたため、現在は第二理科室や図工室、図書室等でストーブを使用します。6年生と担当職員で設置しました。6年生が協力し合いながら、特別教室にストーブを運んでくれました。学校のために働く6年生の姿を下級生の子どもたちは、しっかりと見ています。こうして、佐原小学校よきの伝統が受け継がれていきます。
「先生、いつから使うの?」とつぶやく声が聞かれました。「来週に試しだきをして、12月1日からだよ」と返答すると「え~っ」と残念そうな声が・・・。それでもストーブにあたる仕草をして楽しんでいる様子がほほえましく感じられました。
学校保健委員会を開催しました!
24日(木)、学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方、PTA本部役員、厚生委員会、学校の担当者で構成する学校保健委員会を開催しました。
体と心の教育は、学校だけのものではなく、生活の場である家庭、そして、地域社会が常に協力し合って取り組んでいかなければならない問題です。
また、年々多様化、深刻化する健康問題への対応には、必要な知識や技能をもった専門家の助言が大きな力になります。本校では、学校保健委員会を、学校、家庭、地域社会、さらに、専門家の連携を図るための中核的な組織ととらえ、ともに考え、問題を解決する方法についてアイデアを出し合いながら、子どもたちの健全な成長をサポートしていくものととらえています。
本日の学校保健委員会では、「佐小っ子の健康課題の解決に向けて」と題して、各種健康診断の結果やアンケートによる生活習慣の現状から見えてくる課題について話し合いました。おもに、以下のようなことが話題となりました。
○ 運動器検診について
○ 未処置歯、治療率、歯磨きについて
○ 県平均と比較して肥満度が高い状況にあることについて
○ 「早寝・早起き・朝ごはん」特に就寝時刻について
○ 食生活の改善について
保護者の方から、日ごろの生活習慣で気にかかることを出していただき、それについて、学校医、学校歯科医の先生方から、ていねいな回答をいただきました。
限られた時間ではありましたが、有意義な話し合いができました。今後、成果を確認し、「佐小っ子の心と体の健全育成」に向けて、学校・家庭・地域社会が協力し合っていけるような方向性を探っていきたいと思います。
一日参観 音楽集会編「ふるさと佐原」の種まき!
香取市佐原文化会館を会場に行われた本校4~6年生による音楽集会は、多くの保護者の皆様から子どもたちへの温かい声援をいただき、ありがとうございました。
この音楽集会は、音楽の学習発表の場であると同時に、各学年の協力性や思いやりを育む大切な機会と捉えています。音楽が得意な子、苦手な子、様々な個性をもった子どもたちがこの日のために心を一つにして取り組み、今日のステージ発表を迎えることができました。
この音楽集会で、合唱を通じて仲間のよさを認め合い、お互いに高め合い、励まし合い、協力し合って一つのハーモニーをつくりだすことができました。多くの学年・学級で仲間同士の絆が深まり、感動体験を共有できたことに意義を感じます。
また、合唱部の発表では、日ごろの練習の成果を遺憾なく発揮して、「友だちだから」と「ふるさと」の2曲を美しい歌声で披露してくれました。
今日、ここにいる子どもたちが、5年経ち、10年経ち、そして、父になり、母になったときに、今日のこの音楽集会を、この歌を、そして、一緒にがんばった友達を、母校を、ふるさと佐原を思い出してくれたなら、本日の音楽集会に向けた教育の種まきも大きな意味をもつものと思います。
○ 音楽集会実行委員長の話
今日は、皆さんが楽しみにしていた音楽会です。今までの練習の成果を発揮して、すてきな歌声を披露してください。6年生は、小学校生活最後の音楽集会です。心をこめて、6年間で一番の歌声をひびかせてください。今日の音楽集会は、いろいろな合唱曲を聴くよい機会です。それぞれの曲のよさや学級のよさを感じとりながら聴いてください。 それでは、音楽集会がすてきな集会となるよう、皆さん、がんばりましょう。 |
【4年】
【5年】
【6年】
【合唱部】
各学年の団結力、パワーが炸裂! 6年部、見事に優勝!
昨年度優勝した旧6年部(現中学1年部)から、新しい優勝杯を寄贈していただきました。ありがとうございました。各学年とも優勝をめざすという意気込みがいっそう高まったのではないかと思います。
選手宣誓では、途中にリオ五輪の再現を思わせるような6年部の名?迷?演技があり、早くも爆笑の渦。会場は一気に和やかな雰囲気となりました。始球式でも数々の演出が盛り込まれており、私もその一員としてがんばりました。学年部長を中心にした6年部のまとまりやサービス精神の旺盛さ、ノリのよさ等々、素晴らしいと思いました。
今年は接戦が多く、フルセットで勝敗が決する試合が大半でした。そんな中、6年部は前評判どおりの強さを発揮し、3試合をいずれもストレートで勝ち、念願の優勝を果たしました。開会式ではユーモアを、そして、勝負に徹するときには実力を遺憾なく発揮するという抜群のチームワークで見事頂点に立ちました。『おめでとうございます!』
どの学年も、声を掛け合い、最後までボールを追いかけ、選手も応援も一体となってがんばるという熱意は素晴らしいものがありました。一汗かいたあとはお互いの健闘を讃え合い、まさに、この大会の大きな目的である『親睦を深める』ということが達成できたと確信しております。
この大会では、バレーボールを通じて仲間のよさを認め合い、お互いに高め合い、励まし合い、協力し合って、学年の絆はもちろん、佐原小学校PTAとしての一体感をつくりだすことができました。また、多くの方々がこの思いを共有できたことと思います。
最後になりますが、この大会のために、計画から準備、会場設営、運営等々、お骨折りをいただきました成人委員会の委員長並びに委員の皆様に心から御礼申し上げます。皆さん、お疲れ様でした。
【表彰式 団体の部】 【表彰式 優秀選手の部】
【試合結果】
一日参観 子どもも担任も張り切っています! ぜひ参観を!
21日(月)、22日(火)と2日間、一日参観を実施します。今日は、その初日です。
授業はもちろん、朝の読書タイムや給食の準備、清掃活動を熱心に参観してくださった保護者の方々、ありがとうございました。
本日は、日常の授業のほかに、1年生から3年生までの「音楽発表」、香取警察署の方々による「防犯教室(4,5年生)」、人権擁護委員の方々による「人権教室(3,5年生)」を実施しました。
学年が上がるにつれて、参観者の数が少なくなっていくのは、どの学校でも同様の傾向があるようで、本校でもそのような傾向が見られます。子どもたちの発達段階から考えて保護者の参観を望まなかったり、参観者が少ないので教室に入りにくかったり…と、様々なことが考えられますが、本校の教育に信頼を寄せてくださっている証しだともいえると思います。
低学年の子どもたちは、保護者の方が来られるとうれしいようで、後ろをちらちら見たり、いつもより張り切ったり、逆に緊張したりと、保護者の方々をすごく意識している様子が随所に見られました。
保護者の方々は、音楽発表の時間の参観が一番多かったようです。発表を聴き、お子様の成長を目の当たりにすることができたのではないでしょうか? 発表当日の姿はもちろん、そこに至るまでの過程、努力の姿を、家庭での話題にしていただけたらと思います。
運動会でおいしい弁当をつくって子どもを精一杯応援している姿同様、授業参観でも子どもたちを背中から愛情こめて応援している姿が、とてもほほえましく感じました。
パワーアップマラソン、がんばっています!
今日のパワーアップマラソンは、16日に試走をした成果が出て、それぞれの目標が明確になって、より意欲的に走る子どもたちがたくさん見られました。
先月5日から開始されたパワーアップマラソン、私も可能な限り子どもたちと一緒にグラウンドに出て走っています。
ふだんの運動不足を解消しようとがんばっています。最初は苦しかったのですが、走り続けるとだんだん楽に走れるようになってきました。はじめのうちは辛くても、とにかく少し続けてみることが大切だと改めて感じている次第です。
子どもたちは、とても好意的に見てくれていて、「校長先生、速いね」、「校長先生と競走だ」とうれしい言葉をかけてくれます。なかには、走っている私の顔をのぞき込んで、「校長先生、大丈夫?」とやさしく気遣ってくれる子もいます。喜んでいいやら、悲しんでいいやら…。子どもたちから見ると、必死の形相で走っているので心配なのかもしれません。
これからも、「子どもたちに心配されないで走れる校長」をめざしてがんばります。
【入念に準備体操・整理運動】
【目標達成に向けて】
好天に恵まれ、マラソン大会の試走 大成功!
16日(水)、風がなく、澄み切った空の下、絶好のマラソン日和に恵まれ、第57回
マラソン大会(12月6日実施予定)の試走を実施しました。
前日、本校で香取市教育研究協議会指定の公開研究会を実施したため、早朝からの準備となりました。
グラウンドを1周した後、周辺道路を走り、またグラウンドにもどるコースで実施し、低学年は約800m、中学年は約1300m、高学年は約1800m走ります。大会当日の日程にあわせて、グラウンドへ移動し、準備運動を行った後、8時45分に2年生女子がスタート。11時35分、6年生男子のスタートまで、全日程をほぼ順調に進行することができました。
子どもたちは、10月5日からスタートしたパワーアップマラソンの成果を確かめるべく、全力で走り通しました。高学年では、自己の目標タイムや意気込みを手に書き込んでいる児童もいて、意識の高さを垣間見ることができました。
昨年よりいいタイムがでた子、順位が上がった子、自己のペースで完走した子、大会に備えてペースやコースを再確認した子等々、実りの多い試走となりました。
試走にもかかわらず、親水橋付近で応援してくださいました保護者の皆様、ありがとうございました。子どもたちも大きな励みとなりました。
【応援の態度もりっぱです】
【緊張しながらスタートを待っています】
【練習の成果を発揮してがんばります】
公開研究会(国語、算数、特別支援教育)を実施!
昨日、北総教育事務所から3名の講師をお招きし、香取市教育研究協議会指定の公開研究会を実施しました。授業展開学級は、以下のとおりです。
【国語科】自分の思いや考えを豊かに表現できる子どもの育成
~ 「書くこと」の指導の工夫を通して ~
1年2組「おはなしのつづきをかこう」
4年4組「ぶんたんして図かんを作ろう」
5年3組「多様な情報を読み取り、自分の考えを深めよう」
6年1組「説得力のある文章を書こう」
【算数科】活用力の向上を目指した算数科学習
~ 知識・技能の定着、算数的活動の充実、活用教材の開発 ~
1年1組「ひきざん」
2年3組「かけ算(1)」
3年3組「小数」
5年4組「単位量あたりの大きさ」
【特別支援教育】共生し合える子どもの育成を目指して
~ 一人一人のニーズを踏まえた友達とのかかわりを通して ~
ひまわり教室2「わかりやすく伝えよう」
ことばの教室 「たし算で漢字を作ろう」
国語科では、「書くこと」に視点をあてて、話の続きを書いたり、意見文を書いたりという活動をしました。
算数科では、学級を2つに分けて展開したり、T1、T2で役割を分担したりして、学習活動が主体的になるように工夫しました。
特別支援教育では、コミュニケーションに重点を置き、クイズやゲームを取り入れ、日常生活で人とのかかわりがよりスムーズになるような学習活動を展開しました。
どの学級も、子どもたちが活発に発言しながら、熱心に学習している様子が伝わってきました。
【授業展開】
【全体会】
【分科会・研究協議】
学力向上強化月間を設定しました!
12日(土)、PTA3、4年総務委員によるリサイクル活動を実施しました。
ご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。
さて、千葉県では、11月を学力向上月間として、各教育事務所単位で学力向上交流会を開催しています。27年度は本校を会場として交流会が開催されました。本年度は、1日(火)に銚子市立海上小学校を会場に開催されました。
これを受けて本校では、11月14日(月)から12月16日(金)までを「学力向上強化月間」として、次の点を重点として取り組みたいと思います。
<趣旨・目的>
一人一人の児童に対してきめ細かな指導が必要です。学習への不安を少しでも解消してあげることが、安らぎ感のある「心の居場所となる学級」をつくることになります。それが、“積極的生徒指導”につながり,『学力向上』へ結びつく
と考えます。
<児童> (1) 家庭学習での<10分×学年>の徹底とその質の向上 (2) 学習規律、授業中の学びにふさわしい姿勢づくり <教師> (1) 児童が意欲をもって学習できる授業づくり (2) 児童を受け身にさせないための児童の活動場面が多い授業づくり |
児童に学力を付けさせるためには,やはり「授業」が勝負!
① 児童の学習意欲を高める
② 児童を受け身にさせないための教師の工夫
まずは児童がひたすら聞いて板書をノートに写すだけの授業形態からの脱却
① 児童間の話し合い・教え合い
② 活動場面を入れる等の授業形態の工夫
佐原小学校では、この期間に以上のことを再確認しながら、日々の授業を振り返り、児童の学力向上に努めていきます。
雨の日の登校を考える
低気圧が発達しながら北東に進んでいるため、朝から雨となりました。特に、子どもたちの登校時に激しく降りました。
雨の日に、旧第3校舎前で子ども防犯協力員の方々と子どもたちの登校を迎えるとき、様々な思いで立っています。遠い道のりを、傘をさして長靴を履いて、小さな体で歩いてくる子がいます。合羽を着ている子もいます。そんな子どもたちに、「おはようございます。」という朝のあいさつに加えて、「よくがんばって歩いてきたね。」と声を掛けます。
雨の日は、保護者の送迎が特に多いように感じます。もちろん、体調不良や諸事情によってやむを得ない場合は当然あります。雨の日は洋服が濡れてしまうのではないか、傘をさして歩くと前が見えにくく交通事情も悪いので事故が心配だ、かぜをひいてしまうのではないか等々、心配の種は尽きないことと思います。保護者としては当然の心配です。
しかし、雨の日の歩き方や傘のさし方も体験することによって身につきます。子どもたちが教室で学んだ知識は、成功や失敗の体験を通して、本物の知恵となって、生きる力が備わっていきます。先回りした心配が、実は子どもの貴重な育ちの場を奪ってしまってはいないかという視点も大切にしたいと思います。
雨の中、しっかりと歩いてきている子どももたくさんいます、子どもたちは、思っている以上にたくましいものです。困難を乗り越えるということからも、「雨だから、いつもより気をつけていってらっしゃい。」と笑顔で送り出していただけたらと思います。
雨の中がんばって歩いてきている子もたくさんいるので、正門に横付けするのはやめていただくとともに、登校中の子どもたちの安全には十分注意をお願いします。
秋の遠足に行ってきました!
○ 公共の乗り物を利用したり、学年に応じた距離を歩き通したりすることで、体力や精神力を養うとともに、集団活動の場として規律ある行動をとることにより、自律性や道徳的な実践力を高める。
○ 秋の自然に親しむことで情操を豊かにするとともに、見学を通して見聞を深めることができる。
私は、6年生の引率で、国立歴史民俗博物館に行きました。およそ7kmを歩きました。電車に乗ったり、佐倉の武家屋敷通りを歩いたり、城址公園の紅葉間近のいちょう並木を歩いたりして、“歴博”に到着しました。
担当の先生による説明のあと、グループごとに館内を見学しました。どの子も展示物や解説を熱心に見たり読んだりして、プリントに書き込んでいました。また、体験コーナーでも熱心に取り組む姿が見られました。
この遠足では、実行委員を中心に、以下の4つのめあてを立てました。
① 秋の自然や歴史に親しもう!
② マナーを守ろう!
③ 友達と仲良く、協力して活動しよう!
④ 体力と精神力を高めよう!
いずれの場面でも、佐原小学校の6年生ということを常に頭の片隅に置いた自覚と責任感が感じられ、4つのめあてをしっかりと守ることができました。「さすが6年生!」と頼もしく感じました。
この経験が、今後の学校生活に生かせるよう職員一同がんばってまいります。
【電車内は行きも帰りも満員状態でした】
【武家屋敷通りやいちょう並木を歩きました】
【約2.5キロ、高低差約25mを歩いて、歴博に着きました】
【説明を受けた後、グループごとに見学開始です】
【楽しみながら、体験活動もしました】
【一番のたのしみは、何といっても弁当です】
立冬を迎えて
暦の上では、7日(月)が「立冬」でした。立冬とは、1年を24に分けた「二十四節気」の19番目にあたる季節のことで、その意味は、「冬の気配を感じる日」とされています。しかし、この時期は現実にはまだまだ紅葉が美しい季節で、冬というよりは秋という印象が強いものです。その一方で木枯らしが吹いたり、北海道からは初雪の便りが届いたりなど、確実に冬が近付く季節であるともいえます。
子どもたちの服装も冬の装いになってきています。登校の様子を見ていると、ポケットに手を入れて背中を丸めて登校している子どもがちらほら見られます。一方で、短パンや短いスカートで「風の子だなぁ。強いなぁ!」と思わせる子どももいます。学校では、「寒いときにポケットに手を入れたり、袖の中に手を入れたりして歩かないで、手袋をする(転んだときに手をつけなくて危険)。」という指導をしています。また、寒さに負けない気持ちで、大きな声であいさつすることも指導しています。家庭でも声掛けをお願いします。
学校周辺の道路がきれいに整備され、横断歩道やゾーン30、車道外側線、前方に横断歩道ありのマーク(ひし形マーク)が新しくなりましたが、まだまだ30km以上で走行している車も見かけます。
子どもたちは、交通ルールを守って登校していますが、横浜や八街、神戸等で登校中の児童が交通事故に巻き込まれています。いずれの場合も車の過失が原因です。学校でも登下校の際に気を付けるよう指導していますが、これから寒さが一層強まる時期でもあり、安全確認が不十分になりがちです。家庭でも発達段階に応じた注意喚起をよろしくお願いします。
【子どもたちの登校の様子】
【子ども防犯協力員・PTA1年部による登校指導の様子】
音楽の秋、スポーツの秋、子どもたちの充実の秋!
3日(木)、佐原文化会館を会場に、第8回香取市民文化祭音楽会が開催されました。合唱部が参加して、「ともだちだから」、「きみは友だちずっと友だち」、「星の大地に」、「かねがなる」、「明日へつなぐもの」、「ふるさと」の6曲を披露しました。練習の成果を発揮して一段とレベルアップしたきれいな歌声に、会場から大きな拍手をいただきました。どの子も満足そうな笑顔で、充実した音楽会になりました。
また、6日(日)には、笹川小学校を会場に、第26回香取地区スポレク中央祭が開催されました。小学生ヘルスバレーボールの部に、佐原地区の予選を勝ち抜いたAチームの6年生9名が参加しました。多古町を除く6チームが参加し、2勝3敗で第4位でした。楽しみながら、そして、友情を深め、他地区のチームとも交流することができて、有意義なものとなりました。
【香取市民文化祭音楽会】
【スポレク中央祭】
全校朝会での一言感想を紹介します!
2日(水)の記事で、「読書感想文で優秀賞を受賞した3名が大人顔負けの語彙力と表現力で感想を述べてくれた。」ことを紹介しました。この3名の感想を紹介します。
<香取地区読書感想文コンクール>
○ 低学年の部
・2年生女子 「ひみつのきもちぎんこう」を読んで
いろいろな登場人物が同じ銀行に行っていたところがおもしろかったので、みなさんもぜひ読んでみてください。
○ 中学年の部
・4年生女子 「大切な命」
私が読んだ本は、「二日月」という本です。私のお気に入りは、第2章の「いい子じゃない」というところです。主人公の杏が、「妹ばかり…」と思うのと、私が、「弟ばかり…」思うのが同じで、杏を自分に置き換えて読んでみると、つらくて涙が止まらなくなりました。感動する本なので、みなさんもぜひ読んでみてください。
○ 高学年の部
・6年生男子 「生きぬくこと」
「ここで土になる」がこの夏、僕が読んだ本の題名です。ダムの建設によって、集落がなくなり、そして、建設が中止になったことで、ふるさとの風景が一変してしまった茂さん老夫婦のドキュメンタリーです。どんな状況でもしなやかに生き続ける2人の姿に、僕は感銘を受けました。この本と出合ったことで、「現状を受け入れたうえで、自分のできることを精一杯進もう」と考えました。
秋の読書週間は、10月27日から11月9日までです。今年の標語は、「いざ、読書。」3人のすばらしい感想に触発されて、読書がいっそう楽しくなることを願っています。
全校朝会 ~ 新たに一言感想を加えました ~
1日(火)に、11月の全校朝会を実施しました。あいにくの雨で、校内放送による全校朝会となりました。
今回から、新たな試みとして賞状を授与された児童が全校の前で一言感想を話すようにしました。
標語(人権、健康づくり)、読書感想文、音楽会、ミニバスケットボール、スポレク等々、多くの受賞児童がいました。どの児童も、自分の言葉でしっかりと思いを伝えることができました。特に、読書感想文で優秀賞を受賞した3名は大人顔負けの語彙力と表現力で感想を述べてくれました。
私からは、パワーポイントを使用して、「コンセントの秘密」の話をしました。
ふだん見慣れているコンセントですが、実は、左側の穴のほうが大きいこと、それがアースの役目をしていることなどを伝えました。コンセントのように、ふだん何気なく使っていても、あまりじっくり見ていないものがたくさんあります。そして、それらの中には、ふだん気がつかないような工夫がたくさん隠されています。
これからは、「どうしてだろう。」「なぜだろう。」という目で、いろいろなものを見てみようと話しました。多くのミニ博士、ミニ研究者が誕生することを願っています。
~
2年2組で、かけ算の学習をしていた児童が、「テレビのリモコンは右側の数字が3の倍数になっていることや、真ん中の5のところに突起がある」ことに気づいたそうです。そして、全校朝会での話と結び付けて考えることができたとの報告を受けました。うれしい限りです。
校長 小川 泰求
フォローアップ研修を実施しました!
31日(月)、香取市教育委員会から指導主事を講師にお招きして、2年目・3年目教員を対象としたフォローアップ研修を実施しました。
2校時 … 5年3組(算数)「単位量あたりの大きさ」
3校時 … 3年2組(算数)「はしたの大きさの表し方を考えよう」
4校時 … 講師の先生から授業についての指導
フォローアップ研修は、Ⅰ(2年目)、Ⅱ(3年目)に分かれていて、いずれも初任者研修を修了した教職経験2年目(3年目)の教諭等に対して実施する研修です。大きなねらいは、教師力向上を図るために課題意識をもって主体的な研修をすすめることです。
2名の研修対象教員は、この日のために、熱心に教材研究を重ねました。教員は、日々の授業をいかに充実させるかが大切であり、特に若手教員は喫緊の課題として、授業力の向上が求められています。
この研修を契機に、若手教員の授業力のさらなる向上を目指して、「チーム佐原小」として、全職員でかかわっていきたいと思います。
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【数値】.pdf
◎R6 学校をよくするためのアンケートの結果について【記述】.pdf
千葉県・千葉市公立学校教員採用サイト「千の葉の先生になる」開設
千葉県内の公立学校で働く現役の4名の先生方がインタビューに答え、現場からの声を届けます。