日誌

2022年12月の記事一覧

本校の特色ある取組紹介

 今週は香中EIKEN 英語強化週間です。朝読書の時間の4日間を使って、①月名、曜日名、②身近なもの、スポーツ・趣味、③人・職業、④数字 の4ジャンル80個の単語練習を行い、16日(金)に20問出題されます。個々で工夫しながら書き取り練習を行っています。

 1年音楽では和楽器の単元。郷土の伝統芸能である「佐原囃子」を題材に、「吉野」という曲に取り組んでいました。アルトリコーダーでも吹けるように五線楽譜に書き直されている資料をもとに、佐原囃子を学ぶ授業。子供たちは佐原囃子で使われる楽器を実際に見て、聴いて、手で拍子をとったりして理解したり、本校職員で佐原の大祭にも携わっている1学年主任の先生が、実際に横笛で「吉野」の模範演奏披露されたりするのを聴く貴重な体験もしました。

 

 

 

今朝の香取中

 12月15日(木)昨日と打って変わって、香取の杜の里山は、すっきりと澄み渡った空気が流れ、穏やかです。朝の挨拶のキャッチボールを交わしていると、「おはよう、寒いね。」にかえってきたことばが、「おはようございます。花はすごいですね。こんなに寒いのに咲いています。」でした。挨拶の中に、その人自身の気持ちがことばになってかえってきたことを実感できて、なんだか寒いのに、あたたかい気持ちになりました。そして思わず撮った写真を紹介します。

駅のプラットフォームからの景色

 12月14日(水)掃除の時間に、体育館側の通用門フェンス下に、プランターを飾りました。これらは、昨日12月13日にパンジーとチューリップの球根を清掃時間に生徒たちが植栽したものです。きっとプラットフォームから見る本校香取中の『顔』となる場所かと思います。春になれば、プランターのパンジーの脇から色とりどりのチューリップの花がお目見えしてくる予定です。冬の寒いプラットフォームから、少しでもあったかい気持ちになっていただければうれしいです。

 

 

 

今朝の香取中

 12月14日(水)今朝は今季一番の寒さとなりました。車のフロントガラスが凍っていましたが、いかがでしたか。そんな寒さの中、自転車や徒歩などで生徒たちは登校してきます。頼もしい!の一言に尽きます。挨拶を交わす息も白くなっています。

 社会の授業では、1年生は歴史分野の学習。室町時代のころ、日本は東アジアとどのような交流をしていたかが課題。今日は、「明や朝鮮とどのような貿易をしていたか」を各自で教科書や資料集で調べ、黒板に書き合いながら、クラス全体で共有を図っていました。一方2年生の社会は地理分野。中部、東海地方の特色を各班で分担しタブレット等で各自で調べる学習を行いました。学習形態は違いますが、どの学年も真剣に学習課題に臨んでいました。

 午後の1年体育では、男子がソフトボール、女子がバレーボール。バレーボールではワンバンはOKなど、ルールを変更するなどのを工夫して、誰でも積極的にゲームに参加できるようにしていました。生涯スポーツを見据えて、スポーツを楽しむ心をはぐくむ授業を香取中では行っています。

 

今日の授業から

 本日12月13日は正月事始め。昔は年神様を迎える準備として、お正月に必要な木(門松やお雑煮などを炊く薪)や食材を山へ取りに行ったり、一年の積もり積もった汚れ等を落としたりした日とされてきました。本校でも掃除の時間を使って日々校舎内外をきれいにしていたり、花々の手入れをしているところです。

トークイベント第2弾 クリスマス本 ICT活用

 今週金曜日、12月16日のお昼休みに、先週に引き続き図書室1階閲覧スペースにて、第2弾トークイベントを開催します。今回取り上げる本は、C・V・オールズバーグ作『急行「北極号」』原題( THE POLAR EXPRESS )をお届けします。ALTの先生や英語科の先生がストーリーテリングで、会場に集まったみなさんと共につむぐ物語。ちなみに、2004年にトム・ハンクス出演で映画化もされています。

 今回は、香取中学校の教育活動を知っていただくこともかねて、学区の水の郷小学校、香取小学校ともオンラインでつないで、リアルタイムで小学校のみなさんにも楽しんでいただければと思っています。乞うご期待!

リースの飾り

 ひまわり学級の子供たちと先生で素敵なリースがつくられ、現在、正面玄関や新世代空間4の前などに飾られています。生徒の手による作品でいろいろな場所が飾られています。来校の際は、ぜひご覧ください。

 なお、階段踊り場に見える光とりですが、ステンドガラス風で大好きな場所です。開校当時に勤務されていた方からお聞きしたことですが、このステンドガラス風のデザインは、当時の生徒や先生がたで、カラーシートを貼り付けて完成したそうです。太陽から注ぎ込まれる光が、淡く反映され、すてきな景色を作り出してくれます。リースがとても調和した自慢の風景となっています。

 

小江戸マラソンボランティア

 本日12月11日(日)香取神宮をスタート、ゴールに「小江戸マラソン」が3年ぶりに開催されました。出場者は3500人ほど。私たち学区の香取地区は、今日は熱気で満ちあふれていました。本校からは、陸上競技部が早朝から集合し、お昼過ぎまでボランティアとして大会をサポート。受付で、健康チェックシートを預かったり、参加賞を渡したり。また、レースが始まれば、給水場で、水を配布したりと大忙し。大会運営の方からも「香取中の生徒は、本当によく働いてくれました!」とお褒めの言葉をいただき、とても誇らしく感じました。香取中は地域にも積極的に貢献する学校です。

今日の香取中

 昨晩は美しい満月の夜でした。早朝日の出前、空を見上げると、月がまだ、明るく空を照らしていました。日の出までのバトンタッチ、月は輝き続けるんですね。

 さて、3時間目、1年生は書き初めの練習。教室、新世代空間、学習室の3つの部屋をフル活用して取り組んでいました。墨の香りの中、黙々と練習する姿を見て、香取中の底力を感じました。見ている方もついつい書きたくなってしまうほど。2年生は英語。金曜日はALTの先生との授業。Q&Aシートを使って生徒同士でいろいろと質問し合いながら、「ことば」を使うことをとおして、英語を学んでいました。

 昼休みは今年度初の試み、トークイベント開催。ALTの先生との絵本を使ったストーリーテリング(読み聞かせ)です。今回用意した絵本は、「はらぺこあおむし」でおなじみのエリックカール作「パパ、お月さまとって! Papa,please get the moon for me」。話し手と聞き手が相互に英語で会話を交わしながらストーリーを展開していくストーリーテリング。会場には座布団に座ったり、椅子、畳スペース座ったり、階段、2階からの立ち見とたくさんの生徒、職員が集まりました。香取中はそんな素敵なイベントができる図書室スペースがあり、そんなイベントを楽しむ子供たちが集う場所です。昼休みは「お月様」をとおして、一体感を味わう輝いた時間となりました。来年度入学する小学生のみなさん、お楽しみに!

 

 

学級の時間

 三者面談がスタートして3日目、12月8日(木)午後の学級の時間では、担任の先生に代わって学年主任の先生方が授業を担当!

 3年生は、学年主任の先生が入試の面接練習。面接官になって、受け答えの内容やきめ細かな所作(礼の仕方や目線など)に至るまで丁寧に指導をしました。2年生は、学年主任の先生の指示のもと、高校調べ。生徒は各自タブレットを使って高校のホームページを検索。グループごとにプレゼンソフトで調べたことをまとめていきました。1年生は職業について。学年主任の先生の巧みな話術で、「給料が高くて、仕事内容がハード」VS「給料が安くて、仕事内容が楽(らく)」どちらがよいか、正解のない問いに答える授業。また、職業を選択する決め手は、「給料面」か「仕事のやりがい」かなど、クラスの中でそれぞれの価値観をもつ仲間から多様性を含めて、いろいろと考える時間となりました。

   フランスの哲学者パスカルは彼の著書「パンセ」の中で『人間は考える葦(あし)である。』と記しています。葦は、川辺に細くひゅっと伸びた植物です。彼は「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。しかし、人間は頭を働かせて考えることができる。考えることこそ人間に与えられた偉大な力である。」と書いています。

 「考える」ことを大切にした『人づくり』を香取中では目指していきたいです。