日誌

学級の時間

 三者面談がスタートして3日目、12月8日(木)午後の学級の時間では、担任の先生に代わって学年主任の先生方が授業を担当!

 3年生は、学年主任の先生が入試の面接練習。面接官になって、受け答えの内容やきめ細かな所作(礼の仕方や目線など)に至るまで丁寧に指導をしました。2年生は、学年主任の先生の指示のもと、高校調べ。生徒は各自タブレットを使って高校のホームページを検索。グループごとにプレゼンソフトで調べたことをまとめていきました。1年生は職業について。学年主任の先生の巧みな話術で、「給料が高くて、仕事内容がハード」VS「給料が安くて、仕事内容が楽(らく)」どちらがよいか、正解のない問いに答える授業。また、職業を選択する決め手は、「給料面」か「仕事のやりがい」かなど、クラスの中でそれぞれの価値観をもつ仲間から多様性を含めて、いろいろと考える時間となりました。

   フランスの哲学者パスカルは彼の著書「パンセ」の中で『人間は考える葦(あし)である。』と記しています。葦は、川辺に細くひゅっと伸びた植物です。彼は「人間は自然の中では葦のように弱い存在である。しかし、人間は頭を働かせて考えることができる。考えることこそ人間に与えられた偉大な力である。」と書いています。

 「考える」ことを大切にした『人づくり』を香取中では目指していきたいです。